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発情期のエロイン達と悟った俺の性活
第17話 変態と淫乱と性癖と……
しおりを挟む愛衣とのセックスも終わった。
彼女は最後辺りには気を失ってしまったけど、少しすると目を覚ました。
横で羨ましそうに見ていた夏葉は、まだヤりたそうにしていたけど、流石に時間も時間なので何とか言い聞かせて我慢させた。
俺達はお互いの色んな汁でベトベトになってしまったので、シャワーを浴びて汚れを落とす事にした。
俺は夏葉と愛衣を先に風呂場へ行かせ、一人で部屋の匂いやら汚れやらを落とそうと必死に掃除を始める。
二人の服は、俺が昔使っていた服を貸しておいた。問題はベッドのシーツや布団だ。
俺は一人着替えて、ベッドを見回す。
ベッドには俺の精子やら夏葉の愛液やら愛衣の潮やらでグチョグチョになっていた。
こんな状態では流石に今夜は寝られない。さて、どうしたものか……。
「あ、そうだ! ジュースとかをこぼした事にしよう!」
俺はそんな名案を思い付き、シーツや布団を畳んで洗い物として出しておいた。
「これで良しと……」
俺は無事証拠隠滅を果たし、ホッと一息つく。
そして俺はさっきまでの俺達のやり取りをふと思い返した。
「いやぁ……まさか……二人とするなんてなぁ……」
こんな事になるなんて思ってもいなかった。
夏葉はまた別として、愛衣に告白されるだけじゃなくてセックスまでするなんて……。
人生って何が起こるか分からないもんなんだなぁ……。
俺は自室の床に座りながらそんな事を考えつつボーッとしていた。
そうこうしている内に、夏葉と愛衣がシャワーを浴び終わったようで、トントンと階段を上がってくる音が聞こえてくる。
俺は二人が座れるようにクッションを置き直し、その場に座った。
「真くん、シャワーお先に~」
「やっと汚れ落とせたわ……」
「お、おう、お疲れ」
俺は頭をタオルで拭きながら入ってきた二人に労いの言葉をかける。
「真くんもシャワー浴びてきなよ」
「真も色々と汚れてるだろうしね」
「あぁ、そうさせてもらうよ」
さっきまでのいやらしい雰囲気など無かったかのように振る舞う二人に安堵し、俺は一人風呂場に向かう。
そして脱衣所で服を脱いで風呂場に入った。そしてここで気付いてしまった。
「さっきまでここに二人がシャワー浴びてたんだよな……」
俺は体を重ねていた時の二人の裸体を思い出し、股間が熱くなってしまう。
「あれだけ出したのにまだ勃つのかよ……」
俺は憎々しげに自分の股間を見つめ、最早自分の性欲に呆れてしまった。
しかし一人で処理する気にもならず、俺は必死に興奮を抑えて勃起が収まるのを待つ。
そして数十分後、何とか勃起を収めた俺は体中の汚れを落としてシャワーを終える。
風呂から出て着替え直した俺は、気を引き締めて自室に戻った。
「ふぅ……」
俺は一呼吸しながら、何事もなかったかのように部屋に入る。
するとそこでは――
『げっ……』
俺の私物を部屋で漁る夏葉と愛衣の姿があった。
その部屋を漁る二人の手には、俺の下着や俺が口をつけていたコップがあった。
「夏葉さん? 愛衣さん? 一体あなた達は何をしてらっしゃるのでしょうか?」
『…………』
「おい、返事しろよ」
『…………』
二人は俺が部屋に入った時の体勢から動かない。
俺がギロッと睨むと、サッと目をそらす二人。
恐らく悪い事をしている自覚はあるのだろう……。
今までも二人が家に来た時あったけど、まさかその時も俺の下着とか持って行ってないよな?
あれ? 今思い返してみれば、歯ブラシとか下着が無いとか葉月さんとかに言われた事あったよな……。
いやぁ……まさか……なぁ? 俺の幼馴染たちが変態な訳がないんだよ。うん、多分恐らく……。
「もう一度聞くんだけど、その手に持っているのは何だ?」
『…………』
「いや、返事しろよ」
「――です」
夏葉がボソリと何かを呟いた。
「え? なんて? 聞こえなかったんだけど」
「真くんのパンツです!!!!
家に帰ってからこれの匂いを嗅いでオナニーするつもりでした!!!!」
「何でそんな変態的な事を堂々と言えるのかな? 俺は夏葉の頭が心配になってくるよ」
「そんなあたしの事で頭が一杯になるだなんて……」
俺の言葉をどう解釈したのかは知らないけど、夏葉は頬を赤らめて照れる素振りを見せる。
うん、バカなのかな? いや、馬鹿というよりも変態? こんな事実知りたくなかったんだけど。
未だに俺の言葉でトリップしている夏葉を放置して、もう一人の変態(未確定)に事情聴取。
「それで? 愛衣は何を持ってるのかな?」
「はい! 真が口を付けたコップです!
家に帰ってからこれをオカズにオナニーするつもりでした!!!!」
「もうお前ら何なんだよ!!!!」
夏葉と同じ様に変態である事を自白する愛衣に、俺は思わず大声でツッコんだ。
え? なんなのこいつら。マジで変態じゃん……。
これは今までのやつもこいつらの仕業だな?
「もしかして、今までも俺の家に来た時にこんな事をしてたりは……」
『…………』
二人はまたもや揃って目をそらす。
まるで自分は知りませんというように……。
「このド変態共がぁ!!!! 今まで葉月さんに色々聞かれたんだぞ!
下着が足りないとか歯ブラシが無いとか! それも全部お前らだったんだな!?」
『…………』
これだけ言っても二人は俺と目を合わせようとしない。
もうこれは確定じゃないか……。
「取り敢えず! 今までのは良いとして、今回のは返してもらおうか」
『いや!』
二人は小さな子供が駄々をこねるように言った。
「幼稚園児じゃねぇんだよ! さっさと返せ!」
「お願いします! もう、今までのパンツだと匂いが薄いんです!
今までのを返すから、今回のこれは譲ってください! お願いします!
何なら、あたしのパンツとブラジャーを渡すので!!!!!
これで交換してお互いのでオナニー……。ん? あれ? 最早これはセックスなのでは?」
夏葉が神妙な面持ちで、長ったらしく謎の理論を語りだす。
「取り敢えず、夏葉がどうしようもないド変態って事は分かった。
それとパンツとブラジャーは要らないし、お前の下着でオナったりもしない。
しかもそんなのセックスとは言わねぇ。だからさっさと返せド変態」
「もうっ! そんなに罵倒されたら、興奮しちゃうじゃん! またおまんこ濡れちゃうよ❤」
「あぁ、まさかのドMな面もございましたか……」
俺は夏葉の新たな性癖を見つけてしまい、現実から目をそらしたくなってしまう。
何かもう話してたら疲れてきたし、もう返してもらわなくても良いや……。
「はぁ……もう分かったから、返さなくて良いわ……」
「よっしゃぁぁぁぁぁぁあ! オカズゲットぉぉぉぉぉぉぉお!!!!」
「こいつ、もう手遅れっぽいな」
現実は残酷だった。
そして俺はもう一人の変態に目を向ける。
「愛衣」
「な、何かな?」
「取り敢えずコップ返してもらおうか?」
「い、嫌よ! あたしはもう、今日はこれでオナニーするって決めてるんだから!」
「お前も中々どうしようもない変態だな!」
まだ夏葉よりはマシだと期待してたけど、全くの無駄だったようだ。
「そ、そんなに大きな声で叫ばないでよ……」
「あぁ、すまん。びっくりしちまうよ――」
「興奮しちゃうから」
「お前もか! お前も夏葉と同等か! 何なんだよ!
俺の周りにはド変態しかしないのか!?」
俺は二人の手遅れなド変態共の前で頭を抱える。
「ド変態だなんて失礼な!」
「真、その言葉はあたし達を侮辱しているようなものよ」
「いや、誰が聞いてもド変態って答えると思うんだが……」
間違ってないよね? 合ってるよね?
「やれやれ、これだからニブチンな真くんは困るんだよ」
「ほんとにね……。いい? あたし達は、変態じゃないの」
ド変態二人が何やらほざいている。
変態じゃない訳がないだろ。何処からどう見たってド変態だよ。
てか、人のものを黙って持っていくのは犯罪だからな?
「ただ他の人よりちょっとだけ真くんへの愛情が深いだけなんだよ」
「そうよ。ちょっと行きすぎな時もあるかもしれないけど、それはただ真への愛情が深いからこそなのよ」
『ねー?』
ちょっと何言ってるか分かんない。
何かこの二人、愛情とかの言葉使えば許されるとか思ってないか?
まぁ悪い気はしない事もな――
いや、ダメだダメだ! あっぶねぇ! あとちょっとで許しちまう所だった。
体を重ねた後って事もあって、ちょっと色々とガードが緩くなってる気がするぞ。
目を覚ませ俺! 二人が異常で俺は通常。
「騙されねぇからな!? 愛とかで誤魔化そうとしても無駄だぞ!」
『ちっ』
「舌打ちが丸聞こえなんだよ!」
本気で誤魔化す気だったんだなこいつら……。
はぁ……でもこの感じだと、返してくれなさそうだしなぁ……。
仕方ない。本当は嫌だけど、今回だけは目を瞑ってやるか……。
「はぁ……もう、分かったよ。もう持って行けよ……」
『ほんとっ!?』
「でも今日で終わりだからな! もう次はないからな!?」
『よっしゃぁぁぁぁぁぁあ!』
俺の言葉を聞いて、二人は喜びの雄叫びを上げる。
こいつらマジでヤバい奴じゃねぇか……。
「じゃあ早速……」
「持って帰る物を決めないと……」
二人はブツブツ呟きながら動き出す。
「おい、次は無いって言っても、別に何でも持って行って良いとは言ってないぞ」
『え……?』
二人は絶望したような表情で、手に持っていた下着やらを取り落とす。
「その手に持ってたのは見逃すだけだ」
『そ、そんな……』
「え? もしかして、持って行けるだけ持って行こうとしてたのか……?」
俺が恐る恐る聞くと、二人は黙ってコクリと頷く。
嘘だろ……。どんな風に曲解すればそう受け止めれるんだ?
「だから大人しく手に持ってるので我慢しろ。
ていうか、我慢しろって言うのもおかしいんだけどな!」
『くっ……!』
二人は悔しそうに歯を食いしばり、落としてしまった下着を見つめる。
どうやらどれを選ぶか迷っているようだ。
てか何で俺が譲歩してるんだろうね。もう訳が分からないや。
「じゃあ、あたしはさっきまで真くんが履いてたパンツを……」
「ならあたしは、真が使ってる歯ブラシを……」
「いや、手に持ってたやつじゃないんかい! このツッコミがあってるかは知らないけどさ!」
最早俺は、自分で何を言ってるのかすら分かっていない。
まぁ良い……。今日は二人には色々としちまったからな……。
はぁ……明日からどうなるんだ? もう全く予想もできねぇよ……。
俺はまたもや頭を抱えて座り込んでしまう。
そして俺がそんな事をしている間に、二人は風呂場に行き、それぞれ持って帰ると言っていた物を片手に戻ってきた。
「これで……今日のオナニーが捗る……!
どうしよう! 真くん! あたし、もう興奮してきちゃった!」
「それを俺に言ってどうするつもりなんだ? 俺はどうもしねぇぞ?」
俺に言ってどうしたいんだろうか?
「真! この歯ブラシで、クリトリス擦っても良いんだよね!?
ビチャビチャになっても良いんだよね!?」
「うん、だから君達は俺にどう言って欲しいの?」
お前が歯ブラシをどう使おうと知ったこっちゃねぇよ。
てか愛衣さん、君は俺の歯ブラシでそんな事をしようとしてたのね……。
ちょっと引くわ……。
そんな俺の内心を知る事もなく、二人は満足げな笑みを浮かべて下着と歯ブラシをかばんに詰める。
俺の下着と歯ブラシよ……。何とか頑張ってくれ……。
俺は元自分の持ち物達に心の中で敬礼した。
そうして俺達はテスト勉強もままならず、時間も遅くなってきたので解散する事となった。
俺や夏葉はともかく、果たして愛衣はテストは大丈夫なんだろうか……。
俺は本来の目的を思い出し、愛衣の心配をするのだった……。
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