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47話目 愛すべきギルド
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庭に馬と名付けられた翼竜が一匹寝そべっている。さすが竜種だな……俺がルーウェンだった頃から2人にこき使われていた馬だ。俺の事も何となく分かっているみたいで、昔の様に甘えてに鼻先を擦り付けてきた。
「はははっ!!馬も怯えてるな!!さっそく服従の仕草をしてるぞ!!」
え?怯えられていたのか?2人ないつ連れ回されても良いように魔力の補給をしてやっていたから懐かれていると思っていたのに……ちょっと悲しいな。
「……ルディは魔神族じゃありませんからね」
まだ完全にマサカズを信用した訳ではないらしいリオル様はマサカズと俺の間にそれとなく割って入ってきている。
「分かったって言ってんだろうが……いつまでも根に持ってしつこいのは嫌われるぞ」
「まあまあカズ君もリオルも落ち着いて……これでようやく私とカズ君の旅も終わるんだもの。もっと喜ばなくちゃ」
「旅が終わるって?」
放浪癖な2人が一処に落ち着くと?
「そうだな。なんか新しいトリックダンジョンも出来たんだろ?配信見てたぞ!!曰く付きだらけの配信だったがな!!」
なるほど……トリックダンジョン狙いか。
これは、俺がカメラ操作して姿を消してたのも気づいてるな。
「ダンジョンコアは壊さないでくださいよ?これから王都の大きな収入源になると期待されているんですから」
トリックダンジョン化して、低層ならランクの低い冒険者でも攻略可能という事までは調査がなされている。これから全冒険者へ向けて開放されれば、王都は一攫千金狙いの冒険者で賑わう事だろう。
「分かってるって、心配すんな。ちょっとダンジョンに餌をくれてやるぐらいだ」
攻略されればされるほど知恵をつけてくるのがトリックダンジョンだ……あんまりダンジョンのレベルを上げてやるなよ。マサカズがやられてダンジョンに取り込まれたら、一発で誰も攻略出来ないダンジョンの出来上がりだな。もちろんそんな事はあり得ないだろうが。
「もう魔神目撃の噂を聞く度にカズ君に連れ回されることも無くなるのねぇ。ユマちゃんのスイーツ配信を見る度に羨ましいと思ってたの。私達もこれからは家にいるからいつでも遊びにきてね」
やる気に燃えるマサカズは放置して、リナは俺とリオル様に向けて静かに微笑んだ。
「勇者様は魔神の噂を追っていたんですか?なんで……魔神の最後を見届けたのは勇者様でしょうに」
「ふふふ……何でかしらね。カズ君なりの親心なんじゃない」
魔神を探し出す事が親心?
「今日は楽しかったわ。ギルドのメンバーの皆さんが心配しているとギュンダーさんからすごく慌てた電話があったわ。早く帰ってあげて……あ、ギュンダーさんの事は怒らないであげてね。こうしてルディ君と出会えたのだって彼のおかげなんだから」
「俺は会わせたくなかったです……」
面白くなさそうに顔を背けたリオル様を見てリナは楽しそうに笑った。
ーーーーーー
拠点に戻るなりギュンダーに土下座をされた。
別に俺もリオル様もギュンダーを責めるつもりはなかったんだけど、ギルド内の機密をリオル様の家族といえど外部に漏らした罰はしっかり受けたいと、自らギルドからの脱退の申し出があった。
それは俺たちが戻る前に話し合っていたようで、他のメンバー達は驚く事もなく受け入れている。元々ギュンダーはそろそろ引退という噂を聞いていたから、本人が辞めたいというなら俺は責める事も引き止める事もせずにリオル様の指示に従うだけ。
「幸いにもルディに怪我はなかった。しかしギルドを危険に晒したのは事実……」
みんなで応急手当てはしてくれたみたいだが、ロビーと中庭の間の壁には俺が開けた大穴がまだ開いていて冷たい隙間風が吹き込んできている。
「今までご苦労だったな。これからはゆっくり休んでくれ」
「はい、今までありがとうございました」
規約違反の罪を咎める形になってしまったが、実質は円満な脱退。誰も歪みあってはいない。
お金の話や書類上の細かい話になってきたのであとは長であるリオル様と財布を握っているフィラノーラと当人の話になので集まっていたメンバー達も徐々に席を外していくので……邪魔しないように静かに壁の修復しとこ。
木材を取り出して壁の穴を塞いでいく……一部だけ真新しくなってしまい目立ってしまう。ふむ、一面丸ごと変えてしまうか。
「ルディくん……視界の端で大魔法をさりげなく使うのやめてくれますか?落ち着かない」
書類に必要事項を書き込んでいたフィラノーラから苦情が……いつも以上に気を使いながら静かにやっていたのに。
「いやほら、風で書類が飛んでしまっては悪いじゃやないですか。自分の開けた穴ですし自分で塞がないと」
手が止まっている今のうちにと壁の修復を済ませてしまう。クリエイトの魔法の使用が増えたおかげか最近速さも上がってきた。
「はあ……リオル、ちゃんと彼自身も自重するように言い聞かせてくれよ」
ため息には諦めの色が……自重、これ以上ないほど自重していると思うんだが?
「儂が言うのもなんだが、あの勇者様の攻撃を防いだんだ。この先何があっても彼に敵はいないだろ。国にバレたとてもう彼を囲い込み利用出来るとは誰も思わんだろう……勇者様と聖女様に誰も手を出せなかったように……」
「そうだとしても波風は立たない方がいいですよ。はい叔父上、これがギルドからの労い金です。これからはハーネル達の屋敷に住む事になりますかね?部屋の私物はどうしますか?」
「ああ、大したもんはないから処分してもらって構わんよ」
「じゃあ叔父上が出て行かれた後の部屋にはルディ君に移動してきてもらおうかな」
唐突に自分の名前が出されて、夕飯の仕込みに行こうと階段に向かっていた足を止めた。
ギュンダーの部屋といえば……リオル様の隣の部屋じゃないか!!リオル様を守るように奥をフィラノーラ、手前をギュンダーで固められていたが、その部屋を俺に……!?
手すりにかけていた手に力が籠ってしまう。
「別に空き部屋のままでいいんじゃないか?ルディだって今の部屋の方が落ち着くだろう」
そんな事ありません!!リオル様のお側以上に落ち着く場所なんてない!!でもでもリオル様が必要ないと言うなら無理にとは……何枚床と天井を隔てようとリオル様を感じることはできる。
「ギルドマスターのお前に何かあっては大変だ。その時一番最適の警備を敷くのは当たり前のこと……ルディくんはリオルの部屋の隣に移れるのは嬉しいよね?」
「はい!!とても嬉しいです!!」
我慢我慢と思っていたけどフィラノーラに話を振られて、我慢できずに期待が溢れ出した。隣の部屋に移動できたらリオル様に何かあれば一番に駆けつけられるし、お飲み物だっておやつだって差し入れしやすい。用なく2階で足を向けるのすら恐れ多いと我慢してきたんだ。
「だよね?そんな拠点を、ギルドを出て行きたいとは思わないよね?ギルド自体が解散なんてとんでもないよね」
「当然です!!出て行きたいなんて微塵も思いません!!銀月の迷い猫を守るためならなんでもします!!」
「叔父上は直接ルディくんと関わっていなかったので心配もなされていたようですが、ルディくんはこのように我々『銀月の迷い猫』をとても愛してくれています。どうか安心して……孫達との時間をお過ごしください」
「そうじゃな、誰の手にも負えないかもしれぬと心配していたが……案外扱いやすかったのかもしれないな。それはそれで心配だが……ルディ君あらためて、申し訳ないことをした。これからの銀月の迷い猫を、リオル様の事をよろしく頼む」
俺は野生動物か何かか?
ギュンダーから差し伸べられた手を軽く握り返した。
「ギュンダーさんだっていつまでも仲間ですからね。何か困ったことがあったらいつでもお手伝いしますよ」
リオル様が望む範囲でなら。
こうして晴れ晴れとした笑顔でギュンダーはギルドを去っていった。
握手を交わした後から孫自慢を散々聞かされ、リオル様とフィラノーラはうんざりと言った顔をしていたが、俺にとってそれは大いに同意できるものだった。俺も幼き日のリオル様自慢でお返ししたいのをグッと我慢の時間であった。
「はははっ!!馬も怯えてるな!!さっそく服従の仕草をしてるぞ!!」
え?怯えられていたのか?2人ないつ連れ回されても良いように魔力の補給をしてやっていたから懐かれていると思っていたのに……ちょっと悲しいな。
「……ルディは魔神族じゃありませんからね」
まだ完全にマサカズを信用した訳ではないらしいリオル様はマサカズと俺の間にそれとなく割って入ってきている。
「分かったって言ってんだろうが……いつまでも根に持ってしつこいのは嫌われるぞ」
「まあまあカズ君もリオルも落ち着いて……これでようやく私とカズ君の旅も終わるんだもの。もっと喜ばなくちゃ」
「旅が終わるって?」
放浪癖な2人が一処に落ち着くと?
「そうだな。なんか新しいトリックダンジョンも出来たんだろ?配信見てたぞ!!曰く付きだらけの配信だったがな!!」
なるほど……トリックダンジョン狙いか。
これは、俺がカメラ操作して姿を消してたのも気づいてるな。
「ダンジョンコアは壊さないでくださいよ?これから王都の大きな収入源になると期待されているんですから」
トリックダンジョン化して、低層ならランクの低い冒険者でも攻略可能という事までは調査がなされている。これから全冒険者へ向けて開放されれば、王都は一攫千金狙いの冒険者で賑わう事だろう。
「分かってるって、心配すんな。ちょっとダンジョンに餌をくれてやるぐらいだ」
攻略されればされるほど知恵をつけてくるのがトリックダンジョンだ……あんまりダンジョンのレベルを上げてやるなよ。マサカズがやられてダンジョンに取り込まれたら、一発で誰も攻略出来ないダンジョンの出来上がりだな。もちろんそんな事はあり得ないだろうが。
「もう魔神目撃の噂を聞く度にカズ君に連れ回されることも無くなるのねぇ。ユマちゃんのスイーツ配信を見る度に羨ましいと思ってたの。私達もこれからは家にいるからいつでも遊びにきてね」
やる気に燃えるマサカズは放置して、リナは俺とリオル様に向けて静かに微笑んだ。
「勇者様は魔神の噂を追っていたんですか?なんで……魔神の最後を見届けたのは勇者様でしょうに」
「ふふふ……何でかしらね。カズ君なりの親心なんじゃない」
魔神を探し出す事が親心?
「今日は楽しかったわ。ギルドのメンバーの皆さんが心配しているとギュンダーさんからすごく慌てた電話があったわ。早く帰ってあげて……あ、ギュンダーさんの事は怒らないであげてね。こうしてルディ君と出会えたのだって彼のおかげなんだから」
「俺は会わせたくなかったです……」
面白くなさそうに顔を背けたリオル様を見てリナは楽しそうに笑った。
ーーーーーー
拠点に戻るなりギュンダーに土下座をされた。
別に俺もリオル様もギュンダーを責めるつもりはなかったんだけど、ギルド内の機密をリオル様の家族といえど外部に漏らした罰はしっかり受けたいと、自らギルドからの脱退の申し出があった。
それは俺たちが戻る前に話し合っていたようで、他のメンバー達は驚く事もなく受け入れている。元々ギュンダーはそろそろ引退という噂を聞いていたから、本人が辞めたいというなら俺は責める事も引き止める事もせずにリオル様の指示に従うだけ。
「幸いにもルディに怪我はなかった。しかしギルドを危険に晒したのは事実……」
みんなで応急手当てはしてくれたみたいだが、ロビーと中庭の間の壁には俺が開けた大穴がまだ開いていて冷たい隙間風が吹き込んできている。
「今までご苦労だったな。これからはゆっくり休んでくれ」
「はい、今までありがとうございました」
規約違反の罪を咎める形になってしまったが、実質は円満な脱退。誰も歪みあってはいない。
お金の話や書類上の細かい話になってきたのであとは長であるリオル様と財布を握っているフィラノーラと当人の話になので集まっていたメンバー達も徐々に席を外していくので……邪魔しないように静かに壁の修復しとこ。
木材を取り出して壁の穴を塞いでいく……一部だけ真新しくなってしまい目立ってしまう。ふむ、一面丸ごと変えてしまうか。
「ルディくん……視界の端で大魔法をさりげなく使うのやめてくれますか?落ち着かない」
書類に必要事項を書き込んでいたフィラノーラから苦情が……いつも以上に気を使いながら静かにやっていたのに。
「いやほら、風で書類が飛んでしまっては悪いじゃやないですか。自分の開けた穴ですし自分で塞がないと」
手が止まっている今のうちにと壁の修復を済ませてしまう。クリエイトの魔法の使用が増えたおかげか最近速さも上がってきた。
「はあ……リオル、ちゃんと彼自身も自重するように言い聞かせてくれよ」
ため息には諦めの色が……自重、これ以上ないほど自重していると思うんだが?
「儂が言うのもなんだが、あの勇者様の攻撃を防いだんだ。この先何があっても彼に敵はいないだろ。国にバレたとてもう彼を囲い込み利用出来るとは誰も思わんだろう……勇者様と聖女様に誰も手を出せなかったように……」
「そうだとしても波風は立たない方がいいですよ。はい叔父上、これがギルドからの労い金です。これからはハーネル達の屋敷に住む事になりますかね?部屋の私物はどうしますか?」
「ああ、大したもんはないから処分してもらって構わんよ」
「じゃあ叔父上が出て行かれた後の部屋にはルディ君に移動してきてもらおうかな」
唐突に自分の名前が出されて、夕飯の仕込みに行こうと階段に向かっていた足を止めた。
ギュンダーの部屋といえば……リオル様の隣の部屋じゃないか!!リオル様を守るように奥をフィラノーラ、手前をギュンダーで固められていたが、その部屋を俺に……!?
手すりにかけていた手に力が籠ってしまう。
「別に空き部屋のままでいいんじゃないか?ルディだって今の部屋の方が落ち着くだろう」
そんな事ありません!!リオル様のお側以上に落ち着く場所なんてない!!でもでもリオル様が必要ないと言うなら無理にとは……何枚床と天井を隔てようとリオル様を感じることはできる。
「ギルドマスターのお前に何かあっては大変だ。その時一番最適の警備を敷くのは当たり前のこと……ルディくんはリオルの部屋の隣に移れるのは嬉しいよね?」
「はい!!とても嬉しいです!!」
我慢我慢と思っていたけどフィラノーラに話を振られて、我慢できずに期待が溢れ出した。隣の部屋に移動できたらリオル様に何かあれば一番に駆けつけられるし、お飲み物だっておやつだって差し入れしやすい。用なく2階で足を向けるのすら恐れ多いと我慢してきたんだ。
「だよね?そんな拠点を、ギルドを出て行きたいとは思わないよね?ギルド自体が解散なんてとんでもないよね」
「当然です!!出て行きたいなんて微塵も思いません!!銀月の迷い猫を守るためならなんでもします!!」
「叔父上は直接ルディくんと関わっていなかったので心配もなされていたようですが、ルディくんはこのように我々『銀月の迷い猫』をとても愛してくれています。どうか安心して……孫達との時間をお過ごしください」
「そうじゃな、誰の手にも負えないかもしれぬと心配していたが……案外扱いやすかったのかもしれないな。それはそれで心配だが……ルディ君あらためて、申し訳ないことをした。これからの銀月の迷い猫を、リオル様の事をよろしく頼む」
俺は野生動物か何かか?
ギュンダーから差し伸べられた手を軽く握り返した。
「ギュンダーさんだっていつまでも仲間ですからね。何か困ったことがあったらいつでもお手伝いしますよ」
リオル様が望む範囲でなら。
こうして晴れ晴れとした笑顔でギュンダーはギルドを去っていった。
握手を交わした後から孫自慢を散々聞かされ、リオル様とフィラノーラはうんざりと言った顔をしていたが、俺にとってそれは大いに同意できるものだった。俺も幼き日のリオル様自慢でお返ししたいのをグッと我慢の時間であった。
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