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「号外、ごうが~い!」
そんな声を上げながら新聞部の部員たちが校内新聞をバラまいていた。
【あの、鬼風紀委員長ついに恋人発覚!!!】
なんて、見出しがでかでかと書かれている。その新聞を見た生徒たちは
「委員長の恋人って会長じゃないの?」
「あの2人付き合ってたんじゃないの?」
「じゃぁ、会長は?」
なんて、噂をし始める。その新聞には風紀委員長である城島が誰かを抱きしめている写真が載せられていた。しかも、城島の顔はすごく優しそうである。
実は二股?浮気とか?なんて噂話も出始めた。そんな噂はあっという間に全校に広がっていった。
「で?どういうことなんですか?」
風紀委員室で自分の仕事をしていた城島の机にバン!ッと新聞を叩き付け湯田を始めとして風紀委員たちが城島を取り囲んだ。
「お前らなんか勘違いしてねぇか?」
城島は呆れながら机に叩きつけられた新聞を取り読み始める。それを全部読み終えて城島は心底面白そうに笑いだした。
「あははは、どんだけ捏造だよ。バカらしぃ」
そんな城島を見て湯田たちの眉間に皺が寄る。
「たのも~!!!」
湯田が口を開く前にそんな言葉と共に勢いよく扉が開き、ゾロゾロと生徒会役員たちが入ってきた。
「委員長!どういうことですか!」
湯田と同じようにバンッと校内新聞を机に叩きつけて鬼のような形相で聞く広末。多分、一番真相を知りたいであろう人物は周りの気迫に押されて傍観者になり始めていた。
「なら、お前らに反対に聞くが、俺に恋人がいちゃダメなのか?」
城島は呆れながら椅子に深々ともたれて聞いてみる。
「それは…」
「いてもいいとは…」
城島の言葉に湯田も広末もしどろもどろになる。
「田神」
城島は傍観者になってる田神を呼び来いと手招きをする。名前を呼ばれた田神は不思議そうな顔をして城島のほうへと歩み寄った。そして、城島は立ち上がると田神の頭を自分の胸に押し付けて抱きしめた。抱きしめられたことで田神は反射的に城島の背に腕を回し服を掴む。
「これが答えだ」
城島は静かにそう言うと、湯田たちに校内新聞の真相を口にする。
「うわぁ~!本当だ!」
「写真そのまんま」
城島が抱きしめてるため、相手の顔は見えないが、背格好など今の2人の状態そのままだった。が、よくよく写真を見てみれば、相手が田神だという証拠がバッチリと映っていた。制服のカフスボタンが生徒会長の証のものだからだ。
「で、誤解は解けたか?」
城島は田神を放し、抱きしめたことで乱れた田神の髪を手櫛で直してから椅子に座った。
「でも、恋人発覚って」
「相手が会長だとして、なんでこんな新聞が!」
湯田と広末は声を揃えて城島に詰め寄った。
「そんなの…どこかの誰かさんが誤解を招く言動を多々やってくれるからなぁ」
城島は呆れながら田神を見る。田神はそんな城島から視線をそらした。
「イヤ、でも、その噂だって2人とも気にしてないというか、放置してるじゃないですか?」
「誤解を誤解だと訂正してないですよね」
湯田と広末は今、出回ってる噂のことを言い出す。
「面倒くせぇ。わざわざ訂正する必要ねぇだろ?」
城島は深々と椅子にもたれる。田神に関しては黙秘だ。
「えっと…一つ確認させてください」
「二人は付き合ってはいないんですよね?」
湯田と広末は自分の上司に確認の意味を込めて聞いた。
「付き合ってねぇな」
「確かに…」
2人はあっさりと返事をする。お互い噂を放置してるのはそれぞれの思惑、考えがあってのこと。
「まぁ、好きなだけ誤解させておけばいいんじゃねぇの?それに、お前たちはこいつのこういうのを見るのが好きなんだろ?」
城島は傍に立ったままの田神の手を掴み、引き寄せると自分の上に座らせた。
「うわぁ、ちょっ」
城島の予想外な行動に田神は声を上げ、城島の首に抱き着いた。
「おまっ、こういうことするなら一言言ってからにしてくれ」
「わりぃな」
田神が城島に文句を言うが、城島は悪びれた様子もなく軽く謝っただけだった。
「そうだった…この2人はこういう人たちでした…」
「お互い無自覚にイチャついてるんだった…」
湯田と広末がため息をつくが、それを見て喜んでいるのは自分たちなんだと納得する。
「無自覚じゃねぇぞ俺はな」
そんな2人に城島がそんなことを言う。
「えぇ~!!」
その言葉に部屋の中にいたみんなが驚きの声を上げた。意味が分からない田神はキョトリ顔で城島を見ていた。
「そういう顔はあんま、他のやつに見せねぇ方がお前のためだぞ。クールビューティーの仮面が外れた顔を見てぇのはこの部屋にいる連中だけじゃねぇからな。襲われるぞお前」
城島の言葉に、田神は少しだけ不満げになる。
「大体、この写真の原因はお前だからな?」
城島は校内新聞の写真をこつんこつんと叩く。
「俺?なんでだ?」
田神が首を傾げると、
「こんときも無防備な顔してただろうが。クールビューティーなんて程遠いぐらいお子ちゃまな笑顔振りまいてたじゃねえか。周りにいたやつらが反応してたのを気付かなかったのか?」
城島は呆れたような顔で言った。。田神は一瞬、言葉に詰まった。城島に言われて、思い返せばそんなこともあったなと…。
「あんときは、お前が楽しそうにしてたから…気になってたんだよ」
田神は少しだけ膨れたまま文句じみた言葉を口にする。
「あっ、それって…」
田神の言葉に湯田が反応した。
「何か思い当たることが?」
そんな湯田に広末が聞く。
「あー、えっと…多分、それ…俺たちのせいかもしれません」
湯田がすまなさそうな顔になる。
「どういうこと?」
広末はなにがあったのか気になった。
「えっと、俺たちが委員長を唆したんです。勝負しようって…。それで俺たちが完全に負けたんですが…その時の委員長すっごく楽しそうだったんで…」
湯田は言葉を濁しながら説明する。何の勝負だったのかは覚えていないのだ。
「委員長に勝負って命知らずなの君たち?」
湯田の言葉に広末が呆れた。鬼の風紀委員長という名前を付けられた理由は誰もが知るところだ。風紀を乱すものに関しては容赦ないのだ、城島は。だが、それ以外は頼りになる人物で、多くの人に慕われている。
「俺たちの鍛錬も含めての勝負だったんですよ。負けましたけど…」
湯田は苦虫を噛み潰したような顔をした。他の委員たちも気まずそうにする。
「でも、なぜそれが原因でこんな写真に?」
広末はその真相を城島に聞いてみる。
「だからさっきも言ったろ?こいつがお子様モードの笑顔を振りまいてるし、新聞部が傍をうろついてるのにも気が付いてたから、こいつのそんな顔を写真に撮らせねぇために隠したんだよ。そんな写真が出回ったらこいつが狙われるのは分かりきってるからな」
城島は田神を立たせながら説明した。
「それでこの写真なんですね…でも…メッチャ優しい顔してますよね委員長」
「うん、恋人発覚!なんて見出しがついてもおかしくないぐらいには…」
もう一度、新聞の写真を見ながら広末が湯田にそんなことを言う。
「噂が独り歩きして俺たちは付き合ってることになってんだろ?ならいいんじゃね?」
なんて、城島はあっさりとそんなことを言う。
「イヤ、ですけど…」
「会長はそれでいいんですか?」
湯田と広末の問いに、
「気にしてないからな。誤解を招くような言動をしてるのは俺自身だし…。相手がこの男なら俺は迷惑じゃないし…助かってるし…」
田神はあっさりと返事をする。
「俺が迷惑してるんだが?」
そんな田神に城島が言う。が、誰がどう見てもそんな素振りはない。
「いや、迷惑だったらお前、すぐに誤解だって走り回るだろ?それに俺のことを追い出すはずだ」
城島の言葉に反論する田神。お互いがお互いのことをよく分かっている。城島が本当に迷惑だと思ったらこの部屋にだって入れさせないだろうし、寮の自室にだって入らせないはずだ。勝手に入ってる時点で追い出し、二度と入らないようにだってするはずなのだ。この男はそういう男なんだと田神は思っていた。
「当たり前だろが。誰がお遊びに付き合ってやるか」
城島はハッキリと言う。迷惑だと思った時点で城島は全てを切り捨てる。そういう面で城島は冷たい男なのだ。自分の意思をハッキリ示しているからこそでもある。そんな男が田神との関係を訂正しないのは色々な思惑があるから…。
「まぁ、他のヤツラに聞かれたら適当に言っとけ。所詮噂は噂だ」
城島は自分を取り囲んでいる連中にハッキリと言い切った。
のちにその言葉が尾ひれ背ひれをつけて広がっていくことになるのだが、それはまた別の話である。
Fin
そんな声を上げながら新聞部の部員たちが校内新聞をバラまいていた。
【あの、鬼風紀委員長ついに恋人発覚!!!】
なんて、見出しがでかでかと書かれている。その新聞を見た生徒たちは
「委員長の恋人って会長じゃないの?」
「あの2人付き合ってたんじゃないの?」
「じゃぁ、会長は?」
なんて、噂をし始める。その新聞には風紀委員長である城島が誰かを抱きしめている写真が載せられていた。しかも、城島の顔はすごく優しそうである。
実は二股?浮気とか?なんて噂話も出始めた。そんな噂はあっという間に全校に広がっていった。
「で?どういうことなんですか?」
風紀委員室で自分の仕事をしていた城島の机にバン!ッと新聞を叩き付け湯田を始めとして風紀委員たちが城島を取り囲んだ。
「お前らなんか勘違いしてねぇか?」
城島は呆れながら机に叩きつけられた新聞を取り読み始める。それを全部読み終えて城島は心底面白そうに笑いだした。
「あははは、どんだけ捏造だよ。バカらしぃ」
そんな城島を見て湯田たちの眉間に皺が寄る。
「たのも~!!!」
湯田が口を開く前にそんな言葉と共に勢いよく扉が開き、ゾロゾロと生徒会役員たちが入ってきた。
「委員長!どういうことですか!」
湯田と同じようにバンッと校内新聞を机に叩きつけて鬼のような形相で聞く広末。多分、一番真相を知りたいであろう人物は周りの気迫に押されて傍観者になり始めていた。
「なら、お前らに反対に聞くが、俺に恋人がいちゃダメなのか?」
城島は呆れながら椅子に深々ともたれて聞いてみる。
「それは…」
「いてもいいとは…」
城島の言葉に湯田も広末もしどろもどろになる。
「田神」
城島は傍観者になってる田神を呼び来いと手招きをする。名前を呼ばれた田神は不思議そうな顔をして城島のほうへと歩み寄った。そして、城島は立ち上がると田神の頭を自分の胸に押し付けて抱きしめた。抱きしめられたことで田神は反射的に城島の背に腕を回し服を掴む。
「これが答えだ」
城島は静かにそう言うと、湯田たちに校内新聞の真相を口にする。
「うわぁ~!本当だ!」
「写真そのまんま」
城島が抱きしめてるため、相手の顔は見えないが、背格好など今の2人の状態そのままだった。が、よくよく写真を見てみれば、相手が田神だという証拠がバッチリと映っていた。制服のカフスボタンが生徒会長の証のものだからだ。
「で、誤解は解けたか?」
城島は田神を放し、抱きしめたことで乱れた田神の髪を手櫛で直してから椅子に座った。
「でも、恋人発覚って」
「相手が会長だとして、なんでこんな新聞が!」
湯田と広末は声を揃えて城島に詰め寄った。
「そんなの…どこかの誰かさんが誤解を招く言動を多々やってくれるからなぁ」
城島は呆れながら田神を見る。田神はそんな城島から視線をそらした。
「イヤ、でも、その噂だって2人とも気にしてないというか、放置してるじゃないですか?」
「誤解を誤解だと訂正してないですよね」
湯田と広末は今、出回ってる噂のことを言い出す。
「面倒くせぇ。わざわざ訂正する必要ねぇだろ?」
城島は深々と椅子にもたれる。田神に関しては黙秘だ。
「えっと…一つ確認させてください」
「二人は付き合ってはいないんですよね?」
湯田と広末は自分の上司に確認の意味を込めて聞いた。
「付き合ってねぇな」
「確かに…」
2人はあっさりと返事をする。お互い噂を放置してるのはそれぞれの思惑、考えがあってのこと。
「まぁ、好きなだけ誤解させておけばいいんじゃねぇの?それに、お前たちはこいつのこういうのを見るのが好きなんだろ?」
城島は傍に立ったままの田神の手を掴み、引き寄せると自分の上に座らせた。
「うわぁ、ちょっ」
城島の予想外な行動に田神は声を上げ、城島の首に抱き着いた。
「おまっ、こういうことするなら一言言ってからにしてくれ」
「わりぃな」
田神が城島に文句を言うが、城島は悪びれた様子もなく軽く謝っただけだった。
「そうだった…この2人はこういう人たちでした…」
「お互い無自覚にイチャついてるんだった…」
湯田と広末がため息をつくが、それを見て喜んでいるのは自分たちなんだと納得する。
「無自覚じゃねぇぞ俺はな」
そんな2人に城島がそんなことを言う。
「えぇ~!!」
その言葉に部屋の中にいたみんなが驚きの声を上げた。意味が分からない田神はキョトリ顔で城島を見ていた。
「そういう顔はあんま、他のやつに見せねぇ方がお前のためだぞ。クールビューティーの仮面が外れた顔を見てぇのはこの部屋にいる連中だけじゃねぇからな。襲われるぞお前」
城島の言葉に、田神は少しだけ不満げになる。
「大体、この写真の原因はお前だからな?」
城島は校内新聞の写真をこつんこつんと叩く。
「俺?なんでだ?」
田神が首を傾げると、
「こんときも無防備な顔してただろうが。クールビューティーなんて程遠いぐらいお子ちゃまな笑顔振りまいてたじゃねえか。周りにいたやつらが反応してたのを気付かなかったのか?」
城島は呆れたような顔で言った。。田神は一瞬、言葉に詰まった。城島に言われて、思い返せばそんなこともあったなと…。
「あんときは、お前が楽しそうにしてたから…気になってたんだよ」
田神は少しだけ膨れたまま文句じみた言葉を口にする。
「あっ、それって…」
田神の言葉に湯田が反応した。
「何か思い当たることが?」
そんな湯田に広末が聞く。
「あー、えっと…多分、それ…俺たちのせいかもしれません」
湯田がすまなさそうな顔になる。
「どういうこと?」
広末はなにがあったのか気になった。
「えっと、俺たちが委員長を唆したんです。勝負しようって…。それで俺たちが完全に負けたんですが…その時の委員長すっごく楽しそうだったんで…」
湯田は言葉を濁しながら説明する。何の勝負だったのかは覚えていないのだ。
「委員長に勝負って命知らずなの君たち?」
湯田の言葉に広末が呆れた。鬼の風紀委員長という名前を付けられた理由は誰もが知るところだ。風紀を乱すものに関しては容赦ないのだ、城島は。だが、それ以外は頼りになる人物で、多くの人に慕われている。
「俺たちの鍛錬も含めての勝負だったんですよ。負けましたけど…」
湯田は苦虫を噛み潰したような顔をした。他の委員たちも気まずそうにする。
「でも、なぜそれが原因でこんな写真に?」
広末はその真相を城島に聞いてみる。
「だからさっきも言ったろ?こいつがお子様モードの笑顔を振りまいてるし、新聞部が傍をうろついてるのにも気が付いてたから、こいつのそんな顔を写真に撮らせねぇために隠したんだよ。そんな写真が出回ったらこいつが狙われるのは分かりきってるからな」
城島は田神を立たせながら説明した。
「それでこの写真なんですね…でも…メッチャ優しい顔してますよね委員長」
「うん、恋人発覚!なんて見出しがついてもおかしくないぐらいには…」
もう一度、新聞の写真を見ながら広末が湯田にそんなことを言う。
「噂が独り歩きして俺たちは付き合ってることになってんだろ?ならいいんじゃね?」
なんて、城島はあっさりとそんなことを言う。
「イヤ、ですけど…」
「会長はそれでいいんですか?」
湯田と広末の問いに、
「気にしてないからな。誤解を招くような言動をしてるのは俺自身だし…。相手がこの男なら俺は迷惑じゃないし…助かってるし…」
田神はあっさりと返事をする。
「俺が迷惑してるんだが?」
そんな田神に城島が言う。が、誰がどう見てもそんな素振りはない。
「いや、迷惑だったらお前、すぐに誤解だって走り回るだろ?それに俺のことを追い出すはずだ」
城島の言葉に反論する田神。お互いがお互いのことをよく分かっている。城島が本当に迷惑だと思ったらこの部屋にだって入れさせないだろうし、寮の自室にだって入らせないはずだ。勝手に入ってる時点で追い出し、二度と入らないようにだってするはずなのだ。この男はそういう男なんだと田神は思っていた。
「当たり前だろが。誰がお遊びに付き合ってやるか」
城島はハッキリと言う。迷惑だと思った時点で城島は全てを切り捨てる。そういう面で城島は冷たい男なのだ。自分の意思をハッキリ示しているからこそでもある。そんな男が田神との関係を訂正しないのは色々な思惑があるから…。
「まぁ、他のヤツラに聞かれたら適当に言っとけ。所詮噂は噂だ」
城島は自分を取り囲んでいる連中にハッキリと言い切った。
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