5 / 129
第5話 エリスティア姫と風俗国家建国秘話
しおりを挟む
「ふう。しかしとんでもない事だったな」
雲一つない晴天を見上げながら、俺はそうつぶやいた。
ここは馬車の中だ。窓から外の景色を眺める。
突然の異世界召喚と、〝セイオウ〟の就任と婚約。
セイオウが性王だとバレ、婚約破棄と事実上の追放。
エリスティア姫がいなかったら、追放どころか、今頃処刑されていたのかもしれない、と目の前の少女を見ながら考える。
目の前の席には、エリスティア姫と、男性の衣服を着た二十代半ばくらいの理知的な雰囲気の女性が、無言でこちらを見つめていた。
「関所を通過しますので、しばらく私は席を外します」
男装の女性、マイヤ補佐官は馬車の外に出ていく。
「ようやく二人きりになれましたね。よっと」
馬車のドアが閉まると同時に、エリスティア姫がドレスの裾を掴んだまま席を立ち、俺の横に座った。
馬車の中は狭いため、自然と彼女の体が俺に密着してくる。香水だろうか、花のような香りが鼻腔をくすぐる。
(近くで見ると、信じられないくらい綺麗な娘だな)
輝くような白銀の髪に、ピンクの髪が混ざった不思議な髪型。蒼々としたルビーの瞳、そして陶器のようにつややかで、瑞々しい肌。中世のお姫様が着るような、清楚さと華美さを両立したドレス。そしてわずかに露出した控えめな胸元からは、年齢不相応の大人の魅力が漂っていた。
「国境を越えたので、もうすぐ着きますよ。我が国は小さいですから」
「というか、どうして横に座りなおしたの?」
彼女がわざわざ狭い俺の横に座りなおした意味が分からない。
「殿方はそういうのがお好きだと思いまして」
無邪気に腰や胸を密着させて来る姫。まだ固いが、ドレスの布地からも弾力のある柔肌の感触が伝わる。
少なくともこの姫は、俺の事は全く警戒していないらしい。俺を引き取った時の凛とした姿とまるで異なる、年相応の少女の表情だった。
「〝目が合っただけで妊娠する〟と、恐れられている〝性王〟の俺(泣)に触れ合って平気なの?」
「そんな心配はいりません。それに、困っている男性に〝愛〟を与えるのは、我が国の伝統ですから」
優しくそういうと、エリスティア姫は昔話を始めた。
彼女の国、フリージアの建国秘話だった。
「500年前、世界の5つの国に、異世界から来訪者がやってきました。彼らは神々から与えられた〝魔法〟を用い、異世界の進んだ技術を伝え、4つの国は繁栄しました。しかしこの地に訪れた5番目の男は、この世界になじむことができず、一人で引きこもっていました」
500年前にも、似たようなことがあったのか。確かに、この世界の技術体系はどことなくチグハグに思える。
「そのことを危惧した愛の神フレイアは、巫女フリージアに命じて、男の家を訪ねさせました。そして三日三晩かけて、男に献身的に奉仕し、抱かれました。」
いきなり凄い話になったな。18禁の建国秘話ってどんなんだよ。しかし三日三晩ってすげーな。
「フリージアの誠意と献身と慈愛に、ついに男は心を開きました。男の体を開かせることによって心を開かせたのです。」
・・・なんかおっさん臭い建国秘話だな。
「心を開いた男は神殿に多額の寄付をし、彼の魔法と技術を人々のために使うことに同意しました。そしてフリージアと共にこの地に移り住んで始祖王となり、彼女の名にちなんでフリージア王国を建国しました。」
「始祖王はその魔法と技術を用い、神秘の泉を掘り当てました。
一つは、〝浄化の泉〟あらゆる性病を治す治癒の泉です。」
「せ、性病限定なのか・・・」
すごいのかすごくないのか、よくわからんな女神フレイア。
「二つは、〝美貌の泉〟、若さと美しさを保つ神秘の泉です。」
「ほう。それはすごい。」
「はい。その泉を目当てに、遠くからたくさんの人々が訪れ、王国は空前の繁栄を遂げ、王都の人口は10万を超えたと言います。
しかし200年前を境に、美貌の泉が枯れだし、100年前には完全に枯れてしまったのです」
「・・・それは、悲惨だな」
「幸い〝浄化の泉〟は枯れなかったので、残された巫女たちは、初代巫女のフリージアの例に則って、男たちに抱かれてその報酬を得ることで、国家を維持しようとしました」
「あ~それで〝風俗国家〟なのか」
急に出てきた風俗要素。
カチュア姫たちがエリスティア姫の祖国を〝風俗国家〟といって見下していた理由がそれか。
「しかし彼女たちの努力だけでは、国家を維持できません。
そこで王国の可憐なる姫エリスティアは、異世界から〝性王〟様に来ていただき、王国の再建の協力をお願いすることにしたのです」
さらりと自分の事を〝可憐〟とか言っちゃったな。まあ本当に可憐だからいいんだけど。
「必要と言われてもねえ、具体的に何をすればいいのかわからない」
俺の〝性王〟(風俗王)は、ただのあだ名に過ぎない。
「媚館で働く娘たちのアドバイザーとなっていただくだけでよいのです。もちろん、〝実技〟を仕込んでいただくことも歓迎しますが・・・」
「じ、実技・・・」
「具体的な内容については後でご説明しますが、きっとセイオウ様にとってもとても楽しい事になると思いますよ」
「う~ん」
いきなりの異世界召喚から、婚約破棄と追放。さらに娼館の指南役か。いろいろと話が早すぎて頭がいっぱいだ。
「帰る手段はないんだな?」
「ございません。少なくとも、わたくしは存じ上げません」
となると、この世界でしばらくは生きていかなければならない。選択の余地はなかった。
「よろしく頼む、エリスティア姫」
「はい、よろこんで。あとわたくしのことはエリスと呼んでください」
「エリス姫か……」
「呼び捨てで結構ですよ、〝お兄様〟」
「!?」
突然のお兄さん呼び。
この娘は実は、俺の生き別れた〝妹〟だったりするのだろうか?
エリスは仲の良い兄妹の様に、腕に抱きついてくる。
「それとも〝お兄ちゃん〟と呼ばれる方がお好きですか?」
「なんで〝お兄ちゃん〟なんだ? 実は俺はエリス姫の兄だったりするのか?」
突然明かされる事実。
「いいえ。でも、異世界の男性は、女性にこう呼ばれるのが好きだと聞いたことがあるので……」
なんだ、つまり〝妹ごっこ〟ということか。
この姫は、どこからそういう情報を仕入れたんだろう。とりあえず兄妹ではないらしい。
「それとも『先生』と呼ばれる方がお好きですか? センセ・・・」
今度は教師と女子生徒のシチュエーションらしく、色っぽい仕草で上目遣いに見上げてくる。
「・・・俺は先生でもないぞ」
「でも、我が国の娘たちを『性教育』してくれる方ですから、『先生』でもいいと思います」
「・・・う、う~む」
せ、性教育か。
「では『ご主人様』とお呼びしましょうか。我が国の娘たちを『調教』してくださる方ですから・・・」
「うっ・・・」
甘えるような仕草と、可憐な唇から告げられた過激な単語。
それは電流の様に俺の全身を駆け巡り、俺は石のように固まってしまう。
「異世界の殿方はこう呼ばれるのがお好きなんですよね? ご主人様」
だから一体どんな資料から得た情報なのだろう。
「・・・ソノ名デヨブナ」
「なんかロボットみたいな口調で面白いので、〝ご主人様〟とお呼びすることにしますね」
なぜロボットという単語を知っている?
いかん、俺の胸の奥で、何か熱いものがこみ上げてくる。
「ヤメルンダ・・・」
「『ご主人様』。娼館の娘たちの教育、ではなくて調教を、お願いしますね」
エリス姫の笑顔に、俺の胸の中で熱いものがさらに大きくなり──
ついにはじけてしまった。
雲一つない晴天を見上げながら、俺はそうつぶやいた。
ここは馬車の中だ。窓から外の景色を眺める。
突然の異世界召喚と、〝セイオウ〟の就任と婚約。
セイオウが性王だとバレ、婚約破棄と事実上の追放。
エリスティア姫がいなかったら、追放どころか、今頃処刑されていたのかもしれない、と目の前の少女を見ながら考える。
目の前の席には、エリスティア姫と、男性の衣服を着た二十代半ばくらいの理知的な雰囲気の女性が、無言でこちらを見つめていた。
「関所を通過しますので、しばらく私は席を外します」
男装の女性、マイヤ補佐官は馬車の外に出ていく。
「ようやく二人きりになれましたね。よっと」
馬車のドアが閉まると同時に、エリスティア姫がドレスの裾を掴んだまま席を立ち、俺の横に座った。
馬車の中は狭いため、自然と彼女の体が俺に密着してくる。香水だろうか、花のような香りが鼻腔をくすぐる。
(近くで見ると、信じられないくらい綺麗な娘だな)
輝くような白銀の髪に、ピンクの髪が混ざった不思議な髪型。蒼々としたルビーの瞳、そして陶器のようにつややかで、瑞々しい肌。中世のお姫様が着るような、清楚さと華美さを両立したドレス。そしてわずかに露出した控えめな胸元からは、年齢不相応の大人の魅力が漂っていた。
「国境を越えたので、もうすぐ着きますよ。我が国は小さいですから」
「というか、どうして横に座りなおしたの?」
彼女がわざわざ狭い俺の横に座りなおした意味が分からない。
「殿方はそういうのがお好きだと思いまして」
無邪気に腰や胸を密着させて来る姫。まだ固いが、ドレスの布地からも弾力のある柔肌の感触が伝わる。
少なくともこの姫は、俺の事は全く警戒していないらしい。俺を引き取った時の凛とした姿とまるで異なる、年相応の少女の表情だった。
「〝目が合っただけで妊娠する〟と、恐れられている〝性王〟の俺(泣)に触れ合って平気なの?」
「そんな心配はいりません。それに、困っている男性に〝愛〟を与えるのは、我が国の伝統ですから」
優しくそういうと、エリスティア姫は昔話を始めた。
彼女の国、フリージアの建国秘話だった。
「500年前、世界の5つの国に、異世界から来訪者がやってきました。彼らは神々から与えられた〝魔法〟を用い、異世界の進んだ技術を伝え、4つの国は繁栄しました。しかしこの地に訪れた5番目の男は、この世界になじむことができず、一人で引きこもっていました」
500年前にも、似たようなことがあったのか。確かに、この世界の技術体系はどことなくチグハグに思える。
「そのことを危惧した愛の神フレイアは、巫女フリージアに命じて、男の家を訪ねさせました。そして三日三晩かけて、男に献身的に奉仕し、抱かれました。」
いきなり凄い話になったな。18禁の建国秘話ってどんなんだよ。しかし三日三晩ってすげーな。
「フリージアの誠意と献身と慈愛に、ついに男は心を開きました。男の体を開かせることによって心を開かせたのです。」
・・・なんかおっさん臭い建国秘話だな。
「心を開いた男は神殿に多額の寄付をし、彼の魔法と技術を人々のために使うことに同意しました。そしてフリージアと共にこの地に移り住んで始祖王となり、彼女の名にちなんでフリージア王国を建国しました。」
「始祖王はその魔法と技術を用い、神秘の泉を掘り当てました。
一つは、〝浄化の泉〟あらゆる性病を治す治癒の泉です。」
「せ、性病限定なのか・・・」
すごいのかすごくないのか、よくわからんな女神フレイア。
「二つは、〝美貌の泉〟、若さと美しさを保つ神秘の泉です。」
「ほう。それはすごい。」
「はい。その泉を目当てに、遠くからたくさんの人々が訪れ、王国は空前の繁栄を遂げ、王都の人口は10万を超えたと言います。
しかし200年前を境に、美貌の泉が枯れだし、100年前には完全に枯れてしまったのです」
「・・・それは、悲惨だな」
「幸い〝浄化の泉〟は枯れなかったので、残された巫女たちは、初代巫女のフリージアの例に則って、男たちに抱かれてその報酬を得ることで、国家を維持しようとしました」
「あ~それで〝風俗国家〟なのか」
急に出てきた風俗要素。
カチュア姫たちがエリスティア姫の祖国を〝風俗国家〟といって見下していた理由がそれか。
「しかし彼女たちの努力だけでは、国家を維持できません。
そこで王国の可憐なる姫エリスティアは、異世界から〝性王〟様に来ていただき、王国の再建の協力をお願いすることにしたのです」
さらりと自分の事を〝可憐〟とか言っちゃったな。まあ本当に可憐だからいいんだけど。
「必要と言われてもねえ、具体的に何をすればいいのかわからない」
俺の〝性王〟(風俗王)は、ただのあだ名に過ぎない。
「媚館で働く娘たちのアドバイザーとなっていただくだけでよいのです。もちろん、〝実技〟を仕込んでいただくことも歓迎しますが・・・」
「じ、実技・・・」
「具体的な内容については後でご説明しますが、きっとセイオウ様にとってもとても楽しい事になると思いますよ」
「う~ん」
いきなりの異世界召喚から、婚約破棄と追放。さらに娼館の指南役か。いろいろと話が早すぎて頭がいっぱいだ。
「帰る手段はないんだな?」
「ございません。少なくとも、わたくしは存じ上げません」
となると、この世界でしばらくは生きていかなければならない。選択の余地はなかった。
「よろしく頼む、エリスティア姫」
「はい、よろこんで。あとわたくしのことはエリスと呼んでください」
「エリス姫か……」
「呼び捨てで結構ですよ、〝お兄様〟」
「!?」
突然のお兄さん呼び。
この娘は実は、俺の生き別れた〝妹〟だったりするのだろうか?
エリスは仲の良い兄妹の様に、腕に抱きついてくる。
「それとも〝お兄ちゃん〟と呼ばれる方がお好きですか?」
「なんで〝お兄ちゃん〟なんだ? 実は俺はエリス姫の兄だったりするのか?」
突然明かされる事実。
「いいえ。でも、異世界の男性は、女性にこう呼ばれるのが好きだと聞いたことがあるので……」
なんだ、つまり〝妹ごっこ〟ということか。
この姫は、どこからそういう情報を仕入れたんだろう。とりあえず兄妹ではないらしい。
「それとも『先生』と呼ばれる方がお好きですか? センセ・・・」
今度は教師と女子生徒のシチュエーションらしく、色っぽい仕草で上目遣いに見上げてくる。
「・・・俺は先生でもないぞ」
「でも、我が国の娘たちを『性教育』してくれる方ですから、『先生』でもいいと思います」
「・・・う、う~む」
せ、性教育か。
「では『ご主人様』とお呼びしましょうか。我が国の娘たちを『調教』してくださる方ですから・・・」
「うっ・・・」
甘えるような仕草と、可憐な唇から告げられた過激な単語。
それは電流の様に俺の全身を駆け巡り、俺は石のように固まってしまう。
「異世界の殿方はこう呼ばれるのがお好きなんですよね? ご主人様」
だから一体どんな資料から得た情報なのだろう。
「・・・ソノ名デヨブナ」
「なんかロボットみたいな口調で面白いので、〝ご主人様〟とお呼びすることにしますね」
なぜロボットという単語を知っている?
いかん、俺の胸の奥で、何か熱いものがこみ上げてくる。
「ヤメルンダ・・・」
「『ご主人様』。娼館の娘たちの教育、ではなくて調教を、お願いしますね」
エリス姫の笑顔に、俺の胸の中で熱いものがさらに大きくなり──
ついにはじけてしまった。
1
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます
水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。
勇者、聖女、剣聖――
華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。
【戦術構築サポートAI】
【アンドロイド工廠】
【兵器保管庫】
【兵站生成モジュール】
【拠点構築システム】
【個体強化カスタマイズ】
王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。
だが――
この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。
最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。
識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。
「今日からお前はレイナだ」
これは、勇者ではない男が、
メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。
屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、
趣味全開で異世界を生きていく。
魔王とはいずれ戦うことになるだろう。
だが今は――
まずは冒険者登録からだ。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる