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第二百五十話
「詳しく話をお聞きしてもよいですか?」
「お前のような餓鬼に話すようなことじゃない」
「はぁ・・・。いいじゃないですか。俺達は貴族の依頼で鉄と銅のインゴットを運んできたんだが品質が悪いっていちゃもんつけられて引き取ってもらえなかったのさ」
「なるほど。なら僕がそのインゴットを引き取りましょうか?」
「そりゃぁ構わないけど変わった餓鬼だな」
食事の会計を済ませクロード達は冒険者組合を訪れていた。
冒険者組合では貸し倉庫のサービスもしておりそこに預けてあるとのことだった。
男達が番号の札を受付に渡すと職員が預かっていた品を運んできてくれる。
「結構な量がありますね。それに品質も特に問題があるようには見えませんけど・・・」
「わざわざ鉱山都市グローリアまで買い付けにいったんだぜ。問題があるわけがないだろ」
「これぐらいの金額でどうでしょうか?」
「俺達は構わないぜ」
「それでは取引成立ですね」
インゴット代を支払い受け取ったインゴットをアイテムボックスにしまい込んでいく。
「この量をどうするのかと思えばアイテムボックス持ちか」
「羨ましい限りだがない物ねだりをしてもな」
「今回は助かったぜ。貸し倉庫もタダじゃないからな」
「いえ。困ったときはお互い様ということで」
男二人と別れて学園への道を進んでいるとクラスメイトが話しかけてくる。
「あの額をポンっと出せるってのはクロードはやっぱりすげーな」
「丁度、仕入れようと思っていましたからタイミングがよかったんですよ」
「そういや魔道具なんかも作ってるんだっけか?」
「えぇ。魔道具の生産で在庫の銅と鉄を結構つかいましたからね」
「先生達の会話を聞いたけど遠距離で話せる魔道具を作ったんだってな」
「学園にもいくつかまわってきてて演習で使うって言ってたぜ」
「演習でですか。確かに何かあったときに会話できれば学園は対応を素早くとることができますね」
学園に到着したクロードはクラスメイトと別れて自分の寮へ帰るのだった。
冒険者の男達に銅と鉄を頼んだ貴族は再度男達に接触するよう使用人を使いに出していた。
「ご当主様が値下げに応じるなら買い取ると仰せです」
「悪いがインゴットなら売れたからもうないぜ」
「あの量が売れたというのですか?」
「最初はいらないって言われて俺達も困ってたが気前よく買い取ってくれた奴がいてな」
「その方のことをお聞きしても?」
「学生服を着てたから学園の生徒だろうな。名前はなんていったけ?」
「はぁ。クロードですよ。恩人の名前ぐらいきちんと覚えておいてくださいよ」
「学園の生徒でクロードというのですね」
使用人はその情報を持って主の元へ戻るのだった。
「お前のような餓鬼に話すようなことじゃない」
「はぁ・・・。いいじゃないですか。俺達は貴族の依頼で鉄と銅のインゴットを運んできたんだが品質が悪いっていちゃもんつけられて引き取ってもらえなかったのさ」
「なるほど。なら僕がそのインゴットを引き取りましょうか?」
「そりゃぁ構わないけど変わった餓鬼だな」
食事の会計を済ませクロード達は冒険者組合を訪れていた。
冒険者組合では貸し倉庫のサービスもしておりそこに預けてあるとのことだった。
男達が番号の札を受付に渡すと職員が預かっていた品を運んできてくれる。
「結構な量がありますね。それに品質も特に問題があるようには見えませんけど・・・」
「わざわざ鉱山都市グローリアまで買い付けにいったんだぜ。問題があるわけがないだろ」
「これぐらいの金額でどうでしょうか?」
「俺達は構わないぜ」
「それでは取引成立ですね」
インゴット代を支払い受け取ったインゴットをアイテムボックスにしまい込んでいく。
「この量をどうするのかと思えばアイテムボックス持ちか」
「羨ましい限りだがない物ねだりをしてもな」
「今回は助かったぜ。貸し倉庫もタダじゃないからな」
「いえ。困ったときはお互い様ということで」
男二人と別れて学園への道を進んでいるとクラスメイトが話しかけてくる。
「あの額をポンっと出せるってのはクロードはやっぱりすげーな」
「丁度、仕入れようと思っていましたからタイミングがよかったんですよ」
「そういや魔道具なんかも作ってるんだっけか?」
「えぇ。魔道具の生産で在庫の銅と鉄を結構つかいましたからね」
「先生達の会話を聞いたけど遠距離で話せる魔道具を作ったんだってな」
「学園にもいくつかまわってきてて演習で使うって言ってたぜ」
「演習でですか。確かに何かあったときに会話できれば学園は対応を素早くとることができますね」
学園に到着したクロードはクラスメイトと別れて自分の寮へ帰るのだった。
冒険者の男達に銅と鉄を頼んだ貴族は再度男達に接触するよう使用人を使いに出していた。
「ご当主様が値下げに応じるなら買い取ると仰せです」
「悪いがインゴットなら売れたからもうないぜ」
「あの量が売れたというのですか?」
「最初はいらないって言われて俺達も困ってたが気前よく買い取ってくれた奴がいてな」
「その方のことをお聞きしても?」
「学生服を着てたから学園の生徒だろうな。名前はなんていったけ?」
「はぁ。クロードですよ。恩人の名前ぐらいきちんと覚えておいてくださいよ」
「学園の生徒でクロードというのですね」
使用人はその情報を持って主の元へ戻るのだった。
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