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次期国王
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「時期国王は、アレクサンドロスとする」
騒動の後、王はそのまま皆を謁見の前に呼び、そしてアレクサンドロスを時期国王に指名をした。
皆文句を言わずに膝まずき、それを聞いていたる。王が一度決めたことだ。その決定は覆ることはないだろう。全てを把握しているヘンリー王子とリナ王女は仕方がないと諦めているが、その部下たちは心中穏やかではなかった。
聞けばヘンリー王子とリナ王女の部下にノアの箱舟の一味が紛れ込み、アレクサンドロス王子が上手く出し抜きそれらを捕らえた。王の暗殺をしようとしていた奴らだ。それを捕らえたとなれば大手柄だろう。
だが、これまで戦場で特に活躍してきたのはヘンリー王子であり、リナ王女は政治の要となって大いに活躍してきた。それなのに、いきなり「遊び人」が時期国王に選ばれるなど、到底納得することが出来ないでいた。
皆のそんな気持ちはスクルス王もアレクサンドロス王子も分かっていた。だがスクルス王はアレクサンドロスならどうにかできると信じていた。アレクサンドロスはこれまでふらふらしていたが、その剣の腕はヘンリー王子よりもたち、頭もリナ王女よりもきれる。その証拠に、沢山の者がヘンリー王子とリナ王女に付く中、サラ王女だけでなく、この国の重役と呼ばれる騎士隊長、筆頭文官、一部の公爵家などはアレクサンドロスの元に付いていた。その数は多くはなかったが、彼らに認められたのはアレクサンドロスのみ。この国を支えてきたトップの者達を従えた手腕は見事と言える。
それだけでなく、目立ちはしないがアレクサンドロスは陰ながらこの国を支えていた。目立ちたがり屋のヘンリー王子とリナ王女とは違い、彼らが目につかない所を彼が支え手柄を彼らに上げたこともある。そして今回は自らが先頭に立ち、見事に解決してみせた。つまりアレクサンドロスの視野は広く、裏でも表でも活躍できる腕を持っているという事を証明してみせたのだ。
「王よ、一つ宜しいですか?」
スクルス王がアレクサンドロスを指名した後、ヘンリー王子が頭を上げ、スクルス王に問う。それに対し王は「よい、何じゃ?」と聞く。部下たちは、時期国王に対して文句を言う事を期待するが、ヘンリー王子が発した言葉は違うものだった。
「王はいつからノアの箱舟に気が付いていたのですか?」
期待した言葉違った為、部下たちは肩を落とすが、リナ王女とアレクサンドロス王子もその事は気になっていた為、王の言葉に耳を傾ける。
「それは勿論、お前達が生まれる前からじゃよ」
その答えに皆が驚く。ノアの箱舟がそんなに前から存在していた事にも驚くが、先日王は皆の前で「この国が侵略されている」と発言した。つまり、皆からしたら王はこの事に最近気が付いたと思っていた。そんな驚く皆の表情からその心の内を読んだスクルス王は、皆が分かるように言葉を続ける。
「実はの、ノアの箱舟の存在に気が付いたのは、儂がまだ子供の頃じゃった。だが奴らは隠れるのだけは上手くての。中々その尻尾を掴むことが出来ずにいた。実際敵に対するこの国の防御はかなりすぐれている。それは武力でも、情報戦でもじゃ。このままでは奴らは攻めてこれないだろう。そこで儂は考えた。このままでは奴らを捕まえる事が出来ないだろうと」
戦場で完璧な防御と言うのは存在しない。当然守るのは人間だ。ずっと気を張っていてはいずれ疲れてしまい、そして思わぬところから敵に攻められてしまう。だったらどうするか、答えは簡単じゃ。わざと防御を崩し、敵に攻めさせればいい。
どこにいるか分からない敵でも、わざと一カ所だけ防御を崩し攻め込ませる。そこを待ち構え包囲して叩くのは戦略の基本じゃ。いつまでも守っているより、わざと崩して隙を見せれば必ず敵はそこをつく。そこを待ち構え殲滅する方が楽じゃからのう。
そしてノアの箱舟見事にひかっかり攻めてきた。じゃが用心深い奴らが攻めてきたのは15年前にやっとじゃ。奴らはこの国の重役と繋がり、そしてその輪を広げていった。
儂は考えた。簡単にそんな馬鹿な奴らの仲間になる奴なんざいらん。だったら少し泳がせて、ノアの箱舟に乗じて悪さをする馬鹿な奴らも同時に釣ってしまおうと。その事を知る人間はごくわずかじゃが、その作戦が見事にはまってのう。奴らが攻めてくれば攻めてくるほどこの国の汚い部分が掃除できていった。まぁ駄目だったら早々にノアの箱舟を討ってしまえばいいことだったし。
奴らは当然怒り、儂を狙うようになった。そして同時に我が子らがだんだんと大きくなってきての。だったら、次の王位継承を争わせるついでに、ノアの箱舟も倒させてもらおうと思っての。まぁ結果こうなった訳じゃ。
「そ、そんな事が……」
王から語られる事実に皆が唖然し聞いていた。まさか昔からこの国でそんなことが行われていたとは。確かに今の王になってから、悪さをする商人や貴族が次々に捕まり、そして国の治安はかなり良くなっていた。
つまりノアの箱舟は、スクルス王を殺そうとして、逆に王に利用されていたという事だ。なんとも哀れな敵だろうか。この20年ほど、奴らはずっと掌で踊らされていたわけだ。
いや、待てよ?皆がそこで考える。王は王位継承争いにノアの箱舟を使った。つまり、初めに王子達にその情報を流したのは王ということになる。そして王子達は、いや、自分達もそれに乗り、王位継承権争いに身を投じた。
つまりだ。王はノアの箱舟をおびき寄せるため、一部の国の防御を緩め、奴らを網にかけた。だが同時に、王子達に派閥争いをさせて、貴族たちが王子達側に付き、自らに付き従う者を離れさせた。つまり、王自らも貴族や兵、王子達という防御を緩め、そしてノアの箱舟を城まで攻め込ませて、そして王子達に打ち取らせた。
そこで謁見の間にいた皆が同じ答えに息つき、ハッとして王の顔を見る。
つまり、王がノアの箱舟に気が付いてからこの日まで、この国は、王子達は、自分達は、皆が王の掌で踊らされて転がされていた。皆が王の思い描く結末に行きついたという事。
今回の件で、勝ったのはアレクサンドロス王子だと皆が思った。彼が時期国王に選ばれ、それが勝者だと思っていた。
だが違った。結局かったのはスクルス王だ。あの時王が剣を握り出てきたという事は、今回の件で時期国王が決まらなくても、王は近衛兵と共に自らノアの箱舟を打ち取れる自信があった。どう転んでもスクルス王の思い描く状況になった訳だ。
つまり、最後に笑うのはスクルス王だけだったんだ。どう転んでもスクルス王の一人勝ち。時期国王が決まった事なんてその副産物に過ぎない。
皆がその事に気が付き、目を丸くしてスクルス王を見つめる。
「ま、そういう事じゃ」
そんな皆の心内を読み、肘を着き足を組むスクルス王は、ニヤリと不敵に笑って見せた。
『狸オヤジ』。皆の頭に同じ単語が浮かんだ。他国が攻めてこようとも、誰かが王を欺こうとも、気が付けば最後に笑っているのはスクルス王だった。自分達が逆立ちしても勝てない存在。武力でも、知力でも。それが我々の王だ。
誰かが言葉を発したわけでも、号令をかけた訳でもない。だが皆が同時に、再び深く頭を垂れた。
これが我々の王だ。この者に誰が勝てようものか。まさに最強の王。我々の主人だ。
皆がその事を再確認し、胸を熱くし心の中で王への忠義を再確認する中、アレクサンドロス王子だけが苦笑していた。
父上、やりすぎでしょう。時期国王の僕はそんな上手く立ち回れないって。ハードル上げすぎだって。
そんなアレクサンドロス王子の気持ちなど考えず、長年この結末を思い描いていたスクルス王はくつくつと笑い、自らの才能に酔いしれていた。
儂、やっぱすごいな、と。
その傍らでは宰相が深くため息をつく。ここに来るまでにどれほどこき使われた事か。だがそれも今日まで。これからは少しは楽になるだろうと。
それぞれ色々な想いがある中、王の話が終わり、皆が退出していく。アレクサンドロスは既に退出した王の椅子を見つめ、そしてゆっくりと振り返り、部下と共に部屋を後にするのだった。
騒動の後、王はそのまま皆を謁見の前に呼び、そしてアレクサンドロスを時期国王に指名をした。
皆文句を言わずに膝まずき、それを聞いていたる。王が一度決めたことだ。その決定は覆ることはないだろう。全てを把握しているヘンリー王子とリナ王女は仕方がないと諦めているが、その部下たちは心中穏やかではなかった。
聞けばヘンリー王子とリナ王女の部下にノアの箱舟の一味が紛れ込み、アレクサンドロス王子が上手く出し抜きそれらを捕らえた。王の暗殺をしようとしていた奴らだ。それを捕らえたとなれば大手柄だろう。
だが、これまで戦場で特に活躍してきたのはヘンリー王子であり、リナ王女は政治の要となって大いに活躍してきた。それなのに、いきなり「遊び人」が時期国王に選ばれるなど、到底納得することが出来ないでいた。
皆のそんな気持ちはスクルス王もアレクサンドロス王子も分かっていた。だがスクルス王はアレクサンドロスならどうにかできると信じていた。アレクサンドロスはこれまでふらふらしていたが、その剣の腕はヘンリー王子よりもたち、頭もリナ王女よりもきれる。その証拠に、沢山の者がヘンリー王子とリナ王女に付く中、サラ王女だけでなく、この国の重役と呼ばれる騎士隊長、筆頭文官、一部の公爵家などはアレクサンドロスの元に付いていた。その数は多くはなかったが、彼らに認められたのはアレクサンドロスのみ。この国を支えてきたトップの者達を従えた手腕は見事と言える。
それだけでなく、目立ちはしないがアレクサンドロスは陰ながらこの国を支えていた。目立ちたがり屋のヘンリー王子とリナ王女とは違い、彼らが目につかない所を彼が支え手柄を彼らに上げたこともある。そして今回は自らが先頭に立ち、見事に解決してみせた。つまりアレクサンドロスの視野は広く、裏でも表でも活躍できる腕を持っているという事を証明してみせたのだ。
「王よ、一つ宜しいですか?」
スクルス王がアレクサンドロスを指名した後、ヘンリー王子が頭を上げ、スクルス王に問う。それに対し王は「よい、何じゃ?」と聞く。部下たちは、時期国王に対して文句を言う事を期待するが、ヘンリー王子が発した言葉は違うものだった。
「王はいつからノアの箱舟に気が付いていたのですか?」
期待した言葉違った為、部下たちは肩を落とすが、リナ王女とアレクサンドロス王子もその事は気になっていた為、王の言葉に耳を傾ける。
「それは勿論、お前達が生まれる前からじゃよ」
その答えに皆が驚く。ノアの箱舟がそんなに前から存在していた事にも驚くが、先日王は皆の前で「この国が侵略されている」と発言した。つまり、皆からしたら王はこの事に最近気が付いたと思っていた。そんな驚く皆の表情からその心の内を読んだスクルス王は、皆が分かるように言葉を続ける。
「実はの、ノアの箱舟の存在に気が付いたのは、儂がまだ子供の頃じゃった。だが奴らは隠れるのだけは上手くての。中々その尻尾を掴むことが出来ずにいた。実際敵に対するこの国の防御はかなりすぐれている。それは武力でも、情報戦でもじゃ。このままでは奴らは攻めてこれないだろう。そこで儂は考えた。このままでは奴らを捕まえる事が出来ないだろうと」
戦場で完璧な防御と言うのは存在しない。当然守るのは人間だ。ずっと気を張っていてはいずれ疲れてしまい、そして思わぬところから敵に攻められてしまう。だったらどうするか、答えは簡単じゃ。わざと防御を崩し、敵に攻めさせればいい。
どこにいるか分からない敵でも、わざと一カ所だけ防御を崩し攻め込ませる。そこを待ち構え包囲して叩くのは戦略の基本じゃ。いつまでも守っているより、わざと崩して隙を見せれば必ず敵はそこをつく。そこを待ち構え殲滅する方が楽じゃからのう。
そしてノアの箱舟見事にひかっかり攻めてきた。じゃが用心深い奴らが攻めてきたのは15年前にやっとじゃ。奴らはこの国の重役と繋がり、そしてその輪を広げていった。
儂は考えた。簡単にそんな馬鹿な奴らの仲間になる奴なんざいらん。だったら少し泳がせて、ノアの箱舟に乗じて悪さをする馬鹿な奴らも同時に釣ってしまおうと。その事を知る人間はごくわずかじゃが、その作戦が見事にはまってのう。奴らが攻めてくれば攻めてくるほどこの国の汚い部分が掃除できていった。まぁ駄目だったら早々にノアの箱舟を討ってしまえばいいことだったし。
奴らは当然怒り、儂を狙うようになった。そして同時に我が子らがだんだんと大きくなってきての。だったら、次の王位継承を争わせるついでに、ノアの箱舟も倒させてもらおうと思っての。まぁ結果こうなった訳じゃ。
「そ、そんな事が……」
王から語られる事実に皆が唖然し聞いていた。まさか昔からこの国でそんなことが行われていたとは。確かに今の王になってから、悪さをする商人や貴族が次々に捕まり、そして国の治安はかなり良くなっていた。
つまりノアの箱舟は、スクルス王を殺そうとして、逆に王に利用されていたという事だ。なんとも哀れな敵だろうか。この20年ほど、奴らはずっと掌で踊らされていたわけだ。
いや、待てよ?皆がそこで考える。王は王位継承争いにノアの箱舟を使った。つまり、初めに王子達にその情報を流したのは王ということになる。そして王子達は、いや、自分達もそれに乗り、王位継承権争いに身を投じた。
つまりだ。王はノアの箱舟をおびき寄せるため、一部の国の防御を緩め、奴らを網にかけた。だが同時に、王子達に派閥争いをさせて、貴族たちが王子達側に付き、自らに付き従う者を離れさせた。つまり、王自らも貴族や兵、王子達という防御を緩め、そしてノアの箱舟を城まで攻め込ませて、そして王子達に打ち取らせた。
そこで謁見の間にいた皆が同じ答えに息つき、ハッとして王の顔を見る。
つまり、王がノアの箱舟に気が付いてからこの日まで、この国は、王子達は、自分達は、皆が王の掌で踊らされて転がされていた。皆が王の思い描く結末に行きついたという事。
今回の件で、勝ったのはアレクサンドロス王子だと皆が思った。彼が時期国王に選ばれ、それが勝者だと思っていた。
だが違った。結局かったのはスクルス王だ。あの時王が剣を握り出てきたという事は、今回の件で時期国王が決まらなくても、王は近衛兵と共に自らノアの箱舟を打ち取れる自信があった。どう転んでもスクルス王の思い描く状況になった訳だ。
つまり、最後に笑うのはスクルス王だけだったんだ。どう転んでもスクルス王の一人勝ち。時期国王が決まった事なんてその副産物に過ぎない。
皆がその事に気が付き、目を丸くしてスクルス王を見つめる。
「ま、そういう事じゃ」
そんな皆の心内を読み、肘を着き足を組むスクルス王は、ニヤリと不敵に笑って見せた。
『狸オヤジ』。皆の頭に同じ単語が浮かんだ。他国が攻めてこようとも、誰かが王を欺こうとも、気が付けば最後に笑っているのはスクルス王だった。自分達が逆立ちしても勝てない存在。武力でも、知力でも。それが我々の王だ。
誰かが言葉を発したわけでも、号令をかけた訳でもない。だが皆が同時に、再び深く頭を垂れた。
これが我々の王だ。この者に誰が勝てようものか。まさに最強の王。我々の主人だ。
皆がその事を再確認し、胸を熱くし心の中で王への忠義を再確認する中、アレクサンドロス王子だけが苦笑していた。
父上、やりすぎでしょう。時期国王の僕はそんな上手く立ち回れないって。ハードル上げすぎだって。
そんなアレクサンドロス王子の気持ちなど考えず、長年この結末を思い描いていたスクルス王はくつくつと笑い、自らの才能に酔いしれていた。
儂、やっぱすごいな、と。
その傍らでは宰相が深くため息をつく。ここに来るまでにどれほどこき使われた事か。だがそれも今日まで。これからは少しは楽になるだろうと。
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