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竜神様には通じない
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いつも通り、ポーシェによる覚醒の魔法で目覚めた。
当たり前のようにカーニャもおり、俺の身支度を手伝ってくれる。
ポーシェに手伝ってもらうのは慣れているが、出会ってそう時間の経っていない女の子に服を脱がされ着せられというのはやはりドギマギする。
同い年の貴族子息はどんな感じなんだろうか。
夏休みが明けたら学院生の友達に聞いてみるか。
「絶対に着ない」
俺みたいに女物の服を着せられそうになる事はないんだろうけど。
今日は休養の日。
最初の頃は休養の日も歌っていたのだが、歌を聞く為に早起きして広場に並ぶという行為が問題視された。
また、それだけでなく俺達の歌による魔法効果も問題だったそうだ。
歌によって底上げされたやる気をもって仕事に励むが、本来は休養の日。
俺達の歌を聞いた者達がみんな仕事をしてしまう。
休日という概念を取り入れた事により、不定休で休んでいた頃よりも全体的な効率が上がったのに、休養の日まで仕事をされてしまうとその意味がなくなってしまうのだ。
そんな理由から、休養の日は歌もお休みする事となった。
という事で、今日はテラスへは出ない分、自室でゆっくり出来る。
さて、何をするかな。
と考えている時、部屋の扉がノックされる。
カーニャが扉を開けて対応すると、鈴の声が聞こえて来た。
困ったような表情で俺を見るカーニャ。
まぁ鈴が何を言っているか分からないからな。
手で入れていいと合図をする。
が、まだカーニャはシュライエン家での身振り手振りでの符号を知らないんだった。
ポーシェが口頭で指示を出し、ようやく鈴が招き入れられる。
『おはよう、アルティちゃん♪』
ミィチェを腕に抱いた鈴が部屋へ入って来る。
だからちゃん付けは止めろ。
ミィチェが鈴の腕から離れ、俺の胸に飛び込んで来る。
よーしよしよしよし。
『おはよう、鈴。
ミィチェもおはよう』
『おはよう。
アルティ、後でメイドさん達に謝っておいてほしい。
鈴が勝手に動いたからだいぶ慌ててた』
ミィチェが喉をゴロゴロ鳴らしながら話す。
うーん、口で喋ってる訳じゃないのは分かってたけど、どういう仕組みなんだろうか。
まぁ可愛いからいいけど。
鈴はこの家の客人だ。
客人が案内も付けず勝手に家の中を歩き回る行為は礼儀知らずと言われても仕方がない。
本来であればメイドがやんわりと止めるべきなのだが、鈴はこの世界の言葉を理解していない。
話が通じないのに加え、鈴の性格上あまりそういう事に気が回らずここまで来たのだろう。
当たり前のようにカーニャもおり、俺の身支度を手伝ってくれる。
ポーシェに手伝ってもらうのは慣れているが、出会ってそう時間の経っていない女の子に服を脱がされ着せられというのはやはりドギマギする。
同い年の貴族子息はどんな感じなんだろうか。
夏休みが明けたら学院生の友達に聞いてみるか。
「絶対に着ない」
俺みたいに女物の服を着せられそうになる事はないんだろうけど。
今日は休養の日。
最初の頃は休養の日も歌っていたのだが、歌を聞く為に早起きして広場に並ぶという行為が問題視された。
また、それだけでなく俺達の歌による魔法効果も問題だったそうだ。
歌によって底上げされたやる気をもって仕事に励むが、本来は休養の日。
俺達の歌を聞いた者達がみんな仕事をしてしまう。
休日という概念を取り入れた事により、不定休で休んでいた頃よりも全体的な効率が上がったのに、休養の日まで仕事をされてしまうとその意味がなくなってしまうのだ。
そんな理由から、休養の日は歌もお休みする事となった。
という事で、今日はテラスへは出ない分、自室でゆっくり出来る。
さて、何をするかな。
と考えている時、部屋の扉がノックされる。
カーニャが扉を開けて対応すると、鈴の声が聞こえて来た。
困ったような表情で俺を見るカーニャ。
まぁ鈴が何を言っているか分からないからな。
手で入れていいと合図をする。
が、まだカーニャはシュライエン家での身振り手振りでの符号を知らないんだった。
ポーシェが口頭で指示を出し、ようやく鈴が招き入れられる。
『おはよう、アルティちゃん♪』
ミィチェを腕に抱いた鈴が部屋へ入って来る。
だからちゃん付けは止めろ。
ミィチェが鈴の腕から離れ、俺の胸に飛び込んで来る。
よーしよしよしよし。
『おはよう、鈴。
ミィチェもおはよう』
『おはよう。
アルティ、後でメイドさん達に謝っておいてほしい。
鈴が勝手に動いたからだいぶ慌ててた』
ミィチェが喉をゴロゴロ鳴らしながら話す。
うーん、口で喋ってる訳じゃないのは分かってたけど、どういう仕組みなんだろうか。
まぁ可愛いからいいけど。
鈴はこの家の客人だ。
客人が案内も付けず勝手に家の中を歩き回る行為は礼儀知らずと言われても仕方がない。
本来であればメイドがやんわりと止めるべきなのだが、鈴はこの世界の言葉を理解していない。
話が通じないのに加え、鈴の性格上あまりそういう事に気が回らずここまで来たのだろう。
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