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2章 イノセント・ノイズ
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「つまり、僕が言いたいのは、件の幼稚園から響いてくる音に、苦痛を感じているのはあなただけであろうということです。すなわち、あなたの音に対する感受性が、普通の人とは違っているというだけのこと。こういうのを聴覚過敏というのです」
「そ、そうなのか……」
さすがに鉄男も納得せざるを得ないようだった。
「でもよお、前に病院で耳の検査をしたときは、何の異常もなかったぞ?」
「なるほど。聴覚過敏の原因は発達障害など器質性のものもありますが、その場合だと心因性のものはないでしょうか」
「心因性?」
「はい、体に異常がなかったのなら、やはり石川さんご自身の心のありように原因があると僕は思うのです。また、心因性と考えられる理由はもう一つあります。それは単純に、石川さんが子供という存在を敵視しているように感じられることです。普通の人は、幼稚園に通うような幼い子供たちの言動に対しては、ある程度の寛容さを持ち合わせているものです。それがたとえ、耐え難い騒音を撒き散らすものだとしても、です。ところが、さきほどからの石川さんの言葉遣いにはそういう寛容さが一切感じられませんでした。僕が思うに、石川さんは小さい子供がお嫌いなのではないでしょうか?」
「まあ、子供は昔から嫌いだが……」
「では、やはり、石川さんが子供嫌いだということが、子供たちの声に対する聴覚過敏の原因になっていると考えるべきでしょうね」
ウロマはきっぱり言い切った。だが、「だからそれがどうしたってんだよ?」と、鉄男はぽかんとしていた。とりあえず問題の原因を明らかにしたはずなのだが、彼にとってはそんなものはどうでもいいらしかった。
と、そこで、灯美はふと疑問に思い、尋ねた。
「でも、おじいさん。奥さんと一緒に暮らしているということは、昔はお子さんと一緒だったんじゃないですか?」
そうだ。子育ての経験があれば、幼い子供の声に対する耐性も十分あるはずではないのだろうか。子供嫌いも治ったはずではないだろうか。そう思ったのだが……。
「まあ、俺にも息子は一人いるが、あいにく、女房の連れ子でな。俺と一緒に暮らし始めたときには、もう中学生だったんだ。あいつとは、なんだかんだあったが、結局、俺には全然なつかねえまま、家を出て行っちまったし、あんなもん俺の子供とは呼べねえよ」
「はあ、なるほど……」
そういう家庭の事情なら、小さい子供が嫌いなままでもしょうがないのかもしれない。
「で、先生よお? 俺がチョウカクカビンとやらだとして、俺はどうすりゃいいんだよ? まさか、俺の耳がおかしいだけだから、我慢しろって言いたいのか?」
「その必要はないでしょう。あなたの感じている精神的苦痛の原因ははっきりしているのです。ならば、それを遠ざければいいだけのこと。つまり、幼稚園からの音が一切聞こえないようなところに引越せばいいのです」
「ひ、引越しだと!」
たちまち、鉄男は不機嫌に顔をしかめた。
「そんなことできるわけないだろう! 引越しにどれだけ金がかかると思っているんだ?」
「いや、そこまで大金はかからないでしょう。たかが住む場所を変えるだけのことです。最近は独身の高齢者に部屋を貸したがらない家主も多いそうですが、石川さんは奥さんと二人暮らしですし、息子さんもいらっしゃるようなので問題ないでしょう。すぐに引越し先は見つかるはずです。引越しの作業も、荷造りから荷解きまで、ほとんど全部業者に任せることもできますし――」
「そうじゃねえ! なんで俺が、金と手間をかけて引越さなきゃいけねえってことだよ! あんなガキどものせいで!」
「いや、ですから、石川さんは普通の人とは音の感受性が異なる聴覚過敏で――」
「んなこと知るか! 俺はずっとあの家に住んでるんだ! 何十年も前からな! それが最近急にできた幼稚園のせいで引っ越さなきゃならなくなるとか、おかしいだろ! 俺は何も悪くねえんだ! 悪いのは全部あのガキどもなんだからな!」
「なるほど。引越しは無理ですか。では、これから少しずつ子供たちのことを好きになるように努力しましょう。つまりは認知行動療法です。彼らへの嫌悪の感情がなくなれば、おのずと幼稚園からの音への不快感も消え――」
「それも無理に決まってんだろ! 常識で考えろ、ボケッ!」
「……そうですか」
ウロマはあきれたように大きくため息をついた。
「では、あまり気が進まないのですが、最後のやり方で行きましょう。つまり、石川さんの感じている音の世界から、子供たちの声だけを取り除くのです」
と、ウロマはふと、事務机の一番上の引き出しを開け、そこから一つの小瓶を取り出して、机の上に置いた。中には薬の錠剤らしきものがたくさん入っていた。
