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第六百二話
クロードは夕飯時にエリーゼの寮を訪ねた。
普通なら遠慮すべき時間ではあるが寮主であるエリーゼは快く迎え入れてくれアイナさんが料理を出してくれる。
「こうして無事にまた会えて嬉しいわ」
どうやらエリーゼには随分と心配をかけてしまったようだ。
「エリーゼも色々大変だったみたいだね」
どこに地雷が埋まっているかわからないので無難なところからはじめた。
夕食を食べながらも二人の会話が途切れることはない。
エリーゼの視点では1年でもクロードからすれば数年ぶりに婚約者にあったのだ。
嬉しくないはずがなかった。
そして夕食も終わりアイテムボックスから手作りしたブルーベリーのチーズケーキを取り出す。
それを見たアイナさんが紅茶を淹れてくれる。
「自信作なんだけどどうかな?」
「クロードってばまた腕をあげたわね」
「う~ん。材料のおかげもあるかな」
今回使用した材料は全て世界樹産の物だ。
品質が良い物を使っているだけあり完成度が今までの物とは違っていた。
「そういえば、戦争中は補給部隊の護衛をしていたそうだね」
「そうなのよ。何故か私のところだけ何回も襲われてね。後で理由を調べたら味方に裏切り者がいたのよ」
「裏切り者・・・?」
「私のいる補給部隊を囮にする作戦を軍部主導でやっていたのよ。信じられない」
「それはまた・・・」
クロードとしても有効な作戦ではあると認めるものの婚約者がそんなことに巻き込まれていたとは心中穏やかではない。
「帰ってきたお父様に文句を言ったらね。それぐらいははねのけてみせろって・・・。もう、娘が可愛くないのかしら」
「僕の方からも後で文句を言っておくよ」
ぷりぷり怒りながらもチーズケーキを食べるエリーゼは幸せそうだ。
囮にされて嫌なこともいっぱいあっただろう。
だけどこの様子なら大丈夫そうだ。
一通り美味しい物を食べて文句を言ったエリーゼはスッキリした顔をしている。
「そういえば、また一緒に学園に通えるのかしら?」
「サイネル理事長のご厚意で特別試験を突破すれば大丈夫だって」
「クロードなら平気そうね」
明日は筆記のテストを受けさせられるがクロードは学力もずば抜けており心配していなかった。
「さてと。そろそろお暇するね。久しぶりに話せて楽しかったよ」
「私もよ」
クロードはエリーゼの寮を後にして自分の寮に戻った。
余ったチーズケーキはアイナとミーシェにも分け与えられ二人が天にも昇る気持ちを味わったとか・・・。
普通なら遠慮すべき時間ではあるが寮主であるエリーゼは快く迎え入れてくれアイナさんが料理を出してくれる。
「こうして無事にまた会えて嬉しいわ」
どうやらエリーゼには随分と心配をかけてしまったようだ。
「エリーゼも色々大変だったみたいだね」
どこに地雷が埋まっているかわからないので無難なところからはじめた。
夕食を食べながらも二人の会話が途切れることはない。
エリーゼの視点では1年でもクロードからすれば数年ぶりに婚約者にあったのだ。
嬉しくないはずがなかった。
そして夕食も終わりアイテムボックスから手作りしたブルーベリーのチーズケーキを取り出す。
それを見たアイナさんが紅茶を淹れてくれる。
「自信作なんだけどどうかな?」
「クロードってばまた腕をあげたわね」
「う~ん。材料のおかげもあるかな」
今回使用した材料は全て世界樹産の物だ。
品質が良い物を使っているだけあり完成度が今までの物とは違っていた。
「そういえば、戦争中は補給部隊の護衛をしていたそうだね」
「そうなのよ。何故か私のところだけ何回も襲われてね。後で理由を調べたら味方に裏切り者がいたのよ」
「裏切り者・・・?」
「私のいる補給部隊を囮にする作戦を軍部主導でやっていたのよ。信じられない」
「それはまた・・・」
クロードとしても有効な作戦ではあると認めるものの婚約者がそんなことに巻き込まれていたとは心中穏やかではない。
「帰ってきたお父様に文句を言ったらね。それぐらいははねのけてみせろって・・・。もう、娘が可愛くないのかしら」
「僕の方からも後で文句を言っておくよ」
ぷりぷり怒りながらもチーズケーキを食べるエリーゼは幸せそうだ。
囮にされて嫌なこともいっぱいあっただろう。
だけどこの様子なら大丈夫そうだ。
一通り美味しい物を食べて文句を言ったエリーゼはスッキリした顔をしている。
「そういえば、また一緒に学園に通えるのかしら?」
「サイネル理事長のご厚意で特別試験を突破すれば大丈夫だって」
「クロードなら平気そうね」
明日は筆記のテストを受けさせられるがクロードは学力もずば抜けており心配していなかった。
「さてと。そろそろお暇するね。久しぶりに話せて楽しかったよ」
「私もよ」
クロードはエリーゼの寮を後にして自分の寮に戻った。
余ったチーズケーキはアイナとミーシェにも分け与えられ二人が天にも昇る気持ちを味わったとか・・・。
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