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第4部
王子様には白馬だよねぇ
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シアンハウスに向かう者たちは、王族の使う転移陣の間から転移する者と、文官や騎士たちが使う転移陣の間から転移する者とに分かれた。
アシェルナオとヴァレリラルド、その護衛騎士とテュコは王族の使う転移陣の間に移動したのだが、転移陣に乗っていざ転移、という時に、
「あっ」
アシェルナオが戸惑った声をあげた。
周囲の方が戸惑ったがすぐに転移陣が発動し、
え?
あ?
みんなが何事かとアシェルナオを囲んだ状態で、一行はシアンハウスに転移した。
「ナオ、どうした?」
「どうしました、ナオ様」
「なに? なに? にたまちゃ……ナオ様」
転移したところで一斉にアシェルナオに声がかかる。
「ええと……」
アシェルナオは辺りを見回す。
転移陣の間にはサミュエルが出迎えていたが、
「お待ちしておりました。浄化に来ていただきありがとうございます……」
出迎えの挨拶が虚ろになったのは転移して来た一行の挙動がおかしかったからだった。
「あのね、サミュエル。今日エレクは……」
聖域の森や精霊の泉を浄化することばかりに気を取られていたアシェルナオは、転移する直前になって、シアンハウスの当主がエンゲルブレクトだということを思い出していた。
「ご当主様は本日はご不在です。ここの指揮は私に任せると陛下が仰い、ご当主様が了承した手前、この件には関わらないはずです」
サミュエルの説明に、アシェルナオは安堵の息を吐く。
「急に変な声を出すので配しましたよ」
アシェルナオの気がかりがエンゲルブレクトの所在だと知ったテュコがほっとして言った。
「気がかりがなくなったところで、行こうか」
ヴァレリラルドは自分と色違いコーデのアシェルナオの手を取って転移陣を出る。
「ごめんね?」
「いや、事前に確認しておかなかったこっちの手落ちだよ。サミュエル、出迎えありがとう。変わった様子は?」
「昨日と変わった様子はありません。瘴気は森からは出ておりませんが、森の内側をすっぽり覆うように滞留しています。今は森の周囲を等間隔でシアンハウス騎士団が見張っております」
「このまま聖域の森へ向かう」
「騎士たちの転移陣の方にはダニエルソンが出迎えていて、到着次第玄関前に集合するように言っています。シアンハウス騎士団はすでに待機しています」
サミュエルは一行をシアンハウスの玄関に先導した。
「シアンハウス、久しぶりに来たけど変わらないねぇ」
アシェルナオは懐かしい建物に視線をさまよわせる。
「建物も変わらないけど、サミュエルも全然変わらないな。あの顔でぬいぐるみ好きは反則だ」
小さい声でヴァレリラルドが言うと、アシェルナオは声をあげて笑った。
聖域の森、精霊の泉を浄化すると言っても、それはアシェルナオ頼みで、そのアシェルナオが気負いなく笑っていることに一行はほっとしていた。
玄関前の馬車寄せには、すでにシアンハウス騎士団が整列して待っていた。
アシェルナオたちとは別動で王城から転移して来た近衛騎士団の騎士たちとその愛馬、アイナ、ドリーンも玄関前に集合する。
「ナオ、聖域の森までは馬で行く。私と一緒だ」
ヴァレリラルドはイクセルが手綱を引いて連れて来た白馬を受けとる。
「ヴァル、今の僕は公爵家次男で、ちゃんと馬も持ってるし乗れるよ?」
子供扱いされた気がして、少しだけ不満気なアシェルナオ。
「遠乗りの楽しみができたよ。でも今日は私と一緒でいい?」
「はーい。王子様にはやっぱり白馬だよねぇ。お名前は?」
「アロイスだ」
「よろしくねぇ、アロっち」
「ブヒュッ」
アシェルナオが鼻先を撫でるとアロイスは頭を上下させて挨拶をした。
やんちゃな男の子を自称しているアシェルナオは1人でアロイスに乗り、その背中を抱くようにヴァルが愛馬に跨る。
愛馬を公爵家においてきたテュコにはシアンハウスの馬が用意されていた。
「ナオ様、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
「お戻りを万全の態勢でお待ちしています」
アイナとドリーンは、瘴気の近くに行かざるをえないアシェルナオを、バックアップ体制万全にして送り出した。
「はーい。行ってきまーす」
元気に手を振って、一行は聖域の森に向けて出発した。
先頭は聖域の森を知り尽くすシアンハウス騎士団が務め、その後ろにヴァレリラルド、アシェルナオとテュコ、フォルシウス、ウルリク、ベルトルド。後方をイクセル率いる近衛騎士たちが続く。
シアンハウスを出てしばらくしたところにある小高い丘をなだらかに下ったところから聖域の森が始まっていた。
大きな、武骨な木々が森の外郭を構成し、森の中を進むにつれて美しい森に変わっていくのだが、今は木々の間は陰々とした闇で、少しの先へも入ることができなかった。
一行は馬を降りて森を囲むように広がる。
「昨日からこんな感じです。一時は森の上空から瘴気が立ち上り、あたりが夜のように暗くなりました」
サミュエルが編成したシアンハウス騎士団の特別隊の隊長、ジエルヴェが森を眺めながら説明する。
ともすれば森の外へもモヤモヤとした黒い瘴気が漂ってきそうだった。
「濃ゆいね。ねっとりしてる」
黒い靄は、空気に紛れそうでいながら、その実、密度が濃い瘴気だった。
「これほど強い瘴気とは……。中から精霊の気配が一切しない……」
フォルシウスが呟く。
森の手前にも低木や茂みがあるのだが、そこに何かの気配がしていて、アシェルナオは視線を向ける。
「ナオ?」
「何かいる。聖域の森から逃げ出した動物かな?」
「ああ、きっとそういう生き物たちがたくさんいるだろうな」
ヴァレリラルドが言うと、
「瘴気が発生した時、森からたくさんの動物が飛び出してきて、さながらスタンピードのようでした」
ジエルヴェが答えた。
「逃げだした動物たちが早く聖域の森に帰れるようにしないとね」
アシェルナオは一歩前に足を踏み出した。
※※※※※※※※※※※※※※※※
クレンジングオイルがなくなったので詰め替えたら、白く固まったΣ(゚Д゚)
間違ってボディソープを入れてしまいました。(*ノωノ)
週の半ばは一回死ぬ……
いつも、いいね、エール、ありがとうございます(。uωu))ペコリ
アシェルナオとヴァレリラルド、その護衛騎士とテュコは王族の使う転移陣の間に移動したのだが、転移陣に乗っていざ転移、という時に、
「あっ」
アシェルナオが戸惑った声をあげた。
周囲の方が戸惑ったがすぐに転移陣が発動し、
え?
あ?
みんなが何事かとアシェルナオを囲んだ状態で、一行はシアンハウスに転移した。
「ナオ、どうした?」
「どうしました、ナオ様」
「なに? なに? にたまちゃ……ナオ様」
転移したところで一斉にアシェルナオに声がかかる。
「ええと……」
アシェルナオは辺りを見回す。
転移陣の間にはサミュエルが出迎えていたが、
「お待ちしておりました。浄化に来ていただきありがとうございます……」
出迎えの挨拶が虚ろになったのは転移して来た一行の挙動がおかしかったからだった。
「あのね、サミュエル。今日エレクは……」
聖域の森や精霊の泉を浄化することばかりに気を取られていたアシェルナオは、転移する直前になって、シアンハウスの当主がエンゲルブレクトだということを思い出していた。
「ご当主様は本日はご不在です。ここの指揮は私に任せると陛下が仰い、ご当主様が了承した手前、この件には関わらないはずです」
サミュエルの説明に、アシェルナオは安堵の息を吐く。
「急に変な声を出すので配しましたよ」
アシェルナオの気がかりがエンゲルブレクトの所在だと知ったテュコがほっとして言った。
「気がかりがなくなったところで、行こうか」
ヴァレリラルドは自分と色違いコーデのアシェルナオの手を取って転移陣を出る。
「ごめんね?」
「いや、事前に確認しておかなかったこっちの手落ちだよ。サミュエル、出迎えありがとう。変わった様子は?」
「昨日と変わった様子はありません。瘴気は森からは出ておりませんが、森の内側をすっぽり覆うように滞留しています。今は森の周囲を等間隔でシアンハウス騎士団が見張っております」
