白い剣は折れない

蒼月よる

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第12話 外の世界

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 門が閉まった。

 背後で、重い音がした。鉄と石が噛み合う、低い振動。地面を伝って足の裏に届いた。それきりだった。鍵が回る音も、見送りの声もなかった。門番はおれを見なかった。除名された者に向ける視線を、あの男は持っていなかった。あるいは——持たないように訓練されていたのかもしれない。

 振り返った。

 白い門だった。聖騎士団の本拠を囲む外壁の、南門。白い石で組まれた二重の扉。その上に、剣と盾の紋章が刻まれている。おれが十二年のあいだ毎日見上げてきた紋章。だが今日は門の外側から見ている。紋章は逆さまではない。同じ形だ。同じ白だ。だが——意味が違う。この紋章はもう、おれのものではない。

 白い街道が門から真っ直ぐに伸びていた。

 石畳が敷かれた、整然とした道だ。神聖国家の主要街道。街道の両側には低い石壁が走り、壁の向こうに牧草地が広がっている。冬が近い。草は枯れかけて、茶色と灰色のまだらになっていた。空は高く、薄い雲が東から西へ流れている。日差しは弱い。

 前を見た。

 街道は南へ伸びて、やがて丘の向こうに消えている。その先に何があるか、おれは地図でしか知らない。荒野がある。小さな宿場がいくつかある。そして遠く——南東に樹海の青い線が見えた。空と大地の境目に、青灰色の帯が細く横たわっている。ラステンがあったのは、あの樹海の裾だ。

 足元を見た。

 白い石畳の上に、おれの影が落ちている。旅装の影だ。白い上衣ではない。無地の灰色の外套と、使い古しの革の肩当て。腰には短刀が一本。聖騎士の剣ではない。鍛冶場の端に転がっていたような、何の刻印もない短刀。それと、背中に荷袋。中身は数日分の干し肉と堅パン、水筒、火打ち石、少しの路銀。それだけだった。

 歩き始めた。

 足が石畳を踏む音が、自分のものだと気づくまでに少しかかった。聞き慣れない音だった。聖騎士の靴ではない。渡された旅靴は底が薄く、石畳の凹凸をそのまま足の裏に伝えてくる。十二年間、おれの足は騎士団の靴に守られていた。今は——地面がそのまま来る。冷たさも、硬さも。

 白い街道が後ろに伸びていく。一歩ごとに、門が遠くなる。振り返れば見える。だが振り返らなかった。

 後悔はなかった。

 ラステンの道に立ったとき、紋章を地面に置いたとき、軍法会議で口を開いたとき——あの全てを、おれはもう一度やる。同じ朝が来れば、同じことをする。そこに迷いはない。

 だが——喪失がある。

 白い回廊。朝の鐘。百を超える声が重なる祈り。ギルスに転がされた石畳の空。食堂の粥の湯気。くだらない冗談。靴底が石を叩く規則正しい音。白い行列に加わって、光に向かって歩く朝。——あの全てが、門の向こうにある。そしておれはもう、あの列には戻れない。

 仲間がいた。同じ飯を食い、同じ祈りを唱え、同じ道を歩く人間がいた。ギルスがいた。ヨルンがいた。テッサがいた。彼らはまだあの白い石の中にいる。おれだけが外に出た。

 ドルクは——まだ中にいる。拘留されて。追加の調査。七年間の虚偽報告。四つの集落。四百人。その全てがハルスの報告書に記録され、これから一つずつ裁かれる。ドルクの結末がどうなるか、おれには見届ける手段がなかった。

 軍法会議の最後に、ドルクと目が合った。護送される直前。おれが旅装を渡されて門へ向かうとき、ドルクは拘留室に戻されるところだった。すれ違った。白い回廊の角で。

 ドルクは何も言わなかった。表情も変わらなかった。だが目が——おれを見た。いつもの乾いた、何も映さない目ではなかった。何かが映っていた。ほんの一瞬。おれにはそれが何だったのか、うまく言えない。安堵ではない。託すとも違う。ただ——見ていた。門の外に出ていく人間を。

 街道が丘を越えた。

 振り返れば門が見えたかもしれない。だが振り返らなかった。丘の頂きを過ぎると、道は緩やかに下り始めた。風が変わった。背後の白い石の壁に遮られていた風が、今は正面から吹いてくる。冷たかった。冬の匂いがした。乾いた草と凍った土の匂い。

 石畳が途切れた。

 白い街道は丘の先で終わっていた。国が管理する道はここまでで、その先は踏み固められただけの土の道が荒野に伸びている。境目は明確だった。白い石畳の最後の一枚と、茶色い土の最初の一歩。おれは石畳を踏み越えて、土の上に足を置いた。

 靴底に土の感触があった。柔らかい。石畳とは違う。足が沈む。踏み返すたびに、地面がわずかに崩れる。不安定で、不確かで——だが、足の裏にあるものが確かに感じられた。

 荒野が広がっていた。

 枯れた草の原が、なだらかなうねりを繰り返しながら南へ続いている。ところどころに灌木《かんぼく》の茂みがあり、岩が地面から突き出している。道は細い。轍《わだち》が二本、草のあいだを這うように伸びている。荷馬車が通った跡だろう。その轍が、おれの前に一本の線を引いていた。

 空が広かった。

 騎士団の中庭から見上げる空とは違う。石壁に切り取られていない、端から端まで開けた空。薄い雲が西に流れている。太陽は東の低い位置にあって、おれの影を長く前に伸ばしていた。

 歩いた。

 風の音だけがあった。草を揺らし、外套の裾を叩き、耳元で鳴る風。靴が土を踏む音。自分の呼吸。それだけだった。白い回廊の反響も、鐘の余韻も、祈りの声も——ない。おれ一人の足音だけが、荒野に落ちて消えていく。

 考えていた。

 歩きながら、考えずにはいられなかった。足が勝手に動いている間に、頭は止まってくれない。十二年間の訓練が身体に刻んだものは、門を出ても消えなかった。歩調は規則正しく、背筋は伸びたままで、視線は無意識に周囲の地形を読んでいる。聖騎士の身体が、聖騎士でなくなった人間の中に残っていた。

 制度は機能している。

 それを否定する気はなかった。禁忌がなければ世界は神罰で滅ぶ。おれが十二年間学んだことの全てが嘘だとは思わない。遺物の力は人間の手に余る。それを放置すれば世界が歪む。歪みが限界を超えれば、神罰が来る。——それは真実だ。

 ドルクは内側から変えようとした。七年間。四つの集落。四百の命。報告書を偽造し、嘘の上に嘘を重ね、制度の隙間に人の命を隠し続けた。四百人は小さくない。だが制度は変わらなかった。ドルクの嘘は制度に罅《ひび》すら入れなかった。四百人を救い、自分を壊し——それでも聖騎士団は明日も処理命令を出す。

 去った薬師がいた。

 名前は知らない。噂だけだ。騎士団の薬師が、ある日突然職を辞して辺境に消えた。制度の外に出て、新しい居場所を見つけたと聞く。——だがラステンは、おれがいなければ処理されていた。去ることは、おれの答えではない。去った者は、目の前の百二十人を救えない。

 耐えた騎士がいた。

 これも名前は知らない。だが白い回廊の中に、制度の矛盾を知りながら——あるいは知らないふりをしながら——歩き続けている騎士がいる。おれが処理班に配属された日、回廊ですれ違った無表情の先輩騎士。あの男は耐えていたのだろうか。制度の重みに押し潰されながら、それでも紋章を胸に留め続けることで、何かを守ろうとしていたのだろうか。

 だが耐えるだけでは、教室の椅子は守れない。石板の算術は守れない。窓の灯りは守れない。

 嘘をついた男——ドルクがいた。

 四百人を救い、今は拘留されている。

 去ることでも、耐えることでも、嘘をつくことでもない何かが必要だ。四番目の道。ラステンの地面に紋章を置いたとき、おれはその道に足を踏み出した。だがその道が何なのか——まだわからない。名前がない。地図にも載っていない。おれが歩いた距離だけが、この道の長さだ。

 それでいい、と思った。

 今はまだ、わからなくていい。わからないまま歩いている。答えを持たずに歩いている。十二年間、おれは答えを与えられて歩いてきた。教義があり、規律があり、命令があった。何が正しいかは常に決まっていて、おれはそれに従えばよかった。今は——何もない。正しさの指標がない。おれの足が踏んだ場所だけが、道になる。

 それは恐ろしいことだった。同時に——足が止まらないことが、おれには不思議だった。

 風が強くなった。

 荒野の道が緩やかに曲がり、低い丘を迂回して南東へ向かっている。遠くの樹海の青い線が少しだけ近づいた気がした。気のせいかもしれない。まだ何日もかかる距離だ。

 日が高くなっていた。腹が鳴った。

 道の脇に平たい岩があった。腰を下ろした。荷袋から堅パンを一つ取り出し、歯で千切った。硬い。水で流し込む。味はほとんどない。小麦の粉を固めただけの、素気ないパン。ドルクが野営で作った飯のほうが——。

 思考が止まった。

 止めた。意識して、止めた。ドルクの飯のことを考えると、野営の焚き火のことを考える。焚き火のことを考えると、ドルクの声を思い出す。「選んだか」。あの乾いた二語。それから「よし」。あの一語の裏側に畳まれていた七年間。——今おれがここに座っていて、ドルクはあの白い壁の中にいる。

 堅パンを噛んだ。硬い。それでいい。

 食べ終えて、水を一口飲んで、立ち上がった。岩を離れて道に戻る。歩き始める。足が動く。それだけのことだ。

 午後になっていた。

 道が分かれていた。

 荒野の真ん中に、轍が二つに裂けている。一方は南東へ——内陸に向かう道だ。荒野を抜けて、やがて山地に入り、その向こうに辺境の集落が点在している。あの薬師が向かった方角だと聞く。もう一方は南西へ——沿岸に向かう道だ。なだらかな平野を下り、やがて港町に出る。デルガと呼ばれる海沿いの街がある。

 分かれ道の真ん中に、朽ちかけた道標が立っていた。木の板に文字が刻まれているが、風雨に削られてほとんど読めない。かろうじて矢印の形だけが残っている。二つの矢印が、二つの方角を指している。

 おれは道標の前に立った。

 内陸には何がある。おれの知らない辺境の風景。山と森と、小さな集落。名前も知らない人々が、遺物の灯りを——いや、灯りがなくても暮らしている場所がある。去った薬師はそこに新しい居場所を見つけた。

 沿岸には何がある。海。おれは海を見たことがない。港町がある。騎士団の手が届きにくい場所がある。船がある。この大陸の外にも世界がある。

 どちらの道にも、答えはない。答えがどこかに落ちていて、拾い上げれば手に入るようなものではないことは、わかっていた。答えはおれの足の下にしかない。歩いた先に、歩いたぶんだけ見える。

 風が吹いていた。荒野の風だ。低い草を撫で、外套を揺らし、道標の木をきしませる。冷たい風だった。冬が来る。

 おれは歩き始めた。

 どちらの道を選んだかは——おれにもまだわからなかった。足が動いて、道の上にあった。それだけだ。ラステンの朝に走り出したときと同じだった。あのときも頭より先に足が動いた。今もそうだ。足が知っている。おれの頭がまだ言葉にできないものを、足が先に選んでいる。

 荒野が続いていた。道は細く、轍は浅く、風は冷たかった。だが歩けた。一歩ずつ、確かに、歩けた。

 日が傾き始めていた。

 西の空がオレンジ色に染まりかけている。あの色を見たことがある。ゲルダの家の暖房の色だ。遺物の暖房が部屋を満たしていた、あのオレンジ色。——空はあの部屋よりずっと広い。だが色は同じだった。温かさだけが違う。空の色は手には届かない。

 ゲルダは今どこにいるだろう。北の樹海を越えて、どこかに辿り着いただろうか。レンネがそばにいるはずだ。あの教師は最後まで人の手を離さない。子供たちは——ミーネは。おれに棒の構えを教わった子供たちは。

 別の班が来る。ハルスはそう言った。正しい。聖騎士団の手は長い。ラステンの人々が永遠に逃げ続けることはできない。おれがやったことは、一つの朝を作っただけだ。百二十人が生きている朝を。その朝がいくつ続くかは——おれにはわからない。

 だが今日も、あの人たちは生きている。今日も、レンネは子供たちに何かを教えているかもしれない。石板がなくても、灯りがなくても。地面に木の枝で文字を書いて、「これは何て読む?」と問いかけているかもしれない。

 おれはそれを信じることにした。知る手段はない。確かめようもない。だが——信じることにした。足りない信仰で。

 ポケットに手を入れた。

 指先に触れたものがあった。

 遺物の欠片《かけら》。ラステンの集会所の脇で拾った、小さな金属の破片。灯りの筒の一部だった。角がなく、滑らかで、掌に馴染む形をしている。あの夜——処理の前夜、おれはこれをポケットに入れた。紋章を荷袋に戻し、欠片はポケットに残した。それが決断の始まりだった。

 欠片を取り出した。

 掌の上に乗せた。西日が欠片の表面を照らしている。光らなかった。灯りとしての機能は壊れている。ただの古い金属だ。温かくもない。おれの手の熱が移っているだけだ。

 だがおれはこれを持っている。

 紋章は地面に置いた。剣は剥奪された。白い上衣は脱がされた。十二年間のおれの全てが失われて——この欠片だけが残った。壊れて光らない、ただの金属片。何の役にも立たない。

 だがあの夜、この欠片はラステンの灯りの一部だった。百二十人の暮らしを照らしていた光の、ほんの一欠片だった。壊れていても、光らなくても——かつて灯りだったものだ。

 握った。

 角のない金属が、掌の中に収まった。紋章のように鋭くない。剣のように重くない。ただ——そこにある。おれの手の中に。

 ポケットに戻した。

 歩き続けた。日が沈んでいく。オレンジの空が、赤に変わり、やがて紫に沈んでいく。東の空に星が一つ見え始めた。荒野の夜が来る。どこかで野営をしなければならない。火を起こし、堅パンを齧《かじ》り、地面に横になる。明日もまた歩く。その先もまた歩く。

 あの朝を思い出した。白い行列。百を超える騎士が列をなして、回廊を歩く。光に向かって。鐘の余韻の中を。声を発さず、足音だけを揃えて。おれはあの列の一人だった。白い上衣を着て、紋章を胸に留めて、光に向かって歩いていた。

 今は一人だ。白い上衣はない。紋章もない。光もない。荒野の道に、おれの足音だけがある。後ろに続く者はいない。前を歩く者もいない。

 だが——歩いている。

 それだけが確かだった。歩いている。ポケットの中に壊れた欠片を一つ持って、名前のない道を、答えのない方角へ。

 星が増えていた。荒野の星は近い。ラステンで見た星と同じだ。騎士団の魔石灯に薄められていない、剥き出しの夜空。虫の声が聞こえ始めた。秋の終わりの、細い声。草の中から湧くように。

 おれは歩いていた。

 あの灯りは、まだどこかで点《とも》っているだろうか。
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