「なんだこりゃ?」
「これは飲むと特定の音が聞こえなくなる薬ですよ」
「特定の? あのガキどもの声も聞こえなくなるって言うのか?」
「ええ」
「まさか。そんなもん、あるわけねえだろうがよ」
鉄男は信じられないといった顔だった。灯美も同感だった。そんな都合のいい薬があるはずない。
「本当ですよ。ただ、これはまだ未完成というか、非常に扱いが難しいものなのです。飲み方を間違えるとひどい副作用が出ます。だから、僕としては、あまりお勧めしたくないものなのです。石川さんが薬の効果を疑っておられるのなら、なおのことです。薬というものはやはり、安心して飲めるものを選ぶにこしたことはないですからね。これはなんせ、まだ未承認の、市場にはそうそう出回ってない、秘密中の秘密の、極秘ルートでのみ手に入る実に得体の知れない薬ですからね。人間、こんなものに頼っちゃあ、いけないというものです。ダメ、絶対、です」
「ま、まだ市場に出回ってない極秘の薬だと?」
と、鉄男はぴくっと眉を動かし、ウロマの言葉に食いついたようだった。
「はい。しかも試すことができるのは今だけです。薬の成分の都合上、すぐに使用期限がすぎて、ダメになっちゃうものなのです。ぶっちゃけ、期限はもうそろそろです。つまり、使えるチャンスは今だけ、なのです」
「い、今だけ……」
「しかも今なら、期間限定で二十パーセント増量中です。お得ですよ」
「期間限定で増量中……」
「もちろん、効果を感じられなかった場合には返品も可能です」
「おお、そうか! それなら安心だな!」
その瞬間、鉄男は完全にウロマに篭絡されてしまったようだった。「よし、その薬、もらった!」と、威勢よく言い、ウロマの手から薬の瓶を受け取った。その光景は、さながら怪しげな健康食品を売りつけている業者と、それにまんまとだまされる客の姿であった。
「では、石川さん、肝心のそのお薬の飲み方ですが、基本的には解熱鎮痛剤などと同じ頓服です。何か耳障りな音、石川さんの場合は、幼稚園からの子供たちの声が聞こえてきたときに一粒お飲みください。聞こえて欲しくない音に意識を集中させながら。そうすれば、すぐにそれは石川さんの聴覚から消えてくれるはずですよ――ただし」
と、ウロマは鋭く目を光らせ、人差し指を立てた。
「先ほども言ったように、それはとても未完成で不安定な薬なのです。一人の人の聴覚から、いろいろな音を消すことはできません。最初にこれ!と決めた音以外には使ってはいけないものなのです。石川さんの場合は、子供たちの声に対して以外には絶対に使わないでくださいね」
「ああ。俺はあのガキどもの声が聞こえなくなればいいだけだからな」
鉄男は素直にウロマの言葉にうなずいた。そして、薬の瓶をポケットにしまい、部屋を出て行った。
「そ、そうなのか……」
さすがに鉄男も納得せざるを得ないようだった。
「でもよお、前に病院で耳の検査をしたときは、何の異常もなかったぞ?」
「なるほど。聴覚過敏の原因は発達障害など器質性のものもありますが、その場合だと心因性のものはないでしょうか」
「心因性?」
「はい、体に異常がなかったのなら、やはり石川さんご自身の心のありように原因があると僕は思うのです。また、心因性と考えられる理由はもう一つあります。それは単純に、石川さんが子供という存在を敵視しているように感じられることです。普通の人は、幼稚園に通うような幼い子供たちの言動に対しては、ある程度の寛容さを持ち合わせているものです。それがたとえ、耐え難い騒音を撒き散らすものだとしても、です。ところが、さきほどからの石川さんの言葉遣いにはそういう寛容さが一切感じられませんでした。僕が思うに、石川さんは小さい子供がお嫌いなのではないでしょうか?」
「まあ、子供は昔から嫌いだが……」
「では、やはり、石川さんが子供嫌いだということが、子供たちの声に対する聴覚過敏の原因になっていると考えるべきでしょうね」
ウロマはきっぱり言い切った。だが、「だからそれがどうしたってんだよ?」と、鉄男はぽかんとしていた。とりあえず問題の原因を明らかにしたはずなのだが、彼にとってはそんなものはどうでもいいらしかった。
と、そこで、灯美はふと疑問に思い、尋ねた。
「でも、おじいさん。奥さんと一緒に暮らしているということは、昔はお子さんと一緒だったんじゃないですか?」
そうだ。子育ての経験があれば、幼い子供の声に対する耐性も十分あるはずではないのだろうか。子供嫌いも治ったはずではないだろうか。そう思ったのだが……。
「まあ、俺にも息子は一人いるが、あいにく、女房の連れ子でな。俺と一緒に暮らし始めたときには、もう中学生だったんだ。あいつとは、なんだかんだあったが、結局、俺には全然なつかねえまま、家を出て行っちまったし、あんなもん俺の子供とは呼べねえよ」
「はあ、なるほど……」
そういう家庭の事情なら、小さい子供が嫌いなままでもしょうがないのかもしれない。
