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第二王子、アルフレート
「お嬢さん、その花を貰えるかな?」
いつもの様に街に花を売りに出ていたエラの後ろからかけられる声。
「はい! 何本にいたしましょうか?」
慌てて振り返りながら、返事をする。
やっと今日の売り上げが上がりそうだ。
「っ! ア、アルフレート様っ!」
売り上げの期待に胸を弾ませながら振り返ったエラは思わず息を呑んだ。
騎士団の服を身に纏ったアルフレート第二王子が目の前に立っていたからだ。
「俺の顔知ってくれてるの? 嬉しいなぁ」
「そ、それは、もちろん存じ上げておりますっ」
慌てて頭を下げて返事をすれば、エラとアルフレートの会話を耳にした周りの人達までもが、突然現れたアルフレートに対して驚きながらも頭を下げる。
「そんなことする必要ないよ。頭を上げて」
頭の上から降り注がれる声音は穏やかで優しくて、エラはそっと下げた頭を戻した。
「みんなも。気にさせて悪かったね。俺のことには構わずに居てくれていいから」
アルフレートは周りで頭を下げる人々にも同じ様に声をかける。そろそろと様子を伺いながら徐々に姿勢を戻し、そのうちに皆が普段と変わらぬ様子に戻っていった。
周りがいつもの様子に戻る中、緊張したままなのはエラだ。目の前に立つアルフレートはいつか見た騎士団長の服ではなく、普段から街中を警備の為に動き回る第二騎士団の服を身に纏っている。
だからこそ、じっくり顔を見るまでアルフレートだとは気づくことができなかった。
「たまには俺も見回りに出ようと第二騎士団の服を借りてきたんだけど、驚かせて悪かったね。貴女が持ってる花の色が珍しくて、つい声をかけてしまった」
「ありがとうございますっ」
「あははっ。そんなに緊張しないでって言っても無理だね。ごめん」
エラの様子に笑い声を上げながら、アルフレートが軽く頭を下げる。それは普段見かける騎士達よりも優しかった。
貴族達で構成されているはずの騎士。その誰もが平民を見下しているのが普通だ。いつも見る騎士がどこか偉そうに見えるのもそのせいだろう。
「いえっ。私の方こそ、すいませんっ」
アルフレートを前に、今度こそ下げた頭は戻せそうにない。失礼があれば、どうなってしまうかもわからない相手だ。
「俺が話かければ皆そうなっちゃうって、わかってても寂しいなぁ。顔上げて、笑って見せて」
アルフレートの憂いを帯びた声に、ゆっくり顔を戻せば、穏やかに微笑んでいるのが目に入る。
「うん。それで良い。ところで、その花はどこのかな? 見たことがない」
「む、村で私が育てています。ここには売る為に持ってきていて……」
「貴女が? 不思議な色合いだ。俺も国中あちこち行かされるけど、こんな色は初めて見た」
「私の両親が見つけて、今は私が育てています」
「村は遠いのかな?」
「いいえ。歩いて行けるぐらいです」
「そうか……」
アルフレートはそのまま、深く考え込んでしまった。
花を買ってもらえるならまだしも、こんな話をする為に呼び止められたのだろうか。
周りの人々のエラ達を伺うような視線が気にかかる。用がないのであれば、早く解放してもらいたいというのが、素直な気持ちだ。
「今度兄上の婚約式があるんだ。そこにその花を飾りたい」
「ジークフリート様の? そ、そんなの無理です! そのような場所に飾る花ではありません」
アルフレートの兄、ジークフリートは王太子だ。その婚約式となれば、国中の注目を浴びる場所だろう。そんな場所にエラが育てた花を飾るというのは、嬉しさよりも恐ろしさが先に立つ。
「兄上のお相手、マルガレータ嬢は花を好む。当日はありとあらゆる花が贈り物として用意されるだろう。その場に俺からの贈り物としてこの花を飾りたい」
「アルフレート様からの贈り物としてですか? その様に価値のある花ではありません。我が家の庭にひっそりと咲くだけの花です。手入れに難しさがあるわけでも、何重にも花びらが重なるものでもありません」
エラが手にしている花は、一輪で堂々とした佇まいを見せる花とは違う。その花を引き立たせる様に傍に飾られる花。どちらかといえば貧相に見えてしまうだろう。
「でも、貴女がその手でこれほど可憐に咲かせた花だ。俺には十分に価値があると思う」
アルフレートはエラの持つ籠の中から一輪花を取り出すと、その花びらにそっと口づける。
その仕草にエラの心臓はひっくり返ってしまいそうだった。
「ですが……飾るとなるとそれなりの数も必要になります。ご用意できるかどうか、お約束致しかねます」
「何本でも構わないよ。一輪でもいい。この花のために場所を空けておくから、当日城まで持ってきてもらうわけにはいかないだろうか?」
「王城に?」
「あぁ。当日は俺も賓客の相手をしなきゃいけない立場だ。貴女の村に取りに行けるかどうかもわからない。どうか、俺の頼みを聞いてもらえないかな」
「私が、運び入れるということですか?」
「門番には話を通しておく。貴女に失礼がないようにさせてもらうよ」
第二王子の命を受けて、一人で城へ花を運ぶ。婚約式なんてものが行われる場に、エラが一人で。
その景色を想像して、つい頭を左右に振った。
「や、やはり無理です。私には……」
「そうか。仕方ないね」
アルフレートの声に、エラも肩を落とした。諦めてくれたのだろうと安堵したのだ。
「こういう真似はしたくないんだけど」
アルフレートはそう言うと、エラの手に何かを握らせた。
「今金貨一枚。当日、金貨をもう一枚渡す。これでどう?」
その声にエラがそっと手を広げると、手のひらの真ん中で輝く見たこともない貨幣。
「こ、これっ」
「財力にものを言わせるのは趣味じゃないんだけどね。どうしても手に入れたいものがあるときは仕方ない。これで貴女の好きなものを買えば良い。当日花を運んでくれさえすれば、さらに増える」
「えっ、あのっ」
「もうそろそろ行かなくては。当日、待ってるよ。貴女が来てくれなければ、俺からの贈り物の場は空っぽだ」
「そんなっ。これ、お返しします」
「それは持っていって。この花の代金だから」
アルフレートの手に握られた花が優しく揺れる。
「当日、できれば金貨に目が眩んだのではなく、実の兄の為の贈り物すら用意できない情けない男を、救うために来てくれると嬉しい」
いつの間にか回りを取り囲んでいた騎士達を連れ、アルフレートが去っていった。
いつもの様に街に花を売りに出ていたエラの後ろからかけられる声。
「はい! 何本にいたしましょうか?」
慌てて振り返りながら、返事をする。
やっと今日の売り上げが上がりそうだ。
「っ! ア、アルフレート様っ!」
売り上げの期待に胸を弾ませながら振り返ったエラは思わず息を呑んだ。
騎士団の服を身に纏ったアルフレート第二王子が目の前に立っていたからだ。
「俺の顔知ってくれてるの? 嬉しいなぁ」
「そ、それは、もちろん存じ上げておりますっ」
慌てて頭を下げて返事をすれば、エラとアルフレートの会話を耳にした周りの人達までもが、突然現れたアルフレートに対して驚きながらも頭を下げる。
「そんなことする必要ないよ。頭を上げて」
頭の上から降り注がれる声音は穏やかで優しくて、エラはそっと下げた頭を戻した。
「みんなも。気にさせて悪かったね。俺のことには構わずに居てくれていいから」
アルフレートは周りで頭を下げる人々にも同じ様に声をかける。そろそろと様子を伺いながら徐々に姿勢を戻し、そのうちに皆が普段と変わらぬ様子に戻っていった。
周りがいつもの様子に戻る中、緊張したままなのはエラだ。目の前に立つアルフレートはいつか見た騎士団長の服ではなく、普段から街中を警備の為に動き回る第二騎士団の服を身に纏っている。
だからこそ、じっくり顔を見るまでアルフレートだとは気づくことができなかった。
「たまには俺も見回りに出ようと第二騎士団の服を借りてきたんだけど、驚かせて悪かったね。貴女が持ってる花の色が珍しくて、つい声をかけてしまった」
「ありがとうございますっ」
「あははっ。そんなに緊張しないでって言っても無理だね。ごめん」
エラの様子に笑い声を上げながら、アルフレートが軽く頭を下げる。それは普段見かける騎士達よりも優しかった。
貴族達で構成されているはずの騎士。その誰もが平民を見下しているのが普通だ。いつも見る騎士がどこか偉そうに見えるのもそのせいだろう。
「いえっ。私の方こそ、すいませんっ」
アルフレートを前に、今度こそ下げた頭は戻せそうにない。失礼があれば、どうなってしまうかもわからない相手だ。
「俺が話かければ皆そうなっちゃうって、わかってても寂しいなぁ。顔上げて、笑って見せて」
アルフレートの憂いを帯びた声に、ゆっくり顔を戻せば、穏やかに微笑んでいるのが目に入る。
「うん。それで良い。ところで、その花はどこのかな? 見たことがない」
「む、村で私が育てています。ここには売る為に持ってきていて……」
「貴女が? 不思議な色合いだ。俺も国中あちこち行かされるけど、こんな色は初めて見た」
「私の両親が見つけて、今は私が育てています」
「村は遠いのかな?」
「いいえ。歩いて行けるぐらいです」
「そうか……」
アルフレートはそのまま、深く考え込んでしまった。
花を買ってもらえるならまだしも、こんな話をする為に呼び止められたのだろうか。
周りの人々のエラ達を伺うような視線が気にかかる。用がないのであれば、早く解放してもらいたいというのが、素直な気持ちだ。
「今度兄上の婚約式があるんだ。そこにその花を飾りたい」
「ジークフリート様の? そ、そんなの無理です! そのような場所に飾る花ではありません」
アルフレートの兄、ジークフリートは王太子だ。その婚約式となれば、国中の注目を浴びる場所だろう。そんな場所にエラが育てた花を飾るというのは、嬉しさよりも恐ろしさが先に立つ。
「兄上のお相手、マルガレータ嬢は花を好む。当日はありとあらゆる花が贈り物として用意されるだろう。その場に俺からの贈り物としてこの花を飾りたい」
「アルフレート様からの贈り物としてですか? その様に価値のある花ではありません。我が家の庭にひっそりと咲くだけの花です。手入れに難しさがあるわけでも、何重にも花びらが重なるものでもありません」
エラが手にしている花は、一輪で堂々とした佇まいを見せる花とは違う。その花を引き立たせる様に傍に飾られる花。どちらかといえば貧相に見えてしまうだろう。
「でも、貴女がその手でこれほど可憐に咲かせた花だ。俺には十分に価値があると思う」
アルフレートはエラの持つ籠の中から一輪花を取り出すと、その花びらにそっと口づける。
その仕草にエラの心臓はひっくり返ってしまいそうだった。
「ですが……飾るとなるとそれなりの数も必要になります。ご用意できるかどうか、お約束致しかねます」
「何本でも構わないよ。一輪でもいい。この花のために場所を空けておくから、当日城まで持ってきてもらうわけにはいかないだろうか?」
「王城に?」
「あぁ。当日は俺も賓客の相手をしなきゃいけない立場だ。貴女の村に取りに行けるかどうかもわからない。どうか、俺の頼みを聞いてもらえないかな」
「私が、運び入れるということですか?」
「門番には話を通しておく。貴女に失礼がないようにさせてもらうよ」
第二王子の命を受けて、一人で城へ花を運ぶ。婚約式なんてものが行われる場に、エラが一人で。
その景色を想像して、つい頭を左右に振った。
「や、やはり無理です。私には……」
「そうか。仕方ないね」
アルフレートの声に、エラも肩を落とした。諦めてくれたのだろうと安堵したのだ。
「こういう真似はしたくないんだけど」
アルフレートはそう言うと、エラの手に何かを握らせた。
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その声にエラがそっと手を広げると、手のひらの真ん中で輝く見たこともない貨幣。
「こ、これっ」
「財力にものを言わせるのは趣味じゃないんだけどね。どうしても手に入れたいものがあるときは仕方ない。これで貴女の好きなものを買えば良い。当日花を運んでくれさえすれば、さらに増える」
「えっ、あのっ」
「もうそろそろ行かなくては。当日、待ってるよ。貴女が来てくれなければ、俺からの贈り物の場は空っぽだ」
「そんなっ。これ、お返しします」
「それは持っていって。この花の代金だから」
アルフレートの手に握られた花が優しく揺れる。
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