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8.女神様の悪戯
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「こんにちは、優希さん。あら?今日はお弁当ですか?」
「おお~い、マジか。何だ?彼女でもできたのか?」
昼休み。いつもの二人がやって来た。相変わらず仲が良さそうでなによりだ。
「いや、そんなのいきなりできるわけないだろ?上階に親戚の人が引っ越してきて、俺の分もついでに作ってくれることになったんだよ」
ちょっと苦しいかもしれないが、これ以外思いつかなかった。最初は母さんが来て作ってくれたことにしようかと思ったが、一日二日ならともかく、毎日なんてのは無理に決まってるので諦めた。
ただ、この二人にずっと嘘をつき続けるのは嫌だし、頃合いを見て言ってもいいかなとは思ってる。
「ほ~、そりゃいいじゃねぇか。ついでに部屋の掃除とかも手伝ってもらったりとかしたのか?」
「ああ、部屋は一応片付いたぞ」
今の状態なら誰が来ても問題ないようになっている。もちろん、全て穂香のおかげだ。
それを聞いて、浩介がニヤッと悪戯っ子のような笑顔を浮かべた。
「じゃあ、今度遊びに行くわ。お前んち広いしな」
「あぁ、わかった」
「ナツも一緒に行かないか?」
「え?いいんですか?」
菜摘が両手を合わせてにっこりと微笑んでいる。
「いいけど、イチャイチャするのは禁止だ」
休みの日に自分ん家でイチャイチャされるのは、たまったもんじゃないからな。ダメだと言っておいても、こいつらは自然にいちゃつくと思うが。
「優希、今度の日曜は空いてるか?」
「大丈夫だ、何時でもいいぞ」
丁度いい機会だ、穂香と相談するかな。
「なぁ、穂香?」
「なぁに?」
ボウルに入れた何かをコネコネしながら、顔だけこっちに向けてくれた。
「何か手伝えることはないか?」
「う~ん、ないかも。ユウ君は出来上がるのを待ってて」
穂香に食事の準備を全部してもらってるのもどうかと思うので、何か手伝えることはないかなと思ったのだが。料理が全くできない人間は、下手に手伝おうとすると逆に邪魔になる、とのことなので俺はする事がない。
非常に情けないとは思うが、邪魔をするよりはいい。
戦力外通告されているので、ソファー座ってテレビのチャンネルを回す。この時間はニュースしかないな。
しかし、この状況、家での父さんと母さんのそれと似たような感じだ。奥さんができたらこんな感じなのか?いやいや、穂香となんて……俺じゃ釣り合わんだろ、色々と。
夕食までまだ時間かかりそうなのと、面白いテレビもないので、日課の筋トレをする事にした。腕立てや腹筋、スクワットからダンベルを使ったトレーニングまで一通りこなしていく。
食生活が改善されてからは身体の調子がいい。おかげ様で、以前よりムキムキになってきた気がする。
壁に向かって倒立し、腕立てしてるときに穂香がやって来た。
「へぇ~そんなことできるなんて凄いね~私には絶対無理……」
「ま、慣れてる……からな……」
「慣れたらできる事でもないと思うけどな~」
逆さ向いて上下運動しているので、シャツがめくれて腹が見える。一応、俺の腹筋はバキバキだ。普段見せて歩くものでもないから男子連中も知らないが、なかなかのものだと思う。
「しかも凄い腹筋……あの……ユウ君?ちょっとだけ……ちょっとだけでいいから触ってもいい?」
そう言って近付いてきたが、ちょっと待て。俺は逆立ち、穂香は膝丈のスカートだ。このままだと、スカートの中が丸見えになってしまう。
俺的には構わないし、むしろ大歓迎だが、穂香とのこれからのことも考えると、何も言わず黙ってるのは得策ではないな。
「ちょっと待て、穂香!ストップ!」
