6 / 8
第6話 七年ぶりの遺跡
しおりを挟む
ギルド支部に足を運ぶのは、月に二度の鑑定報告書の提出以来だった。
デルガのギルド支部は港の東側、丘の中腹にある石造りの建物だ。一階は依頼受付と素材買取の窓口が並び、朝から冒険者たちで賑わっている。二階は銀牌以上の専用区画。そして三階の奥に、支部長の執務室がある。
受付を素通りしようとしたら、窓口の女性職員に呼び止められた。
「ノルさん、先月の鑑定報告書、まだ二件未提出ですよ」
「後で出す」
「先月も同じこと言ってましたよね」
「……後で出す」
逃げるように階段を上がった。書類仕事から逃げて、もっと厄介な話をしに行くというのも妙な話だ。
三階の廊下を進み、突き当たりの扉を叩いた。
「入れ」
低い声が返ってきた。
執務室は広くはない。壁一面の棚に依頼書と報告書の束が積み上がり、窓からは港が一望できる。机の向こうに座っているのは、デルガ支部のギルドマスター、バルドだ。
五十がらみの大柄な男で、元は銀牌の冒険者だった。右腕に古い傷跡がある。樹海の中層で苔巨人に殴られた跡だと、以前酒の席で聞いた。現場を退いてからは支部の運営に回り、もう十年以上この椅子に座っている。
「珍しいな、お前が自分から来るとは」
「呼ばれたくなかったからな」
バルドが太い指で顎を掻いた。おれが自発的に支部に来ること自体が、異常事態だと理解したのだろう。
「座れ」
椅子に腰を下ろし、懐から包みを出した。六点の遺物と、昨日の分析結果をまとめた紙だ。分析結果は工房に戻ってから夜通しで書いた。鑑定士の報告書は正確でなければならない。
「見てくれ」
バルドは包みを開き、遺物を一つずつ手に取った。それから、報告書に目を通した。太い眉が徐々に寄っていく。
「本物を贋作に偽装、か」
「ああ。六点全てに共通する手口だ。回路の残留パターンを人工的に劣化させ、表面の意匠を上書きして出自を隠している。元は生きた回路を持つ遺物だった可能性が高い」
「生きた回路——管理品目だな」
「ギルドへの報告義務がある品だ。それが、贋作として市場に流れている。正規ルートでも裏通りでも、複数の経路で出回っている。数は把握しきれていないが、少なくともおれが確認した六点以外にもあるはずだ」
バルドが報告書を机に置き、椅子の背にもたれた。革張りの椅子がぎしりと鳴った。
「お前がまた動くのは久しぶりだな」
「動きたくて動いてるわけじゃない」
「だろうな。だが、お前が自分で調べて、自分で報告書を書いて、自分から持ってきた。それがどういうことか、おれにはわかる」
返す言葉がなかった。バルドは昔から、面倒くさがりの裏にある本心を見抜く男だった。
「ノル。公認鑑定士としての正式な調査依頼を出す」
「……やはりそうなるか」
「管理品目が偽装されて流通している。ギルドとして看過できん。お前はギルド公認の鑑定士だ。この件に最も適した人間がお前であることは、お前自身がわかっているだろう」
わかっている。だから来たのだ。断る余地がないとわかった上で。
「報酬は正規の調査依頼に準じる。銀牌依頼相当だ。必要な経費も支部で持つ」
「金の問題じゃないんだが」
「知っている。だが、正式な依頼にしておく方がお前も動きやすいだろう。裏通りを嗅ぎ回るにしても、ギルドの後ろ盾があるのとないのでは違う」
それは確かにそうだ。裏通りの遺物商も、個人で来られるよりギルドの依頼で来る方が協力しやすい。表向きの大義名分は、時に裏の世界でこそ効力を持つ。
「わかった。受ける」
「最初からそのつもりだろう」
「……面倒だな」
バルドが鼻を鳴らして笑った。
「もう一つ、伝えておくことがある」
バルドの声が低くなった。笑いの色が消え、支部長の顔になる。
「軍からも問い合わせが来ている」
「軍?」
「正確には、軍の情報部だ。デルガで流通している遺物について照会があった。品目の詳細は明かさなかったが、管理品目に関する件だとは示唆していた」
裏通りの遺物商が言っていた、軍の連中がうろついている、という話と繋がった。やはり、軍情報部も同じものを追っている。
「ギルドは軍に協力するのか」
「ギルドは国家から独立した組織だ。軍の指揮下に入ることはない。だが、管理品目の流通は国家の安全にも関わる。完全に無視するわけにもいかん。情報の共有は必要に応じて行うことになるだろう」
「厄介な話だ。おれは遺物を調べたいだけで、軍の仕事に首を突っ込むつもりはない」
