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クリスマスのパーティーの巻
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クリパ当日。
大原家には普通の家には考えられないほとの大きな広間がある。木目が美しい床に装飾が見事になされている壁。照明もすべて特注品でイタリアのベネチアで製造され輸入されたものだ。そのベネチア製のシャンデリアがこのダンスホールに彩を添えている。だが、その見事な広間には現在、完全にそれがそぐわない面々がギャーギャー言いながらご馳走にありついていた。そこには本日、長い16人掛けのテーブルがセットされていた。また部屋の壁側には食べ物が長テーブルの置かれており、各自でビュッフェ式にとって席について食べるようになっていた。
同日はSPは結局15人くらいの参加になった。隊長の山川さんも参加している。え、大丈夫なの会長の警護は??と思ったが、それは大丈夫らしい。
「おおおおお!!!」
ドスの効いた大きな声を拓が出す。
「おい、これ銀座の名店! 銀太郎の寿司だ。えええ!? もしかして、親父さんが直々にきてくださったんですか?」
出前の寿司職人というのはちょっとテレビのバラエティー番組で見た事があったが、それをしのぐような構えだ。すごい。しかも銀座の名店だ。
「ここにお招きいただき光栄ですよ。会長自らお願いにこられましてね」
「ええええ? 会長がですか?」
勘違いしている拓は、
ーーええ、おれってそんなに会長に愛されているのか? まて、もしかして、解雇されるとか……今生の別れ?
いやー、今日はもう食べるしかないだろっと思って親父さんに、
「大トロ!!!5貫おねがいします!!」
と、頼んだ!
ーークリスマスだ!食べてやる!!
そのあとをどんどん大男たちが並び始め、
「大将、おれ赤身5貫!!あとカンパチもある??」
「ああ、おれはアナゴいいな。すっげ~、ここで焼いてくるの? アナゴ! ヤベーよ。すげーよ」
「ああ!真田さん ありがとな。こんなクリスマスパーティー!!初めてだ!!」
えええ? 初めてなの?
美代が小耳に挟み、ギョッとする。
言ったはずのSPの男が、なぜか他のSPの男たちにボコボコって頭を殴られ唸っている。
「ぅうううう、、ああ、おれバカだったな。これ、去年もあっったわ。忘れてたな」
なんて言っている。え? どっちなんだろう。まあよくわからないけど、もう酒がまわったのだろうか?
奥にはあの美代がおねだりしたケンツッキーのフライドチキンが出来たてのようにあった。そして、なんと美代がどっちかと言っていた鳥の丸焼きもあった!!
「さ!真田さん!!!やりすぎです。どっちかでよかったのに!!」
「美代様。食べる方は美代様だけではないですよ。SPの男たちはたくさん食べますから、バラエティーがあるほうがいいんですよ」
もちろん、松田シェフがリクエストのピザもある。
ただ、これがなんとそのピザもものすごい種類が用意されていた。もちろんそれだけではない。前菜や肉類も豊富に用意してあった。高級ホテルのビュッフェ並にいろいろ揃えられている。飲み物もワインにビール、ノンアルとジュースなどいろいろある。
松田さんは奥さんのつぼみさんっとかわいい子供の龍騎(りゅうき)くんと一緒にパーティーに参加していた。つぼみさんはふわっとした柔らかい感じの素敵な女性だ。ピンクの素敵なワンピースを着ていた。
「あら!あなたが美代ちゃん!!!うちの主人がお世話になっています!!!お噂だけは主人から聞いております」
「え、そんなわたしなにもしてませんよ。でも、はじめまして。どうも土屋美代です。あのその、会長の補佐っというか忘れ物お届け係です」
「まあ、可愛らしい。こんな可愛らしいかたが補佐だなんて……まああの蓮司会長も……その……春なのかしらね」
「え? そんな忘れん坊大魔王、あ、いえ、あの鉄仮面様はなぜかいつも春みたいですよ。彼女たくさんいるみたいですし」
「あらあら、それはそれは、会長もたいへんね。美代さんも苦労するわね」
「はあ……まあ……」
苦労するっというところには同意してしまう。
今日は正式なパーティーではないので、みんな正装ではない。ただ、みんなちょっと普段着よりいい格好をしていた。まあ拓と私ぐらいは完全に普段着だったけど。
ちなみに今日の私は、また青いタートルのセーターにジーンズだ。靴は一応ローファー的な革靴だ。
ただ一番驚いたのは、この部屋の片隅には大画面のテレビとカラオケセットまでが用意してあったのだ。この大原家の一番格式高いボールルームは日本の典型的な宴会会場へと変化していた。
あ、たしか私、言っちゃったんだよね。
「あーいいな。クリパ。みんなカラオケとかやるんでしょ? 漫画で読んだことある!!」
とか、かなり非リア充発言しちゃったんだよね。
もしかして、真田さん、気をつかってくれる?この地味女のささやかな願いを?
