12 / 42
12話
しおりを挟む
「んっ、ふっ、ぁ」
触れ合った唇はいつの間か深いキスに代わり、舌を絡め合う。キスだけで頭がボーっとしてくるぐらい気持ちがいい。
あぁ、やっぱり俺は大我が好きなんだ…
なんて、大我からのキスを受け止めながらボンヤリと考えていたら大我の眉間に皺が寄った。
「んっ、ぁ、はぁ、たい、がぁ」
皺が寄った原因は間違いなく俺自身。発情してるわけじゃないけど、俺のフェロモンが溢れた。
「まったく、ゆいの感情の起伏はどこにスイッチがあるんだか…」
なんて、苦笑を浮かべながら大我は言うけど、大我の瞳はすでに色が変化してた。俺はそれが嬉しくて笑ったら、盛大に溜め息をつかれちゃったよ。
「ホントに、後で文句は言うなよ」
大我の言葉に何度もコクコクと頷けばもう一度、俺の唇は大我のそれに塞がれた。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ」
何度もキスを繰り返しながら、気が付いたら俺は上半身裸だった。うん、大我とのキスが気持ちよくて、キスに気を取られてたら脱がされてた。いや、脱がされていいんだけどさ。だって、俺自身がそれを望んだんだもん。
大我の少し熱い手が背中に添えられて、あいてるもう片方の手は俺の身体を這いまわっていた。しかも、触れるか触れないかの優しいタッチで…
「んっ、ぁ、やぁ、ん、ぁ、ぁ」
それがくすぐったいようで、それでいて甘い痺れをうむ。
「やじゃなくて、イイの間違いだろ?」
なんて意地悪な言葉を言いながら肩口を吸われる。ピリリとする小さな痛み。それは大我が俺に残す印。記憶を飛ばす俺が見てわかるように残された印。神尾大我が俺を欲したという証。
「ぁ、ん、ぁ、たい、がぁ、ぁ、」
意地悪な指が俺の身体を這いまわり、俺の性感帯を暴いていく。身体中に落とされるキスは甘い痺れを残していく。俺が余計なことを考えられなくなるほど、大我は俺に途轍もない愛情をくれる。
「ひゃぁ、ぁ、ん、ぁぁ」
指だけだと思ったら急に胸を舐められてビックリした。
「ぁ、ぁぁ、たい、がぁ、ぁ、ん、ぁぁ」
素肌に触れたくて大我の服に手を掛けたら
「脱ぐのか?」
ジッと俺を見て聞いてくるからコクコクと何度も頷いた。俺の返事を見て大我は俺の額に小さなキスを落とすと服を脱いでくれた。大我に触れたくて、手を伸ばせばその手を取られ、反対に抱き寄せられた。
「唯斗、好きだ」
俺の顔をジッと見たままで紡がれた言葉に自然と涙が零れ落ちた。
「ぁ、ぉれも、好き、大我、が、好き」
この気持ちは嘘じゃない。今の俺は大我がいればいい。大我の愛情がなきゃ生きてけない。小さく笑いながら大我の顔が近づいてくる。俺はそれを見ながら目を閉じれば少しだけ熱くなった大我の唇が俺のそれに重ねられた。
後はもう、何が何だかわからない。気が付いたら俺の中で大我が暴れてた。
「あぁ、やぁ、ん、ぁぁ、たぃ、がぁ、ぁぁ、んん」
繰り返されるキスと律動は確実に俺を高みに導いていく。身体の奥から押し寄せてくる波は間違いなく大我を求めていて、お腹がキュンとしてくる。もう、何度も大我に抱かれているのに、押し寄せてくる波の感覚にはなれない。だって、抱かれるたびにその感覚は変化するんだ。でも、最初のころに比べて怖くはない。だってそれは俺自身が大我を求めてる証拠だって気が付いたから…わかったから。
「ぁ、たい、がぁ、波、きちゃ、ぁぁ、ん、ぁぁ」
大我の肩に爪を立てながら小さく首を振りながら訴えれば
「そのまま呑まれちまえ。俺が助けてやるから」
小さく笑いながら頬にキスをくれる。酷い男だと思うのと同時に大我だから許せるんだと思う。
「ぁ、ぁぁ、たい、がぁ、きちゃ、ぁ、もぉ、ぁ、いっちゃ、ぁ、ぁ」
お腹がキュンキュンしてる、大我が欲しいって訴えてる。
「あぁ、いけばいい」
俺の腰を掴みさらに深く打ち込まれる熱。
「あぁ、ぁぁ、たい、がぁ、ぁ、中、ぁ、欲しぃ、ぁぁ、んん、ぁ」
「あぁ、くれてやるからちゃんと受け止めろよ」
俺の言葉に答えてくれる大我が嬉しくてふにゃって笑ったら奪わん勢いで唇を重ねられた。
「んっ、んん、んんっ」
「っ」
深いキスを繰り返しながら奥へと熱の塊を突き上げられ俺は大我の背に幾つもの傷を残しいった。どくりと自分の中で吐き出される大我の熱。
本当は知ってる…俺の為にちゃんと大我がゴムつけてるの…
「ぁ、はぁ、たい、がぁ」
大我の頬に手を寄せればその手を大我が握りしめてくれる。
「俺は唯斗を放すつもりはないからな」
大我のその言葉を聞き涙が流れ落ちた。俺の中にある小さな棘を見透かすように告げられた言葉。失うことへの恐怖、捨てられることへの恐怖。そんな小さな棘を大我は気付いてるし、わかってたんだって思った。
「っ、たい、が、大我ぁ」
俺は大我の首に抱き着いてまたしても大泣きをした。
いや、うん、まだ繋がったままだっていうのを完全に忘れて…
はい、この後、大我さんにまたしてもパックリと食べられました。
大概、大我さんのスイッチもどこにあるのか俺もわからないんですけど?
触れ合った唇はいつの間か深いキスに代わり、舌を絡め合う。キスだけで頭がボーっとしてくるぐらい気持ちがいい。
あぁ、やっぱり俺は大我が好きなんだ…
なんて、大我からのキスを受け止めながらボンヤリと考えていたら大我の眉間に皺が寄った。
「んっ、ぁ、はぁ、たい、がぁ」
皺が寄った原因は間違いなく俺自身。発情してるわけじゃないけど、俺のフェロモンが溢れた。
「まったく、ゆいの感情の起伏はどこにスイッチがあるんだか…」
なんて、苦笑を浮かべながら大我は言うけど、大我の瞳はすでに色が変化してた。俺はそれが嬉しくて笑ったら、盛大に溜め息をつかれちゃったよ。
「ホントに、後で文句は言うなよ」
大我の言葉に何度もコクコクと頷けばもう一度、俺の唇は大我のそれに塞がれた。
「んっ、ぁ、ふぅ、ぁ」
何度もキスを繰り返しながら、気が付いたら俺は上半身裸だった。うん、大我とのキスが気持ちよくて、キスに気を取られてたら脱がされてた。いや、脱がされていいんだけどさ。だって、俺自身がそれを望んだんだもん。
大我の少し熱い手が背中に添えられて、あいてるもう片方の手は俺の身体を這いまわっていた。しかも、触れるか触れないかの優しいタッチで…
「んっ、ぁ、やぁ、ん、ぁ、ぁ」
それがくすぐったいようで、それでいて甘い痺れをうむ。
「やじゃなくて、イイの間違いだろ?」
なんて意地悪な言葉を言いながら肩口を吸われる。ピリリとする小さな痛み。それは大我が俺に残す印。記憶を飛ばす俺が見てわかるように残された印。神尾大我が俺を欲したという証。
「ぁ、ん、ぁ、たい、がぁ、ぁ、」
意地悪な指が俺の身体を這いまわり、俺の性感帯を暴いていく。身体中に落とされるキスは甘い痺れを残していく。俺が余計なことを考えられなくなるほど、大我は俺に途轍もない愛情をくれる。
「ひゃぁ、ぁ、ん、ぁぁ」
指だけだと思ったら急に胸を舐められてビックリした。
「ぁ、ぁぁ、たい、がぁ、ぁ、ん、ぁぁ」
素肌に触れたくて大我の服に手を掛けたら
「脱ぐのか?」
ジッと俺を見て聞いてくるからコクコクと何度も頷いた。俺の返事を見て大我は俺の額に小さなキスを落とすと服を脱いでくれた。大我に触れたくて、手を伸ばせばその手を取られ、反対に抱き寄せられた。
「唯斗、好きだ」
俺の顔をジッと見たままで紡がれた言葉に自然と涙が零れ落ちた。
「ぁ、ぉれも、好き、大我、が、好き」
この気持ちは嘘じゃない。今の俺は大我がいればいい。大我の愛情がなきゃ生きてけない。小さく笑いながら大我の顔が近づいてくる。俺はそれを見ながら目を閉じれば少しだけ熱くなった大我の唇が俺のそれに重ねられた。
後はもう、何が何だかわからない。気が付いたら俺の中で大我が暴れてた。
「あぁ、やぁ、ん、ぁぁ、たぃ、がぁ、ぁぁ、んん」
繰り返されるキスと律動は確実に俺を高みに導いていく。身体の奥から押し寄せてくる波は間違いなく大我を求めていて、お腹がキュンとしてくる。もう、何度も大我に抱かれているのに、押し寄せてくる波の感覚にはなれない。だって、抱かれるたびにその感覚は変化するんだ。でも、最初のころに比べて怖くはない。だってそれは俺自身が大我を求めてる証拠だって気が付いたから…わかったから。
「ぁ、たい、がぁ、波、きちゃ、ぁぁ、ん、ぁぁ」
大我の肩に爪を立てながら小さく首を振りながら訴えれば
「そのまま呑まれちまえ。俺が助けてやるから」
小さく笑いながら頬にキスをくれる。酷い男だと思うのと同時に大我だから許せるんだと思う。
「ぁ、ぁぁ、たい、がぁ、きちゃ、ぁ、もぉ、ぁ、いっちゃ、ぁ、ぁ」
お腹がキュンキュンしてる、大我が欲しいって訴えてる。
「あぁ、いけばいい」
俺の腰を掴みさらに深く打ち込まれる熱。
「あぁ、ぁぁ、たい、がぁ、ぁ、中、ぁ、欲しぃ、ぁぁ、んん、ぁ」
「あぁ、くれてやるからちゃんと受け止めろよ」
俺の言葉に答えてくれる大我が嬉しくてふにゃって笑ったら奪わん勢いで唇を重ねられた。
「んっ、んん、んんっ」
「っ」
深いキスを繰り返しながら奥へと熱の塊を突き上げられ俺は大我の背に幾つもの傷を残しいった。どくりと自分の中で吐き出される大我の熱。
本当は知ってる…俺の為にちゃんと大我がゴムつけてるの…
「ぁ、はぁ、たい、がぁ」
大我の頬に手を寄せればその手を大我が握りしめてくれる。
「俺は唯斗を放すつもりはないからな」
大我のその言葉を聞き涙が流れ落ちた。俺の中にある小さな棘を見透かすように告げられた言葉。失うことへの恐怖、捨てられることへの恐怖。そんな小さな棘を大我は気付いてるし、わかってたんだって思った。
「っ、たい、が、大我ぁ」
俺は大我の首に抱き着いてまたしても大泣きをした。
いや、うん、まだ繋がったままだっていうのを完全に忘れて…
はい、この後、大我さんにまたしてもパックリと食べられました。
大概、大我さんのスイッチもどこにあるのか俺もわからないんですけど?