「お前は鑑定に集中しろ。軍との調整はおれがやる」
バルドの声には、有無を言わせない重みがあった。こういう時のバルドは頼りになる。現場を知る人間が上にいると、話が早い。
「それと——」バルドが少し間を置いた。「お前、遺跡に行く気はあるか」
その言葉に、体が一瞬こわばった。
「……何の話だ」
「報告書を読んだ。偽装された遺物の出土元を特定する必要があると書いてあるだろう。お前が書いたんだ」
自分で書いた。その通りだ。遺物の出自を確認するには、出土元の遺跡を調べるのが最も確実な方法だ。加工痕や回路の劣化パターンを遺跡の環境と照合すれば、偽装前の状態を推定できる。
だが、それは——遺跡に行くということだ。
「遺跡調査隊を辞めてから、お前は遺跡に近づいていない。もう何年になる」
「……七年だ」
「七年か」
バルドはおれの顔をじっと見た。何を思い出しているのかは聞かなかった。聞く必要がなかったのだろう。バルドは当時の支部長代理だった。あの事故の報告書を受理したのも、この男だ。
「強制はしない。遺跡の調査は別の人間に任せることもできる。だが——」
「出土元の遺物を正確に評価できるのは、現場で自分の目で見た鑑定士だけだ。代わりが利かないのはわかっている」
バルドが黙って頷いた。
沈黙が落ちた。窓の外から港の喧騒が聞こえている。荷揚げの掛け声、鉤爪で木箱を引っかける音、海鳥の鳴き声。デルガの日常だ。
七年前のことを思い出しかけて、止めた。今は、目の前の仕事に集中すべきだ。
「リタの遺跡だ」
「何?」
「問題の遺物を最初に持ち込んだのは、鉄牌のリタという冒険者だ。あいつが探索した遺跡から出ている。まずはそこを確認する」
「リタ——ああ、あの賑やかな嬢ちゃんか。漁師の家の」
「知っているのか」
「鉄牌に上がるときの審査で会った。遺跡探索の適性が高い。身軽で勘がいい。将来が楽しみだと思ったよ」
「楽しみかどうかは知らんが、うるさい」
バルドがまた笑った。
正式な調査依頼書にサインをして、執務室を出た。階段を降りながら、深く息を吐く。
遺跡か。
行きたくない。心の底からそう思う。あの暗い通路、壁を走る回路の光、魔素の濃い空気。七年前、あの場所で——
一階に降りると、入口の柱にもたれてリタが待っていた。
「あ、ノルさん! どうでした?」
「正式に調査依頼が下りた。公認鑑定士として、偽装遺物の出所を特定する」
「おお!」
「で、出土元の遺跡を確認する必要がある」
「遺跡? わたしが見つけた遺跡ですか?」
「お前がいくつ遺跡に入ったか知らんが、最初にあの円盤を持ち帰った遺跡だ」
「樹海の中層の、あの遺跡ですね。行くんですか?」
「行かなきゃ始まらん」
リタの目が輝いた。わかりやすい。
「わたしも行きます!」
「お前の遺跡だろうが。案内がいなきゃ始まらん」
「えへへ、そうですよね! わたしがいないと場所わからないですもんね!」
「調子に乗るな。あくまで案内と護衛だ。遺物に触るなよ」
「はーい!」
ギルドの玄関を出た。午後の陽が白い壁を照らし、港に光の筋を落としている。潮の匂いが風に乗ってくる。
調査は明後日からだ。準備がいる。遺跡に入るための装備の確認、魔石灯の補充、鑑定道具の点検。七年ぶりの遺跡行きだ。体が覚えているかどうかは怪しい。
「ノルさん」
「何だ」
「遺跡、久しぶりなんですよね」
「……ああ」
「大丈夫ですか?」
リタの声から、いつもの弾むような調子が消えていた。こいつは無鉄砲だが、鈍くはない。おれが遺跡の話になると顔が変わることくらい、気づいているのだろう。
「大丈夫かどうかは行ってみなきゃわからん。だが、行かないという選択肢はない」
「……はい」
「それに、お前がいるだろう。遺跡の中でおれが固まったら、蹴り飛ばしてくれ」
「蹴りませんよ! でも、引っ張りますね。ぐいっと」
「お前ならやりそうだな」
リタが笑った。港からの風が、短い赤茶の髪を揺らしている。
遺跡も、調査も、過去のわだかまりも。気が重い。
だが——この街の裏で、本物を偽物に変える誰かがいる。そいつの嘘を暴くのは、鑑定士の仕事だ。
面倒でも、嘘を見逃すわけにはいかない。
それだけは、七年前から変わっていない。
デルガのギルド支部は港の東側、丘の中腹にある石造りの建物だ。一階は依頼受付と素材買取の窓口が並び、朝から冒険者たちで賑わっている。二階は銀牌以上の専用区画。そして三階の奥に、支部長の執務室がある。
受付を素通りしようとしたら、窓口の女性職員に呼び止められた。
「ノルさん、先月の鑑定報告書、まだ二件未提出ですよ」
「後で出す」
「先月も同じこと言ってましたよね」
「……後で出す」
逃げるように階段を上がった。書類仕事から逃げて、もっと厄介な話をしに行くというのも妙な話だ。
三階の廊下を進み、突き当たりの扉を叩いた。
「入れ」
低い声が返ってきた。
執務室は広くはない。壁一面の棚に依頼書と報告書の束が積み上がり、窓からは港が一望できる。机の向こうに座っているのは、デルガ支部のギルドマスター、バルドだ。
五十がらみの大柄な男で、元は銀牌の冒険者だった。右腕に古い傷跡がある。樹海の中層で苔巨人に殴られた跡だと、以前酒の席で聞いた。現場を退いてからは支部の運営に回り、もう十年以上この椅子に座っている。
「珍しいな、お前が自分から来るとは」
「呼ばれたくなかったからな」
バルドが太い指で顎を掻いた。おれが自発的に支部に来ること自体が、異常事態だと理解したのだろう。
「座れ」
椅子に腰を下ろし、懐から包みを出した。六点の遺物と、昨日の分析結果をまとめた紙だ。分析結果は工房に戻ってから夜通しで書いた。鑑定士の報告書は正確でなければならない。
「見てくれ」
バルドは包みを開き、遺物を一つずつ手に取った。それから、報告書に目を通した。太い眉が徐々に寄っていく。
「本物を贋作に偽装、か」
「ああ。六点全てに共通する手口だ。回路の残留パターンを人工的に劣化させ、表面の意匠を上書きして出自を隠している。元は生きた回路を持つ遺物だった可能性が高い」
「生きた回路——管理品目だな」
「ギルドへの報告義務がある品だ。それが、贋作として市場に流れている。正規ルートでも裏通りでも、複数の経路で出回っている。数は把握しきれていないが、少なくともおれが確認した六点以外にもあるはずだ」
バルドが報告書を机に置き、椅子の背にもたれた。革張りの椅子がぎしりと鳴った。
「お前がまた動くのは久しぶりだな」
「動きたくて動いてるわけじゃない」
「だろうな。だが、お前が自分で調べて、自分で報告書を書いて、自分から持ってきた。それがどういうことか、おれにはわかる」
返す言葉がなかった。バルドは昔から、面倒くさがりの裏にある本心を見抜く男だった。
「ノル。公認鑑定士としての正式な調査依頼を出す」
「……やはりそうなるか」
「管理品目が偽装されて流通している。ギルドとして看過できん。お前はギルド公認の鑑定士だ。この件に最も適した人間がお前であることは、お前自身がわかっているだろう」
わかっている。だから来たのだ。断る余地がないとわかった上で。
「報酬は正規の調査依頼に準じる。銀牌依頼相当だ。必要な経費も支部で持つ」
「金の問題じゃないんだが」
「知っている。だが、正式な依頼にしておく方がお前も動きやすいだろう。裏通りを嗅ぎ回るにしても、ギルドの後ろ盾があるのとないのでは違う」
それは確かにそうだ。裏通りの遺物商も、個人で来られるよりギルドの依頼で来る方が協力しやすい。表向きの大義名分は、時に裏の世界でこそ効力を持つ。
「わかった。受ける」
「最初からそのつもりだろう」
「……面倒だな」
バルドが鼻を鳴らして笑った。
「もう一つ、伝えておくことがある」
バルドの声が低くなった。笑いの色が消え、支部長の顔になる。
「軍からも問い合わせが来ている」
「軍?」
「正確には、軍の情報部だ。デルガで流通している遺物について照会があった。品目の詳細は明かさなかったが、管理品目に関する件だとは示唆していた」
裏通りの遺物商が言っていた、軍の連中がうろついている、という話と繋がった。やはり、軍情報部も同じものを追っている。
「ギルドは軍に協力するのか」
「ギルドは国家から独立した組織だ。軍の指揮下に入ることはない。だが、管理品目の流通は国家の安全にも関わる。完全に無視するわけにもいかん。情報の共有は必要に応じて行うことになるだろう」
「厄介な話だ。おれは遺物を調べたいだけで、軍の仕事に首を突っ込むつもりはない」
「お前は鑑定に集中しろ。軍との調整はおれがやる」
バルドの声には、有無を言わせない重みがあった。こういう時のバルドは頼りになる。現場を知る人間が上にいると、話が早い。
「それと——」バルドが少し間を置いた。「お前、遺跡に行く気はあるか」
その言葉に、体が一瞬こわばった。
「……何の話だ」
「報告書を読んだ。偽装された遺物の出土元を特定する必要があると書いてあるだろう。お前が書いたんだ」
自分で書いた。その通りだ。遺物の出自を確認するには、出土元の遺跡を調べるのが最も確実な方法だ。加工痕や回路の劣化パターンを遺跡の環境と照合すれば、偽装前の状態を推定できる。
だが、それは——遺跡に行くということだ。
「遺跡調査隊を辞めてから、お前は遺跡に近づいていない。もう何年になる」
「……七年だ」
「七年か」
バルドはおれの顔をじっと見た。何を思い出しているのかは聞かなかった。聞く必要がなかったのだろう。バルドは当時の支部長代理だった。あの事故の報告書を受理したのも、この男だ。
「強制はしない。遺跡の調査は別の人間に任せることもできる。だが——」
「出土元の遺物を正確に評価できるのは、現場で自分の目で見た鑑定士だけだ。代わりが利かないのはわかっている」
バルドが黙って頷いた。
沈黙が落ちた。窓の外から港の喧騒が聞こえている。荷揚げの掛け声、鉤爪で木箱を引っかける音、海鳥の鳴き声。デルガの日常だ。
七年前のことを思い出しかけて、止めた。今は、目の前の仕事に集中すべきだ。
「リタの遺跡だ」
「何?」
「問題の遺物を最初に持ち込んだのは、鉄牌のリタという冒険者だ。あいつが探索した遺跡から出ている。まずはそこを確認する」
「リタ——ああ、あの賑やかな嬢ちゃんか。漁師の家の」
「知っているのか」
「鉄牌に上がるときの審査で会った。遺跡探索の適性が高い。身軽で勘がいい。将来が楽しみだと思ったよ」
「楽しみかどうかは知らんが、うるさい」
バルドがまた笑った。
正式な調査依頼書にサインをして、執務室を出た。階段を降りながら、深く息を吐く。
遺跡か。
行きたくない。心の底からそう思う。あの暗い通路、壁を走る回路の光、魔素の濃い空気。七年前、あの場所で——
一階に降りると、入口の柱にもたれてリタが待っていた。
「あ、ノルさん! どうでした?」
「正式に調査依頼が下りた。公認鑑定士として、偽装遺物の出所を特定する」
「おお!」
「で、出土元の遺跡を確認する必要がある」
「遺跡? わたしが見つけた遺跡ですか?」
「お前がいくつ遺跡に入ったか知らんが、最初にあの円盤を持ち帰った遺跡だ」
「樹海の中層の、あの遺跡ですね。行くんですか?」
「行かなきゃ始まらん」
リタの目が輝いた。わかりやすい。
「わたしも行きます!」
「お前の遺跡だろうが。案内がいなきゃ始まらん」
「えへへ、そうですよね! わたしがいないと場所わからないですもんね!」
「調子に乗るな。あくまで案内と護衛だ。遺物に触るなよ」
「はーい!」
ギルドの玄関を出た。午後の陽が白い壁を照らし、港に光の筋を落としている。潮の匂いが風に乗ってくる。
調査は明後日からだ。準備がいる。遺跡に入るための装備の確認、魔石灯の補充、鑑定道具の点検。七年ぶりの遺跡行きだ。体が覚えているかどうかは怪しい。
「ノルさん」
「何だ」
「遺跡、久しぶりなんですよね」
「……ああ」
「大丈夫ですか?」
リタの声から、いつもの弾むような調子が消えていた。こいつは無鉄砲だが、鈍くはない。おれが遺跡の話になると顔が変わることくらい、気づいているのだろう。
「大丈夫かどうかは行ってみなきゃわからん。だが、行かないという選択肢はない」
「……はい」
「それに、お前がいるだろう。遺跡の中でおれが固まったら、蹴り飛ばしてくれ」
「蹴りませんよ! でも、引っ張りますね。ぐいっと」
「お前ならやりそうだな」
リタが笑った。港からの風が、短い赤茶の髪を揺らしている。
遺跡も、調査も、過去のわだかまりも。気が重い。
だが——この街の裏で、本物を偽物に変える誰かがいる。そいつの嘘を暴くのは、鑑定士の仕事だ。
面倒でも、嘘を見逃すわけにはいかない。
それだけは、七年前から変わっていない。
0
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
婚約破棄?いいですけど私巨乳ですよ?
無色
恋愛
子爵令嬢のディーカは、衆目の中で婚約破棄を告げられる。
身分差を理由に見下されながらも、彼女は淡々と受け入れようとするが、その時ドレスが破れ、隠していた自慢のそれが解き放たれてしまう。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる