幼馴染達が俺の為にハーレムを作るそうです

はるにゃまん

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ここから始まる俺の学生生活!

第1話 運命・ウェイクアップ! ☆

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 一体何でこんな事になったんだろうか……。
 
「んぶ……っ❤ じゅずずずっ……❤ んぐ……っ❤ じゅぞぞぞぞっ❤」
「くっ……な、夏葉……」
「真くん……気持ち良い? ん……ふぅ❤ ん……っ❤」
 
 何で俺は朝から幼馴染の夏葉にチンコを咥えられてるんだろう……。
 
「んん……ッ❤ お゛……っ❤」
「夏葉っ! も、もう……」
「あっ❤ おちんちん膨らんできたよ❤ もう射精るの?
 幼馴染のおくちの中に……あたしの口まんこにびゅびゅって射精しちゃうの?」
「あぁっ! で、出るっ!」
 
 夏葉の口から発せられたイヤラシイセリフも相まり、俺の興奮が最高潮に達してしまう。
 
 びゅっ❤びゅっ❤びゅるっ❤びゅるるるるるっ❤
 
「んぶっ❤ んんんぅぅぅう……❤」
 
 俺のチンコから飛び出す精子を、まるで美味しそうに口に含む。
 
「お、おい! 吐き出しても良いんだぞ!? そんなの美味くないだろ!?」
「んんっ……❤ んくっ……❤ ふぅ……❤」
「え? 飲んだのか……?」
「うん、ごちそうさま❤ 美味しかったよ、真くんのせーし❤」
 
 恍惚とした表情で言う彼女は、とても魅力的で……。
 今まで見てきた中で一番の笑顔な気がした……。
 
 ていうか、ほんとに何でこんな事になった?
 俺は目の前にいる幼馴染を見ながら、ここに至った経緯を振り返る……。
 
 
 
 
 
 
 
 現在四月六日。この日から俺は、高校二年生となる。
 そしてそれと同時に、俺の義理の妹である伏見ふしみ 甘奈かんなの高校生デビューとなる日でもあった。
 甘奈は成績も良く、進学校にも通えたはずなのに何故か普通の高校である俺と同じ学校に進学してきた。
 一応理由は聞いたものの、ちゃんとは答えてくれず「教えなーい」と言うだけだった。
 
 そしていざ迎えたこの日。
 幼馴染である小宮こみや 夏葉なつはが、眠っている俺を起こしにやって来た。
 
「真くーん、おはようございまーす……」
 
 俺の部屋のドアを開け、いそいそと入ってくる夏葉。
 今まで何度も「もう起こしに来なくても良い」と言っているにも関わらず、頑なに起こしにやって来る。
 一応言っておくと、別に起きれない訳じゃない。
 確かに俺は、朝に弱い。でも決して起きれない訳じゃないし、遅刻した事もない。
 
 それを何度も言っているのに、何故か彼女は起こしにやって来る。
 初めの方は、一応口頭で言っていたがもう何回言っても来るので、もう俺は諦めた。
 まぁ、万が一の事が無くなるからデメリットなんて無いしな……。
 
「真くん、寝てますね~?」
「…………」
 
 うっすら意識はあるものの、返事するのが面倒臭い俺は再び眠ろうと思い、寝返りをうとうと――。
 
 もにゅん
 
「!?」
 
 寝返りをうとうと体を動かした瞬間、俺の手に謎の柔らかい感触が伝わる。
 
 こんな感触のする物、俺のベッドに置いてあったか……?
 
 俺は未だにぼーっとする頭で考える。
 しかしいくら考えても、そんな物を俺のベッドに置いた記憶がない。
 
 そんな戸惑う俺の事など気付く訳もなく、夏葉は俺を起こそうと俺がくるまっている掛け布団を引き剥がす。
 
「真くん! 起きなさー――えっ!?」
 
 意気揚々と布団を引き剥がした夏葉が、その瞬間驚いたような声を上げた。
 これ幸いとそのタイミングで起きた俺は、手のひらに伝わった謎の感触を確かめるべくその先に目を向ける。
 するとそこには……。
 
「なぁっ!? な、何で甘奈がここに!?」
 
 俺の目線の先にあったのは、俺の義妹で今年から高校一年生である甘奈の眠る姿だった……。
 
「か、甘奈ちゃん!」
 
 俺が呆然とする中、夏葉が眠りこけている甘奈に大きな声で呼びかける。
 
「……んにゅ?」
「あ、起きた」
 
 夏葉の声が大きかったおかげか、甘奈はゆっくりと目を開けた。
 
「んんぅ……」
「おい、甘奈起きろ」
「兄さん……?」
 
 俺が更に声を掛けると、目を擦りながら体を起こす。
 
「ふぁ~……おはようございます……」
「うん、おはよう――じゃなくてっ!」
「……はい? 何かありましたか?」
 
 キョトンとした表情で首を傾げる甘奈。
 その様子を見て、夏葉が甘奈に詰め寄る。
 
「甘奈ちゃん! 真くんの布団で寝てるなんてうらやま――じゃなくて、ダメじゃない!」
「そうだぞ、甘奈! 年頃の女の子が男の布団に入るだなんて!」
「え~? でも、私と兄さんは義理とは言え、兄妹ですよね?」
「それはそうだけど……」
「兄妹が一緒に寝るなんて、どこでもやってますよ?」
 
 さも当然かのように甘奈は言った。
 
「え? そうなの?」
「そうですよ。なので私が兄さんの布団に入っても何も問題なんて無いのです!」
「ふむ……なるほど……」
 
 まぁそう言う事なら、仕方ないか……。
 
 甘奈の言葉を信じ、俺は一人納得する。
 すると、話を聞いていた夏葉が俺と甘奈に抗議を訴えてきた。
 
「いや、真くん! 騙されないで! それ、普通じゃないから!
 いくら兄妹と言っても、一緒に寝たりしないから!」
「え? でも、甘奈はどこの兄妹でも一緒に寝てるって……」
「それが嘘なの! そんなの絶対無いから! あたしを信じて!」
 
 必死に訴えてくる夏葉を見て、俺は再び考える。
 
 まぁ確かに、アニメとかでも一緒に寝てる兄妹なんて見ないしなぁ……。
 て事は、甘奈が嘘をついているって事か……?
 でも、そんな嘘をついても甘奈にメリットなんて無いよなぁ……。
 じゃあ何でだ? てか、どっちが本当なんだ!?
 
 ひたすら脳内で考えるものの、一向に答えが出ない。
 俺は諦めて、甘奈に真意を問う事にした。
 
「なぁ甘奈、本当はどうなんだ?」
「兄さんは私を疑うんですか……?」
 
 瞳をうるうると潤ませ、俺を見る甘奈。
 何故か疑ってしまった俺が物凄い罪悪感に襲われる。
 
「い、いや……本当に何処の兄妹も一緒に寝てるのかなぁって思ってさ……」
「そ、それは……」
 
 俺の言葉に言い淀む甘奈。
 この様子だと、嘘っだったって事か……?
 
「兄さんすみません。少し話を盛りました……」
「そ、そうか……ん? 少し?」
「はい……何処の家庭でもって訳じゃないですけど、一緒に寝てる所もあります」
「ふむ……なるほど……」
 
 まぁそりゃ寝てる所もあるわな。
 
「まぁその話は置いといて、何で俺の布団に?」
「それはですね……」
 
 甘奈がそう言って、真剣な目で俺を見つめる。
 
 ふむ、こうしてよく見てみると甘奈って結構可愛いのな……。
 これは高校でモテそうだなぁ……まぁ兄としては少し複雑なんだが……。
 
 そんな事を思っていると、甘奈はゆっくりと口を開いた。
 
「せっかくたまたま・・・・同じ高校な訳ですし、これを期にもっと仲を深めようと思いまして」
「あぁ、なるほどな! 確かに高校とかになると、あんまり話さなくなる兄妹って多いって聞くしな!」
 
 何だそう言う事か! 甘奈はそんな先の事まで考えてたんだなぁ……。
 俺なんてそんな事一切考えてなかったのに……。流石成績優秀なだけあるなぁ。
 
 俺は心の中で甘奈の頭の良さに感心しながら頷く。
 
「くっ……! まさかそんな言い訳で真くんと同じ布団で寝るだなんて……!
 手強いとは思ってたけど、まさかこんな手段に出てくるとは……!」
 
 何やら夏葉が俺と甘奈を見ながら、何かを呟いている。
 ボソボソ言ってるから何て言ってるか聞こえないけど……。
 
「夏葉? どうした?」
「えっ!? ううん! 何でも無いよ!?」
「お、おう……そうか、なら良いんだけど……」
 
 ちょっと深刻な顔してたから、体調でも悪いのかと思ってたぜ……。
 まぁ、何でも無いなら良いんだけど。
 
「あ、あたしちょっと用事思い出したから、先に学校行ってるね!」
「え? あぁ、分かった」
 
 夏葉は何かを思い出したかのように、急いで部屋から走り去る。
 
 用事って言っても、夏葉って何か委員会とかあったっけ?
 確か何もしてなかった気がするんだけどな……。まぁ良いや。きっと大事な用事なんだろ……。
 あんなに血相変えて出ていくぐらいだし。さて、俺もそろそろ準備して朝飯済ませて学校行かないとな。
 
「甘奈、俺達も準備するぞ」
「はい、兄さん❤」
 
  
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