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第2部
公爵家の愛し子
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顔を覆ってむせび泣くオルドジフのすぐ近くで、
「あいっ」
幼児の愛らしい声がした。
オルドジフは顔を覆っていた手をはずす。
そこにはアシェルナオがいて、両手を上にあげてオルドジフを見ていた。
「ナオ様……?」
「とたまも、にたまも、グルグルも、ナオを抱っこするとかなしい気持ちがなくなるってゆってます。だから、ナオを抱っこしてもいいよ? ……しない?」
両手をあげたままのアシェルナオは、動かないオルドジフに首をかしげる。
「オルドジフ、抱いてやるといい」
「陛下……しかし私は……」
「グルンドライストから前の愛し子様のことは聞いている。精霊神殿が愛し子様にどのような思いを抱いているのかも。グルンドライストも精霊神殿のトップとして、悔恨を乗り越えて年に一度はここを訪れてナオを慈しんでいる。ナオへの後悔を持ったままでもいい。その分アシェルナオを大事に見守っていけばいいんじゃないのか? ナオもオルドジフが嘆いているのを好ましくは思わないだろう」
ベルンハルドの言葉に背中を押され、オルドジフはゆっくりと立ち上がる。
「オドゥドゥディフ?」
オルドジフとうまく言えないアシェルナオを万感の思いを込めて抱きしめると、その脇に手を差し込んで持ち上げる。
立ち上がったオルドジフと目線が同じになったアシェルナオは、
「オドゥドゥディフ、たかいたかい? たかいたかいする?」
期待に満ちた顔で言った。
「ドーさん、でいいですよ?」
一度受け入れるとアシェルナオへの愛しさが抑えきれないオルドジフは、腕を伸ばして自分の頭上に掲げる。
「ドーさん? ドーさんの『たかいたかい』たかいねー」
弾んだ声でそう言うとアシェルナオは機嫌のよい笑い声をあげる。
腕を下ろし、また上げる、を繰り返したオルドジフは、抱き方を子供抱きに変えてアシェルナオの体をぎゅぅっと自分の体に押し付けた。
「ドーさん、おっきいねぇ。ドーさんの抱っこは落ち着くねぇ」
アシェルナオは大きな安心感に包まれているようで、おとなしくオルドジフの胸に顔をくっつけている。
オルドジフは腕の中のアシェルナオの高めの体温を感じて、一度失ったものが戻ってきた幸せを素直に噛みしめていた。
「よかったですね、兄上。グルンドライスト様はもう高齢ですから、これからは兄上が『たかいたかい』をしてあげてください」
フォルシウスは、兄がこの7年近くをどんな思いで過ごしてきたかを知っているだけに、オルドジフがアシェルナオと邂逅を果たしたことを嬉しく思っていた。
お腹を空かせたアシェルナオと一緒に祝いの卓に場所を移し、宣言通りに特製パン粥とお肉を懸命に食べる姿にテュコたちは再び胸を熱くした。
以前の記憶はないものの、まるでそれを取り戻すために大きくなりたいと言っているような食欲を見せるアシェルナオに、生きる活力が見えるからだった。
それに、以前の梛央ならば度重なる襲撃で食べられなくなるような状況が多々あったため、食欲旺盛なアシェルナオを見るのが純粋に嬉しかった。
デザートまで食べ終わる頃には、アシェルナオはこくりこくりと舟をこぎはじめていた。
「ナオ様。お部屋でおやすみしましょうね」
アイナがアシェルナオの席に近づき、抱き上げる。
「ちゅこもドーさんもかえっちゃだめぇ」
半ば寝言のようにアシェルナオが言うが、それでも目を開くことはなかった。
「ナオ様はこれで失礼します」
アイナはアシェルナオを抱き上げたまま、一同に向かってお辞儀をして歩き出す。
「テュコ様は、卒業式が終わってから侍従に復職してくださいね」
ドリーンは明日からでも侍従の仕事を始めると言い出しかねないテュコに釘を刺してアイナの後を追った。
アシェルナオが眠ったまま部屋を辞すのを見届けて、オリヴェルが口を開いた。
「本来なら本日、アシェルナオの洗礼の儀式を行うべきだったでしょう。ですが、まだ小さいアシェルナオに愛し子としての宿命を与えるのはまだ過酷……というのは、私たちの言い訳です。私たちの真意はアシェルナオに、ただの子供としての生活をもう少し過ごさせてやりたいのです」
「私たちの我儘でしょうが、私たちが、ただの子供としてのアシェルナオと一緒にいたいのです」
夫の後に続いてパウラも母としての思いを口にする。
「私たちは、アシェルナオが本当に可愛いのです。精霊の愛し子の前に、アシェルナオは当家にとっても言葉通りの愛し子なのです」
シーグフリードも、たった一人の弟であるアシェルナオが可愛くてたまらなかった。
「わかりますとも。ナオ様が可愛くない者がいるはずがありません。身内となればなおさらです。公爵家のみなさまが申し訳なく思う必要はありません。それに、言われる通りに、ナオ様の小さな体と幼い精神に以前の記憶が流入するのは危険でしょう」
オルドジフも頷く。
「では、洗礼はいつ頃に?」
侍従に戻る身としてはここにいる者たちの意志を確認したいとテュコは思った。
「10歳の誕生日にしてはどうかと、グルンドライストとは話をしていた」
ベルンハルドがエルランデル公爵夫妻を見ながら言った。
「あと4年か……。で、それまで王太子殿下には教えないつもりですか? 一番ナオ様の死の責任を感じて、今も半ば死んだような目をしているんですが」
ヴァレリラルドの護衛をしていただけあって、その心がいまだにさいなまれ続けていることを知っているケイレブが苦情を口にする。
「あれには、4年後も言わないかもしれない」
だがベルンハルドはケイレブの期待に反する言葉を発した。
「陛下、それはあまりにも殿下がお可哀そうでは」
サミュエルが言うと、オルドジフやフォルシウスも頷く。
ベルンハルドとしても苦渋の決断なのだが、
「だがなぁ。あれがアシェルナオの存在を知ったらかなり重いぞ? なんなら自分が育てると言って軟禁しかねん」
その真意を聞くと一同は深く納得した。
8歳で真剣な気持ちで梛央にプロポーズし、その梛央に身を挺して護られた結果、梛央は消えてしまった。
その梛央がアシェルナオとして現れたのならば、今もその心は悲嘆に暮れているヴァレリラルドは、今度こそ全身全霊で、どんなことがあってもアシェルナオを自分の手中に収めるだろうことは想像に難くなかった。
一生教えなくてもいいくらいです、と、テュコは心の中で思った。
「あいっ」
幼児の愛らしい声がした。
オルドジフは顔を覆っていた手をはずす。
そこにはアシェルナオがいて、両手を上にあげてオルドジフを見ていた。
「ナオ様……?」
「とたまも、にたまも、グルグルも、ナオを抱っこするとかなしい気持ちがなくなるってゆってます。だから、ナオを抱っこしてもいいよ? ……しない?」
両手をあげたままのアシェルナオは、動かないオルドジフに首をかしげる。
「オルドジフ、抱いてやるといい」
「陛下……しかし私は……」
「グルンドライストから前の愛し子様のことは聞いている。精霊神殿が愛し子様にどのような思いを抱いているのかも。グルンドライストも精霊神殿のトップとして、悔恨を乗り越えて年に一度はここを訪れてナオを慈しんでいる。ナオへの後悔を持ったままでもいい。その分アシェルナオを大事に見守っていけばいいんじゃないのか? ナオもオルドジフが嘆いているのを好ましくは思わないだろう」
ベルンハルドの言葉に背中を押され、オルドジフはゆっくりと立ち上がる。
「オドゥドゥディフ?」
オルドジフとうまく言えないアシェルナオを万感の思いを込めて抱きしめると、その脇に手を差し込んで持ち上げる。
立ち上がったオルドジフと目線が同じになったアシェルナオは、
「オドゥドゥディフ、たかいたかい? たかいたかいする?」
期待に満ちた顔で言った。
「ドーさん、でいいですよ?」
一度受け入れるとアシェルナオへの愛しさが抑えきれないオルドジフは、腕を伸ばして自分の頭上に掲げる。
「ドーさん? ドーさんの『たかいたかい』たかいねー」
弾んだ声でそう言うとアシェルナオは機嫌のよい笑い声をあげる。
腕を下ろし、また上げる、を繰り返したオルドジフは、抱き方を子供抱きに変えてアシェルナオの体をぎゅぅっと自分の体に押し付けた。
「ドーさん、おっきいねぇ。ドーさんの抱っこは落ち着くねぇ」
アシェルナオは大きな安心感に包まれているようで、おとなしくオルドジフの胸に顔をくっつけている。
オルドジフは腕の中のアシェルナオの高めの体温を感じて、一度失ったものが戻ってきた幸せを素直に噛みしめていた。
「よかったですね、兄上。グルンドライスト様はもう高齢ですから、これからは兄上が『たかいたかい』をしてあげてください」
フォルシウスは、兄がこの7年近くをどんな思いで過ごしてきたかを知っているだけに、オルドジフがアシェルナオと邂逅を果たしたことを嬉しく思っていた。
お腹を空かせたアシェルナオと一緒に祝いの卓に場所を移し、宣言通りに特製パン粥とお肉を懸命に食べる姿にテュコたちは再び胸を熱くした。
以前の記憶はないものの、まるでそれを取り戻すために大きくなりたいと言っているような食欲を見せるアシェルナオに、生きる活力が見えるからだった。
それに、以前の梛央ならば度重なる襲撃で食べられなくなるような状況が多々あったため、食欲旺盛なアシェルナオを見るのが純粋に嬉しかった。
デザートまで食べ終わる頃には、アシェルナオはこくりこくりと舟をこぎはじめていた。
「ナオ様。お部屋でおやすみしましょうね」
アイナがアシェルナオの席に近づき、抱き上げる。
「ちゅこもドーさんもかえっちゃだめぇ」
半ば寝言のようにアシェルナオが言うが、それでも目を開くことはなかった。
「ナオ様はこれで失礼します」
アイナはアシェルナオを抱き上げたまま、一同に向かってお辞儀をして歩き出す。
「テュコ様は、卒業式が終わってから侍従に復職してくださいね」
ドリーンは明日からでも侍従の仕事を始めると言い出しかねないテュコに釘を刺してアイナの後を追った。
アシェルナオが眠ったまま部屋を辞すのを見届けて、オリヴェルが口を開いた。
「本来なら本日、アシェルナオの洗礼の儀式を行うべきだったでしょう。ですが、まだ小さいアシェルナオに愛し子としての宿命を与えるのはまだ過酷……というのは、私たちの言い訳です。私たちの真意はアシェルナオに、ただの子供としての生活をもう少し過ごさせてやりたいのです」
「私たちの我儘でしょうが、私たちが、ただの子供としてのアシェルナオと一緒にいたいのです」
夫の後に続いてパウラも母としての思いを口にする。
「私たちは、アシェルナオが本当に可愛いのです。精霊の愛し子の前に、アシェルナオは当家にとっても言葉通りの愛し子なのです」
シーグフリードも、たった一人の弟であるアシェルナオが可愛くてたまらなかった。
「わかりますとも。ナオ様が可愛くない者がいるはずがありません。身内となればなおさらです。公爵家のみなさまが申し訳なく思う必要はありません。それに、言われる通りに、ナオ様の小さな体と幼い精神に以前の記憶が流入するのは危険でしょう」
オルドジフも頷く。
「では、洗礼はいつ頃に?」
侍従に戻る身としてはここにいる者たちの意志を確認したいとテュコは思った。
「10歳の誕生日にしてはどうかと、グルンドライストとは話をしていた」
ベルンハルドがエルランデル公爵夫妻を見ながら言った。
「あと4年か……。で、それまで王太子殿下には教えないつもりですか? 一番ナオ様の死の責任を感じて、今も半ば死んだような目をしているんですが」
ヴァレリラルドの護衛をしていただけあって、その心がいまだにさいなまれ続けていることを知っているケイレブが苦情を口にする。
「あれには、4年後も言わないかもしれない」
だがベルンハルドはケイレブの期待に反する言葉を発した。
「陛下、それはあまりにも殿下がお可哀そうでは」
サミュエルが言うと、オルドジフやフォルシウスも頷く。
ベルンハルドとしても苦渋の決断なのだが、
「だがなぁ。あれがアシェルナオの存在を知ったらかなり重いぞ? なんなら自分が育てると言って軟禁しかねん」
その真意を聞くと一同は深く納得した。
8歳で真剣な気持ちで梛央にプロポーズし、その梛央に身を挺して護られた結果、梛央は消えてしまった。
その梛央がアシェルナオとして現れたのならば、今もその心は悲嘆に暮れているヴァレリラルドは、今度こそ全身全霊で、どんなことがあってもアシェルナオを自分の手中に収めるだろうことは想像に難くなかった。
一生教えなくてもいいくらいです、と、テュコは心の中で思った。
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