そんな裏設定知らないよ！？ ～脇役だったはずの僕と悪役令嬢と～

本編終了後のおまけ

登場人物紹介その４（本編終了時点での設定含む為ネタバレ注意）

なろう版では解説していない設定となります。

◇魔王国

・ディアーブル・デュー・ブルビエガレ
　魔王としてリュドヴィックを迎え入れた女魔族。外見的には外見的には２０代後半。
　背中まで伸びたオレンジ色の髪、瞳の色は金色。頭頂部付近から２本の鋭い角が生えており、紫がかったような青白い肌。その肌の色とは対照的に、唇は鮮やかな赤。
　縁えにしの精霊ロンと契約したキトリーにより、闇の精霊フォンセから生まれながらに与えられた加護を剥がされた。
　その結果、頭頂部付近から生えていた鋭い角が２本とも取れ、長く伸ばさせたオレンジ色の髪は、頭頂部から毛先に向けて銀色へと変化。金色の瞳も空のように透き通った水色へと変わった。
　青白かった肌も、初雪のような白さへと変わっている。唯一変わらなかったのは、鮮やかな赤い唇だけ。
　最終的に魔王の座を辞し、リュドヴィック及びメルヴィング王国へと下った。

※なろう版からの設定変更
　なろう版では外見が１０代後半にしていたが、アルポリ版では２０代後半へと変更した。
　理由はリュドヴィックに縋り付くアラサー女子という描写へ寄せる為。

・フォンセ・オンブル・エタンセル
　大魔王的存在だった闇の精霊。
　１０代後半の女性の外見。
　魔族全体へと生まれながらに加護を与え、世界の混乱を企んでいた。
　フランス語で、フォンセが闇、オンブルが影、エタンセルが輝き。
　本編でフルネームが登場しなかったのは、作者が小説家になろうで連載している時には全く考えずに書いていた為。
　アルファポリスでの反響が思った以上だったので急遽この登場人物紹介その４を加筆し、フルネームを今考えた。

◇精霊

・リーベ・アム・アフェクシオン
　愛の精霊。
　アンヌの本当の姿。
　リュドヴィックの魂がこの世界へと戻って来たのを確認し、アンヌの本来の魂と融合した精霊。
　リーベがドイツ語で愛情、アムはフランス語で愛を表わすアムールから、アフェクシオンがフランス語で愛情。
　身体は人族と全く同じらしい。

・命の精霊
　フルネームどころかファーストネームも本編で触れられていない。
　他の精霊達とは違い、外見はかなりの歳取ったおばあちゃん。
　リュドヴィックの前々世、スタニスラスの再転生の儀の際に立ち会ったと思われる。
　スタニスラスの身体に魂の欠片が残っているのを知っていた様子。

・遊びの精霊
・夢の精霊
・言ことの葉はの精霊
・快楽の精霊
・情熱の精霊
・被虐の精霊

　などがいるらしい。


アルファポリスの読者様へ

ここまでお読み頂きましてありがとうございます。
小説家になろうではあとがきがあるのですが、こちらにはないのでこの場で御礼申し上げます。
たくさんの方にお読み頂き、感想も頂きまして嬉しい限りです。
私の他の作品も合わせて読んで頂ければ幸いです。


以上、これにて完結！

感謝。

なつの