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風邪
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昨日もあまり眠れず身体に疲れが溜まり、起きるのが辛いがなんとか二度寝の誘惑に勝ち布団から出る。そしていつものように食卓へ向かう。昨日と同じようにマオが台所で朝ごはんを作っている音が聞こえる。食卓に着くとマオが台所でスクランブルエッグを作っていた。俺が食卓に着いたことに気づくと
「おはよう~」とマオが笑顔で俺の方を見て言った。俺は昨日の夜、マオにキスされたことを思い出し、恥ずかしくなって少し戸惑いながら
「お、おはよう」
と言葉を返した。
「あれ?なんか顔赤くない?」
と料理の手を止めてこちらに寄ってきた。
「別に、そんなことないよ」
と否定するが実際自分でもわかるほど顔が赤くなり、暑くなっている。
するとマオが急に俺の額に手を当てた。
自分の額にも手を当てている。
「やっぱりそうだよ!風邪ひいてるよ!」
「そんなわけないだろ、てか風邪くらいなんだから普通に生活出来るだろ」
「だめ!もしそれで周りの人に移したらどうするの!」
「うっ…ごもっともです」
風邪ということが発覚し、俺はバイトを休み一日マオに看病してもらうことになった。
「今のところは大丈夫そう?」
とベッドで横になっている俺に聞いてきた。
「今のところは大丈夫だけど」
「そっか、ここにお水置いとくね」
「おう、ありがと」
と返事をし、マオが寝室から出て行った。
ふーー、と息を突き少し冷静になって考える。
「なんであの時、俺にキスしたんだろうな。それに、添い寝したいって言ってきたのはマオの方だし…」
などと考えているうちに俺は眠りににつくのをだった。
「おはよう~」とマオが笑顔で俺の方を見て言った。俺は昨日の夜、マオにキスされたことを思い出し、恥ずかしくなって少し戸惑いながら
「お、おはよう」
と言葉を返した。
「あれ?なんか顔赤くない?」
と料理の手を止めてこちらに寄ってきた。
「別に、そんなことないよ」
と否定するが実際自分でもわかるほど顔が赤くなり、暑くなっている。
するとマオが急に俺の額に手を当てた。
自分の額にも手を当てている。
「やっぱりそうだよ!風邪ひいてるよ!」
「そんなわけないだろ、てか風邪くらいなんだから普通に生活出来るだろ」
「だめ!もしそれで周りの人に移したらどうするの!」
「うっ…ごもっともです」
風邪ということが発覚し、俺はバイトを休み一日マオに看病してもらうことになった。
「今のところは大丈夫そう?」
とベッドで横になっている俺に聞いてきた。
「今のところは大丈夫だけど」
「そっか、ここにお水置いとくね」
「おう、ありがと」
と返事をし、マオが寝室から出て行った。
ふーー、と息を突き少し冷静になって考える。
「なんであの時、俺にキスしたんだろうな。それに、添い寝したいって言ってきたのはマオの方だし…」
などと考えているうちに俺は眠りににつくのをだった。
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