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51話
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No Side
哀留が救急車で運ばれ、退学処分を受けそれを聞いて絶叫したー……
その一週間後。
案の定というか、当たり前というか……風紀委員は機能しなくなり学園内はますます荒れた。
彼方Side
正直言って、日に日に殺意が湧いてくる。
誰にって?決まってるでしょうー……
「あ、おーい!蓮!彼方!こっちこっち!!」
ケーキ片手にふんぞり返って座っている、このクソ猿にですよ。
風紀室で、最近バカみたいに増えた事務処理を副委員長としていたときー…
緊急事態だと呼ばれ来てみれば。
呼んだ本人は口の周りにクリームを付け、それを甲斐甲斐しく拭かれ。
他の奴らはそいつに構って貰おうと抱きつきだのなんだのー………
そう、ここは生徒会室。
えぇ、そうですそうですよ。
一週間前に新しく風紀委員長となったー…………
?
名前はなんだったか?
まぁ、小猿はものの見事に委員長としての仕事をせず。
…あぁ、桐生も俺達にバラす前はろくに仕事してなかったけども。
その時は副委員長が纏めてたし、桐生自身はひっそり生きてきた奴だから自ら仕事を増やしてなかったしー……つまり、実害は無かったんだけど。
小猿は、実害ありすぎ。
結局、風紀委員長としての立場を納得していない生徒会の奴らに連れられ、生徒会室に引きこもり。
よくもまぁ、あの全校生徒が見る前で人一人怪我をさせて平然と。
しかも、自らは悪くないとわめき散らし権力を振りかざした奴に、今もまだ執着出来るものだなー…と、生徒会の奴らを軽蔑している、今現在。
小猿争奪戦が始まっている。
だが、少しー…違和感を感じるところもあった。
あの双子だ。
あの双子は、小猿に抱きついたりしているがー…なにやらあの事件後から、本気では無いような遊びのような感じがする。
まぁ、俺には知ったことでは無いが。
相変わらず、書記の三浦奈月だけは仕事をしているようだけどー……
珍しい、いつもは自室で仕事をしているはずなのに、今日はここでしている。
何故ー…「ちょっ!くすぐったいだろ!!!なぁ、蓮、彼方!助けてくれよ!!こいつら俺を離してくれないんだよ-!!!風紀委員長としての仕事あるから戻るって言ってんのにさ!!!!」
「唯はそんな事しなくて良いんですよ!!委員長なら、どっしりと構えていれば良いんです!!」
「そーそー!そこに居る、ゆーしゅーな(笑´∀`)部下達が唯ちゃんの分までやってくれるから、唯ちゃんは俺とここでのんびりしよー!」
「え、そうか??そっか、それもそうだな!!!!」
……………………
なにやら宇宙語が聞こえてきたが、ちらりと隣を見上げれば副委員長の眉間のしわがとんでもないことになっていた。
そりゃそうなるわ←壊
今までは、「風紀委員長」という肩書きで、抑制してきた部分がある。
以前桐生がステージで語った、「何者でも規律する」。
それは、生徒会の親衛隊や素行の悪い奴ら。生徒会役員も入る。
だが、今はその「風紀委員長」の肩書きを持つ小猿自らが、違反をやりたい放題。
器物破損(暴れぶつかり壊しても、自分は悪くないと喚き)、勝手な授業免除(これは風紀委員と生徒会に与えられた特典だが、それは各仕事をするために要入られるが、小猿はただのサボり)。
風紀委員長のサインを必要とする書類も未処理で、こちらはそれを決定下すことも出来ず、仕事が溜まり他の委員会からの信用も落とす。
それは、生徒会も同じだろうけど…
そんな為、生徒への示しが付かず。
親衛隊は制裁を増やし、喝上げ暴行なんでもありだ。
…あのゲームのおかげで、全校生徒が桐生の風紀委員長としての実力も認め始めた矢先のー……
誰もが認めない小猿の就任に、それに反対する奴らも居るのも事実。
それらがあり、風紀委員会としての効力が弱ってきたのもー…事実。
はぁ…………
もう、駄目なのかもしれない。
委員達も今の現状に嫌気がさして、辞める事は出来ないがやる気は失いサボりも出始めた。
…これは、桐生を委員長として崇拝していたためでもあるけども(あんなんでも慕われていた)
(でも、サボれば副委員長からの鉄槌がもれなく贈られる)
それは、あの時桐生の側に居て何も出来なかった3人も同じでー……
柊の落ち込みようと、愛染さんの違反者への制裁の荒れよう。
そして特にー……
岸沼の大人しさが、不気味すぎた。
こちらの召集には応じるが、あののんびり感はなく常に無表情になった。
俺は、溜まりまくる事務処理を出来るだけ処理し、その分授業に出ることも減ったが。
気分は良いものでは無いー……
あと。
皆川さんのー……動きも気になる。
あの人は、桐生を気に入っていたはず。
このままな訳が無い。
…………
と、考えてみても、今すぐ現状が何か変わるわけでも無くー……
こんなとき、あいつならー……桐生ならどうするか、と。
バカみたいに、すがってみたり…………
?
「…なんだ?」
なにか、声がする。
「…?なんか、聞こえる?」
「…、ほんとだぁ。なんだろ」
「騒がしいですね…」
小猿達にも聞こえたようで、俺と同じように耳を澄ます。
何だ…?
騒がしい…
しかも、ここ(生徒会室)に近付いてくるー……??
「なんか、」
「近付いてきてるよね?」
双子が、ドア前に居る俺と副委員長の間をくぐり、廊下へと出る。
俺はその時気付かなかった。
副委員長と書記の口元に、笑みが浮かんでいたことに。
「「あぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」」
「「「わぁぁぁあぁあ!!!!!」」」
廊下から響き渡る双子の叫び声と、歓声。
何だ?!
その場に居た全員が廊下へと出ると-…、
そこには。
「よぉ、」
うそ、だろ……
そこに居たのは、「孤高の王」と呼ばれた。
生徒会長、藤谷 蜜埜が居た。
いつ退院したんだ?!
そんな話は全然聞いていない。
彼は、後ろで彼に対して声援・歓声を上げている生徒達に声をかけている。
なにやら、教室に戻れだの言っている。
…授業中のはずだが?
おそらく、彼の姿を見て思わず着いてきたんだろうー……
無茶な話だが、確かに今の現状「会長」の存在は何かを変えてくれるー…そんな希望さえも持つだろう。
それに、
桐生が言っていた。
彼は確か小猿に階段から突き落とされているから、この現状をー…
「蜜埜ーーーーー!!!!!」
ビュンッッという音がするほどの勢いで、小猿が会長に走り寄って抱きついた。
あぁ、バカ丸出しだなー……
あんな事をして、会長が応えるわけ「あぁ、唯か。久しぶりだな」
「おう!蜜埜入院してたんだろ?もう良いのか?」
「あぁ。
これからは、お前の側に居てやれる」
……………??!!!!
彼方Side end
No Side
会長の登場に誰もが驚き。
そしてその会長が、唯に対して優しくー…しかも、「側に居れる」などと甘い言葉をささやいたことに、その場に居る全員が驚いた。
その間も、会長は優しくその頭を撫で。
唯は、一瞬驚きながらもすぐにそれを受け入れ、なんとも優越感に浸った。
その姿に、副会長と会計の二人は、会長のスペックの高さを理解しているので、「このままでは唯が取られてしまうー…」と焦り。
双子は「今まで唯に興味を示していなかったのに、何故?」と訝(いぶか)しげ。
風紀委員の彼方は、唯と会長の関係(突き落とした)を知っているので、なぜ目の前でこんなことが起きているのか、理解できなかった。
そして、書記の三浦奈月と、風紀副委員長の水沢蓮の顔には、困惑とその眉間にはしわが寄っていた。
会長の帰還。
それは、果たして何をもたらすのかー……
それは、誰にもわからなかった。
next
哀留が救急車で運ばれ、退学処分を受けそれを聞いて絶叫したー……
その一週間後。
案の定というか、当たり前というか……風紀委員は機能しなくなり学園内はますます荒れた。
彼方Side
正直言って、日に日に殺意が湧いてくる。
誰にって?決まってるでしょうー……
「あ、おーい!蓮!彼方!こっちこっち!!」
ケーキ片手にふんぞり返って座っている、このクソ猿にですよ。
風紀室で、最近バカみたいに増えた事務処理を副委員長としていたときー…
緊急事態だと呼ばれ来てみれば。
呼んだ本人は口の周りにクリームを付け、それを甲斐甲斐しく拭かれ。
他の奴らはそいつに構って貰おうと抱きつきだのなんだのー………
そう、ここは生徒会室。
えぇ、そうですそうですよ。
一週間前に新しく風紀委員長となったー…………
?
名前はなんだったか?
まぁ、小猿はものの見事に委員長としての仕事をせず。
…あぁ、桐生も俺達にバラす前はろくに仕事してなかったけども。
その時は副委員長が纏めてたし、桐生自身はひっそり生きてきた奴だから自ら仕事を増やしてなかったしー……つまり、実害は無かったんだけど。
小猿は、実害ありすぎ。
結局、風紀委員長としての立場を納得していない生徒会の奴らに連れられ、生徒会室に引きこもり。
よくもまぁ、あの全校生徒が見る前で人一人怪我をさせて平然と。
しかも、自らは悪くないとわめき散らし権力を振りかざした奴に、今もまだ執着出来るものだなー…と、生徒会の奴らを軽蔑している、今現在。
小猿争奪戦が始まっている。
だが、少しー…違和感を感じるところもあった。
あの双子だ。
あの双子は、小猿に抱きついたりしているがー…なにやらあの事件後から、本気では無いような遊びのような感じがする。
まぁ、俺には知ったことでは無いが。
相変わらず、書記の三浦奈月だけは仕事をしているようだけどー……
珍しい、いつもは自室で仕事をしているはずなのに、今日はここでしている。
何故ー…「ちょっ!くすぐったいだろ!!!なぁ、蓮、彼方!助けてくれよ!!こいつら俺を離してくれないんだよ-!!!風紀委員長としての仕事あるから戻るって言ってんのにさ!!!!」
「唯はそんな事しなくて良いんですよ!!委員長なら、どっしりと構えていれば良いんです!!」
「そーそー!そこに居る、ゆーしゅーな(笑´∀`)部下達が唯ちゃんの分までやってくれるから、唯ちゃんは俺とここでのんびりしよー!」
「え、そうか??そっか、それもそうだな!!!!」
……………………
なにやら宇宙語が聞こえてきたが、ちらりと隣を見上げれば副委員長の眉間のしわがとんでもないことになっていた。
そりゃそうなるわ←壊
今までは、「風紀委員長」という肩書きで、抑制してきた部分がある。
以前桐生がステージで語った、「何者でも規律する」。
それは、生徒会の親衛隊や素行の悪い奴ら。生徒会役員も入る。
だが、今はその「風紀委員長」の肩書きを持つ小猿自らが、違反をやりたい放題。
器物破損(暴れぶつかり壊しても、自分は悪くないと喚き)、勝手な授業免除(これは風紀委員と生徒会に与えられた特典だが、それは各仕事をするために要入られるが、小猿はただのサボり)。
風紀委員長のサインを必要とする書類も未処理で、こちらはそれを決定下すことも出来ず、仕事が溜まり他の委員会からの信用も落とす。
それは、生徒会も同じだろうけど…
そんな為、生徒への示しが付かず。
親衛隊は制裁を増やし、喝上げ暴行なんでもありだ。
…あのゲームのおかげで、全校生徒が桐生の風紀委員長としての実力も認め始めた矢先のー……
誰もが認めない小猿の就任に、それに反対する奴らも居るのも事実。
それらがあり、風紀委員会としての効力が弱ってきたのもー…事実。
はぁ…………
もう、駄目なのかもしれない。
委員達も今の現状に嫌気がさして、辞める事は出来ないがやる気は失いサボりも出始めた。
…これは、桐生を委員長として崇拝していたためでもあるけども(あんなんでも慕われていた)
(でも、サボれば副委員長からの鉄槌がもれなく贈られる)
それは、あの時桐生の側に居て何も出来なかった3人も同じでー……
柊の落ち込みようと、愛染さんの違反者への制裁の荒れよう。
そして特にー……
岸沼の大人しさが、不気味すぎた。
こちらの召集には応じるが、あののんびり感はなく常に無表情になった。
俺は、溜まりまくる事務処理を出来るだけ処理し、その分授業に出ることも減ったが。
気分は良いものでは無いー……
あと。
皆川さんのー……動きも気になる。
あの人は、桐生を気に入っていたはず。
このままな訳が無い。
…………
と、考えてみても、今すぐ現状が何か変わるわけでも無くー……
こんなとき、あいつならー……桐生ならどうするか、と。
バカみたいに、すがってみたり…………
?
「…なんだ?」
なにか、声がする。
「…?なんか、聞こえる?」
「…、ほんとだぁ。なんだろ」
「騒がしいですね…」
小猿達にも聞こえたようで、俺と同じように耳を澄ます。
何だ…?
騒がしい…
しかも、ここ(生徒会室)に近付いてくるー……??
「なんか、」
「近付いてきてるよね?」
双子が、ドア前に居る俺と副委員長の間をくぐり、廊下へと出る。
俺はその時気付かなかった。
副委員長と書記の口元に、笑みが浮かんでいたことに。
「「あぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」」
「「「わぁぁぁあぁあ!!!!!」」」
廊下から響き渡る双子の叫び声と、歓声。
何だ?!
その場に居た全員が廊下へと出ると-…、
そこには。
「よぉ、」
うそ、だろ……
そこに居たのは、「孤高の王」と呼ばれた。
生徒会長、藤谷 蜜埜が居た。
いつ退院したんだ?!
そんな話は全然聞いていない。
彼は、後ろで彼に対して声援・歓声を上げている生徒達に声をかけている。
なにやら、教室に戻れだの言っている。
…授業中のはずだが?
おそらく、彼の姿を見て思わず着いてきたんだろうー……
無茶な話だが、確かに今の現状「会長」の存在は何かを変えてくれるー…そんな希望さえも持つだろう。
それに、
桐生が言っていた。
彼は確か小猿に階段から突き落とされているから、この現状をー…
「蜜埜ーーーーー!!!!!」
ビュンッッという音がするほどの勢いで、小猿が会長に走り寄って抱きついた。
あぁ、バカ丸出しだなー……
あんな事をして、会長が応えるわけ「あぁ、唯か。久しぶりだな」
「おう!蜜埜入院してたんだろ?もう良いのか?」
「あぁ。
これからは、お前の側に居てやれる」
……………??!!!!
彼方Side end
No Side
会長の登場に誰もが驚き。
そしてその会長が、唯に対して優しくー…しかも、「側に居れる」などと甘い言葉をささやいたことに、その場に居る全員が驚いた。
その間も、会長は優しくその頭を撫で。
唯は、一瞬驚きながらもすぐにそれを受け入れ、なんとも優越感に浸った。
その姿に、副会長と会計の二人は、会長のスペックの高さを理解しているので、「このままでは唯が取られてしまうー…」と焦り。
双子は「今まで唯に興味を示していなかったのに、何故?」と訝(いぶか)しげ。
風紀委員の彼方は、唯と会長の関係(突き落とした)を知っているので、なぜ目の前でこんなことが起きているのか、理解できなかった。
そして、書記の三浦奈月と、風紀副委員長の水沢蓮の顔には、困惑とその眉間にはしわが寄っていた。
会長の帰還。
それは、果たして何をもたらすのかー……
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