59 / 114
第四章 学園入学編
ギルドマスター
しおりを挟む
ギルドマスター
入学してからちょっと経ったある日のこと、最近はフォヴァとカテリーナの修行に付き合ってばっかりだったためギルドで依頼を受けて気晴らししようと思った。
ギルドに入るとみんなの視線が俺に向いてきて1人の男が近づいてきた。いつぞやに俺に絡んできたゴルゴ、いやオーガだ!
「すっいませんでしたー!侯爵様とは知らずに無礼を!俺はあれから自分を見つめ直し改心致しました!」
また絡んでくるのかと思って身構えてしまったが違ったようだ。なんかすごい雰囲気が変わってる。
「お、おう久しぶり。別にいいよ。俺もオーガとか言って悪かったよ。これから仲良くしようぜ。ただし前みたいに登録にきたやつや新人に強くあたんなよ。先輩なんだから色々教えてやれ。ふざけたやつだった場合は別だけどな。」
「ありがとうございます兄貴!その言葉心に刻んでおきます!」
「ん?あ、兄貴?」
「心から尊敬しているので兄貴と呼ばせていただきます!」
「おうそうか。そんじゃ俺は依頼探してくっからじゃーな。」
「わかりやした!」
ギルドに入って早々驚いたがゴルゴが改心してくれてよかったよ。このまま前みたいな感じだったらもう1発ぶっ飛ばそうかと思ってたし。
そんな感じでいつもの受付さんのカウンターに向かった。
「久しぶり受付さん!何かいい依頼ある?」
「こんにちはアル君?様?」
「君でいいですよ。今は冒険者としてきてるので。」
「そっか!それよりもうちのギルドマスターがあなたに会いたいって言ってるのよ!」
「ギルドマスター?そういえば登録してから会ったことがなかったんですけどどっか行ってたんですか?」
「ライト王国に行ってたのよ!他ギルドの視察にね!うちのギルドマスターは全世界ギルドの統括でもあるからね!」
えっなにそれ、それって全国の冒険者ギルドの頂点の人ってことだよね?それってすごくない?なんで俺の周りってこんなすごい人ばっかなの?
「へーすごいですね!ライト王国ってカノン王国の二つ下にある友好的な国ですよね!」
「そうそう!それでね、今からギルドマスターの執務室に行くからついてきて!」
「わかりました。」
何の用かわからないがさっさと終わらせて依頼を受けたいな。
受付さんについていくとギルドの二階の1番奥の部屋に着いた。
「失礼します。ギルドマスター1色をお連れしました。」
中に入ると、こりゃまた筋肉ムッキムキの茶髪を刈り上げたおっさんが座って待ってたよ。
「おーきたか!さあさあ座ってくれ!君は受付に戻ってもらって構わない。」
「失礼します。」
「君が噂の《無敵》のアル君か!俺はガイル!いやー会いたかったよ!」
なんだこのおっさん!超グイグイきて暑苦しいんだけど!苦手ではないがあまり関わりたくない。
「は、はぁ。それでガイルさん何の用ですか?」
「いや《拳王》を倒したって聞いたからどんな人かと思ってね。婚約発表のやつ見たよ!素晴らしいね!」
あっつ苦しいわ!さっきの訂正する!とても苦手なタイプだ!てかそれだけのことでわざわざ呼んだのかよ!時間の無駄じゃねーか!
「用はそれだけなんですか?だったら早く依頼受けたいのですが。」
するとギルドマスターは真剣な顔つきになって周りに人がいないことを確認してこちらに向き直った。俺はその仕草に深刻な事態ということを悟ったのでこちらも真剣になった。
「これは他言無用で頼む。君にしか話せないことなんだ。この王都が滅ぶかもしれない事態かもしれないんだ。実はね、最近カノン森林に依頼に行っていた冒険者達が口を揃えてこう言うんだ。『魔物の様子がおかしい。いつもの何倍も強い。』ってね。それでAランクの冒険者パーティーに調査を頼んだんだが一向に帰ってくる気配がないんだ。それで1色のアル君に調査してもらいたいんだよ。」
んーなんか事件の予感がする。魔物が何倍も強いってなんかの補助魔法か?いやそれにしては範囲が広すぎるか。ならポーションかなんかか?まあなんにせよ厄介だな。
「このことは陛下に伝えましたか?」
「いやまだ伝えてない。」
「それになぜ俺なんですか?ノヴァさんやマールさんとか他のSSランクの方達は?」
「実はノヴァは護衛依頼で他国に行ってて1ヶ月は帰ってこない。マールも生まれの地、ユール大陸に里帰りしたらしい。数ヶ月は帰ってこないと思う。他のSSランク冒険者では荷が重いと判断したため君に依頼した。」
「なるほど、それは仕方ないかもしれないですね。カノン森林の魔物は強いのでSSランク冒険者でも荷が重いのはわかります。わかりましたこの依頼受けさせていただきます。報酬は後日受け取ります。」
「ありがとう!助かる!私的にはこのままの状態だと、近々スタンピードが起こると予想している。」
「それは緊急事態じゃないですか!まずは陛下に報告しましょう!」
「わかった!」
ギルドマスターと話がまとまったことで王城へ転移しようとした時、冒険者ギルドの扉が二階にも聞こえるぐらいの勢いで開かれた。
「たのもー!!俺の名はガジ!このギルドで1番強い奴を出せー!!」
・・・は?・・・
入学してからちょっと経ったある日のこと、最近はフォヴァとカテリーナの修行に付き合ってばっかりだったためギルドで依頼を受けて気晴らししようと思った。
ギルドに入るとみんなの視線が俺に向いてきて1人の男が近づいてきた。いつぞやに俺に絡んできたゴルゴ、いやオーガだ!
「すっいませんでしたー!侯爵様とは知らずに無礼を!俺はあれから自分を見つめ直し改心致しました!」
また絡んでくるのかと思って身構えてしまったが違ったようだ。なんかすごい雰囲気が変わってる。
「お、おう久しぶり。別にいいよ。俺もオーガとか言って悪かったよ。これから仲良くしようぜ。ただし前みたいに登録にきたやつや新人に強くあたんなよ。先輩なんだから色々教えてやれ。ふざけたやつだった場合は別だけどな。」
「ありがとうございます兄貴!その言葉心に刻んでおきます!」
「ん?あ、兄貴?」
「心から尊敬しているので兄貴と呼ばせていただきます!」
「おうそうか。そんじゃ俺は依頼探してくっからじゃーな。」
「わかりやした!」
ギルドに入って早々驚いたがゴルゴが改心してくれてよかったよ。このまま前みたいな感じだったらもう1発ぶっ飛ばそうかと思ってたし。
そんな感じでいつもの受付さんのカウンターに向かった。
「久しぶり受付さん!何かいい依頼ある?」
「こんにちはアル君?様?」
「君でいいですよ。今は冒険者としてきてるので。」
「そっか!それよりもうちのギルドマスターがあなたに会いたいって言ってるのよ!」
「ギルドマスター?そういえば登録してから会ったことがなかったんですけどどっか行ってたんですか?」
「ライト王国に行ってたのよ!他ギルドの視察にね!うちのギルドマスターは全世界ギルドの統括でもあるからね!」
えっなにそれ、それって全国の冒険者ギルドの頂点の人ってことだよね?それってすごくない?なんで俺の周りってこんなすごい人ばっかなの?
「へーすごいですね!ライト王国ってカノン王国の二つ下にある友好的な国ですよね!」
「そうそう!それでね、今からギルドマスターの執務室に行くからついてきて!」
「わかりました。」
何の用かわからないがさっさと終わらせて依頼を受けたいな。
受付さんについていくとギルドの二階の1番奥の部屋に着いた。
「失礼します。ギルドマスター1色をお連れしました。」
中に入ると、こりゃまた筋肉ムッキムキの茶髪を刈り上げたおっさんが座って待ってたよ。
「おーきたか!さあさあ座ってくれ!君は受付に戻ってもらって構わない。」
「失礼します。」
「君が噂の《無敵》のアル君か!俺はガイル!いやー会いたかったよ!」
なんだこのおっさん!超グイグイきて暑苦しいんだけど!苦手ではないがあまり関わりたくない。
「は、はぁ。それでガイルさん何の用ですか?」
「いや《拳王》を倒したって聞いたからどんな人かと思ってね。婚約発表のやつ見たよ!素晴らしいね!」
あっつ苦しいわ!さっきの訂正する!とても苦手なタイプだ!てかそれだけのことでわざわざ呼んだのかよ!時間の無駄じゃねーか!
「用はそれだけなんですか?だったら早く依頼受けたいのですが。」
するとギルドマスターは真剣な顔つきになって周りに人がいないことを確認してこちらに向き直った。俺はその仕草に深刻な事態ということを悟ったのでこちらも真剣になった。
「これは他言無用で頼む。君にしか話せないことなんだ。この王都が滅ぶかもしれない事態かもしれないんだ。実はね、最近カノン森林に依頼に行っていた冒険者達が口を揃えてこう言うんだ。『魔物の様子がおかしい。いつもの何倍も強い。』ってね。それでAランクの冒険者パーティーに調査を頼んだんだが一向に帰ってくる気配がないんだ。それで1色のアル君に調査してもらいたいんだよ。」
んーなんか事件の予感がする。魔物が何倍も強いってなんかの補助魔法か?いやそれにしては範囲が広すぎるか。ならポーションかなんかか?まあなんにせよ厄介だな。
「このことは陛下に伝えましたか?」
「いやまだ伝えてない。」
「それになぜ俺なんですか?ノヴァさんやマールさんとか他のSSランクの方達は?」
「実はノヴァは護衛依頼で他国に行ってて1ヶ月は帰ってこない。マールも生まれの地、ユール大陸に里帰りしたらしい。数ヶ月は帰ってこないと思う。他のSSランク冒険者では荷が重いと判断したため君に依頼した。」
「なるほど、それは仕方ないかもしれないですね。カノン森林の魔物は強いのでSSランク冒険者でも荷が重いのはわかります。わかりましたこの依頼受けさせていただきます。報酬は後日受け取ります。」
「ありがとう!助かる!私的にはこのままの状態だと、近々スタンピードが起こると予想している。」
「それは緊急事態じゃないですか!まずは陛下に報告しましょう!」
「わかった!」
ギルドマスターと話がまとまったことで王城へ転移しようとした時、冒険者ギルドの扉が二階にも聞こえるぐらいの勢いで開かれた。
「たのもー!!俺の名はガジ!このギルドで1番強い奴を出せー!!」
・・・は?・・・
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
最凶と呼ばれる音声使いに転生したけど、戦いとか面倒だから厨房馬車(キッチンカー)で生計をたてます
わたなべ ゆたか
ファンタジー
高校一年の音無厚使は、夏休みに叔父の手伝いでキッチンカーのバイトをしていた。バイトで隠岐へと渡る途中、同級生の板林精香と出会う。隠岐まで同じ船に乗り合わせた二人だったが、突然に船が沈没し、暗い海の底へと沈んでしまう。
一七年後。異世界への転生を果たした厚使は、クラネス・カーターという名の青年として生きていた。《音声使い》の《力》を得ていたが、危険な仕事から遠ざかるように、ラオンという国で隊商を率いていた。自身も厨房馬車(キッチンカー)で屋台染みた商売をしていたが、とある村でアリオナという少女と出会う。クラネスは家族から蔑まれていたアリオナが、妙に気になってしまい――。異世界転生チート物、ボーイミーツガール風味でお届けします。よろしくお願い致します!
大賞が終わるまでは、後書きなしでアップします。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる