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世界が死んだ日

死にたいと呟いただけなのに...

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「死にたい...」



人間関係に疲れた
虐められるのに疲れた
家族からの暴力に疲れた

「あ、そっか...僕は死にたいんだ」

今更気づく程休む時間がなかったんだ...


「屋上に行こう」

席を立ち、いじめっ子達が来る前に屋上に行く。


「風が気持ちいな...僕の周りが醜いだけで、世界はこんなにも綺麗だったんだ。」


屋上から街を見渡す。綺麗な夕焼けだ

「え...何あれ」







その日







「ば、化け物...」





綺麗なはずの世界が




「意味わかんない...何あれ、化け物?なんで化け物が...?」






死んだ。




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