たわわなおっぱい勇者さんのエチエチボディーのせいで今日も俺はおっぱいだけを考える

山形 さい

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第1話 ツンデレおっぱい勇者との出会い

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 俺こと、カリラ・ヴァーツァは自分で言うのはなんだが、かなり有名な冒険者だ。

 そのおかげで今日は勇者様がこちらにやってくるらしい。

 噂だと、勇者様は女子らしい。

 ふへへへ、そんな勇者がいるのか!!
 女子だと!?

 さらに噂だと、俺と同じ十七歳だとか……そ、そそるぜ!!

 そんな想いに胸を弾ませて俺は勇者様が来るといわれている冒険者ギルドに向かい、着く。

 すると、すでに冒険者ギルドには勇者様が口を膨らませて待っていた。

 どうやら、少し待たしてしまったらしい。

 冒険者ギルドは中には大きく分けてクエスト受付場と食堂の二つに分けられている。
 そのうち、食堂に彼女はいた。

 どうやら、本当に女子のようだ。

 俺は頭をかきながら勇者様に近づき、「すみませ──」というところで彼女の胸を見て言葉が出なくなる。

「お、遅いわよ!!」

 ぐっ──な、なんという……大きさだ!!

 防具を着ているのにそれでも大きさがわかる。
 ど、ドラゴンの卵級!? だと……。

「ねえ、聞いてるの!? ねえ?」

 いやいやいやいや、そんな大きい……おっぱいがあっていいのか?
 あ、ありえんぞ……お、おかしいだろ?

 あまりのデカさに困惑する俺。

 間違いなく今まで見たおっぱいの中で一番でかい。

「ねえ、本当に聞いてるの?」

 彼女は立ち上がり、俺に顔を近づけたところで、ふと俺は我に帰る。

 か、顔まで可愛いのかよ──ッ!!

 大体のおっぱいが大きいやつは顔はブスだ。
 しかし、彼女は違った……。

 って……そのデカイおっぱいを俺に近づけないでくれ!!
 初対面なのにもうあなたの顔を見るのが恥ずかしくてできないんですけど……。

 俺はキョロキョロとなんとか彼女を視界に入れないように。

「ご、ごめんよ……す、少し緊張してるんだ」
「そう、聞いてるならいいわ! まあ、私は勇者アリサ・バラリだし、その気持ちはよくわかるわよ」

 アリサというのか……。

 すると、アリサはもう一度丸太の椅子に座る。

 それにつられて俺も丸太の椅子に座った。

 こいつ、本当に俺と同い年なのか?
 同い年でこんなたわわなものを持ってていいのか?

「それでだけど、あなたがS級冒険者カリラ・ヴァーツァで間違いないわね?」

 だ、だめだ……話に集中しようとするとついついそのデカイおっぱいに目がいっちまう!!

「そ、そうですけど……」

 次の瞬間、アリサは俺の脛を勢いよく蹴る。

「うあ──っ!!」とその痛みで俺は床に倒れ、痛いがままに転がる。

 俺は足を押さえて泣き目になりながら。

「お、お前、いきなり何すんだよ!!」

 こ、こいつ……ご褒美をくれやがって!!

「当然よ、さっきからキモいのだもの。この、変態カリラ!!」

 ふんっとそっぽを向くアリサ。

 だめだ……どう頑張ってもあのデカイおっぱいにしか胸がいかないんだが。

 俺は立ち上がり、誇りを払い。

「それで、俺を呼び出した理由はなんなんだ?」

 こんなやつといたら頭がピンクで染まってしまいそうだ。
 一刻も早く、ことを終わらせるとしよう。

「タメ口、いい度胸ね!! まあいいわ……そうね」

 アリサは俺の両手を勢いよく、自身の両手で掴む。

 とても暖かい手だ。

 それにしても、おっぱいでけえ!!

 ハッ──また、考えてしまった……集中だ。

 そして、彼女は言った。

「一緒に魔王討伐を手伝って欲しい!!」と──。

 ま、待て……なんなんだその、さ、最高の……提案は──ッ!!

 そ、そうすれば俺は二十四時間ずっとこのたわわなおっぱいを独り占め……ふへへ。
 そうすれば、もしかして、何かあったりして……このおっぱい勇者と脱童貞だって……。

 だから、俺は目を輝かせて。

「はい!!」と返事をした──。

 や、やってしまった……。

 そう、この出会いによって俺の頭はどんどんとおっぱいしか考えられないピンクに染まっていくのだった──。

 よし、とりあえず【スリーサイズ鑑定】でも覚えるとしよう。

───────────────────

童貞の先走りってやつですね!
おっぱい好きな人はお気に入りお願いしますね!





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