38 / 47
フィアナ、詐欺を暴く
しおりを挟む
翌日の朝。
(真っ青な空――絶好のお出かけ日和です!)
パチリと目を覚ました私は、そのまま城下町に繰り出します。
ワクワクして30分ほど早く目的地に到着してしまった私でしたが、
「遅いですわ!」
「あれ、フィアナちゃんももう着いたんですね!」
エリンちゃんとセシリアさんは、当たり前のように先に到着していた様子。
セシリアさんの目には、薄っすらと隈が出来ており、
「セシリアさん、あんまり寝れなかったんですか?」
「なっ!? そんなこと、ありま――」
「えへへ、私もです」
勝負ごとならまだしも、この3人で出かけることはありませんでしたからね。
「フィアナさん、あなたは本当に――」
セシリアさんは、毒気を抜かれたようにそうため息をつき、
「それじゃあ行きましょう!」
「「おー!」」
私たちは、城下町の散策を始めるのでした。
王都レガリア――そこは、20万もの人が暮らす大都市です。
人間以外の種族も王都で商いを始めることもあるようで、
「ねえ。向こうで売ってるのって、ハニカム・メロディースじゃありません?」
セシリアさんが、興奮した様子でとある屋台を指差しました。
大通りから少し外れた場所にある小さな屋台であり、看板にはでかでかと「これ1本で、エルフの魔法が使える!」(……かも? 超小文字)と書かれていました。
見るからに胡散臭い印象を受けましたが、
「やっぱり、これはエルフ印のハニカム・メロディースの新作ですわ!」
「はにかむ・めろでぃーす?」
ぽかんとする私に、
「フィアナさんは、こういうことには疎いんですわね。良いですこと、ハニカム・メロディースというのは、王都で新進気鋭の魔道具ブランドで――」
「私も聞いたことがあります。なんでも精霊に好かれやすいマナを通しやすい鉱石で作られている宝石だとか――」
エリンちゃんも、そう補足してくれました。
精霊魔法の難しさは、ルナミリアで身をもって知っている私です。聞くだけで胡散臭いと思う私でしたが、セシリアさんはすっかり信じ込んでいる様子。
一応、アクセサリに精霊の加護を与えて、キーフレーズを唱えることで精霊魔法を発動させる技術も存在すると聞いたことはありますが、
「セシリアさん、ちょっと待ってて下さいね?」
それは技術の集大成。
こんな王都外れの露店に、ポンと並んでいる筈がありません。
(十中八九、偽物です!)
(私のお友だちを騙そうとするなんて――絶対に許せません!)
詐欺師には天罰を!
私は、ツカツカと屋台に近づきます。
お店には、複雑そうな魔法陣を刻んだいかにも怪しげな御札か大量に並んでいました。
私が、魔道具を物色するフリを始めると、
「お嬢ちゃんは、精霊魔法に興味があるのかい?」
「はい、ものすごく!」
店主が、にこやかにそう話しかけてきました。
私たちが身にまとっているのは、エリシュアンの制服です。大方、貴族のお坊ちゃまたちがネギを背負って飛び込んできた――なんて思っているのでしょう。
「お嬢ちゃんは、何の魔法が使いたいんだい?」
「光か闇が使いたいです!」
「なるほど。じゃあ、こちらのブラックオニキスや、ダイヤモンドがおすすめだね」
勧められるままに値段を見て、
(き、金貨100枚!)
前世換算、100万円相当といったところでしょうか。
強力な精霊魔法を、本当に使えるようになるなら安いところでしょうが、
「おばちゃん、この闇魔法の産地はどこですか?」
「へ? 産地?」
「はい! 私、エルフの友達がいるのですが、精霊魔法を宿すときは、必ず宝石の産地と契約精霊を記すのが義務になっていると教わりました!」
――半分は嘘です。
それはエルシャお母さんの友達であるドワーフの鍛冶師の言葉です。
精霊魔法を宿したアクセサリ――その神秘は、エルフとドワーフの2種族が力を合わせて、初めて形になる秘奥そのものとのことで、
(大変なんですよ、アレ!)
(あくどい詐欺師の金儲けに使われるのは、ちょっと気に食わないですね)
ルナミリアでは、アクセサリ作りを手伝ったことがある私なのです。
「えーっと、産地っていうのはよく分からないけど……」
「なら契約精霊は? 微精霊ですか? それともオリジン?」
「??」
これもエルフと取引したことがある人間なら、確実に答えられるはずの質問です。
ちんぷんかんぷん、といった様子の店主を見て、
「やっぱり、この魔道具は詐欺だったんですね! よくも、私の大切なお友だちを騙そうとしてくれましたね!」
「い、言いがかりも甚だしい! この商品が偽物だって証拠は?」
「今はありませんけど――いいんですか? 騒ぎになれば、”本物の” ハニカム・メロディースさんに検査してもらうことになるかもしれませんよ?」
私は、不敵にそう笑います。
「お、何の騒ぎだ?」
「ここで売られてるアクセサリが偽物だって、ここのお嬢ちゃんが――」
「ッ! この子、エリシュアンの魔王って噂の!」
「そ、それは人違いかと!」
思わず律儀に突っ込む私です。
周囲には騒ぎを聞きつけて、続々と屋台の近くに人が集まってきていました。中には冒険者として活動する中で顔見知りになった人もおり、
「く、くそっ。覚えてやがれ!」
本当に検査が入ることになれば、困ったことになるのでしょう。
詐欺店のオーナーは、捨て台詞とともに一目散に逃げ出していくのでした。
「す、凄いですわ! 一目見て、あれが偽物だと見抜くなんて!」
セシリアさんは、興奮した様子でそう言います。
「まさか、魔導具の目利きまで出来たとはな!」
「あっぶねえ、うっかり騙されるところだったぜ!」
「裏通りのお店は、あんまり検査が行き届いてないしなあ――」
冒険者たちも口々に、そんなことを言い合っており、
「えへへ。ちょっと故郷に、エルフに詳しい知り合いがいたので――」
「はあ、エルフの知り合いですの? フィアナさんの故郷、いったいどんな場所ですの?」
そう聞かれて、私の脳裏に真っ先に浮かんだのは、
「う~ん。ドラゴンがよく取れる場所……、ですかね?」
「そんな場所、聞いたことがありませんわよ!!」
――セシリアさん迫真の悲鳴が、王都に響き渡るのでした。
(真っ青な空――絶好のお出かけ日和です!)
パチリと目を覚ました私は、そのまま城下町に繰り出します。
ワクワクして30分ほど早く目的地に到着してしまった私でしたが、
「遅いですわ!」
「あれ、フィアナちゃんももう着いたんですね!」
エリンちゃんとセシリアさんは、当たり前のように先に到着していた様子。
セシリアさんの目には、薄っすらと隈が出来ており、
「セシリアさん、あんまり寝れなかったんですか?」
「なっ!? そんなこと、ありま――」
「えへへ、私もです」
勝負ごとならまだしも、この3人で出かけることはありませんでしたからね。
「フィアナさん、あなたは本当に――」
セシリアさんは、毒気を抜かれたようにそうため息をつき、
「それじゃあ行きましょう!」
「「おー!」」
私たちは、城下町の散策を始めるのでした。
王都レガリア――そこは、20万もの人が暮らす大都市です。
人間以外の種族も王都で商いを始めることもあるようで、
「ねえ。向こうで売ってるのって、ハニカム・メロディースじゃありません?」
セシリアさんが、興奮した様子でとある屋台を指差しました。
大通りから少し外れた場所にある小さな屋台であり、看板にはでかでかと「これ1本で、エルフの魔法が使える!」(……かも? 超小文字)と書かれていました。
見るからに胡散臭い印象を受けましたが、
「やっぱり、これはエルフ印のハニカム・メロディースの新作ですわ!」
「はにかむ・めろでぃーす?」
ぽかんとする私に、
「フィアナさんは、こういうことには疎いんですわね。良いですこと、ハニカム・メロディースというのは、王都で新進気鋭の魔道具ブランドで――」
「私も聞いたことがあります。なんでも精霊に好かれやすいマナを通しやすい鉱石で作られている宝石だとか――」
エリンちゃんも、そう補足してくれました。
精霊魔法の難しさは、ルナミリアで身をもって知っている私です。聞くだけで胡散臭いと思う私でしたが、セシリアさんはすっかり信じ込んでいる様子。
一応、アクセサリに精霊の加護を与えて、キーフレーズを唱えることで精霊魔法を発動させる技術も存在すると聞いたことはありますが、
「セシリアさん、ちょっと待ってて下さいね?」
それは技術の集大成。
こんな王都外れの露店に、ポンと並んでいる筈がありません。
(十中八九、偽物です!)
(私のお友だちを騙そうとするなんて――絶対に許せません!)
詐欺師には天罰を!
私は、ツカツカと屋台に近づきます。
お店には、複雑そうな魔法陣を刻んだいかにも怪しげな御札か大量に並んでいました。
私が、魔道具を物色するフリを始めると、
「お嬢ちゃんは、精霊魔法に興味があるのかい?」
「はい、ものすごく!」
店主が、にこやかにそう話しかけてきました。
私たちが身にまとっているのは、エリシュアンの制服です。大方、貴族のお坊ちゃまたちがネギを背負って飛び込んできた――なんて思っているのでしょう。
「お嬢ちゃんは、何の魔法が使いたいんだい?」
「光か闇が使いたいです!」
「なるほど。じゃあ、こちらのブラックオニキスや、ダイヤモンドがおすすめだね」
勧められるままに値段を見て、
(き、金貨100枚!)
前世換算、100万円相当といったところでしょうか。
強力な精霊魔法を、本当に使えるようになるなら安いところでしょうが、
「おばちゃん、この闇魔法の産地はどこですか?」
「へ? 産地?」
「はい! 私、エルフの友達がいるのですが、精霊魔法を宿すときは、必ず宝石の産地と契約精霊を記すのが義務になっていると教わりました!」
――半分は嘘です。
それはエルシャお母さんの友達であるドワーフの鍛冶師の言葉です。
精霊魔法を宿したアクセサリ――その神秘は、エルフとドワーフの2種族が力を合わせて、初めて形になる秘奥そのものとのことで、
(大変なんですよ、アレ!)
