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ギルとユーリカ
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「ユーリカ……この前はごめんね……」
5日ぶりに姿を見せたユーリカが料理をつくる後ろ姿を眺めている。
キースさんを家に上げた件で、俺が悪いだけなのにギルは庇おうとしてくれたユーリカを怒鳴った。
「お前が謝る事じゃねぇよ。ギルがお前に過保護になる気持ちも少しはわかるしな」
ギルとユーリカは恋人同士で……なのに俺のせいで2人の時間は少ない。
ユーリカの隣りに並んで、料理するユーリカの手を眺める。
「ユーリカ……料理教えて欲しい」
この世界は料理と言っても焼くだけ、煮るだけ……だけど、だからこそなのか、細かい火加減だとか時間とかで味が左右されるらしい。
「どうした?俺の飯が嫌になったか?」
「違う、そんなことある訳無いでしょ?……お金を貯めて一人暮らし出来る様にしたいなって……」
「お前が?お子ちゃまが何を言い出すんだか……それにギルが許す訳ねぇだろ」
ユーリカは笑って味見用の小皿を差し出してくる。
「もう成人してるって言ったのユーリカじゃん……ギルだって本当はユーリカとの時間をもっと大切にしたいって思ってるはずでしょ?俺が一人でちゃんと出来るとこ見せられればギルだって……ん、美味しい」
ユーリカのご飯だけは美味しいと思う。
ユーリカがこない日の食事は罰ゲームの様だ。
「まぁ……お前が独り立ちしたいっていうなら応援はしてやりたいが……そこはちゃんとギルと話し合えよ?突然お前がいなくなったらギルが禿げちまう。あれで最近、抜け毛を気にしてんだ」
「……うん」
ギルの側で守られているのは居心地が良い。
だけどギルの『愛人』という立場が嫌だ。
大好きなユーリカに申し訳ない。
ギルはユーリカのものなのに……でもギルに否定してはいけないと言われているから曖昧に濁している。
本当は『ギルは一途でユーリカ一筋』なんだって教えてやりたい。
「そうだなぁ……お前が出て行く時はきっと結婚する時だろうな……しかもギルに認めてもらえる様な……八百屋のサリーみたいな……」
「サリーさんはもう結婚してて五人のお母さんでしょ……」
サリーさんは恰幅が良く、元武闘家の冒険者で性格も豪快な……女版ギル。
ギルの女装姿を想像して……結婚はしなくていいかなって思った。
「だからみたいなって言ったじゃねぇか、あれぐらい強くてお前を支えてくれる人だって事だよ」
ユーリカ……誰かに守られてるだけっていうのが心苦しいんだよ……。
俺がギルに甘え続けていると……迷惑がかかる人がいる。
「お?そろそろ帰ってくるな……ヒビキお皿を並べておいてくれるか?」
そういってユーリカは肉を保冷庫から取り出してフライパンに乗せた。
「……せめてユーリカが来れない日の食事の改善の為に覚えたい。ギルが買ってきてくれるパンは固いし、お肉も臭いし、スープは飲み込むのも大変なんだ……」
「はは……俺達にとってはそっちが普通なんだけどな……俺の飯はお前が食べやすい様にお前の為だけに作ってるからな」
ニッと笑われて髪をグシャグシャとかき回された。
嬉しそうなユーリカの笑顔に俺も笑顔になれた。
ーーーーーー
「ただいま……」
疲れた顔をしたギルが帰ってきた。
「「おかえり」」
「なんだ……来てたのか」
「なんだとは失礼だな。ヒビキに飯を作ってやらないとと思っただけだからな……そろそろ帰るわ」
ユーリカの顔を見て溜め息を吐いたギルの言葉にエプロンを外したユーリカの腕をギルが慌てて掴む。
「どうせこの後は暇なんだろ?ヒビキが寂しがる……一緒に食ってけ」
本当は嬉しいくせに、寂しいのはギルの方なのに……俺をダシに使う。
そんな事はユーリカもとっくにお見通しで、仕方ないなと言う顔をしながらも嬉しそうに食事をよそい始めた。
ユーリカの料理のおかげで……ユーリカがいてくれて久しぶりに和やかな食事になった。
「……で?お前は何でそんな死にそうなツラしてんだよ」
「あぁ……ちょっと困った事が起きててな……」
困った事……ギルドの皆はそんな雰囲気はなかったけど……。
「……例の吸血鬼か……」
「流石だな……混乱を避ける為に公表はしてないんだが……街中に広まるのも時間の問題か……」
吸血鬼……と言うとあの血を吸うって奴?
ギルの顔を見上げるとギルは少し迷ってから話を続けた。
「ここから遠いカルタスという国のギルドから回ってきた情報でな……全身の血を抜かれた冒険者の死体が見つかった……今までそんな話聞いた事もねぇ。新種の魔獣だとは思うが目撃者いねぇから人型なのか獣型なのか昆虫型か……わからねぇまま被害の件数だけが増えて行く……」
俺のイメージではマントを来た人型、もしくはでっかいコウモリだ。
「その被害がな……徐々にこの街へ近づいてきてるんだよ……いや、もう側の森に潜んでいる可能性だってある」
その対策を立てなければいけないらしい……ギルは頭使うの苦手だもんね。
普通の冒険者が手に負えないなら自分が突撃して行くタイプだ。
10年前もそうして……それで俺が拾われた。
「ギル……行くの?」
ギルは困った様に笑って俺の頭に手を乗せた。
自分が向かうのがギルに取って一番楽な解決策なのだろう。
そう出来ないのは……俺がいるから?
「ギル?俺は一人でも平気だよ。ちゃんとこの家を守って待ってる。ユーリカもいるし心配ないよ」
「ああ……そうだな……」
気の無い返事。
全然信用されてない。
「……お前を連れて行く訳にもいかねぇしな……」
「他にお願い出来る冒険者さんはいないの?」
「今はAランクの冒険者はこの街にはいねぇな……被害者の中にはAランクの冒険者もいるらしいからBランクの奴らじゃな……」
Aランクの冒険者が被害に……そんなに強い魔獣なのか。
改めて冒険者達が死と隣り合わせにいるもんなんだと思い知らされる。
そう言えば……ユーリカも昔は冒険者だって言ってた。
ギルとユーリカは何ランクだったんだろう?
聞いた事がなかったな。
「ユーリカも強いよね?ユーリカは何ランクだったの?」
「俺か?俺はBランクだったな。Aランクになると一般のクエストだけじゃなく国やギルドから面倒な依頼を押し付けられるからなぁ」
実力はAランクと言う事かな?
「こいつ今は腰を落ち着けてるけど、何か有るとすぐに依頼の声が掛かって出掛けてってたからな」
「おい!!余計な事を喋るな」
前はそうしていたのに今はそうしない……。
「俺の……せい?」
「違う違う。ヒビキのおかげだ。未知の怪物に向かってって帰って来れるのかどうか……不安に襲われながら待つ身になれってんだよ」
「うるせぇよ!!お前だって冒険者やってたんだ、いつ死んでも良いって覚悟の上だろうが!!」
この反応は……照れてる。
なんだかんだ言いながらラブラブな2人は、俺よりずっと大人なのに見ていて微笑ましい。
……でも、ユーリカの気持ちは分かる。
状況の見えない状態でいつ帰るか分からない人を待ち続けるのはツラい。
未知の吸血鬼……できるならギルには行かないでいて欲しい……でもそれはギルの仕事を邪魔する事になる。
ギルの服を掴んだ。
「ヒビキ?」
「行くなら……俺も連れて行って……」
待っているのは嫌いだ。
ユーリカは強いから不安と戦いながら待っていられるんだろうけど……俺は無理だ。
不安に待ち続けるなんて耐えられない……いっそ一緒に……。
「……ヒビキ」
ギルの手が頭を掻き混ぜた。
「行かねぇよ……そんな泣きそうなツラをするな。もう大人なんだろ?」
「いつもは子供扱いするくせに……」
都合良く大人にされたり、子供にされたり……ムッと口を結んだ。
5日ぶりに姿を見せたユーリカが料理をつくる後ろ姿を眺めている。
キースさんを家に上げた件で、俺が悪いだけなのにギルは庇おうとしてくれたユーリカを怒鳴った。
「お前が謝る事じゃねぇよ。ギルがお前に過保護になる気持ちも少しはわかるしな」
ギルとユーリカは恋人同士で……なのに俺のせいで2人の時間は少ない。
ユーリカの隣りに並んで、料理するユーリカの手を眺める。
「ユーリカ……料理教えて欲しい」
この世界は料理と言っても焼くだけ、煮るだけ……だけど、だからこそなのか、細かい火加減だとか時間とかで味が左右されるらしい。
「どうした?俺の飯が嫌になったか?」
「違う、そんなことある訳無いでしょ?……お金を貯めて一人暮らし出来る様にしたいなって……」
「お前が?お子ちゃまが何を言い出すんだか……それにギルが許す訳ねぇだろ」
ユーリカは笑って味見用の小皿を差し出してくる。
「もう成人してるって言ったのユーリカじゃん……ギルだって本当はユーリカとの時間をもっと大切にしたいって思ってるはずでしょ?俺が一人でちゃんと出来るとこ見せられればギルだって……ん、美味しい」
ユーリカのご飯だけは美味しいと思う。
ユーリカがこない日の食事は罰ゲームの様だ。
「まぁ……お前が独り立ちしたいっていうなら応援はしてやりたいが……そこはちゃんとギルと話し合えよ?突然お前がいなくなったらギルが禿げちまう。あれで最近、抜け毛を気にしてんだ」
「……うん」
ギルの側で守られているのは居心地が良い。
だけどギルの『愛人』という立場が嫌だ。
大好きなユーリカに申し訳ない。
ギルはユーリカのものなのに……でもギルに否定してはいけないと言われているから曖昧に濁している。
本当は『ギルは一途でユーリカ一筋』なんだって教えてやりたい。
「そうだなぁ……お前が出て行く時はきっと結婚する時だろうな……しかもギルに認めてもらえる様な……八百屋のサリーみたいな……」
「サリーさんはもう結婚してて五人のお母さんでしょ……」
サリーさんは恰幅が良く、元武闘家の冒険者で性格も豪快な……女版ギル。
ギルの女装姿を想像して……結婚はしなくていいかなって思った。
「だからみたいなって言ったじゃねぇか、あれぐらい強くてお前を支えてくれる人だって事だよ」
ユーリカ……誰かに守られてるだけっていうのが心苦しいんだよ……。
俺がギルに甘え続けていると……迷惑がかかる人がいる。
「お?そろそろ帰ってくるな……ヒビキお皿を並べておいてくれるか?」
そういってユーリカは肉を保冷庫から取り出してフライパンに乗せた。
「……せめてユーリカが来れない日の食事の改善の為に覚えたい。ギルが買ってきてくれるパンは固いし、お肉も臭いし、スープは飲み込むのも大変なんだ……」
「はは……俺達にとってはそっちが普通なんだけどな……俺の飯はお前が食べやすい様にお前の為だけに作ってるからな」
ニッと笑われて髪をグシャグシャとかき回された。
嬉しそうなユーリカの笑顔に俺も笑顔になれた。
ーーーーーー
「ただいま……」
疲れた顔をしたギルが帰ってきた。
「「おかえり」」
「なんだ……来てたのか」
「なんだとは失礼だな。ヒビキに飯を作ってやらないとと思っただけだからな……そろそろ帰るわ」
ユーリカの顔を見て溜め息を吐いたギルの言葉にエプロンを外したユーリカの腕をギルが慌てて掴む。
「どうせこの後は暇なんだろ?ヒビキが寂しがる……一緒に食ってけ」
本当は嬉しいくせに、寂しいのはギルの方なのに……俺をダシに使う。
そんな事はユーリカもとっくにお見通しで、仕方ないなと言う顔をしながらも嬉しそうに食事をよそい始めた。
ユーリカの料理のおかげで……ユーリカがいてくれて久しぶりに和やかな食事になった。
「……で?お前は何でそんな死にそうなツラしてんだよ」
「あぁ……ちょっと困った事が起きててな……」
困った事……ギルドの皆はそんな雰囲気はなかったけど……。
「……例の吸血鬼か……」
「流石だな……混乱を避ける為に公表はしてないんだが……街中に広まるのも時間の問題か……」
吸血鬼……と言うとあの血を吸うって奴?
ギルの顔を見上げるとギルは少し迷ってから話を続けた。
「ここから遠いカルタスという国のギルドから回ってきた情報でな……全身の血を抜かれた冒険者の死体が見つかった……今までそんな話聞いた事もねぇ。新種の魔獣だとは思うが目撃者いねぇから人型なのか獣型なのか昆虫型か……わからねぇまま被害の件数だけが増えて行く……」
俺のイメージではマントを来た人型、もしくはでっかいコウモリだ。
「その被害がな……徐々にこの街へ近づいてきてるんだよ……いや、もう側の森に潜んでいる可能性だってある」
その対策を立てなければいけないらしい……ギルは頭使うの苦手だもんね。
普通の冒険者が手に負えないなら自分が突撃して行くタイプだ。
10年前もそうして……それで俺が拾われた。
「ギル……行くの?」
ギルは困った様に笑って俺の頭に手を乗せた。
自分が向かうのがギルに取って一番楽な解決策なのだろう。
そう出来ないのは……俺がいるから?
「ギル?俺は一人でも平気だよ。ちゃんとこの家を守って待ってる。ユーリカもいるし心配ないよ」
「ああ……そうだな……」
気の無い返事。
全然信用されてない。
「……お前を連れて行く訳にもいかねぇしな……」
「他にお願い出来る冒険者さんはいないの?」
「今はAランクの冒険者はこの街にはいねぇな……被害者の中にはAランクの冒険者もいるらしいからBランクの奴らじゃな……」
Aランクの冒険者が被害に……そんなに強い魔獣なのか。
改めて冒険者達が死と隣り合わせにいるもんなんだと思い知らされる。
そう言えば……ユーリカも昔は冒険者だって言ってた。
ギルとユーリカは何ランクだったんだろう?
聞いた事がなかったな。
「ユーリカも強いよね?ユーリカは何ランクだったの?」
「俺か?俺はBランクだったな。Aランクになると一般のクエストだけじゃなく国やギルドから面倒な依頼を押し付けられるからなぁ」
実力はAランクと言う事かな?
「こいつ今は腰を落ち着けてるけど、何か有るとすぐに依頼の声が掛かって出掛けてってたからな」
「おい!!余計な事を喋るな」
前はそうしていたのに今はそうしない……。
「俺の……せい?」
「違う違う。ヒビキのおかげだ。未知の怪物に向かってって帰って来れるのかどうか……不安に襲われながら待つ身になれってんだよ」
「うるせぇよ!!お前だって冒険者やってたんだ、いつ死んでも良いって覚悟の上だろうが!!」
この反応は……照れてる。
なんだかんだ言いながらラブラブな2人は、俺よりずっと大人なのに見ていて微笑ましい。
……でも、ユーリカの気持ちは分かる。
状況の見えない状態でいつ帰るか分からない人を待ち続けるのはツラい。
未知の吸血鬼……できるならギルには行かないでいて欲しい……でもそれはギルの仕事を邪魔する事になる。
ギルの服を掴んだ。
「ヒビキ?」
「行くなら……俺も連れて行って……」
待っているのは嫌いだ。
ユーリカは強いから不安と戦いながら待っていられるんだろうけど……俺は無理だ。
不安に待ち続けるなんて耐えられない……いっそ一緒に……。
「……ヒビキ」
ギルの手が頭を掻き混ぜた。
「行かねぇよ……そんな泣きそうなツラをするな。もう大人なんだろ?」
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