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海洋王国編
フォレストウッド。
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エリスは必死だった為に、またもや自分のレベルを忘れていた。巨大なコング達が折り重なって倒れている上に、更に巨大な『メテオキャノン』をぶつける。
「…エリスさんや、アレはやり過ぎですがな~…」
「…はッ!!しまったぁーッ!!またやっちゃった!!」
すぐに美裸は描画体勢に入ったが、メテオキャノンが直径30メートルとデカ過ぎた。これでは消し切れないと考えた美裸はコングが完全に潰れるのを確認した直後にメテオキャノンを縮小させた。
後ろではそれを見ていたコニーが笑い転げていた。
「あははっ!!えりす、すごいでっかいの出した(笑)!!」
笑うコニーを見て苦笑いするエリス。ヘンな精力剤飲んで大暴れしたコニーに笑われたくない…そう思うエリスだった…。
今回のメテオキャノンは美裸がいなければ確実にマンチラー島だけでなく周辺の島まで被害が出ていただろう。何とか巨大コング10体を倒してホッとする3人と2匹。
エリスのレベル82、火炎属性が大幅に強化された。『爆炎魔導師』『殲滅の射手』の称号が付いた。
コニーのレベル89、雷属性、呪い属性が強化、『雷轟小鬼』の称号獲得。ぺろすのレベル71、地獄の業火効果か強化、『真・地獄の番犬』称号獲得。
だいふくのレベル70、ダークサイクロップスビーム、アシッドマシンガン、触手棘、ダークドレインの威力が大幅に強化された。アンダームービングで地中の金属類を集めて同化出来る様になった。『ダークメタルアーマースライム』の称号獲得。
美裸のレベル、236。強制停止範囲が更に拡大。ドレイン能力も強化された。『空間の支配者』の称号獲得。
レベルが爆上がりしてスキルも強化され、更に称号が付いた一行は上々の気分で森に向かって歩く。
しかし、突然コニーが立ち止まった。
「…みら。あの森、かおに見えるぞ(笑)?」
それを聞いた美裸はすぐに範囲を展開する。もうすべてのモンスターは倒したはずだが、サーチ内に赤い光が明滅していた。
「…おかしいな~、もうモンスターはいないはずだけどね~…」
そして美裸はスキルで森全体を引きで見る。
「…あ!!確かにコレ、顔に見えるね~(笑)」
そして再び、サーチを開いて気付いた。
「…あぁ、そう言う事か~。二人とも気を付けてあの森が最後のボスだからね~(笑)」
美裸の言葉に、戦闘態勢に入るコニー。エリスも瞬動で後ろに下がって森全体を確認する。森の入り口が口の様になっていて、更に木々が重ならない空間が鋭い目の様に見えた。
「…確かに木のオバケみたいに見えるね…」
更に大きく長い角のような枝と手の様に見える数本の木の根…。
「…美裸、あんなデカいのとどうやって闘うのよ…?」
再び瞬動で合流したエリスに、小さな無数の球が弾丸のように飛んでくる。既に美裸が範囲を展開していたので、小さな無数の球は強制停止した。
「…うわっ、コレ、どんぐり?どんぐりで攻撃して来たって事…?」
呟くエリスの前で、飛んで来た無数のどんぐりが一気に爆発する。
その爆発によって前が見えなくなった一行に突然、触手のような枝が強制停止範囲を攻撃して来た。枝触手はそこで止まったのだが、そこから更に、強制停止空間に向けて棘を高速連射してくる。
しかし、ぺろすがヘルフレイムブレスで焼き払うと急速に触手をひっこめた。その間に、サーチを使って遠隔鑑定をしていた美裸が情報を伝える。
「…レベル86、ハングリーフォレストウッド、『枝触手』、『棘飛ばし』、『木の実爆弾』、『エナジードレイン』…かなりスキル持ってるね~…」
爆発の粉塵が晴れて、改めて木のオバケ、フォレストウッドを見る一行の前で、枝触手が死んでいるハンター達を刺すとエネルギーを吸い取っていく。
ハンター達の死体はミイラになり、風によってバラバラになって消えた…。
◇
「…美裸、先にわたしとぺろす、だいふくで遠距離で攻撃してみる。向こうにダメージが通ったらコニーが接近して攻撃って事でどう…?」
「そうだね~、まずは無難なやり方で様子見ますか~…」
コニーも賛成したのでまずはだいふくがダークサイクロップスビームでフォレストウッドの目を狙う。
だいふくが連射でビームを打って、目の周辺の木々を消し飛ばす。直後にぺろすが三頭からのヘルフレイムバーストで両腕を狙った。
だいふくのビームによってフォレストウッドの目は焼け焦げて、ぺろすの地獄の業火が両腕を燃やしていく。
トドメにエリスがエクスプロードキャノンで矢を放とうとした瞬間、フォレストウッドは地中からのエネルギーを吸い取って再生した。
「えェェッ、ウソでしょッ!?再生したッ!?」
そう言いつつも、エリスは全力で矢を放つ。2の矢、3の矢も撃ち込んでいく。
フォレストウッドの腕、顔が大爆発を起こして燃え上がる。
「おぉっ!!エリスさんや~やりますな~(笑)。わたしとコニーの出番がな…」
笑いながら言う美裸の言葉が途中で止まった。3人と2匹の前で、フォレストウッドは再び再生したのだ。
「…みら、あのオバケ、また元にもどったぞ…?」
「…そうか…あの木のオバケ、エナジードレイン持ってたよね~…」
コニーと美裸が話す前で、攻撃を続けるエリス、ぺろす、だいふく。
エリスはどんどん攻撃を当てて火力で押し切る作戦に切り換えた。だいふく、ぺろすの攻撃の後、エリスはメテオキャノンを発動する。
上から落ちて来る無数のメテオキャノンにドンドン押し潰されるフォレストウッド。これで終わりか?と思っていた一行の前で異変が起きた。
フォレストウッドが、自身を押し潰していたメテオキャノンを枝を網のように張り巡らせて止めたのだ。更に枝触手を刺してメテオキャノンのエネルギーを取り込み再生を始めた。
「…うわッ、半分以上押し潰してたのに…メテオキャノン止めたのッ!?冗談でしょッ!?」
驚いて呆然とするエリス。
一行の前で完全再生したフォレストウッドが、大きな絶叫を上げる。
「…うわっ、凄いね~…怒らせちゃったみたいだね~(笑)」
「みら、どうする?コニーこうげきしても良いか?」
耳を塞ぎながら美裸に確認するコニー。今度はエリス、ぺろす、だいふくがコニーを援護しつつ、再生したフォレストウッドに攻勢を仕掛ける。
コニーがぺろすに乗って突進する間、コニーに襲い掛かる枝触手をエリスが『ベノムスティンガー』で斬り落とし、だいふくはビームで枝を消し飛ばす。
接近したコニーは、ぺろすのヘルフレイムブレスに更に、『おにふうじん』を乗せて火力を上げる。
その凄まじい炎に一気に炎上を始めるフォレストウッド。
更にコニーがフォレストウッドの顔にサンダーハリケーンを喰らわせる。その瞬間、フォレストウッドは顔を吹っ飛ばされて真ん中に大穴が開いた。
地上とは別に、地下の方ではフォレストウッドと美裸のエネルギー吸収合戦が密かに進んでいた。
範囲を拡大してフォレストウッドからエネルギーを吸収し続ける美裸。フォレストウッドは闇のエネルギーを持つ美裸の力をドレインするのは危険と判断したのか、島の地中からどんどんエネルギーを吸い上げて補充する。
直接、地中からエネルギーを吸い取るフォレストウッドのドレインの速度は、美裸の範囲を仲介してのドレイン速度を上回っていた。
大穴を開けられたフォレストウッドは一旦、地中に自身を戻すと再び一体の巨大なフォレストウッドとして再生した。
「…美裸、これじゃイタチごっこでキリがないよ…?どうする?」
「こうげきしてもまたすぐに元にもどる。アイツずるいヤツだ!!」
「…この木のオバケは厄介だね~…さてどうするかな~…」
三人が相談する間にも、強制停止範囲を破壊しようと枝触手、どんぐり爆弾が飛んで来る。美裸はこの間にフォレストウッドを引きで視界の中に納めて縮小出来るか試してみた。
しかし、≪縮小率を超えている為、これ以上は縮小出来ません≫とインフォメーションが流れた。
ドレインは向こうが早いので再生してしまう。縮小は出来ない。時間を戻してもあの大きさのフォレストウッドが小さくなるまで樹齢を戻す時間がどれだけ掛かるか分からない…。
考えている美裸の前で、フォレスとウッドが地面から手の様な枝を引き抜いてバリバリと森全体が大きく動き出した。辺りに地響きと軽い揺れが起こる。
「みら、あれなんだ?」
「…アレってまさかとは思うけど…」
「…たぶん地面の下に身体を隠してたんだね~…」
話す3人と2匹の目の前で巨大な人型の木のオバケが姿を現した。フォレストウッドは島の地面に根を張って隠れていたのだ。
「…うわぁ…美裸、さっきので十分デカかったのに…アレどーすんの…?」
高さ15メートル程の森が、体長50メートルの人型巨大怪獣のようになった。
エリスに問われた美裸はすぐに考えた。
恐らく描画で斬り落としてもまた再生するだろう。さてどうするか…。あれだけデカいと手の出しようが…。デカい…か…。
そこまで考えた美裸は閃いた。
そうだ!!昔エロ〇画で悪いデカ〇ンが現れた時ヒロインはどうしてた?自慢の爆乳パ○○リ攻撃で悪のデカ〇ンを撃退したんだ!!それだ!!デカいヤツにはデカいので対抗すればいい!!
美裸は急いでエリス、コニー、ぺろす、だいふくに指示を出す。
「皆、私の前に来て!!アレ、ヤルよ~(笑)!!」
「…アレッて何よ…?」
「みら、どうするんだ?」
「良いから見てて…」
そう言うと美裸はコニーを視界に収めてスキルを発動するとコニーを限界まで拡大させた。
「エエエエェェーッ!!コニーが巨大化したッ!?」
20メートル、巨大コニーの出来上がりだ。
「コニーっ!!先にデッカイ木のオバケ攻撃しててッ!!」
「わかった、コニー、オバケやっつける!!」
そう言うと巨大化したコニーはまず、サンダーハリケーンで木のオバケの腹に突っこんだ。
その間にエリスを視界に収めて、同じ様に限界まで巨大化させる。
「…ちょッ、美裸ァッ!!まさかわたしもォォォッ!?」
叫ぶ35メートル巨大エリス。
「エリスッ!!コニーが囲まれないようにアイツの枝触手、斬りまくって!!」
「…わ、わかった…」
すぐに隠密瞬動で迫りくる枝触手を片っ端から斬り落とす。
それを確認した美裸は続いてぺろすも巨大化させた。30メートル巨大ぺろすも美裸の指示で木のオバケに突撃する。
フォレストウッドはこの時点でサンダーハリケーンからのコニーのメガクラッシュを浴びて仰け反り、枝を伸ばしてコニーを排除しようとするも、エリスに枝触手を斬られて防戦一方だった。
そこに巨大ぺろすが参戦する。
それを見たエリスはすぐに退避、コニーが退避した瞬間、怒り狂ったフォレストウッドにヘルフレイムブレスを浴びせ掛けた。
フォレストウッドの上半身が地獄の炎で燃え上がる。そこに美裸が、巨大化しただいふくに号令を掛けた。
「…エリスさんや、アレはやり過ぎですがな~…」
「…はッ!!しまったぁーッ!!またやっちゃった!!」
すぐに美裸は描画体勢に入ったが、メテオキャノンが直径30メートルとデカ過ぎた。これでは消し切れないと考えた美裸はコングが完全に潰れるのを確認した直後にメテオキャノンを縮小させた。
後ろではそれを見ていたコニーが笑い転げていた。
「あははっ!!えりす、すごいでっかいの出した(笑)!!」
笑うコニーを見て苦笑いするエリス。ヘンな精力剤飲んで大暴れしたコニーに笑われたくない…そう思うエリスだった…。
今回のメテオキャノンは美裸がいなければ確実にマンチラー島だけでなく周辺の島まで被害が出ていただろう。何とか巨大コング10体を倒してホッとする3人と2匹。
エリスのレベル82、火炎属性が大幅に強化された。『爆炎魔導師』『殲滅の射手』の称号が付いた。
コニーのレベル89、雷属性、呪い属性が強化、『雷轟小鬼』の称号獲得。ぺろすのレベル71、地獄の業火効果か強化、『真・地獄の番犬』称号獲得。
だいふくのレベル70、ダークサイクロップスビーム、アシッドマシンガン、触手棘、ダークドレインの威力が大幅に強化された。アンダームービングで地中の金属類を集めて同化出来る様になった。『ダークメタルアーマースライム』の称号獲得。
美裸のレベル、236。強制停止範囲が更に拡大。ドレイン能力も強化された。『空間の支配者』の称号獲得。
レベルが爆上がりしてスキルも強化され、更に称号が付いた一行は上々の気分で森に向かって歩く。
しかし、突然コニーが立ち止まった。
「…みら。あの森、かおに見えるぞ(笑)?」
それを聞いた美裸はすぐに範囲を展開する。もうすべてのモンスターは倒したはずだが、サーチ内に赤い光が明滅していた。
「…おかしいな~、もうモンスターはいないはずだけどね~…」
そして美裸はスキルで森全体を引きで見る。
「…あ!!確かにコレ、顔に見えるね~(笑)」
そして再び、サーチを開いて気付いた。
「…あぁ、そう言う事か~。二人とも気を付けてあの森が最後のボスだからね~(笑)」
美裸の言葉に、戦闘態勢に入るコニー。エリスも瞬動で後ろに下がって森全体を確認する。森の入り口が口の様になっていて、更に木々が重ならない空間が鋭い目の様に見えた。
「…確かに木のオバケみたいに見えるね…」
