クズな恩恵を賜った少年は男爵家を追放されました、 恩恵の名は【廃品回収】ごみ集めか?呪いだろうこれ、そう思った時期がありました、

shimashima

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15  シェアラさんもいろいろやばい人?

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大きく伸びをして  あれ?なんかつかんでる?
うわうわうわ シェアラさんの胸に僕の手が乗っている
むにゅ やわらかい・・・・二人で裸だし、
夕べ、二人であんなことや、こんなことしちゃったんだよねえ
寝台が巨大だとなんかね、
まだ朝早いし、やりたいことあるんだよね
そんなことでまた潜り込んじゃいました、


ちょっと汗をかいたので沐浴です、
そろそろ朝食が運ばれてくるころ合いだしね
二人でさっぱりしてから計画を練ります
んで決まったのは 今日は宝石商に行きます、

シェアラさんの前に宝石類を出しました
やっぱり街中だと小物類が収集されますね
「ねえ、シェアラさん、片方しかないイヤリングって売れるか?」
「・・・・」「ねえ、聞いてる?」
「あの、   ヤーロー  どの」
「ん? 殿?」
「シェアラって呼んで・・・あたしたち婚約してるし
  あんなことや、こんなこともしてるし」
「だからシェアラって呼び捨てにしてほしいの」
「わかったよ シェアラ」
「シェアラ、ちょっと聞いていい?」
「何かしら? ヤーロー」
「シェアラって貴族だよね、 
シェアラ・サザランドって言ってたしね、なんか聞き覚えが
あってね」
「長くなるけど、いいかしら?」「そうなの、じゃあ予定もあるし
  今晩ゆっくり聞こうかな、それでいい?」
「ええ、そうしてくださる?」「わかった、おぅ 
   ちょうど食事が来たよ」

僕らは向かい合ってお祈りして朝食を頂き、
ウマ房へ行き羅王やハナに挨拶をして軽くブラッシング
「ねえ、羅王 羅王はハナが好き?」

「ぶるるるるるる」「嫌なの?」「ぶるるる」
「じゃあ嫁さんにしちゃえよ」
「ぶひひ~ん」
「決まったな」
「明日はナンバの町に行って 第二夫人も決めてこようか」
「ぶるる」

ええ、そうなんです 半端ない荷物が収納に入ってるんで
カモフラージュの荷ウマ車も限界
2頭立ての四輪荷ウマ車にしないと怪しまれそうなんです。
そんなわけで シェアラに宝石類を持たせて
売ってもらい、僕はナンバの町まで戻って
新しい荷ウマ車と牝馬を買いにゆきます、
羅王と一緒にですけど
羅王とハナを並べて荷ウマ車ってのはダメなんですよ
体格が違うし、羅王は戦ウマだし

二頭立て四頭立てになると梶棒(ながえ)は真ん中に一本になるんですよ
知ってました?舵を取るのはウマ車のすぐ前の二頭
あとは、けん引役、

話が決まったので宝石売りはシェアラにお願いします。
ただ、ケースを作る必要があるし
指輪もネックレス類もほとんど金物はデザインが古すぎる
そこで一度宝石商に持っていき個別にケースを
あつらえてもらってから金具作り直してから売るか、
またはそのまま宝石商に売ってから
勝手にしてもらうかですけど、やっぱりシェアラに丸投げかな
ただ、問題がありまして
宝石類もこの大きな寝台に乗り切れないほどあるのよ
世の中には遺棄された金銀宝石ってどれだけあるんだろうか
うん、難しい

考えろ僕、考えるんだヤーロー
そうだ、僕はシェアラを幸せにするんだ
ナンバの町に行ってる場合ではない
領都にだってウマは売ってると思う
荷ウマ車だってあるだろう
金より時間が大事
よし、決まった

「ねえ、シェアラここで羅王の第二夫人探そうと思うんだけど」
シェアラはきょとんとして「何の話かしら ヤーロー」
「そうだった 実はこれこれしかじかで」
「これこれしかじかではわかりませんわ」
「ですよねえぇ」
説明しました、かくかくしかじか


カモフラージュのために大きな荷ウマ車が必要
結果的に二頭立てになること、そこで羅王に選ばせること
羅王の二番目の嫁として考えていることなどを説明
ナンバの町を考えたけど 時間の無駄ではないかと
一番の理由はシェアラと片時も離れたくないこと
そこで領都で二人で探そうと提案
「片時も離れたくないって・・・ ヤーローったら」
シェアラは顔を赤くして身もだえてる
くっ殺せ、 なんてかわいいんだ
ちょっと年上だけど・・
でも食いつくのはそこですか?
宿のカウンターに行き
ウマ車とウマを探していることを説明し
心当たりがないかと聞いてみた
するとまあオーナーの奥様のご実家が
ウマとウマ車を扱っているとのこと
もうね、早速行きましたよ みんなで
オーナーの奥様もですよ
お弁当をもってお出かけです、
オーナーの奥様 キャサリン様 お子様のリンダ様12歳も
ご一緒するという

荷ウマ車に乗って出かけました
もうね 荷ウマ車内は女子会状態です、
僕は羅王にまたがりましたとも、男同士さみしく
女子会メンバー、ハナまで「ヒヒン」言ってるし
計画が二転三転してるけど気にしない
ご実家はグッチ皮具店という大店だった
そこにはウマ販売部門まであり
そこで羅王が見つけたのは葦毛の牝ウマで当年7歳
名前は【ファルナ】
たまたまハナと同じ年
そして中型4輪荷ウマ車だ御者台が
跳ね上げ式の天蓋付きで雨露がしのげる
弓を打つ時に天蓋を跳ね上げるんだそうです、
飼葉を積み替え、水樽も新しく購入
飼葉袋も匂い抜きした革製にした
シートやロープも購入予備車輪も一緒
整備工具一式でファルナも含めて720両前の荷ウマ車下取り込み

うん、いい買い物だった、
荷ウマ車にハナとファルナをつけると
何か話してるように見える、仲良くしてな 
羅王はなんか所在無げにしてる
ウマ車が二頭立てになったことで御するのが
難しくなったのでシェアラにお願いした、
宿に戻るというとキャサリン様 リンダ様はご実家に
お泊りになるという
帰りは二人並んで御者台です
二人並んだところでシェアラの長い話が始まりました
「ここローザンヌ王国の西側に大バンガード帝国があります。
そこ国境近くには四つの公国があって
王族の一員の大公や公爵が納める地です、」
「あたしは、・・ わたくしは
ここから最も離れたサザランド公国に生まれたの、
サザランド公の三女として
どこかの国の王妃候補としての教育を受けてまいりました
政略結婚ですが そこは何とも思いませんでした、
それはそうですよね、 皆さん政略結婚なんですから」

僕はあまりのことに完全に固まっていた
するとシェアラが僕の手を握り
「しっかりつかまえてくださいね」

彼女の話は続く
「15歳の 恩恵授与式、 大バンガード帝国では
職寵スキル授与というんですけど、そこで得た
スキルが 【勇者補】というものでした
これは勇者になれるというスキルではありません
よく誤解されますが
勇者のパーティー候補という意味なんです。
頑張りました、勇者を支える戦闘も
まだ見ぬ勇者様のためにと、そして三年たって
勇者様と相まみえました、
勇者様は神に選ばれただけあって
スキルを受けてから20年 ご自分を鍛えに鍛えて
まさしく並ぶもの無き強さとやさしさ、
でも優しさというものは守るものが多いということです。
自分以外をすべてを犠牲にする覚悟がなければ
戦い続けることはできません
愛するものを人質に取られたら、どうしましょ
そして彼には愛するお方がいました、
今の時代、国を亡ぼすような力を個人で持つものはいません
勇者の敵は唯一勇者なんです。
わたくしが勇者様と一緒にいた期間はわずかです
冬の時期のわずか30日
その間に愛するものを奪われてしまったのです。
それで消えてしまわれたのです。
勇者は殺されませんし・・

そして残った勇者、アリエス様は私の国 
サザランド公国を陛下から賜り辺境伯として
継承なさるとのことで、寝耳に水、でございます
大バンガード帝国一の膨大な財のすべて陛下に接収されて・・
父母は斬首されました、 そして私ども姉妹は死刑を免れまして
勇者アリエス様は私どもの不正の証拠をつかんだとして
褒美に領土を賜ったのでしょう
一家は公国を出たのです、姉らが今どこでどうしているのかは
まったく消息がつかめません

わたくしがサザランドを名乗っているのは
姉たちに手がかりを残すためです、
勇者アリエス様は
陛下のお血筋も無いので今後は国ではなく
辺境伯領でしょうけど」
彼女の話した内容は全く頭に入らなかった
頭が拒否していた
勇者が寝取るとか 国を簒奪するとか 

 
        僕の目標は決まった

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