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第18話:俺の前でだけ着ろ。〜寸止めの手が触れた白い水着〜
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【前書き】
水着ショップデート、開幕──!
紫の“取材スイッチ”が入ってナイトプール行きが決定⁉︎
一緒に選ぶ水着の中で、カイが選んだのは……まさかの寸止め展開?
ちょっぴり恥ずかしくて、でも甘くてドキドキが止まらない18話です!
ーーーーー
パソコンを閉じて、ソファにぐでぇと倒れ込む。
「もう無理……今日の暑さは原稿の敵……」
部屋はエアコンが効いてるはずなのに、頭がぼうっとしてくる。
紫はうちわであおぎながら、ぐったり呟いた。
「こんな日はプール行きたいな……ばしゃーんって冷たいとこ浸かりたい……」
「お前、そんな体力ないだろ」
「それは……あるけど……でも行きたいの!」
上から降ってくる声に抗議すると、向かいのキッチンに立っていたカイが、
ふいに顔を向けてきた。
「……だったら、ナイトプールとか?」
「えっ」
「日焼け嫌なんだろ。夜なら陽射しないし、雰囲気も悪くない」
「……ナイトプールって、行ったことない……なんか、オシャレって感じ……」
ぽつりとつぶやくと、カイが一口水を飲んで、少し視線を細めた。
「興味あるなら、行ってみるか?」
「えっ、ほんとに?」
顔を上げて目をきらきらさせる紫に、
カイはふっと笑ったあと、急に真顔になって言った。
「ただし――俺以外と行くなよ」
「……えっ?」
「俺以外に水着見せんな。……約束な」
さらっとした口調なのに、目だけはじっと見てきて。
心臓が跳ねたのは、たぶん暑さのせいじゃない。
「……ナイトプール……」
冷たい麦茶をひと口飲みながら、紫がぽつりとつぶやいた。
ん?とカイが横目で見てくるけど、紫はその視線には気づかず、どんどん自分の世界に入っていく。
「夜のプールってさ、非日常感すごいし、ムードもあるし……ラブシーンの舞台にもなるかもしれない……!」
すっと目が真剣になる。まるで恋愛小説の執筆に向けた取材計画書でも頭の中で書き始めたかのような顔。
「これはもう……行くしかない!絶対に取材しておきたい!――というわけで、水着も見に行く!付き合って、カイ!」
勢いのままにぐいっとカイの腕を掴んで見上げる紫。
その真っ直ぐすぎる瞳に、カイは一瞬だけ言葉を失った。
……やれやれ、って顔をしながらも、声は意外と素直だ。
「……俺の前で選ぶなら、見てやるよ」
本当は――
(頼むから、変なの選ぶなよ……)
心の中でそっと祈っていた。
週末の午後。
ふたりで向かったのは、ショッピングモールの奥にある水着ショップだった。
「うわー……ほんとにいっぱいある……」
紫はおそるおそる店内を見回す。
パステルカラーのビキニから、大人っぽいワンピース、スポーティーなものまで所狭しと並んでいる。
「なにかイメージあるのか?」
カイが隣で尋ねると、紫は腕を組んで考え込む。
「うーん、派手なのはちょっと……でも暗い色も地味すぎるかな……」
「……じゃあ、俺が選んでいい?」
「え、まさか――」
言い終える前に、カイは真顔で真っ赤なハイレグっぽい水着をひょいと手に取った。
「やめてぇぇぇ!!!そんなの着れませんーー!!!」
「なんだよ、似合うと思ったのに」
すっとぼけた顔で言うから余計にタチが悪い。
紫は顔を真っ赤にして、カイの腕をばしばし叩く。
「変なのばっか持ってこないでよっ!」
「……じゃあ、白にするか」
「……え?」
突然真面目な顔になって、カイが棚からひとつ手に取ったのは、
シンプルだけど、どこか上品な白のワンピース水着だった。
「こういうの、清楚でいいと思う。……お前、肌白いから似合うし」
不意打ちの優しさに、紫は言葉が出なかった。
顔がかぁっと熱くなるのを、もう隠せない。
「……そ、そういうこと急に言うのやめて……」
「なんで?似合うと思ったから言っただけ」
さらっと言うくせに、こっちの心臓のことはおかまいなし。
これ以上話してたら照れて倒れそうで、紫は手近な水着を数枚つかんだ。
「わ、わかった!とにかく、ちょっと試着してくる!」
その背中に、カイの低い声がふわりと追いかけてくる。
「……ああ。俺、ここで待ってるからな」
振り返れなかった。
だって今、絶対顔が赤すぎるから。
⸻
試着室のカーテンを閉めて、水着に着替える。
白いワンピースタイプ。布地はしっかりしているのに、どこか色っぽい。
首元のカッティングや、背中が大胆に開いているせいかもしれない。
「……これ、本当に似合ってるのかな……」
ぶつぶつ言いながら鏡の前に立つ。
たしかに、自分の肌の白さには合ってる気がする――けど。
「……見せるの、やっぱ恥ずかしい……」