更に大きく長い角のような枝と手の様に見える数本の木の根…。
「…美裸、あんなデカいのとどうやって闘うのよ…?」
再び瞬動で合流したエリスに、小さな無数の球が弾丸のように飛んでくる。既に美裸が範囲を展開していたので、小さな無数の球は強制停止した。
「…うわっ、コレ、どんぐり?どんぐりで攻撃して来たって事…?」
呟くエリスの前で、飛んで来た無数のどんぐりが一気に爆発する。
その爆発によって前が見えなくなった一行に突然、触手のような枝が強制停止範囲を攻撃して来た。枝触手はそこで止まったのだが、そこから更に、強制停止空間に向けて棘を高速連射してくる。
しかし、ぺろすがヘルフレイムブレスで焼き払うと急速に触手をひっこめた。その間に、サーチを使って遠隔鑑定をしていた美裸が情報を伝える。
「…レベル86、ハングリーフォレストウッド、『枝触手』、『棘飛ばし』、『木の実爆弾』、『エナジードレイン』…かなりスキル持ってるね~…」
爆発の粉塵が晴れて、改めて木のオバケ、フォレストウッドを見る一行の前で、枝触手が死んでいるハンター達を刺すとエネルギーを吸い取っていく。
ハンター達の死体はミイラになり、風によってバラバラになって消えた…。
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「…美裸、先にわたしとぺろす、だいふくで遠距離で攻撃してみる。向こうにダメージが通ったらコニーが接近して攻撃って事でどう…?」
「そうだね~、まずは無難なやり方で様子見ますか~…」
コニーも賛成したのでまずはだいふくがダークサイクロップスビームでフォレストウッドの目を狙う。
だいふくが連射でビームを打って、目の周辺の木々を消し飛ばす。直後にぺろすが三頭からのヘルフレイムバーストで両腕を狙った。
だいふくのビームによってフォレストウッドの目は焼け焦げて、ぺろすの地獄の業火が両腕を燃やしていく。
トドメにエリスがエクスプロードキャノンで矢を放とうとした瞬間、フォレストウッドは地中からのエネルギーを吸い取って再生した。
「えェェッ、ウソでしょッ!?再生したッ!?」
そう言いつつも、エリスは全力で矢を放つ。2の矢、3の矢も撃ち込んでいく。
フォレストウッドの腕、顔が大爆発を起こして燃え上がる。
「おぉっ!!エリスさんや~やりますな~(笑)。わたしとコニーの出番がな…」
笑いながら言う美裸の言葉が途中で止まった。3人と2匹の前で、フォレストウッドは再び再生したのだ。
「…みら、あのオバケ、また元にもどったぞ…?」
「…そうか…あの木のオバケ、エナジードレイン持ってたよね~…」
コニーと美裸が話す前で、攻撃を続けるエリス、ぺろす、だいふく。
エリスはどんどん攻撃を当てて火力で押し切る作戦に切り換えた。だいふく、ぺろすの攻撃の後、エリスはメテオキャノンを発動する。
上から落ちて来る無数のメテオキャノンにドンドン押し潰されるフォレストウッド。これで終わりか?と思っていた一行の前で異変が起きた。
フォレストウッドが、自身を押し潰していたメテオキャノンを枝を網のように張り巡らせて止めたのだ。更に枝触手を刺してメテオキャノンのエネルギーを取り込み再生を始めた。
「…うわッ、半分以上押し潰してたのに…メテオキャノン止めたのッ!?冗談でしょッ!?」
驚いて呆然とするエリス。
一行の前で完全再生したフォレストウッドが、大きな絶叫を上げる。
「…うわっ、凄いね~…怒らせちゃったみたいだね~(笑)」
「みら、どうする?コニーこうげきしても良いか?」
耳を塞ぎながら美裸に確認するコニー。今度はエリス、ぺろす、だいふくがコニーを援護しつつ、再生したフォレストウッドに攻勢を仕掛ける。
コニーがぺろすに乗って突進する間、コニーに襲い掛かる枝触手をエリスが『ベノムスティンガー』で斬り落とし、だいふくはビームで枝を消し飛ばす。
接近したコニーは、ぺろすのヘルフレイムブレスに更に、『おにふうじん』を乗せて火力を上げる。
その凄まじい炎に一気に炎上を始めるフォレストウッド。
更にコニーがフォレストウッドの顔にサンダーハリケーンを喰らわせる。その瞬間、フォレストウッドは顔を吹っ飛ばされて真ん中に大穴が開いた。
地上とは別に、地下の方ではフォレストウッドと美裸のエネルギー吸収合戦が密かに進んでいた。
範囲を拡大してフォレストウッドからエネルギーを吸収し続ける美裸。フォレストウッドは闇のエネルギーを持つ美裸の力をドレインするのは危険と判断したのか、島の地中からどんどんエネルギーを吸い上げて補充する。
直接、地中からエネルギーを吸い取るフォレストウッドのドレインの速度は、美裸の範囲を仲介してのドレイン速度を上回っていた。
大穴を開けられたフォレストウッドは一旦、地中に自身を戻すと再び一体の巨大なフォレストウッドとして再生した。
「…美裸、これじゃイタチごっこでキリがないよ…?どうする?」
「こうげきしてもまたすぐに元にもどる。アイツずるいヤツだ!!」
「…この木のオバケは厄介だね~…さてどうするかな~…」
三人が相談する間にも、強制停止範囲を破壊しようと枝触手、どんぐり爆弾が飛んで来る。美裸はこの間にフォレストウッドを引きで視界の中に納めて縮小出来るか試してみた。
しかし、≪縮小率を超えている為、これ以上は縮小出来ません≫とインフォメーションが流れた。
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話す3人と2匹の目の前で巨大な人型の木のオバケが姿を現した。フォレストウッドは島の地面に根を張って隠れていたのだ。
「…うわぁ…美裸、さっきので十分デカかったのに…アレどーすんの…?」
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エリスに問われた美裸はすぐに考えた。
恐らく描画で斬り落としてもまた再生するだろう。さてどうするか…。あれだけデカいと手の出しようが…。デカい…か…。
そこまで考えた美裸は閃いた。
そうだ!!昔エロ〇画で悪いデカ〇ンが現れた時ヒロインはどうしてた?自慢の爆乳パ○○リ攻撃で悪のデカ〇ンを撃退したんだ!!それだ!!デカいヤツにはデカいので対抗すればいい!!
美裸は急いでエリス、コニー、ぺろす、だいふくに指示を出す。
「皆、私の前に来て!!アレ、ヤルよ~(笑)!!」
「…アレッて何よ…?」
「みら、どうするんだ?」
「良いから見てて…」
そう言うと美裸はコニーを視界に収めてスキルを発動するとコニーを限界まで拡大させた。
「エエエエェェーッ!!コニーが巨大化したッ!?」
20メートル、巨大コニーの出来上がりだ。
「コニーっ!!先にデッカイ木のオバケ攻撃しててッ!!」
「わかった、コニー、オバケやっつける!!」
そう言うと巨大化したコニーはまず、サンダーハリケーンで木のオバケの腹に突っこんだ。
その間にエリスを視界に収めて、同じ様に限界まで巨大化させる。
「…ちょッ、美裸ァッ!!まさかわたしもォォォッ!?」
叫ぶ35メートル巨大エリス。
「エリスッ!!コニーが囲まれないようにアイツの枝触手、斬りまくって!!」
「…わ、わかった…」
すぐに隠密瞬動で迫りくる枝触手を片っ端から斬り落とす。
それを確認した美裸は続いてぺろすも巨大化させた。30メートル巨大ぺろすも美裸の指示で木のオバケに突撃する。
フォレストウッドはこの時点でサンダーハリケーンからのコニーのメガクラッシュを浴びて仰け反り、枝を伸ばしてコニーを排除しようとするも、エリスに枝触手を斬られて防戦一方だった。
そこに巨大ぺろすが参戦する。
それを見たエリスはすぐに退避、コニーが退避した瞬間、怒り狂ったフォレストウッドにヘルフレイムブレスを浴びせ掛けた。
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