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第51話 エロゲのメイドさんをゲットしました(あと指輪も)
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楽しい夕食のひと時を終え、俺はリビングでくつろいでいた。
レイナは台所で食器を洗っている。この世界には食器用洗剤がないため、ボディソープを渡しておいた。成分はほとんど同じなので、問題はない。あえて言うと、食器に香りが移るくらいか。
「泡泡でたのし~♪」
レイナは楽しそうに食器を洗っている。下級貴族の屋敷の台所はメイドが少ないか居ないことが多いため、リビングと併設されていることが多く、日本での一般的な台所と似た間取りをしていた。つまりリビングから、お皿を洗うレイナの姿を見ることができた。
なお使っている水は俺のホットウォーターの魔法で作り出したものなので、温かいはずだ。
俺はミニのメイド服で食器を洗っているレイナの後姿を、愛おしそうに見つめる。
ミニスカートに包まれた可愛らしいヒップと、そこから伸びる綺麗な足がたまらなく魅力的だった。
かいがいしく台所で食器を洗う姿は、愛らしいメイドそのもの。
(そうだ、今のうちにレイナのステータスをチェックしておくか)
俺は娼館でアップグレードした〝性癖スキャン〟でレイナのステータスを確認する。
表示されたレイナのイメージ画は、可愛らしいミニのメイド服を着て明るく微笑む姿だった。
(しかし、これは・・・いいものだな)
こちらに背を向けている本物のレイナの後姿と、前を向いているレイナの姿。一度に両方楽しむことができた。なにより、ゲームでSSレアキャラをゲットしたときの様な感覚が、俺の所有欲を満たす。
人によって随分とイメージ画が変わるのだな。おそらくレイナの心情やレベルが変われば、イメージ画も変わるのだろう。もっといろんな姿を見てみたかった。
(メイドを得るという夢が、叶ったな)
元の世界では絶対に達成されなかったであろう夢、それが叶っているのだ。
それも抜群に可愛くて、愛らしいメイドだ。それだけでも、この世界に来てよかったと思うべきだ。
屋敷でレイナと接しているだけで、先ほどまでの暗い気持ちは消え去り、明るく健全なものに入れ替わっていた。あの憂鬱な気分が、ウソの様だ。
改めてわかったことがある。それは俺にとってはレイナは光であり、大げさに言えば女神の様な存在だという事だ。
(レイナとのこの生活を守るのが、俺にとっての第一だ。それだけは、はっきりした)
モヤモヤとした頭は整理され、優先順位が明らかとなる。
この生活を守るために必要なら、サイコパスにでも鬼にでも、なんにでもなってやる。
あとこれはただの直感だが、レイナが側にいれば、俺がおかしな方向に行くことがない気がする。例えどんなに冷酷なサイコパスなっても、情欲に汚れても、明るい彼女がいれば羅針盤のように正しい方向に引き戻してくれる、そんな気がした。
とはいえそれは最悪のケースだ。幸いサイコパスのスキルのオンオフは切り替えられる。きっと何とかなるだろう。
──カランカランカラン──
玄関の呼び鈴代わりの鐘が、規則正しく打ち鳴らされる。
「あっ、は~い!」
「いいよ、俺が出る」
皿洗い中のレイナに代わって、俺が玄関に向かう。もう9時過ぎだというのに、誰だろうか?
「申し訳ありません。セイオウ様!」
ドアを開けてすぐ、マッチョの男が地面に頭をつけ、土下座をする。
「? ──ああ、さっきの!」
その顔と声には見覚えがあった。先ほどガーネットの宝石を預けた宝石職人だった。わからなかったのは、角刈りだった髪型が、スキンヘッドに変化していたからだ。
「セイオウ様の依頼の指輪、ただいまお持ちしました」
両手で恭しく差し出したのは、俺が依頼したガーネットの宝石をかたどった指輪だった。
「届けてくれたのか。でも、どうして?」
明日になるという話だったはずだ。
「セイオウ様がアブドル様のご友人とはつゆ知らず、ご無礼をいたしました!!」
(アブドル? そうか、あいつはそれほどの大物なのか)
俺はようやく理解する。つまり、大商人アブドル>>>>フリージア王国、という図式が商人たちの間にはあるらしい。彼の友人である俺に対して、失礼したという事か。
絶賛衰退中とは言え、一商人に負けるとか、悲しすぎるぞフリージア王国。
(そういえばアブドルもイリスも、大量の宝石をしていたな)
アブドル本人はもちろん、奴隷であるイリスでさえも、高そうな宝石を大量に身に着けていた。つまりマッチョ技師にとっては最高のお得意様だったのだ。
「お代は要りませんから、どうかこのことはアブドル様にはご内密に」
マッチョ技師は頭を下げる。彼も大変なのだろう、かえって悪いことした。というか、どうしてスキンヘッドになっているのだ? 先ほどまでは角刈りだったはずだ。
「この通り、頭を丸めましたので、ご容赦ください!」
ああ、謝罪のために髪をそったのか。似たような文化はこの世界にもあるのだな。
というか、そもそもマッチョの男性はスキンヘッドが似合う。髪をそったところで、ただのヘアチェンジにすぎない気がする。そもそもそんな事をする時間があるのなら、早く持ってきてくれたらよかったのに。
とはいえ、無下にするのはかわいそうだ。さっさと帰ってもらおう。
「急いでくれてありがとう、お代は支払うよ」
「いえいえ、滅相もない!!」
大声で拒否するマッチョ技師。
「気にしないでくれ、とにかくありがとう」
面倒くさそうだったので、俺は代金をマッチョ技師の服のポケットにねじ込むと、そのまま強引にドアを閉めた。
「ありがとうございます!!」
大声で感謝の言葉を叫ぶマッチョ技師。大声は台所まで届き、レイナも何事かと心配しているだろう。早く帰ってほしいものだ。
あと一商人の財力に負けるフリージア王国の再建は、やはり大変そうだった。
とはいえレイナへの誕生日プレゼントは間に合ったのは幸運だった。俺は届けてもらった深紅のガーネットの指輪を手に、軽い足取りでリビングへと戻った。
レイナは台所で食器を洗っている。この世界には食器用洗剤がないため、ボディソープを渡しておいた。成分はほとんど同じなので、問題はない。あえて言うと、食器に香りが移るくらいか。
「泡泡でたのし~♪」
レイナは楽しそうに食器を洗っている。下級貴族の屋敷の台所はメイドが少ないか居ないことが多いため、リビングと併設されていることが多く、日本での一般的な台所と似た間取りをしていた。つまりリビングから、お皿を洗うレイナの姿を見ることができた。
なお使っている水は俺のホットウォーターの魔法で作り出したものなので、温かいはずだ。
俺はミニのメイド服で食器を洗っているレイナの後姿を、愛おしそうに見つめる。
ミニスカートに包まれた可愛らしいヒップと、そこから伸びる綺麗な足がたまらなく魅力的だった。
かいがいしく台所で食器を洗う姿は、愛らしいメイドそのもの。
(そうだ、今のうちにレイナのステータスをチェックしておくか)
俺は娼館でアップグレードした〝性癖スキャン〟でレイナのステータスを確認する。
表示されたレイナのイメージ画は、可愛らしいミニのメイド服を着て明るく微笑む姿だった。
(しかし、これは・・・いいものだな)
こちらに背を向けている本物のレイナの後姿と、前を向いているレイナの姿。一度に両方楽しむことができた。なにより、ゲームでSSレアキャラをゲットしたときの様な感覚が、俺の所有欲を満たす。
人によって随分とイメージ画が変わるのだな。おそらくレイナの心情やレベルが変われば、イメージ画も変わるのだろう。もっといろんな姿を見てみたかった。
(メイドを得るという夢が、叶ったな)
元の世界では絶対に達成されなかったであろう夢、それが叶っているのだ。
それも抜群に可愛くて、愛らしいメイドだ。それだけでも、この世界に来てよかったと思うべきだ。
屋敷でレイナと接しているだけで、先ほどまでの暗い気持ちは消え去り、明るく健全なものに入れ替わっていた。あの憂鬱な気分が、ウソの様だ。
改めてわかったことがある。それは俺にとってはレイナは光であり、大げさに言えば女神の様な存在だという事だ。
(レイナとのこの生活を守るのが、俺にとっての第一だ。それだけは、はっきりした)
モヤモヤとした頭は整理され、優先順位が明らかとなる。
この生活を守るために必要なら、サイコパスにでも鬼にでも、なんにでもなってやる。
あとこれはただの直感だが、レイナが側にいれば、俺がおかしな方向に行くことがない気がする。例えどんなに冷酷なサイコパスなっても、情欲に汚れても、明るい彼女がいれば羅針盤のように正しい方向に引き戻してくれる、そんな気がした。
とはいえそれは最悪のケースだ。幸いサイコパスのスキルのオンオフは切り替えられる。きっと何とかなるだろう。
──カランカランカラン──
玄関の呼び鈴代わりの鐘が、規則正しく打ち鳴らされる。
「あっ、は~い!」
「いいよ、俺が出る」
皿洗い中のレイナに代わって、俺が玄関に向かう。もう9時過ぎだというのに、誰だろうか?
「申し訳ありません。セイオウ様!」
ドアを開けてすぐ、マッチョの男が地面に頭をつけ、土下座をする。
「? ──ああ、さっきの!」
その顔と声には見覚えがあった。先ほどガーネットの宝石を預けた宝石職人だった。わからなかったのは、角刈りだった髪型が、スキンヘッドに変化していたからだ。
「セイオウ様の依頼の指輪、ただいまお持ちしました」
両手で恭しく差し出したのは、俺が依頼したガーネットの宝石をかたどった指輪だった。
「届けてくれたのか。でも、どうして?」
明日になるという話だったはずだ。
「セイオウ様がアブドル様のご友人とはつゆ知らず、ご無礼をいたしました!!」
(アブドル? そうか、あいつはそれほどの大物なのか)
俺はようやく理解する。つまり、大商人アブドル>>>>フリージア王国、という図式が商人たちの間にはあるらしい。彼の友人である俺に対して、失礼したという事か。
絶賛衰退中とは言え、一商人に負けるとか、悲しすぎるぞフリージア王国。
(そういえばアブドルもイリスも、大量の宝石をしていたな)
アブドル本人はもちろん、奴隷であるイリスでさえも、高そうな宝石を大量に身に着けていた。つまりマッチョ技師にとっては最高のお得意様だったのだ。
「お代は要りませんから、どうかこのことはアブドル様にはご内密に」
マッチョ技師は頭を下げる。彼も大変なのだろう、かえって悪いことした。というか、どうしてスキンヘッドになっているのだ? 先ほどまでは角刈りだったはずだ。
「この通り、頭を丸めましたので、ご容赦ください!」
ああ、謝罪のために髪をそったのか。似たような文化はこの世界にもあるのだな。
というか、そもそもマッチョの男性はスキンヘッドが似合う。髪をそったところで、ただのヘアチェンジにすぎない気がする。そもそもそんな事をする時間があるのなら、早く持ってきてくれたらよかったのに。
とはいえ、無下にするのはかわいそうだ。さっさと帰ってもらおう。
「急いでくれてありがとう、お代は支払うよ」
「いえいえ、滅相もない!!」
大声で拒否するマッチョ技師。
「気にしないでくれ、とにかくありがとう」
面倒くさそうだったので、俺は代金をマッチョ技師の服のポケットにねじ込むと、そのまま強引にドアを閉めた。
「ありがとうございます!!」
大声で感謝の言葉を叫ぶマッチョ技師。大声は台所まで届き、レイナも何事かと心配しているだろう。早く帰ってほしいものだ。
あと一商人の財力に負けるフリージア王国の再建は、やはり大変そうだった。
とはいえレイナへの誕生日プレゼントは間に合ったのは幸運だった。俺は届けてもらった深紅のガーネットの指輪を手に、軽い足取りでリビングへと戻った。
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