【完結】異世界転移で落ちて来たイケメンからいきなり嫁認定された件

りゆき

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40-1 二度と離れない


「でも、俺も一緒だよ。俺もひとりで考え込んで、お前に嫌われたと思って確認することを恐れて、話し合えなかった……。もっと早くこうして話していれば、お互いの心が分かったのに……お前のそのひとりで決め付ける性格も、俺のひとりで決め付ける性格も大嫌いだよ。似た者同士だな」

 そう言って笑った。そして、泣いているジウシードの頬を両手で包み、そっと唇を重ねた。
 驚き目を見開いたジウシードの目から零れ落ちた涙は俺の手を濡らし、それをペロリと舐める。

「でも、愛してるよ。そんな馬鹿なお前が愛おしくて仕方ない。俺の人生はお前に狂わされた。人生で唯一の運命の相手を見付けちゃった訳だろ? そりゃ、人生狂うよな、ハハ」
「アキラ……ありがとう……俺の伴侶になってくれて……」

 再び大粒の涙を落としたジウシードは俺を思い切り抱き締めた。

「もう二度とお前を危険な目に遭わせない。お前を絶対守る。だから……俺の傍にずっといてくれ……必ず幸せにする……」
「幸せってのはふたりでなるもんなんだよ」

 抱き締めてくるジウシードの頭をそっと撫でた。

「俺も自分に自信が持てるように……お前の隣に堂々と立てるように頑張るよ。だから……もう二度と俺を避けたりするな」
「アキラ……あぁ……あぁ!」

 ジウシードは少し身体を離したかと思うと、俺を真っ直ぐに見詰め、そしてそっと唇を重ねた。躊躇いがちに、緊張するように重ねられた唇は、なんだか初めてキスをするような気持ちになり、恥ずかしくもなり、しかし、幸せだった。

 ちゅっちゅっと軽く啄むようなキスを繰り返し、次第に深く唇を合わせていく。お互い舌を突き出し、どちらともなく絡み合わせ、お互いの口内を行き来し、くちゅくちゅと次第に水音が響き出す。

 絡み合う舌と共に、お互いの熱い吐息が絡み合い、次第に呼吸が早くなっていく。久しぶりの深い口付けに、お互い夢中に貪っていく。後頭部を抑え付けられ、少し唇を離しては再び深く齧り付かれ、酸欠になりながらも止めることが出来ない。

 離れたくないという想いがお互いの唇を引き寄せ合う。何度も何度も繰り返される口付けに、いつの間にやらベッドに押し倒され、熱を帯びた視線であちこちにキスを落とされる。
 舐めるように啄むように、額や瞼、頬に耳に、と繰り返し唇を這わされ、次第に吐息から嬌声へと変わっていくのが自分で分かった。

「あっ……はっ……」
「アキラ……アキラ……」

 片方の頬に手を添えられながら、反対側の耳に舌を這わされ、じゅぷじゅぷと水音が響き鳥肌が立つ。

「はあん!」

 耳たぶを啄まれ、そのまま首筋を舐められていく。ぴちゃぴちゃと音を立てながら、次第に下へと下がっていく唇。
 ジウシードの手は俺の上着の隙間から滑り込み、脇から上へと撫で上げていき、胸へと到達する。

「はん……あっ」

 そして胸の突起と、誓約の証を同時に撫でられ、ぞわぞわぞわっと身体が震えた。

「あぁぁあん!! やっ、一緒に触るな!!」

 くにくにと突起を弄られながら、誓約の証をさわっと撫でられ、俺の下半身は一気にそそり立つ。

「アキラ、愛してる」

 上着を一気に剥ぎ取られ、誓約の証に口付けたジウシードはなぜか再び泣きそうな顔となっていた。

「ど、どうしたんだよ?」

 泣きそうな顔のまま、舌を突き出し、誓約の証をペロリと舐める。両手は俺の胸の突起をクリクリと弄りながら、ペロペロと舐め続けている。

「はぁん、あん、だ、だから、やん、な、なんで、はん、泣きそうに……あぁぁん」

 聞こうとしているのに、突起を弄られ、誓約の証を舐められ、としていると、全く会話にならない!

「お前が生きていてくれて良かった」

 誓約の証に唇を這わせながら、震える声で呟いたジウシードのその瞳からは再びホロリと涙が落ちた。
 その言葉に、その口付けに、ドクンと心臓が跳ねる。あぁ、愛おしい……

「ジウシード……愛してる……抱いてよ。襲われた後、ジウシードが抱いてくれなくなったのが酷く哀しかった……苦しかった……俺を愛してるなら今すぐ抱いてよ」
「アキラ……」

 ジウシードはボロボロと涙を零しながら、ジュッと強く誓約の証を吸うと俺のズボンと下着を一気に剥ぎ取り、そしてジウシード自身も服を全て脱ぎ捨てた。

 ジウシードの中心にはすでにガンガンにそそり立ったモノが主張しているが、ジウシードは大きく深呼吸をし、俺を抱き起した。そして胡坐をかいたジウシードの膝に座らされ、ぎゅうっと抱き締められる。お互いのそそり立ったモノが触れ合い、そしてお互いの胸が素肌のまま触れ合う。

 ドキドキと心臓の音が響き、触れる素肌は温かい。お互い生きていることを実感する。

「温かい……生きている……本当に良かった……」
「あぁ、俺は生きてるよ。だからもう気にするな……は、無理かもしれないけど、俺の傍から二度と離れないで」

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