(あくどい詐欺師の金儲けに使われるのは、ちょっと気に食わないですね)
ルナミリアでは、アクセサリ作りを手伝ったことがある私なのです。
「えーっと、産地っていうのはよく分からないけど……」
「なら契約精霊は? 微精霊ですか? それともオリジン?」
「??」
これもエルフと取引したことがある人間なら、確実に答えられるはずの質問です。
ちんぷんかんぷん、といった様子の店主を見て、
「やっぱり、この魔道具は詐欺だったんですね! よくも、私の大切なお友だちを騙そうとしてくれましたね!」
「い、言いがかりも甚だしい! この商品が偽物だって証拠は?」
「今はありませんけど――いいんですか? 騒ぎになれば、”本物の” ハニカム・メロディースさんに検査してもらうことになるかもしれませんよ?」
私は、不敵にそう笑います。
「お、何の騒ぎだ?」
「ここで売られてるアクセサリが偽物だって、ここのお嬢ちゃんが――」
「ッ! この子、エリシュアンの魔王って噂の!」
「そ、それは人違いかと!」
思わず律儀に突っ込む私です。
周囲には騒ぎを聞きつけて、続々と屋台の近くに人が集まってきていました。中には冒険者として活動する中で顔見知りになった人もおり、
「く、くそっ。覚えてやがれ!」
本当に検査が入ることになれば、困ったことになるのでしょう。
詐欺店のオーナーは、捨て台詞とともに一目散に逃げ出していくのでした。
「す、凄いですわ! 一目見て、あれが偽物だと見抜くなんて!」
セシリアさんは、興奮した様子でそう言います。
「まさか、魔導具の目利きまで出来たとはな!」
「あっぶねえ、うっかり騙されるところだったぜ!」
「裏通りのお店は、あんまり検査が行き届いてないしなあ――」
冒険者たちも口々に、そんなことを言い合っており、
「えへへ。ちょっと故郷に、エルフに詳しい知り合いがいたので――」
「はあ、エルフの知り合いですの? フィアナさんの故郷、いったいどんな場所ですの?」
そう聞かれて、私の脳裏に真っ先に浮かんだのは、
「う~ん。ドラゴンがよく取れる場所……、ですかね?」
「そんな場所、聞いたことがありませんわよ!!」
――セシリアさん迫真の悲鳴が、王都に響き渡るのでした。
28
あなたにおすすめの小説
長女は家族を養いたい! ~凍死から始まるお仕事冒険記~
灰色サレナ
ファンタジー
とある片田舎で貧困の末に殺された3きょうだい。
その3人が目覚めた先は日本語が通じてしまうのに魔物はいるわ魔法はあるわのファンタジー世界……そこで出会った首が取れるおねーさん事、アンドロイドのエキドナ・アルカーノと共に大陸で一番大きい鍛冶国家ウェイランドへ向かう。
魔物が生息する世界で生き抜こうと弥生は真司と文香を護るためギルドへと就職、エキドナもまた家族を探すという目的のために弥生と生活を共にしていた。
首尾よく仕事と家、仲間を得た弥生は別世界での生活に慣れていく、そんな中ウェイランド王城での見学イベントで不思議な男性に狙われてしまう。
訳も分からぬまま再び死ぬかと思われた時、新たな来訪者『神楽洞爺』に命を救われた。
そしてひょんなことからこの世界に実の両親が生存していることを知り、弥生は妹と弟を守りつつ、生活向上に全力で遊んでみたり、合流するために路銀稼ぎや体力づくり、なし崩し的に侵略者の撃退に奮闘する。
座敷童や女郎蜘蛛、古代の優しき竜。
全ての家族と仲間が集まる時、物語の始まりである弥生が選んだ道がこの世界の始まりでもあった。
ほのぼののんびり、時たまハードな弥生の家族探しの物語
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
乙女ゲームのヒロインに転生、科学を駆使して剣と魔法の世界を生きる
アミ100
ファンタジー
国立大学に通っていた理系大学生カナは、あることがきっかけで乙女ゲーム「Amour Tale(アムール テイル)」のヒロインとして転生する。
自由に生きようと決めたカナは、あえて本来のゲームのシナリオを無視し、実践的な魔法や剣が学べる魔術学院への入学を決意する。
魔術学院には、騎士団長の息子ジーク、王国の第2王子ラクア、クラスメイト唯一の女子マリー、剣術道場の息子アランなど、個性的な面々が在籍しており、楽しい日々を送っていた。
しかしそんな中、カナや友人たちの周りで不穏な事件が起こるようになる。
前世から持つ頭脳や科学の知識と、今世で手にした水属性・極闇傾向の魔法適性を駆使し、自身の過去と向き合うため、そして友人の未来を守るために奮闘する。
「今世では、自分の思うように生きよう。前世の二の舞にならないように。」
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです(完結)
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる