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16 くそ勇者が結婚式を挙げるようですが
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「シェアラ、宝石売りに行こう、
でね、指輪の石だけ売ろうと思うんだ、どうかな?」
「そうね、前に言ってたよねデザインが古すぎるって」
「うん、カットも古いけどそこはしょうがないし」
さっそく石だけを出そうと唱える文言を考える
こうかな?
「出でよ指輪の宝石」
成功しました、宝石だけ出ました、
石に分類されないものは残ってるようですが
でた宝石類はこんな感じです。
金剛石、紅玉、翠玉 琥珀 黄紫水晶 紫水晶 翡翠 蛇紋石
猫目石 水晶 緑玉髄 金緑石 珊瑚 青玉 太陽石 黒玉
藍玉 縞瑪瑙 蛋白石 黒曜石 柘榴石 紅玉髄 紅縞瑪瑙
翡翠 黄水晶 碧玉 虎目石 柘榴石 黄玉 鋼玉 真珠
炎瑪瑙 黒蛋白石 葡萄石 蛍石 カンラン石 青虎眼石
月長石 瑠璃 などなど
なんでも指輪になるもんだね
鑑定して種類別に分類して名前を書き
一個ずつ紙につつんでから
価値の低いものはひとまとめにする
台座の金属はそのうちでいいでしょう
「ねえ、ヤーロー、この石だけど 台座にはめられないかしら」
「どれどれ? 紅玉だね」
「収納」「元の台座にはめて出でよ紅玉の指輪」
「はいこれでいい?」「あたしもらっていいかしら
お母さまがこれとよく似たのを・・・してて」
何気に左手薬指にはめるシェアラだった
「もちろん、よく似合ってるよ」
「大事にしますわ」
いとおし気な優しいまなざしで左手を見つめている
「綺麗だよシェアラ」
結婚指輪は新たにカットした金剛石を使おうと決心した
「ねえ、シェアラ宝石商には明日行こうね」
「これ全部は売れそうもありませんわ」
「そうだろうねえ 暫定で軽く10億両を超えてるし
多すぎだよねえ」「そうよねえ 1/3位にしましょうか?」
「うん」「それにしても目立つよね」
「そうよねえ、目立たないようにできないかしら」
「目立たないように商売すると大きく稼げないんだけど」
「それといっぺんに出すと値崩れするし
市場が混乱するしさ、宝石は大きな市だけで処分しよう
武器なら数さばけるよ」
背負嚢に宝石の三分の一を詰め込み、にわか宝石商
いざ出発~、荷ウマ車を曳きだし僕は御者台に
シェアラは羅王にまたがって宿を出ました、
一件目は近くの宝石屋 【アリエーラ宝石店】
「いらっしゃいませ どのようなものをお求めでしょうか」
執事のような黒服にベストという店員さん
「実は、買取希望なんですが」
「はい~~、当店ではお高く買い取りますよ」
「かなり多いかも」
「見てもよろしい?」
「今出しますね、」
「そちらのご婦人、素晴らしい紅玉の指輪
ご結婚指輪のようですが、それを手放すとかでは? 」
まるで呆けたようにシェアラの手を取らんばかり
そっちか、
「いや、それは違う、」と言いつつ僕は背負嚢を肩から
外し、紙に包んだ宝石をほんの20個出してみた
拡大片眼鏡を左目につけると店員は
小さな黒い台座に一つずつ置きながら
石の入っていた紙にメモしてゆく
メモの数が20になると
大きく息を吐き、数回深呼吸をした
息止めてたんかい・・・・
「素晴らしい、 まったく素晴らしい
ほとんど新しいカットが必要ですが
これをすべて売っていただけるので?」
「無理でなければ」
「商売抜きで言わせていただきますが今
宝石が、足りませんで、半年後に大バンガード帝国 で
盛大な結婚式がございまして、」
「そうですかそれは良いことを聞きました、
実はまだ同じくらいあるんですが」僕は迷う様子を
演出した、商人だし当然だよね
シェアラ、どうだろうこの店で全部売っても
問題ないだろうか、需要もあるようだし」
「ええ、そうですね もう二三軒回ろうかと思いましたが
値段次第ですけど、見せてかまわないことよ」
背負嚢から追加で20個
これもさっきと同じ作業を繰り返し
やっぱり深呼吸
「ぜ、全部で これでいかが」
そういって出してきた紙に書かれた値段は
総計2400両 うん、こんなものか
試しなので価格の低いものだけ集めたし
値段交渉はしない方向、だって宝石の知識無いし
ほぼシェアラの鑑定結果のままの価格
僕がそれで売ろうとシェアラにうなずく
「主人、それで売ろう」
「ありがとうございます、」そういって
金庫から大金貨20枚を出してきた、
「確かに 2400両受け取った、これが領収の証と
組合員の証だ」
取引は終わった 結果はまあまあだ
荷ウマ車に乗ってシェアラに声をかける
「次行こう」「はい」
次の店は【ローズガーデン】結構上流っぽいたたずまいで
前の店より大きい
チリチリ~ンとドアを開け中に入る
この店は品物を見せていないつくりらしい
なんか面白い
そうこうするうち若い女が出てきた
着飾った様子から店主だろう
「ようこそ」
「買取はしてるかな」
「当店ではただいま金剛石だけを買い取っていますが」
そういえば収納の中にドレスに金剛石縫い付けたのがあったなあ
面倒なので収納から背負嚢にそのまま出した
そして引っ張り出す
胸元が濃い紫のドレスにちりばめられた金剛石
7000個、胸元が大きくだんだん小さくなっていってる
裾の方に下がるにつれて濃い紫が薄くなっていく
広げたドレスを見た主人が 卒倒した、どうしてこうなる?
シェアラが介抱すると 少しして復活
「お見苦しいところをお見せいたしました、」
「実は・・・」と語りだすには
我が国の第一皇女が隣国の勇者の結婚式に招かれて
着ていくドレスを帝都の、まあここの主人の姉のやってる
工房にドレスを注文したが注文がかなり特殊で
姉が困り果てて、ここの主人に相談した、 だが
主人も詳細は聞いたがドレスは門外漢だし
金剛石5000個以上を縫い付けるから
それだけ必要とか そんなに無いしあてもない
そこに突如ぴったり希望通りの金剛石が縫い付けられた
濃い紫のドレス、そこで泡拭いて倒れたってことね
「お客様!」「 そ、それをそのまま 譲ってください
お願いいたします!」
「それはともかく、僕はヤーロー、商人だ
「でこちらが 婚約者で商売の相方の シェアラ、よろしく」
「あ あ も 申し遅れました わか・・ わたくしは
ローズガーデン店主 ミュアと申します、
末長いおつきあいを、切にお願いいたします。」
「まあそこはね」
「まあ、検品してみて、 糸ほつれて
金剛石足りなくなってないかどうか」
すると店主ミュアさん
「奥の仕事切り上げてこっちきて頂戴」と
何やら声をかける、
聞き耳を立てていたのだろう3人の店員が現れた、
さっき主人倒れたときどうして来なかった!
制服?メイド服?でもなんか違う
しばらく見て分かった エプロンにポケットがない
それはどうでもいいか
ドレスを台に広げるや否や
全員で目を皿にしてチェックを始めた
白手袋が濃い紫のドレスを・・ いやよそう
店員一号「昔のデザインですねこのドレス」
店員二号「ええそうね、でも今でも通用するわ」
店員三号「・・・・」
店主「でもこれが姉のところに来た注文、
昔風の濃い色合い できれば紫、金剛石5000個程度
それにぴったりよ」
店員二号「あとはサイズね 直しが必要よ
このドレス王女様に合うといいわね
後は肩帯ね特大で揃いの8個の紅玉があれば・・・」
シェアラの目が光る、鑑定してるようだ
「ヤーロー、ドレス 2億ね」
「そんなにか・・・」
「うん、たぶん買い取れないとおもう」
「だよね」
「で、どうだろう店主何なら肩帯?の紅玉も見る?」
「はい!?」「「「「あるんですか!!!」」」」 ハモッた
王冠につけても何らそん色のない大玉の紅玉を10出してみた
店主殿 ふらっとするがなんとか立ち直った
「何としても買い取りたいので組合の融資を受けます、」
「ヤーロー様シェアラ様 一日待っていただけませんか」
「うん、いいよ一日ぐらい」
僕がドレスを持とうとすると
ミュアさん大慌てで止めた
「お待ちください! その・・・ただいま
ドレスケースをお持ちしますからそれに入れてください」
「えええ、だってかさばるし」
「いえ、「「「絶対ダメです!」」」」
シェアラさんあなたもですか・・
「店主殿 合わせて3億以下では手放しませんよ」
「はい、十分承知しております」
まるで生木を引き裂かれるように
店を出た・・・
「ねえシェアラ このドレスって花嫁霞むよね 」
「ええ、それが目的でしょうね
ファッションの先進性では大バンガード帝国には勝てません
そこであえて古風ですが洗練されたドレス
度肝を抜く金剛石の数
世界一のドレスに間違いありませんわ」
後ろがバタバタすると思ってたら
ローズガーデンが閉店していて、ミュアさんが
組合のほうに駆けて行った
大変だなあ、それにしてもこのドレスだが どこから来たんだっけ?
うん明日だ
でね、指輪の石だけ売ろうと思うんだ、どうかな?」
「そうね、前に言ってたよねデザインが古すぎるって」
「うん、カットも古いけどそこはしょうがないし」
さっそく石だけを出そうと唱える文言を考える
こうかな?
「出でよ指輪の宝石」
成功しました、宝石だけ出ました、
石に分類されないものは残ってるようですが
でた宝石類はこんな感じです。
金剛石、紅玉、翠玉 琥珀 黄紫水晶 紫水晶 翡翠 蛇紋石
猫目石 水晶 緑玉髄 金緑石 珊瑚 青玉 太陽石 黒玉
藍玉 縞瑪瑙 蛋白石 黒曜石 柘榴石 紅玉髄 紅縞瑪瑙
翡翠 黄水晶 碧玉 虎目石 柘榴石 黄玉 鋼玉 真珠
炎瑪瑙 黒蛋白石 葡萄石 蛍石 カンラン石 青虎眼石
月長石 瑠璃 などなど
なんでも指輪になるもんだね
鑑定して種類別に分類して名前を書き
一個ずつ紙につつんでから
価値の低いものはひとまとめにする
台座の金属はそのうちでいいでしょう
「ねえ、ヤーロー、この石だけど 台座にはめられないかしら」
「どれどれ? 紅玉だね」
「収納」「元の台座にはめて出でよ紅玉の指輪」
「はいこれでいい?」「あたしもらっていいかしら
お母さまがこれとよく似たのを・・・してて」
何気に左手薬指にはめるシェアラだった
「もちろん、よく似合ってるよ」
「大事にしますわ」
いとおし気な優しいまなざしで左手を見つめている
「綺麗だよシェアラ」
結婚指輪は新たにカットした金剛石を使おうと決心した
「ねえ、シェアラ宝石商には明日行こうね」
「これ全部は売れそうもありませんわ」
「そうだろうねえ 暫定で軽く10億両を超えてるし
多すぎだよねえ」「そうよねえ 1/3位にしましょうか?」
「うん」「それにしても目立つよね」
「そうよねえ、目立たないようにできないかしら」
「目立たないように商売すると大きく稼げないんだけど」
「それといっぺんに出すと値崩れするし
市場が混乱するしさ、宝石は大きな市だけで処分しよう
武器なら数さばけるよ」
背負嚢に宝石の三分の一を詰め込み、にわか宝石商
いざ出発~、荷ウマ車を曳きだし僕は御者台に
シェアラは羅王にまたがって宿を出ました、
一件目は近くの宝石屋 【アリエーラ宝石店】
「いらっしゃいませ どのようなものをお求めでしょうか」
執事のような黒服にベストという店員さん
「実は、買取希望なんですが」
「はい~~、当店ではお高く買い取りますよ」
「かなり多いかも」
「見てもよろしい?」
「今出しますね、」
「そちらのご婦人、素晴らしい紅玉の指輪
ご結婚指輪のようですが、それを手放すとかでは? 」
まるで呆けたようにシェアラの手を取らんばかり
そっちか、
「いや、それは違う、」と言いつつ僕は背負嚢を肩から
外し、紙に包んだ宝石をほんの20個出してみた
拡大片眼鏡を左目につけると店員は
小さな黒い台座に一つずつ置きながら
石の入っていた紙にメモしてゆく
メモの数が20になると
大きく息を吐き、数回深呼吸をした
息止めてたんかい・・・・
「素晴らしい、 まったく素晴らしい
ほとんど新しいカットが必要ですが
これをすべて売っていただけるので?」
「無理でなければ」
「商売抜きで言わせていただきますが今
宝石が、足りませんで、半年後に大バンガード帝国 で
盛大な結婚式がございまして、」
「そうですかそれは良いことを聞きました、
実はまだ同じくらいあるんですが」僕は迷う様子を
演出した、商人だし当然だよね
シェアラ、どうだろうこの店で全部売っても
問題ないだろうか、需要もあるようだし」
「ええ、そうですね もう二三軒回ろうかと思いましたが
値段次第ですけど、見せてかまわないことよ」
背負嚢から追加で20個
これもさっきと同じ作業を繰り返し
やっぱり深呼吸
「ぜ、全部で これでいかが」
そういって出してきた紙に書かれた値段は
総計2400両 うん、こんなものか
試しなので価格の低いものだけ集めたし
値段交渉はしない方向、だって宝石の知識無いし
ほぼシェアラの鑑定結果のままの価格
僕がそれで売ろうとシェアラにうなずく
「主人、それで売ろう」
「ありがとうございます、」そういって
金庫から大金貨20枚を出してきた、
「確かに 2400両受け取った、これが領収の証と
組合員の証だ」
取引は終わった 結果はまあまあだ
荷ウマ車に乗ってシェアラに声をかける
「次行こう」「はい」
次の店は【ローズガーデン】結構上流っぽいたたずまいで
前の店より大きい
チリチリ~ンとドアを開け中に入る
この店は品物を見せていないつくりらしい
なんか面白い
そうこうするうち若い女が出てきた
着飾った様子から店主だろう
「ようこそ」
「買取はしてるかな」
「当店ではただいま金剛石だけを買い取っていますが」
そういえば収納の中にドレスに金剛石縫い付けたのがあったなあ
面倒なので収納から背負嚢にそのまま出した
そして引っ張り出す
胸元が濃い紫のドレスにちりばめられた金剛石
7000個、胸元が大きくだんだん小さくなっていってる
裾の方に下がるにつれて濃い紫が薄くなっていく
広げたドレスを見た主人が 卒倒した、どうしてこうなる?
シェアラが介抱すると 少しして復活
「お見苦しいところをお見せいたしました、」
「実は・・・」と語りだすには
我が国の第一皇女が隣国の勇者の結婚式に招かれて
着ていくドレスを帝都の、まあここの主人の姉のやってる
工房にドレスを注文したが注文がかなり特殊で
姉が困り果てて、ここの主人に相談した、 だが
主人も詳細は聞いたがドレスは門外漢だし
金剛石5000個以上を縫い付けるから
それだけ必要とか そんなに無いしあてもない
そこに突如ぴったり希望通りの金剛石が縫い付けられた
濃い紫のドレス、そこで泡拭いて倒れたってことね
「お客様!」「 そ、それをそのまま 譲ってください
お願いいたします!」
「それはともかく、僕はヤーロー、商人だ
「でこちらが 婚約者で商売の相方の シェアラ、よろしく」
「あ あ も 申し遅れました わか・・ わたくしは
ローズガーデン店主 ミュアと申します、
末長いおつきあいを、切にお願いいたします。」
「まあそこはね」
「まあ、検品してみて、 糸ほつれて
金剛石足りなくなってないかどうか」
すると店主ミュアさん
「奥の仕事切り上げてこっちきて頂戴」と
何やら声をかける、
聞き耳を立てていたのだろう3人の店員が現れた、
さっき主人倒れたときどうして来なかった!
制服?メイド服?でもなんか違う
しばらく見て分かった エプロンにポケットがない
それはどうでもいいか
ドレスを台に広げるや否や
全員で目を皿にしてチェックを始めた
白手袋が濃い紫のドレスを・・ いやよそう
店員一号「昔のデザインですねこのドレス」
店員二号「ええそうね、でも今でも通用するわ」
店員三号「・・・・」
店主「でもこれが姉のところに来た注文、
昔風の濃い色合い できれば紫、金剛石5000個程度
それにぴったりよ」
店員二号「あとはサイズね 直しが必要よ
このドレス王女様に合うといいわね
後は肩帯ね特大で揃いの8個の紅玉があれば・・・」
シェアラの目が光る、鑑定してるようだ
「ヤーロー、ドレス 2億ね」
「そんなにか・・・」
「うん、たぶん買い取れないとおもう」
「だよね」
「で、どうだろう店主何なら肩帯?の紅玉も見る?」
「はい!?」「「「「あるんですか!!!」」」」 ハモッた
王冠につけても何らそん色のない大玉の紅玉を10出してみた
店主殿 ふらっとするがなんとか立ち直った
「何としても買い取りたいので組合の融資を受けます、」
「ヤーロー様シェアラ様 一日待っていただけませんか」
「うん、いいよ一日ぐらい」
僕がドレスを持とうとすると
ミュアさん大慌てで止めた
「お待ちください! その・・・ただいま
ドレスケースをお持ちしますからそれに入れてください」
「えええ、だってかさばるし」
「いえ、「「「絶対ダメです!」」」」
シェアラさんあなたもですか・・
「店主殿 合わせて3億以下では手放しませんよ」
「はい、十分承知しております」
まるで生木を引き裂かれるように
店を出た・・・
「ねえシェアラ このドレスって花嫁霞むよね 」
「ええ、それが目的でしょうね
ファッションの先進性では大バンガード帝国には勝てません
そこであえて古風ですが洗練されたドレス
度肝を抜く金剛石の数
世界一のドレスに間違いありませんわ」
後ろがバタバタすると思ってたら
ローズガーデンが閉店していて、ミュアさんが
組合のほうに駆けて行った
大変だなあ、それにしてもこのドレスだが どこから来たんだっけ?
うん明日だ
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