「このまま聖域の森へ向かう」
「騎士たちの転移陣の方にはダニエルソンが出迎えていて、到着次第玄関前に集合するように言っています。シアンハウス騎士団はすでに待機しています」
サミュエルは一行をシアンハウスの玄関に先導した。
「シアンハウス、久しぶりに来たけど変わらないねぇ」
アシェルナオは懐かしい建物に視線をさまよわせる。
「建物も変わらないけど、サミュエルも全然変わらないな。あの顔でぬいぐるみ好きは反則だ」
小さい声でヴァレリラルドが言うと、アシェルナオは声をあげて笑った。
聖域の森、精霊の泉を浄化すると言っても、それはアシェルナオ頼みで、そのアシェルナオが気負いなく笑っていることに一行はほっとしていた。
玄関前の馬車寄せには、すでにシアンハウス騎士団が整列して待っていた。
アシェルナオたちとは別動で王城から転移して来た近衛騎士団の騎士たちとその愛馬、アイナ、ドリーンも玄関前に集合する。
「ナオ、聖域の森までは馬で行く。私と一緒だ」
ヴァレリラルドはイクセルが手綱を引いて連れて来た白馬を受けとる。
「ヴァル、今の僕は公爵家次男で、ちゃんと馬も持ってるし乗れるよ?」
子供扱いされた気がして、少しだけ不満気なアシェルナオ。
「遠乗りの楽しみができたよ。でも今日は私と一緒でいい?」
「はーい。王子様にはやっぱり白馬だよねぇ。お名前は?」
「アロイスだ」
「よろしくねぇ、アロっち」
「ブヒュッ」
アシェルナオが鼻先を撫でるとアロイスは頭を上下させて挨拶をした。
やんちゃな男の子を自称しているアシェルナオは1人でアロイスに乗り、その背中を抱くようにヴァルが愛馬に跨る。
愛馬を公爵家においてきたテュコにはシアンハウスの馬が用意されていた。
「ナオ様、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
「お戻りを万全の態勢でお待ちしています」
アイナとドリーンは、瘴気の近くに行かざるをえないアシェルナオを、バックアップ体制万全にして送り出した。
「はーい。行ってきまーす」
元気に手を振って、一行は聖域の森に向けて出発した。
先頭は聖域の森を知り尽くすシアンハウス騎士団が務め、その後ろにヴァレリラルド、アシェルナオとテュコ、フォルシウス、ウルリク、ベルトルド。後方をイクセル率いる近衛騎士たちが続く。
シアンハウスを出てしばらくしたところにある小高い丘をなだらかに下ったところから聖域の森が始まっていた。
大きな、武骨な木々が森の外郭を構成し、森の中を進むにつれて美しい森に変わっていくのだが、今は木々の間は陰々とした闇で、少しの先へも入ることができなかった。
一行は馬を降りて森を囲むように広がる。
「昨日からこんな感じです。一時は森の上空から瘴気が立ち上り、あたりが夜のように暗くなりました」
サミュエルが編成したシアンハウス騎士団の特別隊の隊長、ジエルヴェが森を眺めながら説明する。
ともすれば森の外へもモヤモヤとした黒い瘴気が漂ってきそうだった。
「濃ゆいね。ねっとりしてる」
黒い靄は、空気に紛れそうでいながら、その実、密度が濃い瘴気だった。
「これほど強い瘴気とは……。中から精霊の気配が一切しない……」
フォルシウスが呟く。
森の手前にも低木や茂みがあるのだが、そこに何かの気配がしていて、アシェルナオは視線を向ける。
「ナオ?」
「何かいる。聖域の森から逃げ出した動物かな?」
「ああ、きっとそういう生き物たちがたくさんいるだろうな」
ヴァレリラルドが言うと、
「瘴気が発生した時、森からたくさんの動物が飛び出してきて、さながらスタンピードのようでした」
ジエルヴェが答えた。
「逃げだした動物たちが早く聖域の森に帰れるようにしないとね」
アシェルナオは一歩前に足を踏み出した。
※※※※※※※※※※※※※※※※
クレンジングオイルがなくなったので詰め替えたら、白く固まったΣ(゚Д゚)
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