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第4章〜お節介〜
第26話
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エリーの父がいたという島を目指し航海する一行。
幸いにも追っては来ず、平和な船旅だ。
無一文、着の身着のままで乗ることになったエリーは厨房にいた。
「へー、こんな味付けがあるんだねえ。あいつら私の味に飽きたとか言いだしたからね、新メニューができて嬉しいよ」
「うちの店も繁忙期はバタバタするけど、毎日こんなに忙しいなんて!カーシャさん凄いです」
エリーに何をさせるかという話になった時、カーシャが自分のところに寄越して欲しいと言ったのだ。
ちょうど新しいメニューを求めていたため、ウエイトレストとして働いていたエリーから教われるのは有難い。
エリーはレシピを提供しつつ、皿洗いなどの雑用をこなすことになった。
「カーシャさんの料理も美味しくて大好きですよ」
掃除の手伝いに来ていたミュフィが会話に入る。
「いつも皆さん感謝してるはずです、美味しそうに食べてますし」
「あはは、ありがとねミュフィ。あいつらが贅沢もんなのはいつものことだ、慣れてるから気にしないでおくれ」
長年海賊団の料理番をしているカーシャ。
男達から文句を言われるのには慣れているし、そもそも彼らが本気で不満を言っているわけではないことも知っている。
しかしどうしても大皿料理だかりで同じメニューになってしまい、飽きがくるのも無理はない。
だからこそ立ち寄った先の料理を参考にしているのだ。
エリーのおかげで幅が広がったことをカーシャは喜んでいた。
一方船長室では、今後についてヴィンたちが話し合い中。
「あの島には良い薬草が売っているらしいな」
「はい、なかなか珍しい薬の材料ですので是非とも手に入れたいですね」
珍しくアルバが意欲を見せる。
「ではその薬草を買うのが最優先事項だな。弾薬は補充したばかりだし、武器も十分揃っているな」
ヴィンは在庫表を確認しながら隣にいる男に話しかけた。
「シリウス、食料なども不足は無さそうか?」
シリウスと呼ばれたのは、長い前髪で顔を隠した男。
彼はアルメリア海賊団の副船長だが、人前に出ることを嫌うため船長室から滅多に出てこない。
ヴィンに意見を求められ、シリウスが口を開いた。
「食料も補充したばかりだけど、肉類や野菜ははすぐ底をつくから買った方がいい…と思う」
遠慮がちに意見を述べるシリウス。
ヴィンは頷くと手早く指示を書き込んでいく。
幸いにも追っては来ず、平和な船旅だ。
無一文、着の身着のままで乗ることになったエリーは厨房にいた。
「へー、こんな味付けがあるんだねえ。あいつら私の味に飽きたとか言いだしたからね、新メニューができて嬉しいよ」
「うちの店も繁忙期はバタバタするけど、毎日こんなに忙しいなんて!カーシャさん凄いです」
エリーに何をさせるかという話になった時、カーシャが自分のところに寄越して欲しいと言ったのだ。
ちょうど新しいメニューを求めていたため、ウエイトレストとして働いていたエリーから教われるのは有難い。
エリーはレシピを提供しつつ、皿洗いなどの雑用をこなすことになった。
「カーシャさんの料理も美味しくて大好きですよ」
掃除の手伝いに来ていたミュフィが会話に入る。
「いつも皆さん感謝してるはずです、美味しそうに食べてますし」
「あはは、ありがとねミュフィ。あいつらが贅沢もんなのはいつものことだ、慣れてるから気にしないでおくれ」
長年海賊団の料理番をしているカーシャ。
男達から文句を言われるのには慣れているし、そもそも彼らが本気で不満を言っているわけではないことも知っている。
しかしどうしても大皿料理だかりで同じメニューになってしまい、飽きがくるのも無理はない。
だからこそ立ち寄った先の料理を参考にしているのだ。
エリーのおかげで幅が広がったことをカーシャは喜んでいた。
一方船長室では、今後についてヴィンたちが話し合い中。
「あの島には良い薬草が売っているらしいな」
「はい、なかなか珍しい薬の材料ですので是非とも手に入れたいですね」
珍しくアルバが意欲を見せる。
「ではその薬草を買うのが最優先事項だな。弾薬は補充したばかりだし、武器も十分揃っているな」
ヴィンは在庫表を確認しながら隣にいる男に話しかけた。
「シリウス、食料なども不足は無さそうか?」
シリウスと呼ばれたのは、長い前髪で顔を隠した男。
彼はアルメリア海賊団の副船長だが、人前に出ることを嫌うため船長室から滅多に出てこない。
ヴィンに意見を求められ、シリウスが口を開いた。
「食料も補充したばかりだけど、肉類や野菜ははすぐ底をつくから買った方がいい…と思う」
遠慮がちに意見を述べるシリウス。
ヴィンは頷くと手早く指示を書き込んでいく。
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