松田さんのお子さんの龍騎くんもブッフェのなかのデザートコーナーにおかれているチョコレートファウンテンに釘付けだ。
「おとうさん!!!これ僕先に食べたい」
「だめだ。ご飯を食べてからだ!!」
松田シェフのいいパパっぷりが初めてみられた。かわいい親子だ。
みんなでご馳走をいただく。ああ、こんな大勢でクリスマスを楽しく過ごせるなんて思わなかった。もう食べ物もしっかり食べ、ある程度酔いが回っている男性陣がカラオケを陣取り始めた。
「はい、おれ通称SP、特別安全管理対策本部隊長山川哲二。一番目いきます!!」
山川さんがいきなり演歌を歌い出した。ええ? 山川さん、どっちかといえば、なんとかザイルの歌とか歌ってそうだけど、イメージが違ったけど、昔よく聴いた名曲なので、みんな聞き込んでいる。
次に、拓さんがええ?80年代の女性アイドルの歌を歌い出す。ええ?
ファンだったの??ではいくつなの拓さん?振りが上手好きる!!!!
あ、なんと次はあのいつもはかなり堅物っぽいメイドの丸山女子(推定30代後半?)がいきなり、山本○ンダのノリノリの歌を歌い始めた。踊り付きだ。激しすぎる!!!いや色っぽすぎると言おう。
いつも丸山女子は髪の毛をうしろに団子上にまとめてあげていて、金縁メガネをかけている。キビキビしていて、無駄口も少ないタイプだ。メイド頭でもある。
彼女は意外に胸があるタイプらしい、ちょっと独身男性たちがその揺られるたわわなものにクギ付けだ。
あああ、みんな……一見精鋭な男たちなのに残念だ。丸山女子がスパイならみんないろんな意味でやられているっぽい。
みんな変化しすぎ!!でも超楽しい!!
幹事? 役の真田が仕切る。
「さあ、プレゼントの交換をしましょうか?」
「みなさん、このボックスのくじを引いてください。中に人数分の番号が入っています。その若い番号順からこの先ほど提出していただいたプレゼントの山から欲しいものを選べます。ちなみに、あとのかたのほうが有利です。なぜなら、人がもらったもの奪えます。スワップ制です」
「ええええ!!!」
「おおおおおお!!」
と二つの声が上がる。
えええ?どうしよう。残っちゃったら!!
どんどんと番号が呼ばれる。いま会場には15人の人たちがいる。最初は拓が引き当てた。
「おおお、俺、ついているのか? それとも、ついてないのか?」
プレゼントの山からシンプルな大きめなプレゼントの箱を選ぶ。その四角い箱を開ける。その中には、タオルセットが入っていた。
「おお、いいじゃん。いけるよ。俺は庭師だからな。こういう実用的なものは嬉しい!! キープだ!!キープ。なかなかセンスがあるタオルだな」
と喜んでいる。
そうしてたら、なぜか丸山女子が顔を真っ赤にして、下を向いていた。
えええ?もしかして、そういうこと?