0
あなたにおすすめの小説
夜が明けなければいいのに(洋風)
万里
BL
大国の第三皇子・ルシアンは、幼い頃から「王位には縁のない皇子」として育てられてきた。輝く金髪と碧眼を持つその美貌は、まるで人形のように完璧だが、どこか冷ややかで近寄りがたい。
しかしその裏には、誰よりも繊細で、愛されたいと願う幼い心が隠されている。
そんなルシアンに、ある日突然、国の命運を背負う役目が降りかかる。
長年対立してきた隣国との和平の証として、敵国の大公令嬢への婿入り――実質的な“人質”としての政略結婚が正式に決まったのだ。
「名誉ある生贄」。
それが自分に与えられた役割だと、ルシアンは理解していた。
部屋に戻ると、いつものように従者のカイルが静かに迎える。
黒髪の護衛騎士――幼い頃からずっと傍にいてくれた唯一の存在。
本当は、別れが怖くてたまらない。
けれど、その弱さを見せることができない。
「やっとこの退屈な城から出られる。せいせいする」
心にもない言葉を吐き捨てる。
カイルが引き止めてくれることを、どこかで期待しながら。
だがカイルは、いつもと変わらぬ落ち着いた声で告げる。
「……おめでとうございます、殿下」
恭しく頭を下げるその姿は、あまりにも遠い。
その淡々とした態度が、ルシアンの胸に鋭く突き刺さる。
――おめでとうなんて、言わないでほしかった。
――本当は、行きたくなんてないのに。
和風と洋風はどちらも大筋は同じようにしようかと。ところどころ違うかもしれませんが。
お楽しみいただければ幸いです。
入社1ヶ月のワンコ系男子が、知らずのうちに射止めたのはイケメン社長!?
monteri
BL
CM制作会社の新入社員、藤白純太は入社1ヶ月で教育係の先輩が過労で倒れたため、特別なクライアントの担当を引き継ぐことになる。
そのクライアントは、女子禁制ミーハー厳禁の芸能事務所だった。
主人公の無知で純なところに、翻弄されたり、骨抜きにされるイケメン社長と、何も知らない純太がドキドキするお話です。
※今回の表紙はAI生成です
溺愛系とまではいかないけど…過保護系カレシと言った方が 良いじゃねぇ? って親友に言われる僕のカレシさん
315 サイコ
BL
潔癖症で対人恐怖症の汐織は、一目惚れした1つ上の三波 道也に告白する。
が、案の定…
対人恐怖症と潔癖症が、災いして号泣した汐織を心配して手を貸そうとした三波の手を叩いてしまう。
そんな事が、あったのにも関わらず仮の恋人から本当の恋人までなるのだが…
三波もまた、汐織の対応をどうしたらいいのか、戸惑っていた。
そこに汐織の幼馴染みで、隣に住んでいる汐織の姉と付き合っていると言う戸室 久貴が、汐織の頭をポンポンしている場面に遭遇してしまう…
表紙のイラストは、Days AIさんで作らせていただきました。
雪色のラブレター
hamapito
BL
俺が遠くに行っても、圭は圭のまま、何も変わらないから。――それでよかった、のに。
そばにいられればいい。
想いは口にすることなく消えるはずだった。
高校卒業まであと三か月。
幼馴染である圭への気持ちを隠したまま、今日も変わらず隣を歩く翔。
そばにいられればいい。幼馴染のままでいい。
そう思っていたはずなのに、圭のひとことに抑えていた気持ちがこぼれてしまう。
翔は、圭の戸惑う声に、「忘れて」と逃げてしまい……。
ノリで付き合っただけなのに、別れてくれなくて詰んでる
cheeery
BL
告白23連敗中の高校二年生・浅海凪。失恋のショックと友人たちの悪ノリから、クラス一のモテ男で親友、久遠碧斗に勢いで「付き合うか」と言ってしまう。冗談で済むと思いきや、碧斗は「いいよ」とあっさり承諾し本気で付き合うことになってしまった。
「付き合おうって言ったのは凪だよね」
あの流れで本気だとは思わないだろおおお。
凪はなんとか碧斗に愛想を尽かされようと、嫌われよう大作戦を実行するが……?
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる