ネコと勇者と魔物の事情~ペットはじめました by勇者~

東風 晶子

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番外編:雪の夜に

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 雪の日はあまり好きではない。
 空から降り注ぐ雪を眺めて、嘆息する。
 冷気も寒さも何ら問題ないが、その感覚が連れてくる記憶が胸をふさぐ。

「こりゃ今夜は積もるな……」

 窓を仰いだ口からこぼれた自身の声に、アイシャは軽く目を瞠る。
 随分と沈んだ、自分らしくない声。

「どうされました?」

 聞きとがめた部下がアイシャに尋ねる。黒髪の短髪、体格の良い偉丈夫だ。そのヘイゼルの双眸が、不思議そうな色を宿している。

「あーいや別に……なんかおかしかったか?」
「いえ、そういうわけではありませんが。お疲れではと」

 部下の返事に、アイシャはかくかくと頷いた。

「ああ、そうかも。疲れ……てはいるな。こう毎日毎日エルさまの部屋をノックしまくってるとだな」

 城主のエルは、研究と称して部屋にこもったまま出てこない。一体何の研究をしているのかアイシャには皆目見当がつかないだけに、苛立ちもある。

「まあ飯食ってるんなら別にいいんだけどよ……」

 まるで母親のような心配をするアイシャに、部下が忍び笑いを漏らす。

「ノル、てめぇ他人事だと思って」

 城主の体調だ。他人事で済まされるはずがない、とアイシャは思っている。それは確かにそうなのだが、城の四天王であるアイシャの最大の心配ごとがそれだと思うと、笑ってしまうのも仕方なかった。

「申し訳ありません、つい……」

 謝罪しつつもまだ笑っている部下に、アイシャは鼻を鳴らすと手元の紙束に視線を落とす。

「いつまで笑ってんだ、仕事するぞ仕事」

 不機嫌に紙を指で弾けば、部下は笑いをようやく納め、顔を上げる。

「ヴォルグ様、そちらは私が致します。たまには気晴らしでもされてきてはいかがですか?」

 部下の申し出にアイシャは軽く瞬く。
 気晴らし、と考えて思い浮かぶことはそう多くない。ただこれから夜に向けて荒れていくだろう天気を思うと、どれも気晴らしにならない気がした。

「いや、いい。この雪だし……」

 そこまで返して、ふと脳裏に閃く。雪ならではの「気晴らし」。多少手間はかかるが、それすらも気晴らしになるだろう。
 手元の紙束に視線を走らせ、必要な時間と段取りを考える。

「……そうだな、たまには悪くねぇか。ちょっと出てくるわ」
「では、私が」

 部下がアイシャの手元から受け取ろうと手を伸ばすのへ、アイシャは笑みをみせて首を振る。

「そこまでお前に負担かけさせる気はねぇよ。さ、とっととやっちまおうぜ。二人の方が早いしな」
「よろしいのですか?」
「ああ。片付けてからで十分だ。今行っても暇じゃねぇだろうからな……」

 最後の言葉は口の中で呟くにとどめ、アイシャは紙束に目を通し始めた。




 灰色の空がその色を濃くした頃。
 ようやく仕事から解放されたアイシャは、伸びをしながら廊下を歩いていた。
 部屋を出る際に見下ろした外は、一面の銀世界だった。間断なく降り続く雪は、こうしている間にも融けることなく降り積もっている。
 これはいい兆候だ、とにんまりしつつ、アイシャは目指す扉の前に立つ。
 他の部屋と大差ない、質素な扉。
 この奥に広がる部屋も同じく質素なものだということを、アイシャは知っている。飾ることを好まない点で言えば、アイシャとこの部屋の住人は共通していた。
 アイシャと立場を同じくする四天王のひとり、スイ・キーラル。
 常に冷静沈着で、アイシャとは水と油だと周囲からは言われている。だが、実際はそう言われるほどでもないとアイシャ自身は感じていた。異なる点が多いのは異種族だから当然といえば当然であり、だからこそ共通する部分があるのは嬉しくもある。

「よう、いるか?」

 一瞬ノックをすべきかと迷ったものの、結局しないまま声をかける。相手はスイである。この扉の前に立った瞬間から、アイシャの存在には気づいているだろう。

「スイ?」

 暫く待ってもそれらしい反応がない。もしや不在かと思い、再度声をかける。

「なあ、いねーの? ちょっと話があるんだけどさ、警備のことで」

 言い終えないうちに、おもむろに扉が開く。

「何か」

 半分ほど開かれた扉からこちらを覗き見るのは、紛れもなくスイである。ただしアイシャからはスイの右側しか見えない。アイシャの姿に驚く素振りもなく、スイは淡々と促す。
 相変わらずの無表情がそれでも僅かに面倒そうな気配を漂わせていて、アイシャは思わず口元を緩めた。

「うん、今日は雪がすごいだろ」
「ええ」
「結界ってさ、あれ大丈夫なのか?」
「……問題はありません」

 スイは不思議そうに首をかしげる。それもそうだろう。城の周囲数十キロに渡り常時張られている結界は、実体のあるものではないのだ。あくまでも「感知」の役割を果たすだけのものであり、攻撃を防いだり逆に攻撃したり、といった作用はない。魔法の影響ならば受けるかもしれないが、物理的な影響は受けにくい代物である。
 それを、四天王の一人であるアイシャが知らないはずはなかった。

「ああ、うん、だろうと思うけどさ。この雪だぜ? こう……なんか予想しないものが引っかかって誤作動、とかさ」

 歯切れの悪いアイシャに、スイはますます首を捻る。

「……? 何がいいたいのですか」
「あー、だからさ、見回りにいかねぇ?」
「見回り? それは私たちの仕事では……」

 城には勿論見張りの兵士がいる。巡回を担当する兵士もきちんと配置されているのだ。わざわざ、城の上層部である四天王が自ら見回ることなど、余程のことがない限り有り得ない。

「それはそうなんだけどよ。やっぱオレらもたまには周囲のことをよく見るべきだと思うんだ。つーか任せきりはよくないというか」

 視線を泳がせ、言葉を捜し探し言うアイシャを、スイは凝視する。

「こう、あいつらだってうっかりすることもある訳だし。そういう時オレらだったら気づくこともあるだろ?」

 言い募るアイシャを暫く黙って見ていたスイだったが、ややあってゆっくりと頷く。

「そうですね。貴方の言うことにも一理あります」
「だろ?」

 アイシャがぱっと顔を輝かせる。その喜色に輝く金色の双眸をじっと見つめたまま、スイは言を継ぐ。

「ですが、私は気にしません」
「え」
「気になるようでしたら、貴方が見回ってきてください」
「や、ほら、気になるだろ? もし結界に綻びがあったら! って考えたら」
「そうですね。綻びがあれば気になるでしょう。けれど今はそれを感じません」

 スイの知覚能力は広い。ほんの少し感覚を研ぎ澄ますだけで、結界の近辺まではすぐに感知することができる。そのことは長い付き合いであるアイシャもよく知っているはずだった。

「そ、そうかもだけどさ」
「何かあれば呼んでください。私は睡眠を優先します」

 淡々と言うスイはそのまま扉を閉めにかかる。

「ちょ、睡眠って……まだ宵の口だぞ?!」

 確かに日は落ちた。落ちたが、それはつい今しがたの話だ。夜行性の獣が、ようやっと目覚めるような時間である。
 慌てるアイシャをやれやれと言いたげな視線で見やって、スイは言う。

「この時期は仕方ないのです……知ってるでしょう」

 その言葉に、アイシャはぐっと詰まる。

「……アイシャ、すみません」

 ぽつりと謝罪を落として、今度こそ扉は閉められた。その一瞬、スイの双眸によぎった珍しい感情の色に、アイシャは何も言えなくなる。
 無人の廊下に立ち尽くし、アイシャはゆるゆると息をつく。
 どうやら一人は確定らしい、と胸のうちで呟いて、髪を掻き上げた。



 空からひらひらと雪が舞い落ちる。
 小さな結晶だというのに、積もり積もったそれらは一種の感動と恐怖を連れてくる。 
 夜の闇に浮かぶ白い世界は、幻想的に美しい。
 そして同時に、普段ならば遠くにあるはずの死を間近に感じさせる。
 見上げた漆黒の夜空を、降りしきる雪が彩る。吐息が白く漂い、自分は「生きて」いるのだと感じる。

「オレってば繊細」

 ぽつぽつと胸中に浮かんでは消える感傷に、アイシャは乾いた笑いを零した。
 周囲には誰の姿もなかった。それどころか獣や虫の気配もしない。落ちる雪の、その音すらも響きそうな完全な静寂が横たわる。
 城から少し離れた森の中、倒木のために生まれたぽかりと空いた空間に、アイシャは佇んでいた。身に纏うのはいつもの軽装である。異国風の意匠の衣服は、袖も裾も長めではあるが生地そのものは薄く出来ている。普通ならば、到底雪の中で耐えられるような代物ではないが、アイシャにとっては大した問題ではない。元々、寒さには強い性質だ。
 だから、物理的な寒さはそう不快でもない。
 ただ、冷たい手が肌を撫でるような、その感覚が不快だった。
 がり、と記憶を引っ掻く音がする。長い爪が脳裏にちらついて、アイシャは目を伏せた。
 こんなのは自分らしくない、と思う。
 難しいことは苦手で、楽しいことだけを追って生きていく。死も恐怖も、快楽に変えて生きていく。それが自分だとアイシャは思っている。
 その生き方には疑問も迷いもない。ただ、考えまいと押し込んだ記憶や感情が、時折ふと蘇るのだ。複雑な感情の先に見え隠れするのは、忘れたい自分。
 降りしきる雪の向こうで、出会いたくない過去の記憶が手招きしているように感じる。
 その招きに応じればどうなるか。そんなことは火を見るより明らかで。 

「ああうぜぇな……」

 目を閉じて、アイシャは息をつく。
 沈んでいく思考と、入れ違いに浮かんでくるのは暗い炎。胸のうちでくすぶり始めた炎に舌打ちをして、アイシャは己の頭をかきむしる。

「やめだやめ! とにかく探すぞ」

 首をひと振りする。
 再び空を見上げた金色の双眸は、いつもの色を取り戻している。
 結界を見回るというのは口実だった。
 アイシャの目的は、ある果実だ。
 朱酒果と呼ばれる酒精の強い果実である。熟した果実の中身がそのまま天然の果実酒になっているのだ。ただし、酒精はかなり強い。人間ならば一個で昏倒する程だ。
 植物自体はさして珍しくはないが、雪が降る時にしか実を収穫できないため珍味扱いとなっていた。もちろん実自体は早くから生っているのだが、渋みが強すぎて食べられたものではなく、酒精もさほど強くはない。雪が降る程度の冷気に当たってようやく、渋みが抜け食べごろになる。一日も経つと腐り落ちてしまうため、雪の日に収穫し雪に埋めて保存するのが常識となっていた。

「確か前の年はここらで見つけたんだけど」

 心当たりを巡るが、それらしい実は見つからない。名の通り赤い実なので雪の中ならばよく映えるはずなのだが。 

「っかしーな、あれって一年草だったか? いや、低木だったよな、確か……」

 アイシャの記憶も曖昧である。

「あ、そうだそうだ、あれって二年に一度だった」

 毎年は実をつけないんだった、と記憶を引っ張り出し、アイシャはひとり頷く。
 朱酒果はアイシャの好物のひとつであったが、毎年手に入るわけではなかった。思い返せば昔から、誰かからの贈り物や献上品として手に入れていたものが殆どである。自ら探しに出ることなど遥か昔ならともかく、こうして肩書きのある立場になってからはそう多くない。好物は好物だが、そこまでして欲しいと思うものでもなかったということも一因だ。
 去年はたまたまスイと任務の途中に発見した。それから、ちょっとしたブームがアイシャの中に起きている。去年収穫した木は今年は無理だろうが、自生していたのは一本や二本ではないのだから、一個も手に入らないということはないはずである。
 首を捻りつつ、アイシャは歩を進める。鼻を頼りにそれらしい場所を探すが、何せ一年前だ。雪のせいもあって匂いははっきりしない。
 一面の白い世界にだんだんと嫌気がさしてきて、諦めがよぎり始める。 
 自らの足で探しに出なかった理由と、不愉快な感情が再び脳裏に蘇り、溜息をついて顔を上げる。

「めんどくせーなぁ……」

 声にするとますます面倒な気持ちが募ってくる。もう戻ろう、そう決めて、木立の間に視線を巡らせたとき。
 そこに見知った影を見つけ、アイシャは動きを止めた。
 外套を羽織った姿。毛皮のついたフードを深く被り、その顔は判然としない。だがその隙間から風に流れていく長い髪は、アイシャのよく知る色をしている。
 白い吐息を漏らして、その人影は一歩一歩とアイシャに近づいてきた。

「……スイ?」

 いるはずのないその姿に、思わず呆然とした呟きが漏れた。夜とはいえ、夜目のきくアイシャにとっては判別できない距離ではない。増して今は雪明りがある。
 その呟きを拾ったのだろう、相手が顔を上げてアイシャを仰いだ。

「まさか一人とは思いませんでした」

 溜息をつくのは紛れもないスイである。さくさくと雪を踏みながら近づいてくるその音を耳にして、これが幻でないことを確信する。

「部下を連れて来なかったのですか? ノルは?」

 側近の名を出されて、アイシャは緩く瞬いた。

「……いや、思いつかなくて」

 まだどこかぼんやりとした様子のアイシャに、スイは脱力したように肩を落とす。

「全く……どこに単身で『見回り』をする将がいますか。口実にしても少しは装えば良いものを。いい加減自覚なさい、貴方は一介の兵士ではないのですよ」

 スイは呆れた口調で、小言にも似た苦言を述べると、アイシャの正面に立つ。

「よ、余計な世話……って、え?」

 咄嗟に反駁しようとして、スイの台詞に引っかかりを覚えた。その言い様ではまるで、最初からすべて見透かされていたような。
 アイシャの動揺を見取ったらしいスイは、口元にうっすらと笑みを履いた。

「何を呆けているんですか。『見回り』をするのでしょう」
 言いながら、その手を空中に延べる。何かを招くように繊手を動かすと、瞬く間に毛皮の塊が現れた。それをそのままアイシャに押し付ける。
 思わず受け取ると、手の中でそれはずしりと重みを増した。冷たい毛皮の質感と、それを押し付けるスイの手の冷たさ。 

「貴方が頑丈なのは知っていますが……それでは見ているこちらが寒い」

 着なさい、と示されたその毛皮の塊はどうやら毛皮の外套であるらしい。
 寒いのは平気だ。この程度の寒さでどうこうなるほどやわじゃない。
 反発の言葉は、喉の奥でつかえた。
 寒いのは、平気だ。
 けれど、冷たい感触は不快。
 だからこうして、服の上から感じる冷たい毛皮の質感も、冷え切ったスイの手も。
 不快な筈なのに。

「……おう」

 視線を落として、アイシャは外套をしっかりと抱き留めた。
 スイの手が、ふっと離れる。
 冷え切った手。アイシャと違い、スイにはこの寒さは堪えるはずだ。まして、命令しごとでもないのにこの時分にスイが外出することなど滅多にない。

「お前の手、冷てぇ」

 言うと、スイがじろりと睨み上げる。無表情は相変わらずだが、その双眸にはありありと『不本意』と書いてあるようで。

「とにかく早く終わらせますよ、次は何処ですか」

 スイの薄い唇から漏れる吐息が、白く流れていく。水色の髪がゆらりと宙に揺れた。その軌跡を目で追いかけ、アイシャは首を傾げる。 

「匂いから言って、あっちかなと」

 指し示す先をスイが振り向き、頷いた。

「わかりました、行きましょう」

 とうに『見回り』ではないことなど、スイは知っている。
 アイシャが何を探しているのかも、恐らくは。
 冷静な白い横顔を見つめ、アイシャは思わず笑みを浮かべる。
 過去の記憶は確かに忌まわしいものだった。
 けれど、それは新しく塗りつぶせばいいだけのことで。
 不快な冷たい感触も、塗りつぶせばいい。
 抱きしめたこの感触は、決して不快ではないのだから。

「おう」

 感謝の言葉は、見つけた果実と一緒に贈ろう。
 そう胸のうちに呟いて。

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