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初の護衛クエストです。

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スキルたくさん作ったからクエスト使ってみたいし、鍛冶スキルもあるから道具も欲しいからな。
カレンに話してみようかな。

「何ですか?ユウキさん」
「うん。ちょっと新しいスキルがあって試したいから違う街に行きたいんだけど?」
「そうですねぇ~。王都とかどうですか?」
「王都か。いいな!よし、ギルドに行って
何か護衛のクエストとかあったら受けようと思うんだけど。」
「わかりました。では、準備して来ます。
みんなを、呼んできますので待っていて下さい。」

数分後

「お待たせしました。」
「よし!お前ら行くぞ!」
「「「はい!」」」
「うっす!」

ギルドに向かっている途中

【ユウキさん王都へは、3日ほどかかりますが、どうしますか?】
いや、俺の話聞いてたかユキ?
【はい?】
王都への護衛クエストを、受けようと思ってるんだけど。
【そうだったんですか。少々危険がありますがマスターなら問題ないかと思います】
あれ?ユウキさんじゃなくてマスターになったのは、何でなの?
【私を、生み出したのでユウキさんより
マスターの方が正しいかと】
まぁいいけどさ。
【マスターそろそろ着きます。】
そうか。
「ユウキさん、着きました。」
「おう。じゃあ待っててね」

「あの、王都への護衛クエストないですか?」
「それなら、お昼頃に出発する護衛クエストがございます。」
「誰の護衛ですか?」
「ギルド商会の護衛なのですが?」
「わかりました。あっ、そうだ集合する場所は何処ですか?」
「いつも草原へ向かう門のところです。」
「はい!」
「それでは、行ってらっしゃいませ。」

「ただいま。昼頃に出発するからギルド
会館に行って、ウィルをギルドに登録しに行くぞ」
「「「「はい!」」」」


「あの、ライジングムーンのギルドに新しくメンバー登録したいのですが?」
「ユウキ様ですね。新しいメンバーの方は?」
「私です。」
「名前は何ですか?」
「ウィルと言います。」
「わかりました。少々お待ちください。」

「登録完了しました。」
「ありがとうございます。」

「そろそろ時間だな。」
「では、向いましょう。」


「俺らの他にも、中々居るな。」
「あんたらは、ライジングムーンだよな?」
「なんで知ってんだ?」
「ドラゴンとテオレウスとデュラハン倒した英雄を、知らない訳ないだろ。」
「そうなのか!?」
「冒険者の皆さん、私はギルド商会の
スレイヤと言います。3日ほどですがよろしくお願いします。」
「オォォォォーーーーー!!」
相変わらずうるさいな。

出発して少しして
「なぁ、自己紹介しないか。」
「なら、俺から。俺の名前は、ファントムワールドのリーダー、ケイだ。片手剣使いです。」
「同じく、キンスです。両手斧使いです。」
「同じく、ヴァレンと言います。レイピア使いです。」
「私は、フレッシュナイツのリーダー、
チェイスです。魔法使いです。」
「同じく、ミュウと言います。魔法使いです。」
「同じく、コユルです。魔法使いです。」
「同じく、シェルズです。両手剣使いです。」
「俺は、ライジングムーンのユウキです。
片手剣だけどスキルで二刀流使えるように
なる。」
「カレンです。一応、短剣使いです。」
「サンっす。短剣使いです。」
「フラシアです。魔法使いです。」
「ウィルと言います。魔法使いです。」

「これから数日よろしくな!」
「おう!」
みんなが話している間に草原を抜けて森に入った。
暇なので、新しいスキルを更に作ることにした。

「万物創生」
作成するスキル名

威圧
最大限で発動すると、自分より弱い者に使うと気絶させることが出来る。
[人、モンスターに効果あり]

魔弾銃
指先に魔力を集中させ弾として発射
出来る。

終了だから移行頼む。
【了解です。移行します。】

スキル

武術、剣術、弓術、獲得経験値二倍
気配察知、魔力増加、千里眼、鍛冶屋
無詠唱魔法

【移行完了しました。】
気配察知を常時発動にしてくれ。
【マスター承知しました。】

ピキンピキンピキンピキンピキンピキン
【マスター、気配察知に反応しています】

「気配察知」
1.2.3.4……
すごい数居るな。
「千里眼」
盗賊団だな。
「おい!金を全て置いていけば殺さないでやる。」
「何ですとーーーー!!!」
「俺殺ってくるので待っていてもらっていいですか?」
「えっ!」
そして、馬車から降りて盗賊に近づく
盗賊は、30人以上居たと思う。
「なんだ、てめぇは?死にてぇのか!」
「殺れるものなら殺ってみろよ。」
「舐めやがって!!テメェらあの世に送ってやれ!」
敵のリーダーがそう叫んだ。10人ほどが、
かかってきた。
早速だけど、魔弾銃と武術を使うことに
する。
「魔弾銃」
キュイーン、バンバンバンバンバンバン
6人ほどヘッドショットした。
残りの奴を武術でねじ伏せた。

「あれ?もう終わり?」
「テメェ!舐めやがって、全員で行くぞ」

威圧使ってみよう。
「威圧」
ドォォーーーン

バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ
「ありゃ?全員気絶しちゃった。」


「終わったよ。」
「「「「「………………………」」」」」
「おつかれっす。」
「残りは、どうしたんですか?」
「縄で縛って地面に顔だけ出るようにして埋めて来た。」
「ユウキ様、酷いですね。」
「まぁいいだろ。盗賊だし。
スレイヤさん出して下さい。」
「あっ!はい!」

そして、夜になり野宿することになった。
威圧を使ってモンスターが寄らないようにした。
ご飯は、俺が作って食べさせた。
凄い好評だったな。やっぱり嬉しいな!

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