11 / 27
俺の話
外堀を埋めてじわじわと
しおりを挟む
「ん……ぅん……」
頬に触れる何かが擽ったくて目を覚ますと……隣で寝ている都居くんが俺の頬をつついている。
「おはよう……寝かせておいてあげたかったけど……隣で眠る山川の寝顔見てたら幸せ過ぎてつついちゃった」
蕩ける様な笑顔を朝から向けられて、昨夜の出来事がフラッシュバックして布団の中に隠れた。
「お……おはよ……」
「もぉ!!山川可愛すぎる!!こんな幸せな朝初めてだよ!!学校……行きたく無いなぁ……」
布団を剥ぎ取られギュ~ッと抱き締められた。困るぐらいキスの雨が降ってくる。
酔ってなくてもキス魔だ。
「駄目だよ。学校はちゃんと行かないと……卒業出来なくなったら、俺のせいみたいで困る……」
しばらくたって……お腹が訴えを上げ、ようやく都居くんから解放された。
ーーーーーー
「ごめん、時間無いからお昼と晩御飯用意出来なかったけど、ちゃんと食べてね」
「大丈夫だって……子供じゃ無いんだから」
「菓子パン一個とか駄目だからね!!」
「……気をつける」
「山川……」
「ちゃんと食べるから!!ほら!!いってらっしゃい!!」
都居くんを押し出して、溜め息ついた。
都居くんは俺を甘やかし過ぎる。
お母さんか?
『ピンポーン』
インターフォンが鳴って、都居くんが忘れ物をしたのかと思ったら小包だった。
差出人は母さん……でも何故に都居くん宛?
俺の母さんからだけど、俺が開けていいものか迷って電話した。
「母さん?なんか小包届いた」
『もう届いたん?都居くんは?』
「都居くんは学校。何で都居くん宛なん?」
『この前、野菜とかいろいろ送ったやろ?都居くんからお礼の電話もらったんよ。もぉ~都居くん凄い良い子でびっくりしたんちゃ。声も良い声しとるしお母さん、年甲斐もなくドキドキしたわ』
都居くん……いつの間に。
母親が陥落されてる。
『都居くんみたいな出来た息子が欲しいわ~』
「それ、実の息子に言う?」
『ははっ!!太一には太一の良さがあるっちゃ、バカな子ほど可愛いもんやし』
「……フォローになっとらんし……」
『あんたの栄養管理もしてくれとるみたいやし……安心してあんたを任せられるわ……』
弾んでいた声が一転して、真剣な母の声。
母さん……ごめん。
都居くんと……そういう関係になった事は言い出せなかった。
『都居くんの声は顔も良いと思うんよ……今度写真も送りよな』
「……母さん」
真面目な雰囲気は何処へやら、はしゃいだ母の声に呆れながら、また今度と電話を切った。
こうやって女の人を落としてったんだな……。
都居くんのタラシめ。
ーーーーーー
『都居 礼雅様』
「とい れい……が?」
そういえば都居くんの名前知らなかった。
都居くんは俺の名前を知ってたのに……都居くんは都居くんで……あえて名前を聞こうとしてなかった。
不動産屋行って契約の書き換えの時にも書いてあっただろうが見てなかった。
あ!!もうこんな時間!!
お昼ちゃんと食べないと都居くんに怒られる。
冷蔵庫を開けて見るけど……俺には扱えなそうな調味料がいっぱいだった。
食べに行っちゃおうか……無駄遣いかな?
でも自分で作るより安いかも……。
着替えて外へ出ると牛丼屋に向かった。
……前も特別美味しいと思って食べてた訳じゃ無いけど、都居くんの料理で舌が肥えてしまった。
牛丼を惰性でかきこむとスーパーへ向かう。
予定していたバイトの面接も辞退の電話を入れたし、時間はあるので夕食を用意して待ってみようと思う。
都居くんみたいな料理は出来ないけどカレーぐらいなら……ルーあるし。
こ……恋人になるなら頼りきってちゃダメだもんな。ちゃんと二人で支え合う関係にならないと……俺はタヌキとか、ペットになりたい訳じゃ無いもん。
カレーの材料を買って家に帰ると早速キッチンに立つ。
ピーラー……無いし……。
プロは使わないのか?
悪戦苦闘しながら何とかジャガイモの皮が剥けた。人参、玉ねぎ、牛肉……箱に書いてある材料を用意してフライパンで炒めた。
鍋で煮てルーを入れて……出来た。
特に感動も無い。
誰が作っても同じ味だろう。
都居くんは……どんな反応をするだろうか?
レトルトのカレーなんてきっと食べないよな。
ソファーに横になって……クッションを抱き締めた。茶色と黒のストライプの楕円形クッションからは、都居くんの……匂い。
都居くん……早く帰って来ないかな……早く……会いたい。
ーーーーーー
カシャカシャと音が聞こえて目を開ける……寝ちゃってたのか。
「……都居くん……何してんの?」
「そのクッション抱いて寝てる姿が、尻尾を抱いて寝てるみたいでつい……」
「……消去して」
涎とか出て無かっただろうか?
慌てて口許を確認した。
「ねぇ、カレーの匂いがするんだけど……」
「……夕飯に……どうかと思って……」
「山川が作ってくれたの!?山川の手料理!!今食べたい!!」
都居くんはバタバタとキッチンに向かい鍋を見ている。
「いや、ルー入れただけだし……都居くんに出すのは恥ずかしいけど……」
作ってみたけど……プロ級の人に出すのはやっぱり恥ずかしいな。
「ねぇ山川、俺の料理ってお店で出てくるものみたいでしょ」
「?うん……プロだよね」
「お母さんは?プロじゃ無いよね?でもお母さんのごはんって美味しいよね……そう言う事だよ」
???
よく分かんないけど……喜んでくれてるから良いかな……。
「あ……ごはん炊いてない……」
ーーーーーー
「そういえば、母さんから都居くん宛に荷物が届いてる」
都居くんが箱を開けると、不格好な野菜達が入っている。
「またいっぱい送って来たなぁ……」
電話のあの様子から、張り切って詰めたんだろう……。
「都居くん、母さんに電話してたんだね……知らなかった」
「美味しい野菜を頂いたからね」
「家で食べる分だけの素人だからそんなに良い野菜じゃないよ?スーパーで売ってるのより人参とか人参臭いし……」
「うん。野菜本来の味が濃いよね……良い野菜だと思うよ」
野菜本来の味……なるほど。
そう言う言い回しをすれば良いのか。
「お母さんも山川のお母さんって感じだよね。電話口で凄いテンパっててさ……親子だよね」
「…………テンパん無いよ」
都居くんは嬉しそうに野菜を確認してる。
その写真を送ったらきっと母さんは喜ぶだろうけど……当分写メは止めておこう。
炊飯器がご飯の炊き上がりを告げた。
頬に触れる何かが擽ったくて目を覚ますと……隣で寝ている都居くんが俺の頬をつついている。
「おはよう……寝かせておいてあげたかったけど……隣で眠る山川の寝顔見てたら幸せ過ぎてつついちゃった」
蕩ける様な笑顔を朝から向けられて、昨夜の出来事がフラッシュバックして布団の中に隠れた。
「お……おはよ……」
「もぉ!!山川可愛すぎる!!こんな幸せな朝初めてだよ!!学校……行きたく無いなぁ……」
布団を剥ぎ取られギュ~ッと抱き締められた。困るぐらいキスの雨が降ってくる。
酔ってなくてもキス魔だ。
「駄目だよ。学校はちゃんと行かないと……卒業出来なくなったら、俺のせいみたいで困る……」
しばらくたって……お腹が訴えを上げ、ようやく都居くんから解放された。
ーーーーーー
「ごめん、時間無いからお昼と晩御飯用意出来なかったけど、ちゃんと食べてね」
「大丈夫だって……子供じゃ無いんだから」
「菓子パン一個とか駄目だからね!!」
「……気をつける」
「山川……」
「ちゃんと食べるから!!ほら!!いってらっしゃい!!」
都居くんを押し出して、溜め息ついた。
都居くんは俺を甘やかし過ぎる。
お母さんか?
『ピンポーン』
インターフォンが鳴って、都居くんが忘れ物をしたのかと思ったら小包だった。
差出人は母さん……でも何故に都居くん宛?
俺の母さんからだけど、俺が開けていいものか迷って電話した。
「母さん?なんか小包届いた」
『もう届いたん?都居くんは?』
「都居くんは学校。何で都居くん宛なん?」
『この前、野菜とかいろいろ送ったやろ?都居くんからお礼の電話もらったんよ。もぉ~都居くん凄い良い子でびっくりしたんちゃ。声も良い声しとるしお母さん、年甲斐もなくドキドキしたわ』
都居くん……いつの間に。
母親が陥落されてる。
『都居くんみたいな出来た息子が欲しいわ~』
「それ、実の息子に言う?」
『ははっ!!太一には太一の良さがあるっちゃ、バカな子ほど可愛いもんやし』
「……フォローになっとらんし……」
『あんたの栄養管理もしてくれとるみたいやし……安心してあんたを任せられるわ……』
弾んでいた声が一転して、真剣な母の声。
母さん……ごめん。
都居くんと……そういう関係になった事は言い出せなかった。
『都居くんの声は顔も良いと思うんよ……今度写真も送りよな』
「……母さん」
真面目な雰囲気は何処へやら、はしゃいだ母の声に呆れながら、また今度と電話を切った。
こうやって女の人を落としてったんだな……。
都居くんのタラシめ。
ーーーーーー
『都居 礼雅様』
「とい れい……が?」
そういえば都居くんの名前知らなかった。
都居くんは俺の名前を知ってたのに……都居くんは都居くんで……あえて名前を聞こうとしてなかった。
不動産屋行って契約の書き換えの時にも書いてあっただろうが見てなかった。
あ!!もうこんな時間!!
お昼ちゃんと食べないと都居くんに怒られる。
冷蔵庫を開けて見るけど……俺には扱えなそうな調味料がいっぱいだった。
食べに行っちゃおうか……無駄遣いかな?
でも自分で作るより安いかも……。
着替えて外へ出ると牛丼屋に向かった。
……前も特別美味しいと思って食べてた訳じゃ無いけど、都居くんの料理で舌が肥えてしまった。
牛丼を惰性でかきこむとスーパーへ向かう。
予定していたバイトの面接も辞退の電話を入れたし、時間はあるので夕食を用意して待ってみようと思う。
都居くんみたいな料理は出来ないけどカレーぐらいなら……ルーあるし。
こ……恋人になるなら頼りきってちゃダメだもんな。ちゃんと二人で支え合う関係にならないと……俺はタヌキとか、ペットになりたい訳じゃ無いもん。
カレーの材料を買って家に帰ると早速キッチンに立つ。
ピーラー……無いし……。
プロは使わないのか?
悪戦苦闘しながら何とかジャガイモの皮が剥けた。人参、玉ねぎ、牛肉……箱に書いてある材料を用意してフライパンで炒めた。
鍋で煮てルーを入れて……出来た。
特に感動も無い。
誰が作っても同じ味だろう。
都居くんは……どんな反応をするだろうか?
レトルトのカレーなんてきっと食べないよな。
ソファーに横になって……クッションを抱き締めた。茶色と黒のストライプの楕円形クッションからは、都居くんの……匂い。
都居くん……早く帰って来ないかな……早く……会いたい。
ーーーーーー
カシャカシャと音が聞こえて目を開ける……寝ちゃってたのか。
「……都居くん……何してんの?」
「そのクッション抱いて寝てる姿が、尻尾を抱いて寝てるみたいでつい……」
「……消去して」
涎とか出て無かっただろうか?
慌てて口許を確認した。
「ねぇ、カレーの匂いがするんだけど……」
「……夕飯に……どうかと思って……」
「山川が作ってくれたの!?山川の手料理!!今食べたい!!」
都居くんはバタバタとキッチンに向かい鍋を見ている。
「いや、ルー入れただけだし……都居くんに出すのは恥ずかしいけど……」
作ってみたけど……プロ級の人に出すのはやっぱり恥ずかしいな。
「ねぇ山川、俺の料理ってお店で出てくるものみたいでしょ」
「?うん……プロだよね」
「お母さんは?プロじゃ無いよね?でもお母さんのごはんって美味しいよね……そう言う事だよ」
???
よく分かんないけど……喜んでくれてるから良いかな……。
「あ……ごはん炊いてない……」
ーーーーーー
「そういえば、母さんから都居くん宛に荷物が届いてる」
都居くんが箱を開けると、不格好な野菜達が入っている。
「またいっぱい送って来たなぁ……」
電話のあの様子から、張り切って詰めたんだろう……。
「都居くん、母さんに電話してたんだね……知らなかった」
「美味しい野菜を頂いたからね」
「家で食べる分だけの素人だからそんなに良い野菜じゃないよ?スーパーで売ってるのより人参とか人参臭いし……」
「うん。野菜本来の味が濃いよね……良い野菜だと思うよ」
野菜本来の味……なるほど。
そう言う言い回しをすれば良いのか。
「お母さんも山川のお母さんって感じだよね。電話口で凄いテンパっててさ……親子だよね」
「…………テンパん無いよ」
都居くんは嬉しそうに野菜を確認してる。
その写真を送ったらきっと母さんは喜ぶだろうけど……当分写メは止めておこう。
炊飯器がご飯の炊き上がりを告げた。
61
あなたにおすすめの小説
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
信じて送り出した養い子が、魔王の首を手柄に俺へ迫ってくるんだが……
鳥羽ミワ
BL
ミルはとある貴族の家で使用人として働いていた。そこの末息子・レオンは、不吉な赤目や強い黒魔力を持つことで忌み嫌われている。それを見かねたミルは、レオンを離れへ隔離するという名目で、彼の面倒を見ていた。
そんなある日、魔王復活の知らせが届く。レオンは勇者候補として戦地へ向かうこととなった。心配でたまらないミルだが、レオンはあっさり魔王を討ち取った。
これでレオンの将来は安泰だ! と喜んだのも束の間、レオンはミルに求婚する。
「俺はずっと、ミルのことが好きだった」
そんなこと聞いてないが!? だけどうるうるの瞳(※ミル視点)で迫るレオンを、ミルは拒み切れなくて……。
お人よしでほだされやすい鈍感使用人と、彼をずっと恋い慕い続けた令息。長年の執着の粘り勝ちを見届けろ!
※エブリスタ様、カクヨム様、pixiv様にも掲載しています
平凡な俺が完璧なお兄様に執着されてます
クズねこ
BL
いつもは目も合わせてくれないのにある時だけ異様に甘えてくるお兄様と義理の弟の話。
『次期公爵家当主』『皇太子様の右腕』そんなふうに言われているのは俺の義理のお兄様である。
何をするにも完璧で、なんでも片手間にやってしまうそんなお兄様に執着されるお話。
BLでヤンデレものです。
第13回BL大賞に応募中です。ぜひ、応援よろしくお願いします!
週一 更新予定
ときどきプラスで更新します!
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
幼馴染みのハイスペックαから離れようとしたら、Ωに転化するほどの愛を示されたβの話。
叶崎みお
BL
平凡なβに生まれた千秋には、顔も頭も運動神経もいいハイスペックなαの幼馴染みがいる。
幼馴染みというだけでその隣にいるのがいたたまれなくなり、距離をとろうとするのだが、完璧なαとして周りから期待を集める幼馴染みαは「失敗できないから練習に付き合って」と千秋を頼ってきた。
大事な幼馴染みの願いならと了承すれば、「まずキスの練習がしたい」と言い出して──。
幼馴染みαの執着により、βから転化し後天性Ωになる話です。両片想いのハピエンです。
他サイト様にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる