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最善の選択? 24
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僕の一日は朝の7時から、目覚まし時計に起こされて始まる。重たい瞼を押し上げ目を開ける。昨日は悪夢をみたから目覚めが悪い。
さて、委員会はどうしようか。有益な人なら、この学校の生徒会に人たちは、どこかいいとこの坊ちゃんだったりしないだろうか。でも、この学校に来てる時点で金持ちだろうし。ますます迷う。でも確実に自分の権力を強めるなら生徒会が1番だと思う。
あの人気はすごいと思うけれど、人気だからこその大変さが目に見える。自分が中学の時もそうだったから。でも、それはもう慣れたし、そう考えると生徒会功績を残せばより強い絆が生まれるかもしれない。
(でもここの生徒会役員の人は変人ばかりだったし)
そんな人たちと同じにされるなんていやだ。変な噂ができて、それを誰かが親に言って父さんに伝わりでもしたら、、、。
あーーー!マイナス思考に持っていかれちゃう。せっかくちゃんと自分の意思で決めようと思ったのにー!
はーーー、、。そう悩んでるうちに時間になってしまった。
「いってきまーす」
この部屋には誰もいないのについ挨拶をしてしまう。これは癖だな。
それより、玲ちゃんはあれからどうなったんだろう。友達とパーティーって言ってたけど、陰で虐められたりしていないだろうか。これでも女子の闇は理解しているつもりだ、前世が女だから自然といろんな考えが出てきてしまう。
よくある理由が、自分より可愛いとか、自分よりモテてるとクラスの中心のリーダーがその女に嫉妬して執拗ないじめを繰り広げるというものだ。
これではノイローゼだ。今日の学校生活がボーっとする時間になってしまう。
考えがまとまらず余計悩む。どうすればいい、どうすれば最善なのか。
「おはよう燐。今日もいい天気だね!」
びっくりした。深く考え事をしている時に話しかけられるととても驚いてしまう。
「おはよう斗真。」
「あれ、もしかして元気ない?」
「そんなことはない」
元気がないんじゃなくて、考え事をしているから俯いてしまうんだ。
「まさか昨日のことで悩んでる?あの生徒会に勧誘されたこと」
何で知っているのだろうか。この学園の人には誰にも言ってないのに。
「何で知ってるかって思ったでしょ、よく考えてみて。この閉鎖された空間では、ちょっとしたことがあったらすぐに噂になって広まっちゃうよ。」
悪い噂みいい噂も広まりやすいということだ。
「斗真質問いい?」
「ん、なあに?何でも聞いてよ!答えられるだけなら答えるから!」
「生徒会役員の人について知ってること教えて。」
早速聞いてみる。合ってるあってないはおいといて、何でもいいから情報が欲しい。
「え!生徒会にはいるの!」
「いや、そういう事じゃないけど、もし入るとしたら何にも知らないで入って嫌な事があったら嫌だから」
「あ、そゆこと。簡潔に言うと、全員と仲良くなっていいと思う。いいとこ生まれってこともあるけど何より、いろいろ助けてくれる。それに、生徒会に入ると有利になれることがたくさんあるよ!」
やっぱり生徒会は学校の代表だからいろいろ優遇されることがあるようだ。将来のことを考えるとやっぱり生徒会に入るべきだと思う。
「生徒会に入るとどこの親も自慢の息子になるからねー。兄が嫌いで自分が跡を継ぎたい人は生徒会に入ろうとしてるって。」
生徒会はみんなの憧れの的のようなものだ。僕も生徒会に入れば少しは将来のことについて考えなくても良くなるのだろうか。
「あ、ちなみに僕は家族との仲が良いから入るつもりはないけどね!」
さて、委員会はどうしようか。有益な人なら、この学校の生徒会に人たちは、どこかいいとこの坊ちゃんだったりしないだろうか。でも、この学校に来てる時点で金持ちだろうし。ますます迷う。でも確実に自分の権力を強めるなら生徒会が1番だと思う。
あの人気はすごいと思うけれど、人気だからこその大変さが目に見える。自分が中学の時もそうだったから。でも、それはもう慣れたし、そう考えると生徒会功績を残せばより強い絆が生まれるかもしれない。
(でもここの生徒会役員の人は変人ばかりだったし)
そんな人たちと同じにされるなんていやだ。変な噂ができて、それを誰かが親に言って父さんに伝わりでもしたら、、、。
あーーー!マイナス思考に持っていかれちゃう。せっかくちゃんと自分の意思で決めようと思ったのにー!
はーーー、、。そう悩んでるうちに時間になってしまった。
「いってきまーす」
この部屋には誰もいないのについ挨拶をしてしまう。これは癖だな。
それより、玲ちゃんはあれからどうなったんだろう。友達とパーティーって言ってたけど、陰で虐められたりしていないだろうか。これでも女子の闇は理解しているつもりだ、前世が女だから自然といろんな考えが出てきてしまう。
よくある理由が、自分より可愛いとか、自分よりモテてるとクラスの中心のリーダーがその女に嫉妬して執拗ないじめを繰り広げるというものだ。
これではノイローゼだ。今日の学校生活がボーっとする時間になってしまう。
考えがまとまらず余計悩む。どうすればいい、どうすれば最善なのか。
「おはよう燐。今日もいい天気だね!」
びっくりした。深く考え事をしている時に話しかけられるととても驚いてしまう。
「おはよう斗真。」
「あれ、もしかして元気ない?」
「そんなことはない」
元気がないんじゃなくて、考え事をしているから俯いてしまうんだ。
「まさか昨日のことで悩んでる?あの生徒会に勧誘されたこと」
何で知っているのだろうか。この学園の人には誰にも言ってないのに。
「何で知ってるかって思ったでしょ、よく考えてみて。この閉鎖された空間では、ちょっとしたことがあったらすぐに噂になって広まっちゃうよ。」
悪い噂みいい噂も広まりやすいということだ。
「斗真質問いい?」
「ん、なあに?何でも聞いてよ!答えられるだけなら答えるから!」
「生徒会役員の人について知ってること教えて。」
早速聞いてみる。合ってるあってないはおいといて、何でもいいから情報が欲しい。
「え!生徒会にはいるの!」
「いや、そういう事じゃないけど、もし入るとしたら何にも知らないで入って嫌な事があったら嫌だから」
「あ、そゆこと。簡潔に言うと、全員と仲良くなっていいと思う。いいとこ生まれってこともあるけど何より、いろいろ助けてくれる。それに、生徒会に入ると有利になれることがたくさんあるよ!」
やっぱり生徒会は学校の代表だからいろいろ優遇されることがあるようだ。将来のことを考えるとやっぱり生徒会に入るべきだと思う。
「生徒会に入るとどこの親も自慢の息子になるからねー。兄が嫌いで自分が跡を継ぎたい人は生徒会に入ろうとしてるって。」
生徒会はみんなの憧れの的のようなものだ。僕も生徒会に入れば少しは将来のことについて考えなくても良くなるのだろうか。
「あ、ちなみに僕は家族との仲が良いから入るつもりはないけどね!」
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