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朝の母ちゃんはボケてる
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これは、働きに出ていて子供を保育園に預けていた時の話。
上の子が小学1年生、下の子が1歳だった時のことだ。
朝5時に起きて自分の支度を済ませ、6時には子供達を起こし朝食。
上の子の登校時間に合わせて家を出て、下の子を抱っこして保育園へ向かう。
徒歩移動のため抱っこ紐に入れて抱っこし、30分ほど歩いて登園するのがいつもの流れだった。
職場はその途中にあり、一度通り過ぎるのだが。
大人しく抱っこされている1歳児を抱え、ボーッとしながら歩いていると存在を忘れてしまうことが何度かあった。
通り過ぎるはずの職場に吸い込まれそうになり、ハッとなる。
そんなことが度々あった。
数ヶ月経ち、だんだん子供が成長して道を覚えていくと周囲の様子に反応するように。
(今何分だっけ…間に合うかな)
遅刻しないか、そのことで頭がいっぱいな母ちゃん。
うっかり職場に入りそうになっていると、
「あー」
抱っこ紐の中から声を発し、指を差す我が子。
「…あ、そうだね、お母さんのお仕事の場所だねー」
危うく子連れ出勤しかけたことを誤魔化しながら、保育園へ向かう。
そんなことも何度かあったな、という思い出。
朝はとにかく遅刻しないかどうかが不安で、急いでいて。
保育園に職場の制服を置いて出勤してしまったこともある。
母ちゃん、ボケまくりです。
上の子が小学1年生、下の子が1歳だった時のことだ。
朝5時に起きて自分の支度を済ませ、6時には子供達を起こし朝食。
上の子の登校時間に合わせて家を出て、下の子を抱っこして保育園へ向かう。
徒歩移動のため抱っこ紐に入れて抱っこし、30分ほど歩いて登園するのがいつもの流れだった。
職場はその途中にあり、一度通り過ぎるのだが。
大人しく抱っこされている1歳児を抱え、ボーッとしながら歩いていると存在を忘れてしまうことが何度かあった。
通り過ぎるはずの職場に吸い込まれそうになり、ハッとなる。
そんなことが度々あった。
数ヶ月経ち、だんだん子供が成長して道を覚えていくと周囲の様子に反応するように。
(今何分だっけ…間に合うかな)
遅刻しないか、そのことで頭がいっぱいな母ちゃん。
うっかり職場に入りそうになっていると、
「あー」
抱っこ紐の中から声を発し、指を差す我が子。
「…あ、そうだね、お母さんのお仕事の場所だねー」
危うく子連れ出勤しかけたことを誤魔化しながら、保育園へ向かう。
そんなことも何度かあったな、という思い出。
朝はとにかく遅刻しないかどうかが不安で、急いでいて。
保育園に職場の制服を置いて出勤してしまったこともある。
母ちゃん、ボケまくりです。
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