転生済み最上級魔導士はギルドの事務職にジョブチェンジして平穏な日々を送りたい!

紫波すい

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第3章 明日を願う「白氷」の絶唱

55.白き聖女の誕生

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【メメリカ・紗雪】



 天井に頭の天辺が触れ合わないよう気をつけて作った、ずんぐりとした顔のない人形。その大きな腕で、わたしが傷つけてしまった男の人……レイン様をベッドの上に寝かせた。

 ベッドも雪で作ったものだけど、床に寝かせておくよりはマシな気がした。隣にはティア様がいて、今はもう涙を流していない。

 紗雪が『できる』と言ってくれた。犯した罪は消えないけれど、せめて償うために傷を癒す。そして、きちんと謝る。

 でも……どうしたら良いの?

 攻撃が当たってしまったのは右胸。でも傷は見当たらない。おずおずと触れてみても、レイン様は苦しげなままだ。

 ティア様をちらと見た。ここに筆談に使っているノートとペンはない。雪で……あ。

 わたしは壁に歩み寄る。このお家は雪でできている、壁に指で文字を書けばいいんだ。

『ティア様は、人を癒す魔法を使える?』

 わたしが文字を書き始めると、ティア様はすぐに隣にやってきた。書き終えて彼女の顔を窺うと、

「ごめんなさい、あたしは使えないんです……だから、教えてあげることもできなくて……ふぇぇえん、ごめんなさいぃ……!」

 泣かないで、と書くかわりに、両手を胸の前で左右に振った。ティア様は唇を細く噛んで涙を堪えてから、

「治癒魔法は、水属性と、メメリカさんがお持ちの氷属性が得意分野とするもので、それ以外の属性で習得するのは、とっても難しいんです。

 でも、クロさん……あたしがとっても尊敬してて、その……だ、大好きな方に、一度だけ秘訣を聞いたことがあるんです!」

 クロ様……名前に色がついている。

 ティア様の頬が赤くなっている。やっぱりここは寒いんだ、わたしが平気なだけで。早くしないと、レイン様はどんどん冷たくなってしまう。

『その秘訣を教えて』

 わたしが素早くそう書くと、ティア様は目を閉じて、

「『必要量の魔力を持ち合わせていて、呪文詠唱や魔法陣といった必要なプロセスを正確に踏んだとしても、魔糸を操れなければ魔法は発動しない。

 魔糸の流れを掌握して、正しい方向へ誘導することが難しい場合は、各魔法に応じたイメージを抱くことが有効で』」

 難しいお話だ。このお話をティア様にしたクロ様という人は、とても魔法に詳しくて、少し不器用な人なのかもしれない。

「『治癒魔法の発動に有効なイメージは、多くの場合、愛だと言われている』」

 ……愛。
 わたしは、とても沈んだ気持ちになった。

 わたしは自分のことさえちゃんと愛してあげられない。そんなわたしに、誰かに愛された経験なんてあるわけがない。……そして、紗雪にも。

 わたしの暗い気持ちが伝染したのか、ティア様はしゅんと耳を垂らした。

「でもあたし、誰かに愛された経験なんて、あんまりないなって」

 ……え?
 顔を上げて、ティア様を見つめた。

「あたしは、本当に駄目な子で……魔法がほんの少し使えること以外、取り柄なんて何もなくて。自分でもびっくりするほどドジですし、失敗ばっかりですし……迷惑をかけてばっかりの自分が、ずっと大嫌いで……」

 自分のことが、大嫌い。
 周りの人からも愛してもらえない。

 それなのに、独りになりたいと望まずに、レイン様と一緒に、見ず知らずのわたしのところへ来たの? どうして……わたしを助けるって言っていたけど、一体何のために?

「でもっ!」

 ティア様は表情をぱっと明るくして。
 暗く渦巻いていた思考に、光が差し込む。

「クロさんにそう打ち明けたら、優しく微笑んで教えてくれたんです。お父さんとお母さんのことを思い浮かべたら良いかも知れない、って!」


 お父さまおとうさんお母さまおかあさん

「……あ」

『愛してくださって、ありがとう』

 他ならぬわたし自身が残した文字が、頭の中にくっきりと浮かび上がった。

「…………あ、あぁ、ぁ」

 ぐちゃぐちゃになった感情が、単純な一音となって、喉奥から溢れ出す。

 ティア様の唇が、驚いたように動いたけれど……わたしの心は、氷雪に閉ざされていた過去へと引き戻されていた。



 果ての見えない空虚の底へと、落ちていくような毎日だった。

 泣き声も上げずに生まれてきた、わたし。

 少しでも動けば苦しくなる、咳が出るの。痩せているのに身体は重くて、熱が出れば更に重くなる。外へはとても出られないし、この先も出ることができないだろうと言われてきた。

 そんなわたしのために……お父さまとお母さまは、わたしの部屋の本棚にたくさんの物語を詰め込んだ。壁にはたくさんの色彩豊かな絵画を飾った。

 わたしの身体の調子が悪くなるたびに。朦朧とした意識の中で、暗い気持ちを必死に堪えて、無理に微笑む2人の顔が見えるの。

 重い身体を引きずって、応接室の扉の前。2人がお医者さまと真剣にお話する声を……お母さまが啜り泣く声と、そんなお母さまをお父さまが励ます声を、聞いて。

 欠けて生まれてきてごめんなさい。
 ずっと、そう思い続けてきた。

「メメリカ、愛している。
 いつかきっと病気は良くなる。そうしたら、この絵画たちに描かれた景色を全部、一緒に探しに行こう……な?」

 わたしは治らないよ。お医者さまがお父さまにお話していたでしょう?

 ごめんなさい。

「メメリカ……愛しているわ。
 私が代わりになれるのなら、喜んでこの身を差し出すのに……ああ、女神様……」

 そのお願いは叶わないよ。叶ったとしても、わたしはすぐに女神様にお願いして、お母さまに元気をお返しするもの。

 ……ごめんなさい。

 まるで、お父さまとお母さまを悲しませるために生まれてきたみたい。2人がわたしのことを嫌いになったなら。そうしたらこれ以上、悲しませずに済むのにな。

 何もかもが白黒に見える、夜更け。自室の天井を眺めながらぼんやりと思った。

 ……でも、やっぱり嫌だな。
 嫌われたく、ないな。

 愛してるよって、愛してよって。
 心のままに、伝えてみたかった。



 気がつくと、わたしの隣に、同じ速度で落ちていく女の子がいた。

『わたし、明日は要らない』

 感情の起伏の少ない声で、女の子……紗雪が言う。

 わたしのために言葉を紡いでくれる。聞きたいと望みながら、わたしが聞こうとしなかった言葉を。

「……き、」

『わたしの明日をぜんぶ、メメリカにあげる。メメリカが欠けていると思う分を、わたしが少しだけ埋めてあげられたなら、それでいい』

 長すぎる髪を優しく引っ張り上げられたように、ふわりと身体が浮き上がった。

 駄目、紗雪も一緒。

 右手を伸ばす。伸ばす、のに。
 指先は、空虚を引っ掻くばかり。
 どうして、どうして、届かないの?

 白い髪で軌跡を描きながら、紗雪は落ちていく、孤独の底へ落ちていく。

 誰にも引っ張り上げることの叶わない、諦めを湛えた表情。それでも、ほんの少しだけ差し込んだ希望に、泣きそうな顔で笑った。

『女神様から授かった色は「白」。授かった名は「救済の聖女」。あなたは何にでも染まることができて、何からも染められない。

 あなたの世界は広がった。わたしはあなたの過去。どうか振り返らないで、メメリカ。未来のあなたに悪い夢を見せてしまった、そのときは……』

「……さ、ゆき……さゆ、きぃ……」

 わたしはわたしの声で、名前を呼ぶ。

 ひとりで落ちていかないで。
 わたしを置いていかないで。

 ぼろぼろと綿雪よりも大粒の涙を流すわたしを、事情を全く知らない筈のティア様が、何も言わずにぎゅっと抱き締めてくれた。

『親不孝な星見ほしみ 紗雪さゆきは、あなたに成れて報われたんだと……どうか、前向きに、素敵な今日を迎えて。

 どうか、わたしの分まで、愛してね』

 私の左頬を打った最後の涙が、紗雪の身体が……眩いほどに「白」い雪となる。そしてもう一度、わたしの中へ流れ込む。

 同時にティア様の温かさが、わたしの身体に伝わってくる。雪解け後に故郷の朱が顔を出すように、『願い』が姿を変えていく。

 奇跡だった夜明けを、紗雪が約束してくれた。願い続ける必要はもうない。

 今は、ただ。
 今は、ただ……

「あ……い。あい、したい、よ」

 お父さまとお母さまを、愛したい。

 触れたことがないものが怖い、紗雪をあやめたものを信じられない。でも、せめてわたしに温もりをくれた人に、温もりを返せるようになりたい。

 わたしの命が「白」く輝く。伸ばした右手から白い糸が伸びて、レイン様の右胸と繋がった。

 取り出して、古き『願い』を。
 生まれた空白に、未来への祝福を。

 紗雪からもらった輝きを、ティア様にもらった温もりを、伝えて、伝えて……やがて、糸は雪のようにふつんと溶け落ちた。

 ……満たされ、た?
 ティア様の耳が、ぴんと立つ。

「れ、レインさんの心音が落ち着いて……!? めっ、メメリカさん!」

 ティア様がわたしの手を引いた。2人でレイン様の様子を確かめる。苦しげだった呼吸も表情も、穏やかになっている。

 わたし、治せた?
 少しだけ、罪を償えたの?

「メメリカさんが……れ、レインさんを、治してくれたぁぁ……う、うぅ、よがっだぁぁあ、ありがとゔございまず、ありがとゔございまずぅぅ……ぅ、うわぁぁああぁあん!」

 ティア様、また泣いてしまった。

 レイン様を傷つけたのはわたしなのに、どうしてティア様が謝ったり、お礼を言ったりするんだろう。どうして……わたしと考え方が似ているのに、こんなに上手に誰かを愛せるのかな。

 でも、良かった。安心したら、何だか力が抜けちゃったな……わたしは、その場にぺたんと座り込んだ。

「ゔっゔっ……あ、あれっ、メメリカさんっ!? 大丈夫ですかっ!? ああっ、そう言えばずっと結界さんと吹雪さんを……ぜ、全然大丈夫じゃないですよねっ!?」

 今度は、おろおろしてる。

 お父さまとお母さまと、お医者さまとしか話したことがないけれど……オウゼの街の人が、みんなティア様みたいだったら、良いな。

 ティア様はしゃがみ込んで、わたしと目線の高さを合わせる。琥珀色の瞳に映っているのは、わたし……メメリカ・アーレンリーフの顔だけだった。

「な、何かあたしにお手伝いできることは、ないでしょうかぁあ!? え、えーっと、えっとぉ……」

「ある、よ」

 わたしの声。低くてこもった声。
 ふふ……紗雪譲り、だね。

「どうか、わたしの……はじめての、おともだちに、なってください」

 ティア様は、ぱちぱちとまばたきをして。それから、寒さのせいで朱に染まった頬から、力を抜いて笑った。

「えへへへぇ……、はっ!?
 で、でもでも、初めてのお友達がティアなんかでいいんでしょうかぁ!? 嬉しくて笑っちゃいましたけど、やっぱりクロさんとかフィーユちゃんとかレインさんとか、もっと素敵な方のほうが……!?」

「ううん。あなたが、いいの」

 外へ、出なきゃ。お母さまとお父さまにもきちんと謝って、それで、紹介しなきゃ。

 生まれて初めてできた、お友達。

 そしてわたしは、生まれて初めて……
 お友達と、笑い合った。
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