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14-2 待てが出来ないワンコ
しおりを挟む「アルヴェスタ王国で行われる次期国王選定の儀は国の精鋭魔導師たちが行う。だから高度な魔法を使用しているようだが、運命の相手を探す、ということは、特定のものを感知させそこへと繋がるという方法なのだろう。だから特定のものがなく、ただこちらの世界と繋がるための魔法陣、というのはかなり難しいのではないかとは思う」
「なるほど……じゃあ、やっぱり里帰り的なことは無理な可能性が高いよな……それなら……」
帰ることが叶わないのならば、こちらの世界を去るためにしなければならいことが色々あるだろう。
仕事のこともだし、この家のこと、そして弟にも……と、弟を頭に浮かべているとき、さわさわと俺の太腿を撫でていたジウシードの手が俺の股間をキュッと握った。
「んあっ!! こ、こら!! 人が考え事しているときに!!」
「俺の相手もしてくれ」
そう言いながら俺の耳をベロりと舐める。
「はぁん! やっ! ちょっ」
じゅるりと音を立てながら俺の耳を舐め、股間をもみもみと刺激され、俺を引き寄せていた手は腰から上着のなかに滑り込み、脇腹をスススッと撫で上げる。
「ひぃん、や、やめっ!! はな、話をしているんだろうが!!」
脇腹から上へと進んだ手は胸の突起をさわっと撫でた。
「あん……い、いや、だから!! あ、あとで!! あとでしよう!!」
しまった、と思ったときにはすでに遅かった。ピクリと手の止まったジウシードは耳に当てた唇から熱い吐息を浴びせ、低く甘い声で囁いた。
「では、あとでたっぷりとな」
「!!」
ぞわぞわと鳥肌が立ち、そしてこの発言をあとから俺は酷く後悔することとなる……。
結局考えた結果仕事を辞めるにしても一ヶ月は最低でもかかると告げると、それは困ると言われてしまった。
一ヶ月も領主が帰還しないとなれば、なにか不測の事態が起こったのではないかと判断され、領主がいなくなった領地として問題視されるようになるだろう、と。
うーん、そこは会社と要相談になるのかなぁ……。家のことは両親が亡くなったときにお世話になった弁護士さんがいるのでその人を頼るつもりではある。そして、一番肝心な弟……最近音信不通なんだよなぁ……連絡付くだろうか……。
そんなこんなである程度の段取りをジウシードと相談し、風呂へと向かうと……「あとでたっぷりと」の発言通り、全身隈なく洗われたあと、せっかく洗ったのに、全身隈なく舐められた……。
「んあん、やん、ちょ……んふっ」
風呂の壁に手を突き、立ったまま背後から背中を舐められ、手は抱き締めるように回され胸の突起を弄られる。そして片手は胸の突起を弄られたまま、片手は下がっていき、腹を撫でられ、臍を指でさわっと撫でられる。くすぐったくて身体を捩ると、腰に固いモノが……。そしてさらに下がっていく手は俺のモノをクニッと掴んだ。
「んあぁぁ!!」
クニクニと刺激され、あっという間に固くなる。尻にグイグイと固いモノを押し当てられ、胸の突起と下半身を刺激され、背中を舐めていた唇は耳へと移動し、耳たぶを啄まれる。
「はん、あぁ……ジ、ジウシード……」
背中にぴたりとくっついたジウシードの心臓の音が背中に伝わる。ドクンドクンと早鐘を打つその音が、ジウシードが俺を好きなのだと実感させてくれる。こんなにも他人に好意を寄せられ、身体を求められたことなどない。そのことが無性に嬉しくなり幸せだと思ってしまう。
「ハァハァ……アキラ……好きだ」
耳元で囁かれる言葉にぞわりと身体が震え、泣きそうになる。
「お、俺も好き……」
そう呟いた瞬間、ジウシードのモノはビクンと震え、そして少し身体を離したかと思うと俺の股の間へと勢い良く差し込まれた。
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