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第四百七話
クロードは紙を用意して自分の指を切りファフニールが書いた魔法陣を模倣していく。
魔法陣を書き終わりファフニールさんの方を見れば頷いている。
クロードはアイテムボックスからファフニールさんが使った魔石と同等の質のものを並べ中央に水晶を置き魔法陣に魔力を流す。
魔法陣は光りだし魔石から魔力が抜き取られ中央の水晶に吸収されていく。
時間が経つと魔水晶は安定したようで手に取ってみればかなりの魔力を秘めていることがわかる。
「これで儂に教えられることは本当になくなってしまったな」
「ありがとうございました」
「久々に楽しい一時を過ごさせてもらったわい。お礼を言うのはこちらのほうじゃ」
「ミースールに戻られるならお送りしますがどうしますか?」
「ネツァルの奴に飲みに誘われておってな。奴に送ってもらうから大丈夫じゃ」
そういってファフニールさんは鍛冶場を後にする。
クロードはその後、何本かの剣を打ち寮に引き上げるのだった。
ファフニールは鍛冶場を出てネツァルが引きこもっている研究室を訪れた。
「ネツァル。おるか?」
「なんじゃ。ファフニールか。少し待ってくれ」
いつも通り研究にうちこんでいたのだろう。
ネツァルに待たされるのは慣れっこだった。
どれぐらい待たされるかわからないので勝手に茶器を取り出しお茶を入れて待つ。
1時間ほど待たされた頃、ようやっとネツァルが顔を出した。
「お主の少し待ってくれは長いのう」
「すまんすまん。丁度よい所だったからの」
「さてと。街に繰り出して飲みにいくとするか」
「無理を聞いてもらったからな。今日ぐらいは儂が奢ってやろう」
「いったな。それでは遠慮なく飲ましてもらおう」
二人は連れ立って街に繰り出し評判のバーにやってきた。
「いらっしゃいませ。ってファフニール・・・」
「なんじゃ。誰かと思ったらブリュンヒルトじゃないか。こんなところで何をしておるのじゃ?」
「見ての通り接客よ」
「戦乙女が接客のう。変われば変わる物じゃな」
「注文は?」
「お勧めの酒を頼む」
「わかったわ」
ネツァルは黙って成り行きを見守っていたが疑問を口に出す。
「引きこもりのお主の知り合いか?あんな美人と知り合いとはのう」
「そんな、いいもんじゃない。オーディンの配下じゃ」
「オーディンって・・・。主神のオーディンか」
「そのオーディンで合っておる。クロードから神の匂いがしておったがオーディンの配下がいるとなると偶然ではあるまい」
「優秀すぎるとは思っておったが神絡みとはクロードも苦労するのう」
「他人事じゃな」
「弟子とは言え他人事じゃな。儂の研究に邪魔が入らないならそれでいい」
「お主も相変わらずじゃな」
二人の元に酒が届きそれを飲みつつ会話は続いていった。
魔法陣を書き終わりファフニールさんの方を見れば頷いている。
クロードはアイテムボックスからファフニールさんが使った魔石と同等の質のものを並べ中央に水晶を置き魔法陣に魔力を流す。
魔法陣は光りだし魔石から魔力が抜き取られ中央の水晶に吸収されていく。
時間が経つと魔水晶は安定したようで手に取ってみればかなりの魔力を秘めていることがわかる。
「これで儂に教えられることは本当になくなってしまったな」
「ありがとうございました」
「久々に楽しい一時を過ごさせてもらったわい。お礼を言うのはこちらのほうじゃ」
「ミースールに戻られるならお送りしますがどうしますか?」
「ネツァルの奴に飲みに誘われておってな。奴に送ってもらうから大丈夫じゃ」
そういってファフニールさんは鍛冶場を後にする。
クロードはその後、何本かの剣を打ち寮に引き上げるのだった。
ファフニールは鍛冶場を出てネツァルが引きこもっている研究室を訪れた。
「ネツァル。おるか?」
「なんじゃ。ファフニールか。少し待ってくれ」
いつも通り研究にうちこんでいたのだろう。
ネツァルに待たされるのは慣れっこだった。
どれぐらい待たされるかわからないので勝手に茶器を取り出しお茶を入れて待つ。
1時間ほど待たされた頃、ようやっとネツァルが顔を出した。
「お主の少し待ってくれは長いのう」
「すまんすまん。丁度よい所だったからの」
「さてと。街に繰り出して飲みにいくとするか」
「無理を聞いてもらったからな。今日ぐらいは儂が奢ってやろう」
「いったな。それでは遠慮なく飲ましてもらおう」
二人は連れ立って街に繰り出し評判のバーにやってきた。
「いらっしゃいませ。ってファフニール・・・」
「なんじゃ。誰かと思ったらブリュンヒルトじゃないか。こんなところで何をしておるのじゃ?」
「見ての通り接客よ」
「戦乙女が接客のう。変われば変わる物じゃな」
「注文は?」
「お勧めの酒を頼む」
「わかったわ」
ネツァルは黙って成り行きを見守っていたが疑問を口に出す。
「引きこもりのお主の知り合いか?あんな美人と知り合いとはのう」
「そんな、いいもんじゃない。オーディンの配下じゃ」
「オーディンって・・・。主神のオーディンか」
「そのオーディンで合っておる。クロードから神の匂いがしておったがオーディンの配下がいるとなると偶然ではあるまい」
「優秀すぎるとは思っておったが神絡みとはクロードも苦労するのう」
「他人事じゃな」
「弟子とは言え他人事じゃな。儂の研究に邪魔が入らないならそれでいい」
「お主も相変わらずじゃな」
二人の元に酒が届きそれを飲みつつ会話は続いていった。
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