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第4章 悠久を渡る「黒虚」の暇つぶし
69.答案提出、序
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名前を呼び合うのを聴いていると、嗚呼、この子達は人間なんだなあ、と思う。
名前ってのは境界線みたいなモノだ。人間という生物が、自分という曖昧な存在をそれ以外と区別するための、脆くて危うい線。
ボクには必要ない。
だってボク、人間辞めたし。
ずっとずーっとずうぅぅっと前に辞めたし。
ボクは何にでも成るし、この世界の範囲内なら何処にでも辿り着く。成れるとか辿り着けるとかじゃない、人間の呼吸みたいなモノ。日が沈めば夜が訪れ、日が昇れば朝になるみたいなモノ。
ボクの姿は見えない、ボクが魅せてあげない限り。ボクの声は聞こえない、ボクが聴かせてあげない限り。
ボクは何の匂いもしない。
適当に辿り着いた貴族屋敷で、家主様の為に張られたお湯に浸かって、石鹸も失敬して身体を洗って……あっ良いかもと思った匂いだって、悠久の流れの中に落っこちて消える。
ボクに、境界線はない。
何モノもボクを捕まえられない。
最後にボクを捕まえたのはクソ女神様で、それ以来、かの一柱でさえボクをとどめておくことができなくなった。
……今回のゲームでは、どうかな?
『紅炎』クンのことは調べ尽くした。カレを含め「ここ」に集まってる子達のことも勿論、生まれて初めて二足歩行した日時から現時点における思考の傾向まで、ぜーんぶ把握している。
だ、け、ど。
あくまでも公正に、ゲーム開始後はマジで見てるだけ……見てるだけ? あーっ危ねえ、大ッ嫌いな嘘吐きになるとこだった! 傍観してるだけじゃないじゃん、ヒント伝えてるじゃん!
実は、ボクって忘れっぽいんだよね。
今回設定したルールとか、どうでもよくないことは比較的覚えてるんだけどさ~。どうでもいいことはすぐ忘れんの、人間だった頃の名前とか故郷の場所とか?
ラウラ様って人名も、どうせボクのじゃないんだろうな。カルカ、カルカ、カルカ……ラウラ? みたいな雑な連想の産物ってだけだと思う、ぶっちゃけ。
でもさ~。オイ敬意払うの忘れてんぞ? ってヒントに一文加えたくなるくらい連呼されると、もっとキラキラ~でシャラララ~みたいな名前にすれば良かった~とか思っちゃう。それか、めちゃくちゃ言いにくくて、呼ぶ度に5回くらい舌噛む名前とか?
ま、いっか。どうせすぐ忘れるし。
さ~て、そんなことより、大事な大事なヒントタイムはいつにしよっかなあ?
残りのヒントは2つ。ありがたーくがっつり拝聴して、ボクを捕まえてご覧よ凡人ども、って感じ。
で。
夢と現の狭間、忘失と覚醒の最中。
そんな神生を……
『暇つぶしに、「 」みたいなあ』
あらら? あららら? あらららら?
ボク、何がしたかったんだっけ?
肝心なとこがすっぽり抜け落ちてる……ってことは、そもそも肝心じゃなかったってこと?
……ま、いっか。
肯定されても否定されても、どっちでも構わない。一柱じゃなくなれば、ボクがどんなに忘れたって……ボクのこと、「 」くれるよね。
【ベルスファリカ・リグ・ラーヴェル】
適当な理由をつけてカルカギルドから借りた、一対の通信機を起動させる。
同じフェオリア製ではあるが、オウゼでの作戦中に使用した、発熱によって受信を知らせる「装備前提」のタイプではない。
ライセンスに似た仕組みで、埋め込まれた魔石の発光と、その色の変化によって通信状況を把握するものだ。ボタンを押せばまず赤が点る、その意味は応答待ち。青に変われば通信開始だ。
『こちらフィーユ』
呼出からたった一秒で、凛と咲く大輪のような、強く華やかな声が応答する。
『こちらに異常はないわ。お母さまとお父さまは普段通りに見えるし、念の為シオンの振舞いにも注意を払っているけれど、不審な行動は見られない。そちらの用件を聞かせて』
一切無駄のない滑らかな報告、流石だ。
オレも世間話は抜きで行こう。壁にかけた飾り気のない丸時計に目をやり、
『4つ目のヒントが通達された、5分前だ。
どうしても確かめたいことがある。多少古くても構わないんだが、君の家に地図帳はあるかい?』
フィーユちゃんとティアちゃんは今、ここから南西の方角にあるドレスリート邸、つまりフィーユちゃんのご実家にいる。
オレ、フィーユちゃん、ティアちゃんの疑いは「一応」晴れた。
フィーユちゃんがリストアップし、フジカワケイが正しいと認めた、オレ達4人を除く「影の候補者」は、アルテドット家の周辺にかたまっている。
事態が何らかの形で動いたときのため、信頼できる2人を、その隣家であるドレスリート邸に配置。候補者全員が在宅していることを確認してもらうとともに、息子がなかなか帰宅しないことに気を揉んでいるだろう、クロニアの母君へのフォローも任せた。
オレはギルドまで同行し、通信機を拝借。片割れを女性達に渡してから仮住まいまで引き返した。その間、ロングパンツのポケットにはずっとフジカワケイが潜んでいた。
光陣営の4人の中で、疑いの霧を晴らせていないのはフジカワケイ1人だけ。嘘を吐いているわけじゃないことは明白だが、だからと言ってイコール潔白とは限らない。
オレは徹夜が得意だからこのミニラピットのことを夜通し見張っておく、何かあればすぐに報せる、間違っても書籍で潰したりはしない……そう約束すると、女性達は頷いてくれた。
約束を違えるつもりはない、が。
オレの狙いは、フジカワケイと一対一で話をすることにある。ティアちゃんの優れた聴覚でも、会話を拾えない場所で。
光栄なことに、どうやらフジカワケイの方も、オレと「転生先抜きで話がしたい」と望み続けていてくれたらしい。
我が家に帰りついたオレは、長く息を吐きながらベッドにどさっと腰を下ろした。ポケットから顔を覗かせたフジカワケイが、オレの太腿の上によちよちと移動して、巨人の顔をつぶらな瞳で見上げる。
『レインくん。こんな形で、2人で話すことが叶うとは……思わなかったな』
「はは、オレもですよ。本当に、うんざりするほど待たされた……だが、流石のオレでも『黒虚』様に感謝を捧げる気分にはなれねえな」
『……怒ってるの?』
「怒ってる? ああ、そうかも知れませんね。
だが、感情なんて何の役にも立ちません。どんなにブチ切れようがあの人は取り戻せない。
さて、お先にどうぞ。アンタが、オレと話したいことって何ですか?」
ミニラピットは硝子ビーズみてえな瞳をできる限り細く鋭くして、
『まず初めに……これは質問じゃなくお願いなんだけど。君がオウゼでのあの夜、僕の前に出会った存在については触れないで欲しいんだ。何も尋ねないで欲しいし、その理由を聞くのもタブー。これを破ってしまうと……取り返しのつかないことになる』
『3人目』か。
オウゼでの作戦前夜。クロニアはベッドから起き上がり、遠く望む『転生者』メメリカ・アーレンリーフの作り出した模擬結界を見つめながら、彼女の「転生元」の名を呼んだ。
造形美のせいもあって、只人ではない気配を醸し出していたアレは……やっぱり、クロニアでもフジカワケイでもない別の何かだったわけだ。ここまでわかれば、こちらから尋ねる必要もねえだろう。
フジカワケイは「警告」の鋭利さを落として、
『それで、これは質問の方。レインくんは、どうして「転生者」に詳しいの?
あっ……でもよく考えたらこれ、部外者《ラウラ》には聞かせたくないことだよね? 僕自身への疑いは、まだ晴れていないわけだし……」
「身内にいるからです」
言い渋る必要はない、どうせバレている。
『黒虚』は、クロニアの中にフジカワケイがいると知っているような相手だ。オレの正体から実家の秘匿事項まで、何もかもお見通しだろう。
フジカワケイは驚いたらしく、
『み、身内に!? もしかして、オウゼまで来てた、えっと……アストリテさんが?』
「違いますよ。クロニアの感想を思い出してください、あの人は『転生者』相手ならもっと警戒する筈だ。
父と長兄は、その事実を必死に隠匿している側です。『転生者』なのは次男……転生後の名はユエリオ。ユエリオ・リグ・ラーヴェル」
カルカでラピットが大人気な理由は、天馬顔負けの高速飛行ともう一点、癒し系の愛くるしい姿にある。だが、カルカ居住歴の短いオレには、表情の変化がわかりにくくて仕方ない。
『……そうか。だから知ってたんだね? 「転生者」の身体には、2つ以上の人格が共存する時期があるって』
「それは、アンタらから教わったことです」
『え? わわっ!?』
オレはフジカワケイを摘み上げて、玩具みてえにちまっとした身体をテーブルの上に置いた。
食器棚からグラスと平皿を取り出し、余っていた林檎ジュースを両方に注ぐ。椅子に腰掛けてグラスを呷り、フジカワケイの方へ平皿を寄せた。
「アイツは突然に変貌し、ずっと欲していた雷属性の魔力を……『紫雷』と呼ぶに相応しい力を、誇示するように暴れ始めた。わけのわからねえことを叫び狂うばかりで、話合いの席につく気なんてさらさらねえらしかった。
だから父上は国を護る為という名目で、『橙地』であるロッゲンシュガルト様の御力を借り、身内の恥を隠匿している。オレはその変貌の理由について、仮説を立てただけです」
フジカワケイが、甘い水面に映った自分の顔を覗き込むように俯いて、
『……「上書き」……』
「…………」
左肘をテーブルについて、額を押さえる。
やっぱり、それが答え……なんだな。
『僕らは……魂の前の所有者は、「ある行為」をすることで、人格をひとつにまとめることができる。そしてその際に、ある種の優先権を持つ……具体的に言えば、2つの選択権を与えられているんだ。
転生前と転生後、2人の人格を混ぜ合わせるか。転生後の人格を消し去って、転生前の人格だけを残すか。僕は……後者を「上書き」って呼んでいる』
「メメリカ嬢の身に起こったのは前者で、兄上の身に起こったのは後者だった。
つまりは、そういうことなんですね?」
沈黙は、肯定の意。
兄上は死んだも同然、そう証明されたわけだ。死者が蘇ることはない。兄上が俺を「人形のようだ」と罵倒することは二度とない。
それなのに、だ。
呼吸も心音も乱れやしない。目元が熱を放つわけでも、背中にひやりと冷たいものが走るわけでも、笑いが込み上げてくるわけでもない……そんな身体の不変が代わりに、お前は人形だと嘲笑っているようで。
『レインくん……大丈夫?
いや、大丈夫じゃない、よね。ごめん、余計なことを聞いた』
「は? 大丈夫に決まってるでしょ? ずっと求めてきた答えが解ったんだ、むしろ清々しましたよ」
最早、一本道を進むだけ。
オレは人形だ、どうせこの先も「本物」を感じることなんて出来やしない。だからオレが……お飾り同然の三男坊が、かつて兄上だったものの処理をしなければ。
『でも、レインくんはお兄さんのこと、大切に……』
「……誰が?」
散々苦労して引き寄せた感覚が、遠退く。
「オレが、あの男を? 絶対に手に入らねえ権力に執着して、無駄な努力ばっか積み重ねて、変わらねえ現実に荒れて、自分より劣った相手に八つ当たりすることしかストレスの解消法を知らなかった、クソ野郎を?」
フジカワケイが、身体をかたかたと震わせながら微かに、だが確かに後退していく。
ああ、しくじりかけたな。
仮面の下の醜悪さを晒し過ぎた。協力してクロニアを取り戻さないとならねえ相手を怯えさせてどうする。ますます、『紅炎』を外野に渡すわけにはいかなくなったんだから。
「……なんてね。
いやあ、すみません! とんでもねえこと聞いちまったから、軽く動揺しちまいまして。まあ、それくらいには兄上のこと嫌いでしたっつーことで」
『そ、そうな、
……っ!?』
萎れかけていたフジカワケイの耳が、脈絡をぶった切るようにピンと立ち上がった。
すぐさま勘付いた。
傍らに置いておいた、ルールとヒントを書き写した紙を手元に引き寄せ、ペンを握る。
「ヒントですね?」
『うん、4つ目が届いた!
で、でもこれ、どういう意味なんだろう? これまでの3つとは全然違う……と、とにかく、そのまま伝えるね』
フジカワケイは、次のように告げた。
『ヒント、その4。
ザカレア大路を南方より北上、2つ目の十字路を左へ。
アーデルミ通りを直進。噴水広場を抜けた直後より、向かって右、並びの5番目』
ザカレア大路、アーデルミ通り……
文字として起こしたヒントを睨みながら、軽く握り込んだ右手を顎に当て思考。
そしてすぐに、思い至った。
「……王都の、住所か?」
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