軌跡旅行

2キセイセ

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第三章 ゼロマジック編

75,勇者の本

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「勇者……ですか」

俺は少し驚いた。

「あぁ、お前も知っての通り、勇者は今から200年前の人間だからな。俺も少し興味があって読んでみたんだ」

彼はそう答えた。

「へぇ~、そうなんですね」

俺はそう答えた。……確かに、勇者について知ることは今後の戦いにおいて役に立つかもな。

「フレインも興味があるのか?」

マダラさんは俺にそう聞いた。

「ええ、まあ……」

俺はそう答えた。すると、

「そうか…この本、貸してやろうか?」

マダラさんはそう言った。

「あ、いえ!そんな申し訳ないですし……」

俺は慌てて首を振った。

「遠慮するな。暇つぶしに読んでいるだけだからな」

そう言うと、彼は机の引き出しを開け、一冊の本を取り出した。

「これは同じ、勇者の本だ。」

マダラさんはそう言うと、本を差し出してきた。

「はい、ではお借りします。」

俺はそう言って本を受け取った。

「……失礼します。」

俺はそう言って部屋を出た。

マダラさん……いつ仮面とるんだろう……。てかこの本、何が書いているんだろう…そう思いながら自室に戻り、ベッドの上に座ると、本を開いた。

~~~~~~~~~~~~

勇者の伝説とは 200年前

この世界は邪神と神々が争いを始めていた。

結果は神々の敗北、しかし神々は最後の抵抗として、勇者を生み出した。

そして、勇者は願いの神を母体として、作られた存在。

勇者は力、時、願い。この3つの神の魂を宿していた。

勇者の生まれた時代には、邪神が世界を支配していた。

そこで、勇者は世界の平和を守る為、

神々の魂に授けられた力を使い戦いを始めた。最初は苦戦したものの、勇者は次第に仲間を増やしていき、ついには、邪神との決戦が始まった。邪神との戦いの末、勇者達は敗北した。が、邪神を封印することに成功した………。

その後、勇者は姿を消した。

そして、邪神に作られたであろう、魔族は人間と戦争を始めた。

結果は人間の敗北。魔族はそのまま人間を滅亡させるつもりだった。

しかし、突如としてできた結界によりそれは不可能となった。
私はこの結界は勇者が作ったと思っている。

そして、時は流れて………98年後、人類と魔族は和解した。魔族の新たな王が戦争や支配を好まない性格だった。

その名はクァーナ。

先祖の関係を切り、友好関係を結ぼうと。魔王はそう言った。

「うわ……一ページでこれかよ…情報おおすぎんだよ…」

俺は思わず声が出た。

「さて…次のページ…っと」

そう言って、俺はページをめくった。

~~~

勇者の力は凄まじく、その力は計り知れなかった。

能力は3つ、1つは時を逆行する,

2つは、すべての魔法を使える能力。

3つは、衝撃波を出す能力。~~~

「ふーん……なるほど……」

俺はそう言った。

「じゃあ、次のページ……」

そう言って、俺はページをめくる。

「えっ……」

それは…衝撃的な事実が判明した…

「何も…書いてない?」

そこには、白紙のページが広がっていた……

「……どういうこと?」

私はそう呟きながら、本を閉じた。カモフラージュなのか?

「……」

俺は黙ってベッドに寝転がった。

「……」

この分厚い本…実質的なページは2ページ…勇者伝説についてだ。……勇者……邪神……歴史……

俺にはわからないことが多すぎる。
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