「で、先生よお? 俺がチョウカクカビンとやらだとして、俺はどうすりゃいいんだよ? まさか、俺の耳がおかしいだけだから、我慢しろって言いたいのか?」
「その必要はないでしょう。あなたの感じている精神的苦痛の原因ははっきりしているのです。ならば、それを遠ざければいいだけのこと。つまり、幼稚園からの音が一切聞こえないようなところに引越せばいいのです」
「ひ、引越しだと!」
たちまち、鉄男は不機嫌に顔をしかめた。
「そんなことできるわけないだろう! 引越しにどれだけ金がかかると思っているんだ?」
「いや、そこまで大金はかからないでしょう。たかが住む場所を変えるだけのことです。最近は独身の高齢者に部屋を貸したがらない家主も多いそうですが、石川さんは奥さんと二人暮らしですし、息子さんもいらっしゃるようなので問題ないでしょう。すぐに引越し先は見つかるはずです。引越しの作業も、荷造りから荷解きまで、ほとんど全部業者に任せることもできますし――」
「そうじゃねえ! なんで俺が、金と手間をかけて引越さなきゃいけねえってことだよ! あんなガキどものせいで!」
「いや、ですから、石川さんは普通の人とは音の感受性が異なる聴覚過敏で――」
「んなこと知るか! 俺はずっとあの家に住んでるんだ! 何十年も前からな! それが最近急にできた幼稚園のせいで引っ越さなきゃならなくなるとか、おかしいだろ! 俺は何も悪くねえんだ! 悪いのは全部あのガキどもなんだからな!」
「なるほど。引越しは無理ですか。では、これから少しずつ子供たちのことを好きになるように努力しましょう。つまりは認知行動療法です。彼らへの嫌悪の感情がなくなれば、おのずと幼稚園からの音への不快感も消え――」
「それも無理に決まってんだろ! 常識で考えろ、ボケッ!」
「……そうですか」
ウロマはあきれたように大きくため息をついた。
「では、あまり気が進まないのですが、最後のやり方で行きましょう。つまり、石川さんの感じている音の世界から、子供たちの声だけを取り除くのです」
と、ウロマはふと、事務机の一番上の引き出しを開け、そこから一つの小瓶を取り出して、机の上に置いた。中には薬の錠剤らしきものがたくさん入っていた。
「なんだこりゃ?」
「これは飲むと特定の音が聞こえなくなる薬ですよ」
「特定の? あのガキどもの声も聞こえなくなるって言うのか?」
「ええ」
「まさか。そんなもん、あるわけねえだろうがよ」
鉄男は信じられないといった顔だった。灯美も同感だった。そんな都合のいい薬があるはずない。
「本当ですよ。ただ、これはまだ未完成というか、非常に扱いが難しいものなのです。飲み方を間違えるとひどい副作用が出ます。だから、僕としては、あまりお勧めしたくないものなのです。石川さんが薬の効果を疑っておられるのなら、なおのことです。薬というものはやはり、安心して飲めるものを選ぶにこしたことはないですからね。これはなんせ、まだ未承認の、市場にはそうそう出回ってない、秘密中の秘密の、極秘ルートでのみ手に入る実に得体の知れない薬ですからね。人間、こんなものに頼っちゃあ、いけないというものです。ダメ、絶対、です」
「ま、まだ市場に出回ってない極秘の薬だと?」
と、鉄男はぴくっと眉を動かし、ウロマの言葉に食いついたようだった。
「はい。しかも試すことができるのは今だけです。薬の成分の都合上、すぐに使用期限がすぎて、ダメになっちゃうものなのです。ぶっちゃけ、期限はもうそろそろです。つまり、使えるチャンスは今だけ、なのです」
「い、今だけ……」
「しかも今なら、期間限定で二十パーセント増量中です。お得ですよ」
「期間限定で増量中……」
「もちろん、効果を感じられなかった場合には返品も可能です」
「おお、そうか! それなら安心だな!」
その瞬間、鉄男は完全にウロマに篭絡されてしまったようだった。「よし、その薬、もらった!」と、威勢よく言い、ウロマの手から薬の瓶を受け取った。その光景は、さながら怪しげな健康食品を売りつけている業者と、それにまんまとだまされる客の姿であった。
「では、石川さん、肝心のそのお薬の飲み方ですが、基本的には解熱鎮痛剤などと同じ頓服です。何か耳障りな音、石川さんの場合は、幼稚園からの子供たちの声が聞こえてきたときに一粒お飲みください。聞こえて欲しくない音に意識を集中させながら。そうすれば、すぐにそれは石川さんの聴覚から消えてくれるはずですよ――ただし」
と、ウロマは鋭く目を光らせ、人差し指を立てた。
「先ほども言ったように、それはとても未完成で不安定な薬なのです。一人の人の聴覚から、いろいろな音を消すことはできません。最初にこれ!と決めた音以外には使ってはいけないものなのです。石川さんの場合は、子供たちの声に対して以外には絶対に使わないでくださいね」
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