次は、松田だ。またプレゼントの山からかわいいラッピングの物を選んだ。
「おお!!これにしよう!!おおおっ。これは!!!」
開けてみたら、なんと手作りの粘土のぞうさんが入っていた。手作り感が半端でない。
「おおお~~~、これはすっごい巨匠がつくった素晴らしいぞうさんだ!!」とか言っている。その横で、松田さんの子供の龍騎くんがとっても自慢げな顔をしてお父さんを覗き込んでいた。奥さんのつぼみさんもちょっとみんなにウィンクした。
あ、そうかあれは龍騎くんの手作りなんだ!!かわいい。
それぞれおもしろいプレゼントが開封されていった。
なんとエッロいスケスケ下着やら(それはSPの遠距離恋愛の彼女持ちの方が横取りをしたり、ちなみに拓からのギフトらしい)無難に2000円の図書券やら、お茶セット、手袋、お風呂セットなど続いた。
そんな中、いきなり大広間のドアがバンッと開かれた。
みんなギョとして、そのドアのところに立っているオーラが有り余る大魔神のような男を凝視する。
「「「「「「蓮司か、会長!!!」」」」」
真田自身も驚いていた。
大原家には普通の家には考えられないほとの大きな広間がある。木目が美しい床に装飾が見事になされている壁。照明もすべて特注品でイタリアのベネチアで製造され輸入されたものだ。そのベネチア製のシャンデリアがこのダンスホールに彩を添えている。だが、その見事な広間には現在、完全にそれがそぐわない面々がギャーギャー言いながらご馳走にありついていた。そこには本日、長い16人掛けのテーブルがセットされていた。また部屋の壁側には食べ物が長テーブルの置かれており、各自でビュッフェ式にとって席について食べるようになっていた。
同日はSPは結局15人くらいの参加になった。隊長の山川さんも参加している。え、大丈夫なの会長の警護は??と思ったが、それは大丈夫らしい。
「おおおおお!!!」
ドスの効いた大きな声を拓が出す。
「おい、これ銀座の名店! 銀太郎の寿司だ。えええ!? もしかして、親父さんが直々にきてくださったんですか?」
出前の寿司職人というのはちょっとテレビのバラエティー番組で見た事があったが、それをしのぐような構えだ。すごい。しかも銀座の名店だ。
「ここにお招きいただき光栄ですよ。会長自らお願いにこられましてね」
「ええええ? 会長がですか?」
勘違いしている拓は、
ーーええ、おれってそんなに会長に愛されているのか? まて、もしかして、解雇されるとか……今生の別れ?
いやー、今日はもう食べるしかないだろっと思って親父さんに、
「大トロ!!!5貫おねがいします!!」
と、頼んだ!
ーークリスマスだ!食べてやる!!
そのあとをどんどん大男たちが並び始め、
「大将、おれ赤身5貫!!あとカンパチもある??」
「ああ、おれはアナゴいいな。すっげ~、ここで焼いてくるの? アナゴ! ヤベーよ。すげーよ」
「ああ!真田さん ありがとな。こんなクリスマスパーティー!!初めてだ!!」
えええ? 初めてなの?
美代が小耳に挟み、ギョッとする。
言ったはずのSPの男が、なぜか他のSPの男たちにボコボコって頭を殴られ唸っている。
「ぅうううう、、ああ、おれバカだったな。これ、去年もあっったわ。忘れてたな」
なんて言っている。え? どっちなんだろう。まあよくわからないけど、もう酒がまわったのだろうか?
奥にはあの美代がおねだりしたケンツッキーのフライドチキンが出来たてのようにあった。そして、なんと美代がどっちかと言っていた鳥の丸焼きもあった!!
「さ!真田さん!!!やりすぎです。どっちかでよかったのに!!」
「美代様。食べる方は美代様だけではないですよ。SPの男たちはたくさん食べますから、バラエティーがあるほうがいいんですよ」
もちろん、松田シェフがリクエストのピザもある。
ただ、これがなんとそのピザもものすごい種類が用意されていた。もちろんそれだけではない。前菜や肉類も豊富に用意してあった。高級ホテルのビュッフェ並にいろいろ揃えられている。飲み物もワインにビール、ノンアルとジュースなどいろいろある。
松田さんは奥さんのつぼみさんっとかわいい子供の龍騎(りゅうき)くんと一緒にパーティーに参加していた。つぼみさんはふわっとした柔らかい感じの素敵な女性だ。ピンクの素敵なワンピースを着ていた。
「あら!あなたが美代ちゃん!!!うちの主人がお世話になっています!!!お噂だけは主人から聞いております」
「え、そんなわたしなにもしてませんよ。でも、はじめまして。どうも土屋美代です。あのその、会長の補佐っというか忘れ物お届け係です」
「まあ、可愛らしい。こんな可愛らしいかたが補佐だなんて……まああの蓮司会長も……その……春なのかしらね」
「え? そんな忘れん坊大魔王、あ、いえ、あの鉄仮面様はなぜかいつも春みたいですよ。彼女たくさんいるみたいですし」
「あらあら、それはそれは、会長もたいへんね。美代さんも苦労するわね」
「はあ……まあ……」
苦労するっというところには同意してしまう。
今日は正式なパーティーではないので、みんな正装ではない。ただ、みんなちょっと普段着よりいい格好をしていた。まあ拓と私ぐらいは完全に普段着だったけど。
ちなみに今日の私は、また青いタートルのセーターにジーンズだ。靴は一応ローファー的な革靴だ。
ただ一番驚いたのは、この部屋の片隅には大画面のテレビとカラオケセットまでが用意してあったのだ。この大原家の一番格式高いボールルームは日本の典型的な宴会会場へと変化していた。
あ、たしか私、言っちゃったんだよね。
「あーいいな。クリパ。みんなカラオケとかやるんでしょ? 漫画で読んだことある!!」
とか、かなり非リア充発言しちゃったんだよね。
もしかして、真田さん、気をつかってくれる?この地味女のささやかな願いを?
松田さんのお子さんの龍騎くんもブッフェのなかのデザートコーナーにおかれているチョコレートファウンテンに釘付けだ。
「おとうさん!!!これ僕先に食べたい」
「だめだ。ご飯を食べてからだ!!」
松田シェフのいいパパっぷりが初めてみられた。かわいい親子だ。
みんなでご馳走をいただく。ああ、こんな大勢でクリスマスを楽しく過ごせるなんて思わなかった。もう食べ物もしっかり食べ、ある程度酔いが回っている男性陣がカラオケを陣取り始めた。
「はい、おれ通称SP、特別安全管理対策本部隊長山川哲二。一番目いきます!!」
山川さんがいきなり演歌を歌い出した。ええ? 山川さん、どっちかといえば、なんとかザイルの歌とか歌ってそうだけど、イメージが違ったけど、昔よく聴いた名曲なので、みんな聞き込んでいる。
次に、拓さんがええ?80年代の女性アイドルの歌を歌い出す。ええ?
ファンだったの??ではいくつなの拓さん?振りが上手好きる!!!!
あ、なんと次はあのいつもはかなり堅物っぽいメイドの丸山女子(推定30代後半?)がいきなり、山本○ンダのノリノリの歌を歌い始めた。踊り付きだ。激しすぎる!!!いや色っぽすぎると言おう。
いつも丸山女子は髪の毛をうしろに団子上にまとめてあげていて、金縁メガネをかけている。キビキビしていて、無駄口も少ないタイプだ。メイド頭でもある。
彼女は意外に胸があるタイプらしい、ちょっと独身男性たちがその揺られるたわわなものにクギ付けだ。
あああ、みんな……一見精鋭な男たちなのに残念だ。丸山女子がスパイならみんないろんな意味でやられているっぽい。
みんな変化しすぎ!!でも超楽しい!!
幹事? 役の真田が仕切る。
「さあ、プレゼントの交換をしましょうか?」
「みなさん、このボックスのくじを引いてください。中に人数分の番号が入っています。その若い番号順からこの先ほど提出していただいたプレゼントの山から欲しいものを選べます。ちなみに、あとのかたのほうが有利です。なぜなら、人がもらったもの奪えます。スワップ制です」
「ええええ!!!」
「おおおおおお!!」
と二つの声が上がる。
えええ?どうしよう。残っちゃったら!!
どんどんと番号が呼ばれる。いま会場には15人の人たちがいる。最初は拓が引き当てた。
「おおお、俺、ついているのか? それとも、ついてないのか?」
プレゼントの山からシンプルな大きめなプレゼントの箱を選ぶ。その四角い箱を開ける。その中には、タオルセットが入っていた。
「おお、いいじゃん。いけるよ。俺は庭師だからな。こういう実用的なものは嬉しい!! キープだ!!キープ。なかなかセンスがあるタオルだな」
と喜んでいる。
そうしてたら、なぜか丸山女子が顔を真っ赤にして、下を向いていた。
えええ?もしかして、そういうこと?
次は、松田だ。またプレゼントの山からかわいいラッピングの物を選んだ。
「おお!!これにしよう!!おおおっ。これは!!!」
開けてみたら、なんと手作りの粘土のぞうさんが入っていた。手作り感が半端でない。
「おおお~~~、これはすっごい巨匠がつくった素晴らしいぞうさんだ!!」とか言っている。その横で、松田さんの子供の龍騎くんがとっても自慢げな顔をしてお父さんを覗き込んでいた。奥さんのつぼみさんもちょっとみんなにウィンクした。
あ、そうかあれは龍騎くんの手作りなんだ!!かわいい。
それぞれおもしろいプレゼントが開封されていった。
なんとエッロいスケスケ下着やら(それはSPの遠距離恋愛の彼女持ちの方が横取りをしたり、ちなみに拓からのギフトらしい)無難に2000円の図書券やら、お茶セット、手袋、お風呂セットなど続いた。
そんな中、いきなり大広間のドアがバンッと開かれた。
みんなギョとして、そのドアのところに立っているオーラが有り余る大魔神のような男を凝視する。
「「「「「「蓮司か、会長!!!」」」」」
真田自身も驚いていた。
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