狂った勇者が望んだこと

夕露

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第一章 召還

27.「芽は摘まないと」

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この世界で会った権力者は多くない。召還されたときに見たフィラル王国の王、ホーリットの町長、スリャ村の村長だ。スリャ村の村長以外は横柄な態度で威張り散らすか叫んでるなぐらいしか印象に残っていないから、トナミ街の町長はどうだろうと少しの期待を持ちながら階段を上っていた。
だけど、これはなんの修行だろう。
長い長い階段は山登りとは違う疲れを足に残していく。これで有益な情報が得られなかったときはキレそうだ。最初こそは雑談をしながら上れていたがもう無言だ。ただただセルリオが動く度に聞こえる重苦しいガシャガシャという金属音を聞いている。うるせえ。

額に汗が浮かんだ頃、ようやく頂上に辿り着いた。
秋風は止まった体を一気に冷やしにかかってくる。振り返ればまた下りることになるだろう長い階段とトナミ街全体が見えた。オレンジの屋根が作る絵画のような光景、光が反射する青い海、映画で見た海賊船を思わせる船や小型の船、街を囲う緑の丘。
道を埋め尽くす色とりどりの服を着た人は小さい。たまに景色を横切る鳥や丘を走る動物の姿が動きを見せていた。潮の香りはまだ漂っている。
吹き上げる風が運んでくるんだろう。


「もう、僕、無理」


この階段を上った甲斐があったと景色を眺めていた私とハースの少し離れた場所でセルリオが膝に手を置きながら項垂れている。まだ階段は上りきっていない。

「すげえよお前」
「俺らより体力あるよな」

可哀想なものを見るような目でハースはセルリオを賞賛する。
ほんとそれな。
なにせ一部鎧を身に着けつつも軽装な私とハースでも階段を上りきるのは骨だったのに、セルリオは全身鎧に加え防具の重ね着までこなして多少ペースが遅いぐらいでここまできた。やっぱりこいつの将来は壁だな。小心なところが向いてないかもしれないけど。

「…………」
「お疲れ」

ようやく最後の階段を上りきったセルリオはボタボタと汗を落としながら言葉ない息を吐いた。私の労いに顔をあげようとして失敗している。
こいつこれから魔物退治行けるんだろうか。
セルリオの被っていたアーメットのバイザーをあげる。大体下がっていることの多い眉はやっぱり今日も下がっていて、幼さが見えるセルリオの顔を更に幼くしている。青い目が私を映せばやっぱり穏やかに弧を描いた。
なんとなくじっと眺めていたらとうとう力尽きたのかセルリオが項垂れる。瞬間落ちたバイザーを上げる元気はセルリオにはもうないらしい。
うん。今日は魔物退治無理だわ。


「おーい、案内してくれるってよ」


いつのまにかどこかへ行っていたらしいハースが誰かを連れながら声をかけてくる。
あいつは営業に向いているなあ。
ことあるごとに人との交渉や進行をかってくれて話をとりつけてくるハースに感謝を覚えながら、行くぞとセルリオの肩を叩く。もう無理?頑張れ。
秘書と思しき人物は屋敷の奥にある部屋まで来るとドアを開けて一礼した。

「手短にお願いします」
「分かった」

意外と簡単に町長に会えることになったけど、たまたま時間が空いていただけらしく時間は限られている。釘を刺されたことに苦笑してしまうが私としてもさっさと話を終えて魔物退治も終わらせてしまいたいからなんの問題もない。
部屋の中は思ったよりも簡素なものだった。
ホーリットで見たようにゴテゴテと飾りがあるのだと思っていたけど、ドアの正面に置いてあるいかにもな机が目立つだけで他はシンプルな飾りだけだ。目が合った町長は思ったよりも若い。30後半ぐらいじゃないだろうか。
椅子から立ち上がった彼は予想より丁寧な物腰ながらフランクなのが印象的だった。しかしながらお互いに挨拶をかわしたあと件の魔物についての情報を求めれば門番とまったく同じ情報しか持っていなくて肩を落としてしまう。どうやら無駄骨だったようだ。思わずセルリオに同情の視線を送ったところで時間を気にして忙しない様子の秘書を見つけてしまった。さっさと退散することにする。


「──時間をありがとうございました。これで失礼します。討伐終了したさいにはまた報告にあがります」
「頼む」


微笑むアスト町長を一瞥したあとハースとセルリオをつれて部屋を出る。
なんだかな……。
閉まるドアの音に隠れて溜息を吐いた。
元の世界では大人っぽいと年齢より上に見られはしたが、外見西洋人の多いこの世界に来てからは年相応に見られる。18歳。大学受験を考えていた。
文系に進んで気になる科目を選んで合間にバイトをして、ゆくゆくは就職先を探していくのだと、そんなことをぼんやり考えていた。

この世界では魔物という生き物を殺すことを生業としている人がいる。年齢がどんなに低くとも驚かれることなく受け入れられている。

私の世界が狭かっただけで元の世界でも似たようなことはあっただろう。ハンターという職業だってあった。戦争だってあった。子供が銃を持って戦っているのだって知っている。ラップに包まれていた肉を食べていた。

もう、知らなかっただとか、したくないから嫌だとかが許されない。

目の前に突きつけられてようやく、大変だなとぼんやり思っていたことが他人事にならなくて心臓が震える。
ホーリットで初めて魔物を殺したことを思い出す。この手で生き物を殺した。殺されるかもしれないような状況で、魔法という武器を使った。例えばお父さんやお母さんなんて人が守ってくれるわけじゃないんだ。
どこに行っても勇者という存在の役割は浸透している。疑問にも思っていない。

「帰りはこちらをお使い下さい。そしてこれを」
「……これは?」

秘書はBB弾のような黄色い小さな球をくれた。渡されたものを一緒に覗き込んだハースとセルリオが歓声を上げている。

「転移球だよ。これに魔力を通せばこの球に書き込まれた場所に転移できるんだ。すっごく便利なんだよ」
「それなりに高いけどな」
「赤い術式が描いているこちらは城門近くの場所へ転移するようになっています。緑色の術式がついたものはこの屋敷に。報告の際には是非こちらをお使い下さい」
「ありがとうございます。……ちなみにこれってどんな感覚?」

転移といわれても想像ができない。レオルにかけることは出来たみたいだけれど体験したことはないしな。
認めたくはないけれど尻込みしてしまっている。いち早く感づいたハースがニヤニヤと笑いながら肩に手を置いてきた。

「早く行こうぜ?サク班長?」
「瞬きする間に終わるよ」
「……分かったよ」

どうやら1つの転移球で1人しか転移はできないらしい。遅れるなよ、と軽口を叩くハースを睨みつける。ハースは笑ってセルリオは微笑んでいた。覚悟を決めて魔力を流し込む間に、ハースに続きセルリオが一瞬で姿を消してしまったのが視界に映った。魔力を流したんだろう。
でもなぜか私は魔力を流しても転移されなかった。代わりに転移球を持つ手がブレたかと思うと色をなくして消えてしまう。

それはまるでこの世界に連れて来られたときのようで。

恐怖に心臓が脈打つ。ゆっくりゆっくり身体が消えて行く。叫びだしそうになった声は声にならないまま口から途切れ途切れに零れた。冷や汗が止まらない。もう片足も消えてしまった。あるのに、ちゃんとあるのに見えなくて視界と触覚の違和感に立っていられなくなる。
座り込んで青ざめる私の姿はどう見ても普通じゃないだろう。それなのに様子を見守っていた秘書は表情をなんら変えることなく移動していく。
まるでなにも見えていないかのようで、更に恐怖が募った。

「はは、ふざけんなよマジで」

今顔はあるんだろうか。視界に映らない身体を眺めながらぼんやり思うけど、もういいやと目を閉じた。
もうなにも見たくなかった。



──衝撃音が身体を包む。



「サクッ!どうしたのっ!!」
「どういうことだよこれ!サクぼさっとしてんなよ!死ぬぞっ!」

駆け寄ってくるセルリオ、イクスを投げたあと剣を手に前を見て叫ぶハース。辺りを覆う薄暗い木々は燃えていてバチバチと音を鳴らしている。煙が辺りを漂って視界を汚した。臭い。唸り声がところどころから聞こえてくる。


魔物だ。
囲まれている。


座り込んだままでは駄目だ。どちらが仕掛けたのかは分からないが既に相手も臨戦態勢だ。いつ一斉に襲い掛かってきてもおかしくはない。どうやら転移先は魔物の集落だったようだ。準備のいいことで?ふざける気にもならない。秘書が騙した?考える暇もない。
セルリオの手を借りて立つ。息を吸う。弓を取り出して握る。手が見える。ちゃんと温度もある。

……ここにいる。

どこからか笑う声が聞こえてきた。きっと幻聴だろう。だってこの世界にはいない奴らの笑い声だ。ああうざったい。全部全部どうでもいいのに、それでいいいのに、なんでこうも。
煩わしい。
ああ、そうだ。消してしまえ。

「ハース、セルリオこっち来い」
「は?……くっそ」
「ハース!」

セルリオが鳴らした金属音に反応した魔物が1匹先陣きって襲い掛かってくる。剣で防ぐハースに応戦しようとセルリオも動いた。しょうがないので弓を引き支援しながら2人の近くへ移動する。
驚くことにここの魔物たちは連携をするらしい。先陣をきった大きな虎の魔物に隠れるように数匹ついていて後方からも襲い掛かってくる。迫ってくる音が身体に重さを伝えてきて巨体に押された空気が息苦しさを伝えてくる。
すぐ近くで背中合わせに立つセルリオとハースが喉を震わせた。

「ここらでいいか」

十分近い距離になったことを確認して、息を吸う。

「……落ちろ」

春哉が教えてくれた。願うことで魔力は魔法として現実に姿を現し願いを果たしてくれるが、言葉に出すとより魔法は強固になるのだと。

効果はてきめんだった。

私たちの立つ地面近くを残して円状に地面が消える。あるはずの地面が消えて魔物たちは悲鳴のような声をあげながらなすすべなく落ちていった。
魔法を実行するのが遅かったせいで既に襲い掛かってきていた魔物の攻撃をハースとセルリオは受け止めていたけれど、その魔物も溺れて酸素を欲するように身体を動かしながら落ちていく。
2人は呆然とした様子で突然発生した穴を見下ろした。穴は魔物たちの3倍程の深さだ。気を持ち直した魔物が地面に爪を突き刺し滑らせながら這い上がろうとしている。

「これ」

セルリオが呟いて私を見上げる。意外なことに平坦な声だった。だけど言葉は続けず口を結ぶ。
驚いて、理解しようとして、理解して、でも納得がいかなくて……まさかと可能性を打ち消す。そして恐れと好奇心と憧れに似たような感情を顔にのせる。
そんな顔はこれまでも何度か見てきたことがある。
でも下がった眉が悲しそうに、ともすれば心配するように感じるのはなんでだろうか。その感情はあまり馴染みがない。
居心地が悪くなって目を逸らす。ハースのように怖がったり嫌悪に似た感情を抱いてくれるぐらいが丁度いいんだけどな。
荷物からイクスを取り出す。いまもなお魔物達は穴の下狂気染みた声を上げながら歯を剥き出しにしている。うっかり足を滑らせて落ちようものなら食い散らかされることだろう。

まだ死にたくないんだ。

言い訳を思いながらボタンを押して、穴に落としていく。
襲われたけれどいまはもう魔物は私たちに手の届かない場所にいるから命の危険はない。だから見逃すことだって選択肢としてはあるんだろう。
だけど。

「芽は摘まないと」

魔物たちは敵である私から投げられたイクスに逃げるものと、応戦するため手を振り上げるものに分かれた。そしてイクスに衝撃が加わった瞬間、滝から流れる水のように鈍い音が地面を震わせて爆発する。念のためにと張った私たちを囲うシールドに水しぶきとは呼べない激しい音をぶつけてイクスは呼応するように爆発した。
岩のような硬さをみせる水の壁が逃げ場のない魔物たちを襲う。穴に水が満たされ始め死んだ魔物が浮かび上がる。だけどなかにはまだ息がある魔物もいた。
もう1度イクスを、今度は空高く投げて弓を引いた。
視界を真っ白に焼いて雷が落ちる。バチバチと木の燃える音が再び耳に響いた。獣の焼ける臭いが充満するなか、水溜りに浮かぶ亡骸。全部死んだ。

……この量だと集落は1つ潰したか。なら残るはあと2つ。この調子だと他も潰せるかな?

簡単だ。
ああ、でもまた傷が出来た。加奈子怒るだろうな。
なんだろう、疲れた。


「あと2つだね」


ぽん、と肩に手が置かれる。驚いて体が少しぐらついたのをその手は支えもした。私の顔を覗き込んできたセルリオは普段とまったく同じ調子だ。

なにも思わなかった訳じゃないだろう。

それなりにセルリオ達の様子を見ていたから、勇者に対する戸惑いや勇者の魔法の使い方に恐れがあることだって知ってる。勇者が扱う魔法はこの世界でいう狂人が使う魔法と変わらないのだそうだ。
勇者という私たちの魔法の使い方や応用は普通じゃ考えられないものらしい。
さっきのだって危機一髪助かってよかった!なんてことより恐怖が先行しただろう。なのにアーメットごしに見えた目は、やっぱり笑っている。

「……だな」

応えるとセルリオは嬉しそうに頷いてから首を傾げた。
ガチャ、と音が聞こえる。

「ところでどうやってあっちに渡る?」
「橋でも作るか」
「……俺が作るわ」

物体を作るのが得意なハースが買って出て、厚い板が現れる。ハースは腰にて手を置いて「よし」と呟いたあとセルリオに首を向けた。

「そんじゃ先にセルリオな」
「それって暗に僕で落ちないかどうか強度みたいんでしょ」
「まさか」
「まさかな」

ハースと笑い合えばセルリオは渋々と橋とは名ばかりの板を歩く。ギシリと軋む音。短くない距離を全身鎧のセルリオが渡りきったことに安心する。

「大丈夫そうだな」
「これで安心して渡れるな、サク班長」
「やっぱり僕で様子見してたんじゃないか」
「悪い悪い」
「笑いながらだと説得力がないよ、サク」
「いつものことだろ」
「ひどいなハース」

和やかな雰囲気だった。いまでも異臭は漂い木々は燃えている。色々と麻痺しているものがあるんだろう。
手頃な岩に腰掛けて水分を補給する。ハースとセルリオも水分補給をし始めた。辺りを漂う熱気に身体は水分を欲していたらしい。飲んでも飲んでも喉が渇くけど後のことを考えて適当なところで水を飲むのを止めておく。

さて、どうしたものか。

トナミ街への移動と予想外の展開に疲労が溜まっている。けれどまだ余力があった。それはハースとセルリオも同じらしい。現にそれを訴えるかのように小休憩を終えたセルリオは得意の水魔法を使って消火を始め、ハースは武器の補充をする。最後にハースが橋を消したのを確認してから話を切り出した。

「なんでここに転移されたかどうかは気になるけど、ある意味丁度いいだろ。他の集落も潰せるなら潰したい。お前らはどう?」

見上げてくる2人はすぐに頷いた。

「俺は行けるぜ」
「僕も大丈夫だよ」
「じゃ、行くか」

気負っても思考に沈んでもしょうがない。なるようにしかならないもんだ。なるようにしたいんだったら、そう動かなきゃならないだけで。

「とりあえずこっち行くか」
「適当だな」
「オススメある?」
「ねえけど」
「虱潰ししかないからね」

今立っている場所から右側を選択してトナミ街を囲っているだろうこの森を歩く。願わくば当たりだといい。




 
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