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第四百五十四話
クロードはヨルムンガンドの放った水を瞬時にインフェルノで相殺していく。
大演習のために人があまりいないとはいえ放置すれば被害を受ける人々が出る可能性があるため相殺せざる得ないのだ。
「おうおう。人の身で全て防ぐとはやるねぇ」
それに対してヨルムンガンドは強者とまみえたことを喜ぶように次々と大量の水を放ってくる。
クロードはそれらを全てインフェルノで相殺するのに忙しく攻撃をする暇がなかった。
王都から近い平原であることもあり異変に気付いた航空部隊がやってくるがクロードは守らなければならない人数が増え悪手だった。
「つまらん。つまらんねぇ。強者だってのに弱い奴を切り捨てられない。それがお前の弱点さ」
対してヨルムンガンドは容赦なく暴れまわる。
航空部隊はヨルムンガンドの脅威に逃げずに立ち向かおうとしているが相手が悪すぎた。
そこにグリーンドラゴンに乗ったフォーネスト団長がやってくる。
距離を取っていた航空部隊に指示を与えたのだろう。
航空部隊の面々は平原の各地に散っていった。
正直、これには助かった。
距離を取っていたとはいえ彼等を守る為にインフェルノを放つタイミングがシビアになっていたのである。
とはいえ、ヨルムンガンドは災害とも言える水を延々と出し続けている。
負担は減ったとはいえ攻撃する暇がなくこのままではどちらの魔力が先に尽きるかの我慢比べとなってしまう。
しかし、変化は突然訪れた。
背に羽を生やし一直線に戦場を目指してくる戦乙女、ヴァルキリー。
クロードはその人物を良く知っていた。
というのもクロードがオーナーを務める喫茶店兼酒場に勤めている人物だったからだ。
「随分、禍々しい気配がすると思ったらヨルムンガンド。貴方でしたか」
「オーディンのお付きか。勝負に水を差そうとは相変わらず融通の利かない奴だな」
「貴方のような者を討つのも我が使命。ご覚悟を」
クロードが被害を抑えるべくヨルムンガンドの魔法を相殺しブリュンヒルトが隙をついて槍を繰り出していく。
ブリュンヒルトの腕前は素晴らしくヨルムンガンドの体に確実にダメージを与えていく。
ヨルムンガンドもただやられるだけでなくブリュンヒルトに魔法を集中させるがそれはクロードが許さない。
即席ではあるがクロードとブリュンヒルトの連携は上手くいっていた。
ヨルムンガンドは怯みその隙をつくようにクロードも攻撃に参加する。
龍刀がヨルムンガンドに迫った時、黒髪の男が間に立ちふさがり戦局は新たな場面に移るのだった。
大演習のために人があまりいないとはいえ放置すれば被害を受ける人々が出る可能性があるため相殺せざる得ないのだ。
「おうおう。人の身で全て防ぐとはやるねぇ」
それに対してヨルムンガンドは強者とまみえたことを喜ぶように次々と大量の水を放ってくる。
クロードはそれらを全てインフェルノで相殺するのに忙しく攻撃をする暇がなかった。
王都から近い平原であることもあり異変に気付いた航空部隊がやってくるがクロードは守らなければならない人数が増え悪手だった。
「つまらん。つまらんねぇ。強者だってのに弱い奴を切り捨てられない。それがお前の弱点さ」
対してヨルムンガンドは容赦なく暴れまわる。
航空部隊はヨルムンガンドの脅威に逃げずに立ち向かおうとしているが相手が悪すぎた。
そこにグリーンドラゴンに乗ったフォーネスト団長がやってくる。
距離を取っていた航空部隊に指示を与えたのだろう。
航空部隊の面々は平原の各地に散っていった。
正直、これには助かった。
距離を取っていたとはいえ彼等を守る為にインフェルノを放つタイミングがシビアになっていたのである。
とはいえ、ヨルムンガンドは災害とも言える水を延々と出し続けている。
負担は減ったとはいえ攻撃する暇がなくこのままではどちらの魔力が先に尽きるかの我慢比べとなってしまう。
しかし、変化は突然訪れた。
背に羽を生やし一直線に戦場を目指してくる戦乙女、ヴァルキリー。
クロードはその人物を良く知っていた。
というのもクロードがオーナーを務める喫茶店兼酒場に勤めている人物だったからだ。
「随分、禍々しい気配がすると思ったらヨルムンガンド。貴方でしたか」
「オーディンのお付きか。勝負に水を差そうとは相変わらず融通の利かない奴だな」
「貴方のような者を討つのも我が使命。ご覚悟を」
クロードが被害を抑えるべくヨルムンガンドの魔法を相殺しブリュンヒルトが隙をついて槍を繰り出していく。
ブリュンヒルトの腕前は素晴らしくヨルムンガンドの体に確実にダメージを与えていく。
ヨルムンガンドもただやられるだけでなくブリュンヒルトに魔法を集中させるがそれはクロードが許さない。
即席ではあるがクロードとブリュンヒルトの連携は上手くいっていた。
ヨルムンガンドは怯みその隙をつくようにクロードも攻撃に参加する。
龍刀がヨルムンガンドに迫った時、黒髪の男が間に立ちふさがり戦局は新たな場面に移るのだった。
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