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第5部
直感
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「俺は初めてエンロートに来たから、運河沿いの景色に異国情緒みたいなものを感じて運河があるとつい目を向けてしまうんですけど、でもここの人たちはあまり運河を意識していないんですね」
聞き込みの成果があまり芳しくなくて、マロシュは不満をこぼす。
アシェルナオの無事を願う人々が捜索の進展を心待ちにしているというのに、思うような成果があげられないことに苛立ちを感じていた。
「運河とともに生活をしているから、運河は日常の一部なんだ。だから子供が落ちたということを認識しても、その時に運河がどうだったかなんて覚えてないんだろう。特にうちのチチェーリオがすぐに行動に移したし、騎士たちがいたから自分たちが何かしなければ、という使命感はなかったはずだからな」
ダリオは次の聞き込み先であるブエノ家に案内しながら地元の者たちの弁護をした。
「気を落とすな、マロシュ。きっと次では情報が得られるさ」
「はい、ブレンドレルさん」
ブレンドレルに言われると、弱気になっていたマロシュの気分が浮上した。
気を取り直して訪れたブエノ家は、夕凪亭からほど近い、立派な佇まいの一軒家だった。
歴史ある商会の上層部の役職まで勤め上げたブエノは穏やかな目つきの好々爺だった。
「ああ、子供が運河に落ちた時のことだね。よく覚えているよ。夕凪亭の隣家で子供が遊んでいるのを時々見かけていたから、運河に落ちなければいいのだがと心配しておったんだよ。あの辺は少し地が高いからね。だがあの時は騎士の1人がすぐにゴンドラで助けに行ったし、他にも騎士たちがいたから安心して見ていたんだよ」
「運河の巡るエンロートですけど、時折悲しい水の事故もありますからねぇ」
妻のサラビアは静かな声音で言った。
「その時に何か気づいたことはありませんか? その時に運河を往来する舟はありましたか?」
「何かの鳴き声が聞こえたよ。あれは何の鳴き声だったんだろう」
「舟……騎士様がゴンドラを出して……それとは別にユミノス川に向かう舟が通りました」
「それは騎士がゴンドラを出す前ですか? 後ですか?」
「どうだったかしら……同じくらいだったと思うんだけど……ごめんなさい、よく覚えていなくて」
「いいえ、それで、その舟にはどんな人が乗っていましたか?」
初めて手がかりらしい手がかりを見つけて、マロシュは食い気味に尋ねる。
「漕ぎ手がいて、2人くらい乗っていたかしら。目が悪くてあまり見えてなかったの」
申し訳なさそうな声のサラビアに、マロシュは首を振る。
「いいえ、お話を聞かせていただき、ありがとうございました」
「次はカデーナさんの家ですね」
「ロザンネから聞いた人物はこれが最後だな」
「話を聞いたら一旦古城に戻ろう。今の話を報告して、ニレモセ川を中心にあの時間に漕ぎ手を含めて3人が乗った舟の目撃情報を集めてもらおう」
「もう少し具体的な情報があればいいんですけど」
話しながら、カデーナの家を目指す。
そこはブエノの家から歩いて10分ほどの距離にある小さな家だった。
玄関の横に設えられた花壇には白や黄色、淡いオレンジ色の花が咲いていて、住人の穏やかな暮らしぶりを象徴しているようだった。
「夫を10年前に亡くしてからは気ままな1人暮らしをしているんですよ」
豊かな白髪を結い上げたカデーナは室内にマロシュたちを招き入れると、香りのよいお茶をマロシュたちにふるまった。
「夕凪亭にはよく行かれるんですか?」
ありがたくそれをいただきながら、マロシュが尋ねる。
「週に1、2度かしら。運河を見ながらお茶をいただくのが好きなの。この家からは運河は見えなくて、でも主人が残した家だから引っ越しはしたくなくて。だから夕凪亭に行って、たまに本を持ち込んだり、編み物を持ち込んだりしながら運河を眺めているの」
「この前の、運河に落ちた時のことなんですけど、その時も運河を眺めていらしたんですか?」
「ええ。あの時はレースを編みながら運河を見ていたわ。日差しが暖かくて、気持ちよい風が吹いていて、とてものどかで。子供たちの遊ぶ声も心地よかったんだけど、子供の1人が運河に落ちたのよね」
カデーナは記憶をたどるように視線を上に向ける。
「そうです。その時の運河はどうでしたか?」
「私はいつも運河の一番近くのテーブルで、丘の方を向いて座るの。本を読むときも編み物をするときも、手元が影にならないから。あの時大きな水音がして、誰かが落ちたって声が聞こえて、顔をあげたの。前の方から一艘の舟が来たわ。遊覧用のゴンドラじゃなくて、質素な小さな舟よ。若い男性が漕いでいて、若い男女が乗っていたわ」
「15、6歳の黒髪の綺麗な子は乗ってませんでしたか?」
「黒髪? いいえ、そんな愛し子様のような方は乗ってませんでしたよ。漕ぎ手は茶色い髪の男性で、乗っていたのはモスグレイの髪の男性と栗毛の女性。若いといっても十代ではなかったわ」
「他には? 何か気になることはなかったですか? なんでもいいんです」
「そうねぇ、買い付けをしたのか作物の入ってる大きな袋はいくつか載っていたわ」
「そうですか……」
アシェルナオが乗っていたわけではないことがわかって、マロシュは気落ちした声を出す。
「お力になれなかったみたいで、ごめんなさいね」
「いいえ、でもよく覚えていらっしゃいましたね。今まで何人かに話を伺ったんですが、カデーナさんほど覚えてる方はいらっしゃいませんでしたよ」
ブレンドレルがフォローする。
「私は寂しい1人暮らしでしょう? だから何か楽しいこと、面白いことを見つけたいの。本が好きだから、もし日常の中にお話の世界のことのような出来事が起きたら、って思いながら人間観察をしているの。おばあさんが何言ってるんだ、って感じでしょう?」
そう言いながらカデーナはほがらかに笑う。
「そんなことはないです。とてもいいことだと思います。うちのばあちゃんもそんな感じです」
リータ村にいるイロナを思い出してマロシュは笑顔になった。
「ありがとう。じゃあ、おばあさんの独り言として聞いてね。私はその舟に乗った人たちには何か大きな秘密があると思うの。どう言えばいいのかしら……その舟が来たタイミングが、絶対に子供が落ちたことと関係があるんだ、って、直感でそう思ったの。それに、乗っていた2人がとても深刻そうな顔をしていたのよ」
カデーナの言葉に、マロシュの瞳が輝く。
「わかります。その直感はきっと間違ってないと思います」
リニ川を見た時に、ここでは何も起きてないと思ったマロシュが感じたように、その舟が怪しいと感じたカデーナの直感は外れていないと思った。
初めて得られた確かな情報に、マロシュたちは古城に戻るべく夕凪亭に向かった。
桟橋に係留しているゴンドラに向かうためだったが、クジュー通りの夕凪亭の前に一緒に遊んだ子供たちがいるのが見えた。
その中にヨプの姿を見つけたマロシュは駆け出していた。
「ヨプ、あれから風邪引かなかったか?」
「マロシュ兄ちゃん!」
ヨプも駆け出して、マロシュの腰に抱き着いた。
「元気そうでよかった。今度は落ちないように気を付けるんだぞ」
マロシュの言葉にヨプの瞳に涙が盛り上がる。
「ごめっ……なさい」
「怒ってるんじゃない。でも気を付けないと、命にかかわるんだからな」
「マロシュ兄ちゃん、ヨプを叱らないで。ヨプ、ほら、言いたいことがあったんだろう?」
子供たちのリーダー格のアールトがヨプの背中を叩いて促す。
「あのね、舟がスーッと来て、男の人が黒い大きな袋をかついでトンとして、何だろうと思って覗き込んだら落ちちゃったんだ」
ヨプの言葉に、マロシュはブレンドレルとダリオを振り向いた。
※※※※※※※※※※※※※※※※
エール、いいね、ありがとうございます。
次回からナオちゃんサイドの話になります。これまで明らかではなかったことが明らかになっていきます。
説明回であり、伏線回収回であり伏線回になっていきます。
応援いただければ幸いです(。uωu))ペコリ
聞き込みの成果があまり芳しくなくて、マロシュは不満をこぼす。
アシェルナオの無事を願う人々が捜索の進展を心待ちにしているというのに、思うような成果があげられないことに苛立ちを感じていた。
「運河とともに生活をしているから、運河は日常の一部なんだ。だから子供が落ちたということを認識しても、その時に運河がどうだったかなんて覚えてないんだろう。特にうちのチチェーリオがすぐに行動に移したし、騎士たちがいたから自分たちが何かしなければ、という使命感はなかったはずだからな」
ダリオは次の聞き込み先であるブエノ家に案内しながら地元の者たちの弁護をした。
「気を落とすな、マロシュ。きっと次では情報が得られるさ」
「はい、ブレンドレルさん」
ブレンドレルに言われると、弱気になっていたマロシュの気分が浮上した。
気を取り直して訪れたブエノ家は、夕凪亭からほど近い、立派な佇まいの一軒家だった。
歴史ある商会の上層部の役職まで勤め上げたブエノは穏やかな目つきの好々爺だった。
「ああ、子供が運河に落ちた時のことだね。よく覚えているよ。夕凪亭の隣家で子供が遊んでいるのを時々見かけていたから、運河に落ちなければいいのだがと心配しておったんだよ。あの辺は少し地が高いからね。だがあの時は騎士の1人がすぐにゴンドラで助けに行ったし、他にも騎士たちがいたから安心して見ていたんだよ」
「運河の巡るエンロートですけど、時折悲しい水の事故もありますからねぇ」
妻のサラビアは静かな声音で言った。
「その時に何か気づいたことはありませんか? その時に運河を往来する舟はありましたか?」
「何かの鳴き声が聞こえたよ。あれは何の鳴き声だったんだろう」
「舟……騎士様がゴンドラを出して……それとは別にユミノス川に向かう舟が通りました」
「それは騎士がゴンドラを出す前ですか? 後ですか?」
「どうだったかしら……同じくらいだったと思うんだけど……ごめんなさい、よく覚えていなくて」
「いいえ、それで、その舟にはどんな人が乗っていましたか?」
初めて手がかりらしい手がかりを見つけて、マロシュは食い気味に尋ねる。
「漕ぎ手がいて、2人くらい乗っていたかしら。目が悪くてあまり見えてなかったの」
申し訳なさそうな声のサラビアに、マロシュは首を振る。
「いいえ、お話を聞かせていただき、ありがとうございました」
「次はカデーナさんの家ですね」
「ロザンネから聞いた人物はこれが最後だな」
「話を聞いたら一旦古城に戻ろう。今の話を報告して、ニレモセ川を中心にあの時間に漕ぎ手を含めて3人が乗った舟の目撃情報を集めてもらおう」
「もう少し具体的な情報があればいいんですけど」
話しながら、カデーナの家を目指す。
そこはブエノの家から歩いて10分ほどの距離にある小さな家だった。
玄関の横に設えられた花壇には白や黄色、淡いオレンジ色の花が咲いていて、住人の穏やかな暮らしぶりを象徴しているようだった。
「夫を10年前に亡くしてからは気ままな1人暮らしをしているんですよ」
豊かな白髪を結い上げたカデーナは室内にマロシュたちを招き入れると、香りのよいお茶をマロシュたちにふるまった。
「夕凪亭にはよく行かれるんですか?」
ありがたくそれをいただきながら、マロシュが尋ねる。
「週に1、2度かしら。運河を見ながらお茶をいただくのが好きなの。この家からは運河は見えなくて、でも主人が残した家だから引っ越しはしたくなくて。だから夕凪亭に行って、たまに本を持ち込んだり、編み物を持ち込んだりしながら運河を眺めているの」
「この前の、運河に落ちた時のことなんですけど、その時も運河を眺めていらしたんですか?」
「ええ。あの時はレースを編みながら運河を見ていたわ。日差しが暖かくて、気持ちよい風が吹いていて、とてものどかで。子供たちの遊ぶ声も心地よかったんだけど、子供の1人が運河に落ちたのよね」
カデーナは記憶をたどるように視線を上に向ける。
「そうです。その時の運河はどうでしたか?」
「私はいつも運河の一番近くのテーブルで、丘の方を向いて座るの。本を読むときも編み物をするときも、手元が影にならないから。あの時大きな水音がして、誰かが落ちたって声が聞こえて、顔をあげたの。前の方から一艘の舟が来たわ。遊覧用のゴンドラじゃなくて、質素な小さな舟よ。若い男性が漕いでいて、若い男女が乗っていたわ」
「15、6歳の黒髪の綺麗な子は乗ってませんでしたか?」
「黒髪? いいえ、そんな愛し子様のような方は乗ってませんでしたよ。漕ぎ手は茶色い髪の男性で、乗っていたのはモスグレイの髪の男性と栗毛の女性。若いといっても十代ではなかったわ」
「他には? 何か気になることはなかったですか? なんでもいいんです」
「そうねぇ、買い付けをしたのか作物の入ってる大きな袋はいくつか載っていたわ」
「そうですか……」
アシェルナオが乗っていたわけではないことがわかって、マロシュは気落ちした声を出す。
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カデーナの言葉に、マロシュの瞳が輝く。
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初めて得られた確かな情報に、マロシュたちは古城に戻るべく夕凪亭に向かった。
桟橋に係留しているゴンドラに向かうためだったが、クジュー通りの夕凪亭の前に一緒に遊んだ子供たちがいるのが見えた。
その中にヨプの姿を見つけたマロシュは駆け出していた。
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マロシュの言葉にヨプの瞳に涙が盛り上がる。
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ヨプの言葉に、マロシュはブレンドレルとダリオを振り向いた。
※※※※※※※※※※※※※※※※
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