言われてお互いの位置関係に気付いたのか、慌ててスカートを押さえて顔を真っ赤にした。
「あっ…………見えた?」
「……大丈夫だ、見えてない」
とりあえず、逆立ちを崩し床に座る。
見えていないというのは、もちろん嘘だ。水色が俺の網膜にしっかりと焼き付いた。
ただ、じ~っと見つめる穂香と目が合うと、思わず逸らしてしまう。
「ホントに~?じゃあ何で目を逸らすの?ほら、私の目を見てもう一度言ってみて?」
そう言って、座ってから顔を近付けてきた。
いや、そんなに近付かれたら別の意味で緊張する。こんな美人に至近距離で目を逸らすななんて、難易度高すぎるだろ。
「穂香、ちょっと近い近い。すまん、ちょっとだけ見えた」
このままでは誤魔化しきれる自信がなかったので、正直に言うことにした。内容的にはもちろん、大幅に過少申告しておく。正直に言うにしても、ガッツリ見えたなんて言ったら、何言われるかわからんからな。
「もう、やっぱり見えたんじゃない!む~……今のは私の不注意だから、見えてても仕方ないけど……」
そう言って、ちょっとぷくっと頬を膨らませる。そんな表情もやっぱり可愛いが、怒っているような感じでもないのでいいか。
その後、ぺたぺたと腹筋を触られまくったのは恥ずかしかったが、「すご~い!かた~い!」とか上機嫌になっていたので良しとしよう。
さて、そんなことをしているうちに、お待ちかねの夕食だ。どうやら穂香がコネコネしていたのはハンバーグのようだ。それともう一つはオムライスだ。どっちもめちゃ美味そう。
「さぁ、熱いうちに食べましょう。あ、ケチャップ忘れてた」
そう言ってケチャップを取りに行き、
「私が書いてあげるね」
と、俺の横に来て、ケチャップで文字を書き始めた。え~っと、『ゆうくんのえっち』……おい。
「できた!」
「できた!って、ちょっと待て」
「えへへ……いいじゃない、私たちしかいないんだし」
ペロッと舌を出して、悪戯成功!みたいな表情の穂香はやっぱり可愛かった。当然の如く、ハンバーグもオムライスも美味かった。
「おお~い、マジか。何だ?彼女でもできたのか?」
昼休み。いつもの二人がやって来た。相変わらず仲が良さそうでなによりだ。
「いや、そんなのいきなりできるわけないだろ?上階に親戚の人が引っ越してきて、俺の分もついでに作ってくれることになったんだよ」
ちょっと苦しいかもしれないが、これ以外思いつかなかった。最初は母さんが来て作ってくれたことにしようかと思ったが、一日二日ならともかく、毎日なんてのは無理に決まってるので諦めた。
ただ、この二人にずっと嘘をつき続けるのは嫌だし、頃合いを見て言ってもいいかなとは思ってる。
「ほ~、そりゃいいじゃねぇか。ついでに部屋の掃除とかも手伝ってもらったりとかしたのか?」
「ああ、部屋は一応片付いたぞ」
今の状態なら誰が来ても問題ないようになっている。もちろん、全て穂香のおかげだ。
それを聞いて、浩介がニヤッと悪戯っ子のような笑顔を浮かべた。
「じゃあ、今度遊びに行くわ。お前んち広いしな」
「あぁ、わかった」
「ナツも一緒に行かないか?」
「え?いいんですか?」
菜摘が両手を合わせてにっこりと微笑んでいる。
「いいけど、イチャイチャするのは禁止だ」
休みの日に自分ん家でイチャイチャされるのは、たまったもんじゃないからな。ダメだと言っておいても、こいつらは自然にいちゃつくと思うが。
「優希、今度の日曜は空いてるか?」
「大丈夫だ、何時でもいいぞ」
丁度いい機会だ、穂香と相談するかな。
「なぁ、穂香?」
「なぁに?」
ボウルに入れた何かをコネコネしながら、顔だけこっちに向けてくれた。
「何か手伝えることはないか?」
「う~ん、ないかも。ユウ君は出来上がるのを待ってて」
穂香に食事の準備を全部してもらってるのもどうかと思うので、何か手伝えることはないかなと思ったのだが。料理が全くできない人間は、下手に手伝おうとすると逆に邪魔になる、とのことなので俺はする事がない。
非常に情けないとは思うが、邪魔をするよりはいい。
戦力外通告されているので、ソファー座ってテレビのチャンネルを回す。この時間はニュースしかないな。
しかし、この状況、家での父さんと母さんのそれと似たような感じだ。奥さんができたらこんな感じなのか?いやいや、穂香となんて……俺じゃ釣り合わんだろ、色々と。
夕食までまだ時間かかりそうなのと、面白いテレビもないので、日課の筋トレをする事にした。腕立てや腹筋、スクワットからダンベルを使ったトレーニングまで一通りこなしていく。
食生活が改善されてからは身体の調子がいい。おかげ様で、以前よりムキムキになってきた気がする。
壁に向かって倒立し、腕立てしてるときに穂香がやって来た。
「へぇ~そんなことできるなんて凄いね~私には絶対無理……」
「ま、慣れてる……からな……」
「慣れたらできる事でもないと思うけどな~」
逆さ向いて上下運動しているので、シャツがめくれて腹が見える。一応、俺の腹筋はバキバキだ。普段見せて歩くものでもないから男子連中も知らないが、なかなかのものだと思う。
「しかも凄い腹筋……あの……ユウ君?ちょっとだけ……ちょっとだけでいいから触ってもいい?」
そう言って近付いてきたが、ちょっと待て。俺は逆立ち、穂香は膝丈のスカートだ。このままだと、スカートの中が丸見えになってしまう。
俺的には構わないし、むしろ大歓迎だが、穂香とのこれからのことも考えると、何も言わず黙ってるのは得策ではないな。
「ちょっと待て、穂香!ストップ!」
言われてお互いの位置関係に気付いたのか、慌ててスカートを押さえて顔を真っ赤にした。
「あっ…………見えた?」
「……大丈夫だ、見えてない」
とりあえず、逆立ちを崩し床に座る。
見えていないというのは、もちろん嘘だ。水色が俺の網膜にしっかりと焼き付いた。
ただ、じ~っと見つめる穂香と目が合うと、思わず逸らしてしまう。
「ホントに~?じゃあ何で目を逸らすの?ほら、私の目を見てもう一度言ってみて?」
そう言って、座ってから顔を近付けてきた。
いや、そんなに近付かれたら別の意味で緊張する。こんな美人に至近距離で目を逸らすななんて、難易度高すぎるだろ。
「穂香、ちょっと近い近い。すまん、ちょっとだけ見えた」
このままでは誤魔化しきれる自信がなかったので、正直に言うことにした。内容的にはもちろん、大幅に過少申告しておく。正直に言うにしても、ガッツリ見えたなんて言ったら、何言われるかわからんからな。
「もう、やっぱり見えたんじゃない!む~……今のは私の不注意だから、見えてても仕方ないけど……」
そう言って、ちょっとぷくっと頬を膨らませる。そんな表情もやっぱり可愛いが、怒っているような感じでもないのでいいか。
その後、ぺたぺたと腹筋を触られまくったのは恥ずかしかったが、「すご~い!かた~い!」とか上機嫌になっていたので良しとしよう。
さて、そんなことをしているうちに、お待ちかねの夕食だ。どうやら穂香がコネコネしていたのはハンバーグのようだ。それともう一つはオムライスだ。どっちもめちゃ美味そう。
「さぁ、熱いうちに食べましょう。あ、ケチャップ忘れてた」
そう言ってケチャップを取りに行き、
「私が書いてあげるね」
と、俺の横に来て、ケチャップで文字を書き始めた。え~っと、『ゆうくんのえっち』……おい。
「できた!」
「できた!って、ちょっと待て」
「えへへ……いいじゃない、私たちしかいないんだし」
ペロッと舌を出して、悪戯成功!みたいな表情の穂香はやっぱり可愛かった。当然の如く、ハンバーグもオムライスも美味かった。
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