でも、カイが選んでくれたやつだし。
何より――どんな顔をするのか、ちょっと気になる。
⸻
カーテンをそっと開けると、すぐそこにカイがいた。
紫の姿を見た瞬間、彼の目がわずかに見開かれる。
「……」
沈黙。
目線を動かすことなく、カイがじっと見てくる。
なにも言わないその視線が、かえって落ち着かなくて――紫の方が先に耐えきれなかった。
「……な、なんか言ってよ。似合ってない……?」
その言葉に、カイがゆっくり息を吐いた。
「……いや。
すげぇ、可愛い。……似合ってる。」
「っ……!」
かぁっと顔が熱くなる。
その声の低さと、静かなトーンが、心臓のど真ん中に突き刺さる。
「ちょ、ちょっと……なんでそういうの急に言うの……」
「急じゃない。見たら、思っただけ」
さらっと言うくせに、目だけはじっとこっちを見ていて。
紫が言い返す間もなく、彼が一歩、距離を詰める。
すぐそばで囁かれた声に、息が止まった。
「それ――脱がせるのが俺じゃないなら、着るな」
「……っ……!」
頭が真っ白になった。
どこまで本気で、どこまで冗談なのか、わからない。
でもただひとつわかるのは、カイの目が真剣だということ。
寸止め。
触れてこないのに、心が全部奪われる。
その一言に、思考が止まる。
胸の奥で何かがぐらりと揺れた。
「……っ、ちょ、ちょっと……冗談でもやめてよ……」
肩をすくめてカーテンに戻ろうとしたとき、
カイがふいに手を伸ばした。
「待て。……タグ、引っかかってる」
「えっ――」
言われるより先に、指先が紫の肩に触れる。
白い肩紐の付け根あたりで、値札の小さな紙がくるりと絡まっていた。
カイの手が、ゆっくり、慎重にそれをほどく。
指先がかすかに肌に触れて、息が詰まりそうになる。
触れられてるのに、優しい。
でも、心臓はバクバクして、もうまともに目も合わせられない。
「……よし、取れた」
「あ、ありがと……」
震える声で言うと、カイが微笑んだ。
そして、まっすぐに言った。
「俺の前だけで着ろ。……それなら、許す。」
もう、限界だった。
視線を逸らして、紫はぱたんとカーテンを閉めた。
心臓の音だけが、耳の奥でうるさく響いていた。
次またこの水着を着るのが、待ち遠しくなった。
ーーーーー
【後書き】
ご覧いただきありがとうございます✨
紫の水着選びに付き合うカイ、今回は「俺の前でだけ着ろ」なんて破壊力抜群のセリフで甘さ爆発でした💚
次回はついに──ナイトプール回へ!
寸止めMAXでお届け予定なので、楽しみにしていてくださいね🌙
良ければいいねや感想お待ちしてます‼️
水着ショップデート、開幕──!
紫の“取材スイッチ”が入ってナイトプール行きが決定⁉︎
一緒に選ぶ水着の中で、カイが選んだのは……まさかの寸止め展開?
ちょっぴり恥ずかしくて、でも甘くてドキドキが止まらない18話です!
ーーーーー
パソコンを閉じて、ソファにぐでぇと倒れ込む。
「もう無理……今日の暑さは原稿の敵……」
部屋はエアコンが効いてるはずなのに、頭がぼうっとしてくる。
紫はうちわであおぎながら、ぐったり呟いた。
「こんな日はプール行きたいな……ばしゃーんって冷たいとこ浸かりたい……」
「お前、そんな体力ないだろ」
「それは……あるけど……でも行きたいの!」
上から降ってくる声に抗議すると、向かいのキッチンに立っていたカイが、
ふいに顔を向けてきた。
「……だったら、ナイトプールとか?」
「えっ」
「日焼け嫌なんだろ。夜なら陽射しないし、雰囲気も悪くない」
「……ナイトプールって、行ったことない……なんか、オシャレって感じ……」
ぽつりとつぶやくと、カイが一口水を飲んで、少し視線を細めた。
「興味あるなら、行ってみるか?」
「えっ、ほんとに?」
顔を上げて目をきらきらさせる紫に、
カイはふっと笑ったあと、急に真顔になって言った。
「ただし――俺以外と行くなよ」
「……えっ?」
「俺以外に水着見せんな。……約束な」
さらっとした口調なのに、目だけはじっと見てきて。
心臓が跳ねたのは、たぶん暑さのせいじゃない。
「……ナイトプール……」
冷たい麦茶をひと口飲みながら、紫がぽつりとつぶやいた。
ん?とカイが横目で見てくるけど、紫はその視線には気づかず、どんどん自分の世界に入っていく。
「夜のプールってさ、非日常感すごいし、ムードもあるし……ラブシーンの舞台にもなるかもしれない……!」
すっと目が真剣になる。まるで恋愛小説の執筆に向けた取材計画書でも頭の中で書き始めたかのような顔。
「これはもう……行くしかない!絶対に取材しておきたい!――というわけで、水着も見に行く!付き合って、カイ!」
勢いのままにぐいっとカイの腕を掴んで見上げる紫。
その真っ直ぐすぎる瞳に、カイは一瞬だけ言葉を失った。
……やれやれ、って顔をしながらも、声は意外と素直だ。
「……俺の前で選ぶなら、見てやるよ」
本当は――
(頼むから、変なの選ぶなよ……)
心の中でそっと祈っていた。
週末の午後。
ふたりで向かったのは、ショッピングモールの奥にある水着ショップだった。
「うわー……ほんとにいっぱいある……」
紫はおそるおそる店内を見回す。
パステルカラーのビキニから、大人っぽいワンピース、スポーティーなものまで所狭しと並んでいる。
「なにかイメージあるのか?」
カイが隣で尋ねると、紫は腕を組んで考え込む。
「うーん、派手なのはちょっと……でも暗い色も地味すぎるかな……」
「……じゃあ、俺が選んでいい?」
「え、まさか――」
言い終える前に、カイは真顔で真っ赤なハイレグっぽい水着をひょいと手に取った。
「やめてぇぇぇ!!!そんなの着れませんーー!!!」
「なんだよ、似合うと思ったのに」
すっとぼけた顔で言うから余計にタチが悪い。
紫は顔を真っ赤にして、カイの腕をばしばし叩く。
「変なのばっか持ってこないでよっ!」
「……じゃあ、白にするか」
「……え?」
突然真面目な顔になって、カイが棚からひとつ手に取ったのは、
シンプルだけど、どこか上品な白のワンピース水着だった。
「こういうの、清楚でいいと思う。……お前、肌白いから似合うし」
不意打ちの優しさに、紫は言葉が出なかった。
顔がかぁっと熱くなるのを、もう隠せない。
「……そ、そういうこと急に言うのやめて……」
「なんで?似合うと思ったから言っただけ」
さらっと言うくせに、こっちの心臓のことはおかまいなし。
これ以上話してたら照れて倒れそうで、紫は手近な水着を数枚つかんだ。
「わ、わかった!とにかく、ちょっと試着してくる!」
その背中に、カイの低い声がふわりと追いかけてくる。
「……ああ。俺、ここで待ってるからな」
振り返れなかった。
だって今、絶対顔が赤すぎるから。
⸻
試着室のカーテンを閉めて、水着に着替える。
白いワンピースタイプ。布地はしっかりしているのに、どこか色っぽい。
首元のカッティングや、背中が大胆に開いているせいかもしれない。
「……これ、本当に似合ってるのかな……」
ぶつぶつ言いながら鏡の前に立つ。
たしかに、自分の肌の白さには合ってる気がする――けど。
「……見せるの、やっぱ恥ずかしい……」
でも、カイが選んでくれたやつだし。
何より――どんな顔をするのか、ちょっと気になる。
⸻
カーテンをそっと開けると、すぐそこにカイがいた。
紫の姿を見た瞬間、彼の目がわずかに見開かれる。
「……」
沈黙。
目線を動かすことなく、カイがじっと見てくる。
なにも言わないその視線が、かえって落ち着かなくて――紫の方が先に耐えきれなかった。
「……な、なんか言ってよ。似合ってない……?」
その言葉に、カイがゆっくり息を吐いた。
「……いや。
すげぇ、可愛い。……似合ってる。」
「っ……!」
かぁっと顔が熱くなる。
その声の低さと、静かなトーンが、心臓のど真ん中に突き刺さる。
「ちょ、ちょっと……なんでそういうの急に言うの……」
「急じゃない。見たら、思っただけ」
さらっと言うくせに、目だけはじっとこっちを見ていて。
紫が言い返す間もなく、彼が一歩、距離を詰める。
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「……っ……!」
頭が真っ白になった。
どこまで本気で、どこまで冗談なのか、わからない。
でもただひとつわかるのは、カイの目が真剣だということ。
寸止め。
触れてこないのに、心が全部奪われる。
その一言に、思考が止まる。
胸の奥で何かがぐらりと揺れた。
「……っ、ちょ、ちょっと……冗談でもやめてよ……」
肩をすくめてカーテンに戻ろうとしたとき、
カイがふいに手を伸ばした。
「待て。……タグ、引っかかってる」
「えっ――」
言われるより先に、指先が紫の肩に触れる。
白い肩紐の付け根あたりで、値札の小さな紙がくるりと絡まっていた。
カイの手が、ゆっくり、慎重にそれをほどく。
指先がかすかに肌に触れて、息が詰まりそうになる。
触れられてるのに、優しい。
でも、心臓はバクバクして、もうまともに目も合わせられない。
「……よし、取れた」
「あ、ありがと……」
震える声で言うと、カイが微笑んだ。
そして、まっすぐに言った。
「俺の前だけで着ろ。……それなら、許す。」
もう、限界だった。
視線を逸らして、紫はぱたんとカーテンを閉めた。
心臓の音だけが、耳の奥でうるさく響いていた。
次またこの水着を着るのが、待ち遠しくなった。
ーーーーー
【後書き】
ご覧いただきありがとうございます✨
紫の水着選びに付き合うカイ、今回は「俺の前でだけ着ろ」なんて破壊力抜群のセリフで甘さ爆発でした💚
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