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翌日の美術の時間だった。
クラス全員が油絵の制作に励んでいた。 自由課題だった。
ふと柊のキャンバスをのぞきこんだ僕は、はっと息をのんだ。
柊のキャンバスが黒く塗り潰されていた。僕は柊のキャンバスから眼を逸らすことができなくなった。柊が描いていたのは…漆黒の闇だった。
やがて、柊はキャンバスの中心に、るり色を塗り重ね始めた。それは次第に昨日みた冬鳥の姿をなしていった。
「夜の鳥だね」
「少し違うわ」
「えっ」
「これは闇を切り裂き閃く冬鳥」
柊の声の力強さに、僕は息をのんだ。いつもの柊とはまるで違っていた。
柊の心が迸り出た瞬間だった。
クラス全員が油絵の制作に励んでいた。 自由課題だった。
ふと柊のキャンバスをのぞきこんだ僕は、はっと息をのんだ。
柊のキャンバスが黒く塗り潰されていた。僕は柊のキャンバスから眼を逸らすことができなくなった。柊が描いていたのは…漆黒の闇だった。
やがて、柊はキャンバスの中心に、るり色を塗り重ね始めた。それは次第に昨日みた冬鳥の姿をなしていった。
「夜の鳥だね」
「少し違うわ」
「えっ」
「これは闇を切り裂き閃く冬鳥」
柊の声の力強さに、僕は息をのんだ。いつもの柊とはまるで違っていた。
柊の心が迸り出た瞬間だった。
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