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そんなことがあったのが先月。
睦月がこの家に来てから三年目に入った。
家の中ではきわどい服を着せるようになった。履いてるか履いてないかぎりぎりの丈のシャツとか、童貞を殺すセーターとか。もちろん、外に出るときはシンプルなTシャツとか、Gパンに着替えてもらう。
あの後は手をつなぐ以上のスキンシップはない。お風呂も別で入り、夜寝るときも別。
キスも一か月ぶりだ。
イイコにしていた睦月に、一か月に一回のお仕置きの日にした。
出張が決まった時に、先月みたいなことをしようと話すと、睦月は顔を赤らめ嬉しそうにしていた。
私も楽しみなのだが、正直ここ一か月の睦月はいい子でお仕置きすることが何もない。
それに何をどうするかもまだ決めてない。
夕食の片づけを一緒にした後、睦月を見ると嬉しそうだった。
これはちょっとすぐに頭を働かせねばならない。
先にお風呂に入ってもらう。
その間に部屋の段ボールに詰め込んであるおもちゃを取り出した。
腸内洗浄は使用期限が過ぎてしまっていたので、あとで職場に持って行って処分しよう。
こないだは陰茎を責めたけど、今回はどうすべきか……アナルの方はまだ早い気がする。となると、やはり陰茎を責めるしかない。
かといって、尿道責めは敷居が高い。もっと数を重ねてからすべきだし、ちょっとやり方を先輩に聞く必要がある。柏木さんはしってるだろうか……。
いや、それは今回は置いておいて……と。
やっぱり、今回はご褒美にしよう。イイコにしてたのだもの。お仕置きは違う。
睦月の要望に応えることにしよう。スカ系は苦手だからそれは断ろう。いや、小スカしようとしてるのに何言ってんだって話なんだけどさ。
それはそれ、これはこれ。
防音室のベッドの上に布団と、おねしょシーツを敷く。
こないだの布団は捨てた。なぜ捨てたのかは、察してほしい。
コンドームは防音室に設置済み。
睦月がお風呂から出てきたので、続いて私もお風呂に入る。
お部屋に入ってリラックスしていてと言っておいた。
防音室に入ると、睦月はすでに裸になってベッドの上に正座している。私の上げたネックレスだけだ。
まさか、裸になっているとは思わなかった。そんなに楽しみなのか、お仕置きが……。
私はロングTシャツを着ている。ブラは付けてないけど、パンツは履いている。ちょっとかわいい感じのパンツだ。
睦月が正座している正面に私も正座をして向き合った。
「さて、睦月」
「うん」
「ここ一か月、睦月はいい子にしてたわね」
「イイコにしてた」
「もっとわがまま言ってもいいのに……」
睦月は困ったような表情になる。
「でも、いい子だった睦月に、今回お仕置きはありません」
「えっ」
「その代わり、ご褒美を上げようと思います。睦月、何かしたいことはある?ダメなことはだめっていうし、何を言っても嫌いになったりしないから、言って」
こうに言われるのは睦月が苦手だということはわかっている。
いまだに私に嫌われると思っているのだ。
何か言葉を発しようとして、うつむいて、ぱくぱくと口を動かし、キュッと口をむすぶを繰り返す。私は言葉を待つ。睦月は小さな呟きのような声を出した。
「……こないだの時みたいなキスをして」
「わかった」
頬に手を当てると、睦月君が目を閉じた。まつ毛が長い。
カサカサだった唇も今はぷるんとしている。
彼は誰が見ても美青年だ。唇を重ねる。深いキスをした。
睦月の口の中に舌を入れ、口内を舐める。舌を絡ませ、ぐっと奥に舌を入れると、苦しそうな声を出された。角度を変えてもっと深く舌を入れこむ。軽く睦月を押して、ベッドに寝転ばせる。
くちゅくちゅと互いの口から音がし、混ざった唾液が口を伝う。
唇を放すと、口を半開きにして少し息を荒くして、瞳を潤ませている睦月がいた。私はそんなにテクニックもないし、多分下手だ。ちらっと陰茎を見ると、少し立ち上ってきていた。
「他には?」
「………もっと……」
「ん」
同じぐらい深いキスをする。
今度は睦月の下も私の口の中に入れ、舌を絡ましたり、睦月の舌を軽く噛んだりした。
口を離すと、お互いの間に銀色の糸ができて、ぷつりときれた。
「キスだけでいいの?」
「……。……さわって……」
「どこを?」
「ぼくの、からだ……」
私は睦月の体の横にぴたっとなるように体をくっつける。
寝ている睦月の顔が見えるように、体を左側を下にして斜めにした。左側は自分の体を支え、自由な右手で、睦月の頬を撫で、首を伝う。
胸を触る。男の人にしては柔らかい。何か固いものが手に当たった。ぴくんっと睦月が反応し、声が出る。
「ん……ふっ……」
「気持ちいいの?」
「……ぅ、ん……」
ピンと立って、固くなっている乳首をくりくりと弄ってあげる。
左手を自分の口に持ってきて声を出さないようにしている。右腕は私の脇の下を通っているので口元に持ってこれない。その代わりに、私の服をぎゅっとつかんでいる。
男性は乳首が性感帯の人は少ないと聞いた。元彼もここで感じる人はいなかった。ということは、睦月は誰かに調教済みなのだろう。
乳首から手を離し、おへその周りを撫でると、睦月は目を閉じ、体が少し震えた。優しくなでる。しばらく撫でて、中に指を突っ込む。
「ぅあっ……」
くるんと指を回すと、一か所びくっと反応した場所があったので、ぐりぐりと刺激した。
睦月は気持ちよさそうに声を出す。片手で口を押さえてはいるが、抑えきれていない。
「とーこさん、そこ……ぁぅ……んぅ」
睦月の私の服をつかむ手が強くなり、体が大きく反応した。射精はしていない。
なるほど。もしかしたらこれがめすいきってやつなのかもしれない。
おへそへの刺激を継続しながら、睦月を眺めみる。苦しそうなのと気持ちよさそうなのが一緒になったとろんとした顔をしながら、声を出している。腰が浮いて、びくびくっと体を震わせた。
このイキ方は、ちょっとやそっとじゃできないらしい。
職場でそういう話を耳に挟んだ。
職場は大人のおもちゃを企画、開発、販売しているためか、性に対しての話題が寛容だ。下ネタとかそう感じじゃなくて「昨日デートで横浜行ったんだ~」というノリで「昨日の夜、彼がめすいきしちゃったんだ~」っていう話が出る。
つまり、普通の会話なのだ。それが。一年は慣れなかったけど、人間はすぐに慣れる。私もその話をされても普通になった。自分ではしないけど。相手いなかったし。
職場の外ではその辺は弁えてますよ。なんというか、某夢の国のような場所なのだ。某夢の国の中ではキャラクターのカチューシャを付けたりできるけど、某夢の国の外に出るとつけて歩くなんてことはできない。スイッチが切り替わる感じ。
何が言いたいのかというと、職場は性に対しての話題が寛容で、知らないうちに私も知識が増えている。今の睦月の様子も話に聞いたことがあるのでこれがメスイキなんだなってわかった。
だから、つまりは、睦月は乳首で感じたり、おへそでメスイキができるように誰かに調教、開発されているのだ。体を。私の知らない誰かに。
睦月が懇願するように私の名を呼ぶので、唇をふさいだ。おへそへの刺激はやめない。
三回目に体を跳ねさせたところで、おへそから手を離した。
「ぅ……とーこ、さん…おこって、る?」
「ん?」
「ぼく、わるいこだった?」
「いいこだよ」
私は見知らぬ誰かに嫉妬していた。手を下に動かす。お腹の下、足の付け根を優しくなでる。
くすぐったいのか身をよじっている。が、陰茎はさわらない。すでに大きく固くなっていて、先走り汁があふれている。
触れないように、付近を手で撫でる。
「とーこ、さん……」
「なぁに?」
「……あの……」
「うん」
すべすべしている肌だ。お風呂上りには体にも化粧水をつけるように言っているので、その成果が表れているのだろう。
内腿を擦り合わせ、恥ずかしそうにしている。
「ぅ……」
いい子にしていたご褒美の予定が、ちょっと苛めてしまったかもしれない。
優しく竿を包む。
「あっ」
嬉しそうな声が出た。
「イッていいからね?」
にこりと微笑み、軽く唇を重ね、陰茎を上下にしごく。
「んぅ、んっっ、んん!!」
限界は近かったようで、少ししごいただけで、陰茎が震えびゅるっと白い液体が外に出された。
睦月の賢者タイムは短い。賢者タイムが終わったと思うと、手を動かした。先ほど出た睦月の液体で、滑りがよくなっている。
二回目の射精を終える頃には、私の右手が辛くなった。
「ご褒美はこれで終わりでいい?」
「……ぁ……」
そうに聞くと、また何かを言いよどむ。
でも今度はすぐに、
「きすして。おくのほうまで」
と言われたので、最初と同じように深いキスをした。舌を奥に入れるような少し苦しいキスが睦月は好きなようだ。
睦月は両手で私の背中に手を回し、抱きしめる。すがりつくような抱きしめ方だと思った。
睦月はキスが好きなのかと思ったけれど、多分「キスなら断られない」「キスなら大丈夫」と安心できるから私に言うのだろう。
睦月はけなげだが、こういうところは少し嫌だ。言われるまで、自分からは足を開かないことを決めた。挿入も睦月に言われたら受け入れよう。
キスの後は「今日は終りね」と告げる。睦月は何もいう事なく、私の言葉に従う。
今回はコンドームを付けずに射精したので、部屋に飛んでいる。電気を付けてティッシュで拭きとる。お腹は冷やさないようにタオルケットを二枚用意してある。
空調はしっかりきいてるので、ちょうどいい気温だし、空気清浄器もこの一カ月の間に買ったので安心だ。
睦月がもじもじしている。
「どうしたの?」
「……えっと、その、トイレに行って、いい?」
「トイレ?」
「おなか、ぐりぐりされたから、あの……」
「あ、あ~……行ってらっしゃい。出張明けで疲れてるから先に寝るね」
「うん」
お腹を弄られたので、大の方をしたくなったのだろう。
ちょっと申し訳ないことをしてしまった。
睦月が帰ってくるまで起きてようかと思ったのだが、電気を消して横になると、睡魔にまけてすぐに夢の中に入っていった。
この日の為に、かわいいパンツを買ったのに、お披露目せずに終わった事はちょっと残念に思った。
睦月がこの家に来てから三年目に入った。
家の中ではきわどい服を着せるようになった。履いてるか履いてないかぎりぎりの丈のシャツとか、童貞を殺すセーターとか。もちろん、外に出るときはシンプルなTシャツとか、Gパンに着替えてもらう。
あの後は手をつなぐ以上のスキンシップはない。お風呂も別で入り、夜寝るときも別。
キスも一か月ぶりだ。
イイコにしていた睦月に、一か月に一回のお仕置きの日にした。
出張が決まった時に、先月みたいなことをしようと話すと、睦月は顔を赤らめ嬉しそうにしていた。
私も楽しみなのだが、正直ここ一か月の睦月はいい子でお仕置きすることが何もない。
それに何をどうするかもまだ決めてない。
夕食の片づけを一緒にした後、睦月を見ると嬉しそうだった。
これはちょっとすぐに頭を働かせねばならない。
先にお風呂に入ってもらう。
その間に部屋の段ボールに詰め込んであるおもちゃを取り出した。
腸内洗浄は使用期限が過ぎてしまっていたので、あとで職場に持って行って処分しよう。
こないだは陰茎を責めたけど、今回はどうすべきか……アナルの方はまだ早い気がする。となると、やはり陰茎を責めるしかない。
かといって、尿道責めは敷居が高い。もっと数を重ねてからすべきだし、ちょっとやり方を先輩に聞く必要がある。柏木さんはしってるだろうか……。
いや、それは今回は置いておいて……と。
やっぱり、今回はご褒美にしよう。イイコにしてたのだもの。お仕置きは違う。
睦月の要望に応えることにしよう。スカ系は苦手だからそれは断ろう。いや、小スカしようとしてるのに何言ってんだって話なんだけどさ。
それはそれ、これはこれ。
防音室のベッドの上に布団と、おねしょシーツを敷く。
こないだの布団は捨てた。なぜ捨てたのかは、察してほしい。
コンドームは防音室に設置済み。
睦月がお風呂から出てきたので、続いて私もお風呂に入る。
お部屋に入ってリラックスしていてと言っておいた。
防音室に入ると、睦月はすでに裸になってベッドの上に正座している。私の上げたネックレスだけだ。
まさか、裸になっているとは思わなかった。そんなに楽しみなのか、お仕置きが……。
私はロングTシャツを着ている。ブラは付けてないけど、パンツは履いている。ちょっとかわいい感じのパンツだ。
睦月が正座している正面に私も正座をして向き合った。
「さて、睦月」
「うん」
「ここ一か月、睦月はいい子にしてたわね」
「イイコにしてた」
「もっとわがまま言ってもいいのに……」
睦月は困ったような表情になる。
「でも、いい子だった睦月に、今回お仕置きはありません」
「えっ」
「その代わり、ご褒美を上げようと思います。睦月、何かしたいことはある?ダメなことはだめっていうし、何を言っても嫌いになったりしないから、言って」
こうに言われるのは睦月が苦手だということはわかっている。
いまだに私に嫌われると思っているのだ。
何か言葉を発しようとして、うつむいて、ぱくぱくと口を動かし、キュッと口をむすぶを繰り返す。私は言葉を待つ。睦月は小さな呟きのような声を出した。
「……こないだの時みたいなキスをして」
「わかった」
頬に手を当てると、睦月君が目を閉じた。まつ毛が長い。
カサカサだった唇も今はぷるんとしている。
彼は誰が見ても美青年だ。唇を重ねる。深いキスをした。
睦月の口の中に舌を入れ、口内を舐める。舌を絡ませ、ぐっと奥に舌を入れると、苦しそうな声を出された。角度を変えてもっと深く舌を入れこむ。軽く睦月を押して、ベッドに寝転ばせる。
くちゅくちゅと互いの口から音がし、混ざった唾液が口を伝う。
唇を放すと、口を半開きにして少し息を荒くして、瞳を潤ませている睦月がいた。私はそんなにテクニックもないし、多分下手だ。ちらっと陰茎を見ると、少し立ち上ってきていた。
「他には?」
「………もっと……」
「ん」
同じぐらい深いキスをする。
今度は睦月の下も私の口の中に入れ、舌を絡ましたり、睦月の舌を軽く噛んだりした。
口を離すと、お互いの間に銀色の糸ができて、ぷつりときれた。
「キスだけでいいの?」
「……。……さわって……」
「どこを?」
「ぼくの、からだ……」
私は睦月の体の横にぴたっとなるように体をくっつける。
寝ている睦月の顔が見えるように、体を左側を下にして斜めにした。左側は自分の体を支え、自由な右手で、睦月の頬を撫で、首を伝う。
胸を触る。男の人にしては柔らかい。何か固いものが手に当たった。ぴくんっと睦月が反応し、声が出る。
「ん……ふっ……」
「気持ちいいの?」
「……ぅ、ん……」
ピンと立って、固くなっている乳首をくりくりと弄ってあげる。
左手を自分の口に持ってきて声を出さないようにしている。右腕は私の脇の下を通っているので口元に持ってこれない。その代わりに、私の服をぎゅっとつかんでいる。
男性は乳首が性感帯の人は少ないと聞いた。元彼もここで感じる人はいなかった。ということは、睦月は誰かに調教済みなのだろう。
乳首から手を離し、おへその周りを撫でると、睦月は目を閉じ、体が少し震えた。優しくなでる。しばらく撫でて、中に指を突っ込む。
「ぅあっ……」
くるんと指を回すと、一か所びくっと反応した場所があったので、ぐりぐりと刺激した。
睦月は気持ちよさそうに声を出す。片手で口を押さえてはいるが、抑えきれていない。
「とーこさん、そこ……ぁぅ……んぅ」
睦月の私の服をつかむ手が強くなり、体が大きく反応した。射精はしていない。
なるほど。もしかしたらこれがめすいきってやつなのかもしれない。
おへそへの刺激を継続しながら、睦月を眺めみる。苦しそうなのと気持ちよさそうなのが一緒になったとろんとした顔をしながら、声を出している。腰が浮いて、びくびくっと体を震わせた。
このイキ方は、ちょっとやそっとじゃできないらしい。
職場でそういう話を耳に挟んだ。
職場は大人のおもちゃを企画、開発、販売しているためか、性に対しての話題が寛容だ。下ネタとかそう感じじゃなくて「昨日デートで横浜行ったんだ~」というノリで「昨日の夜、彼がめすいきしちゃったんだ~」っていう話が出る。
つまり、普通の会話なのだ。それが。一年は慣れなかったけど、人間はすぐに慣れる。私もその話をされても普通になった。自分ではしないけど。相手いなかったし。
職場の外ではその辺は弁えてますよ。なんというか、某夢の国のような場所なのだ。某夢の国の中ではキャラクターのカチューシャを付けたりできるけど、某夢の国の外に出るとつけて歩くなんてことはできない。スイッチが切り替わる感じ。
何が言いたいのかというと、職場は性に対しての話題が寛容で、知らないうちに私も知識が増えている。今の睦月の様子も話に聞いたことがあるのでこれがメスイキなんだなってわかった。
だから、つまりは、睦月は乳首で感じたり、おへそでメスイキができるように誰かに調教、開発されているのだ。体を。私の知らない誰かに。
睦月が懇願するように私の名を呼ぶので、唇をふさいだ。おへそへの刺激はやめない。
三回目に体を跳ねさせたところで、おへそから手を離した。
「ぅ……とーこ、さん…おこって、る?」
「ん?」
「ぼく、わるいこだった?」
「いいこだよ」
私は見知らぬ誰かに嫉妬していた。手を下に動かす。お腹の下、足の付け根を優しくなでる。
くすぐったいのか身をよじっている。が、陰茎はさわらない。すでに大きく固くなっていて、先走り汁があふれている。
触れないように、付近を手で撫でる。
「とーこ、さん……」
「なぁに?」
「……あの……」
「うん」
すべすべしている肌だ。お風呂上りには体にも化粧水をつけるように言っているので、その成果が表れているのだろう。
内腿を擦り合わせ、恥ずかしそうにしている。
「ぅ……」
いい子にしていたご褒美の予定が、ちょっと苛めてしまったかもしれない。
優しく竿を包む。
「あっ」
嬉しそうな声が出た。
「イッていいからね?」
にこりと微笑み、軽く唇を重ね、陰茎を上下にしごく。
「んぅ、んっっ、んん!!」
限界は近かったようで、少ししごいただけで、陰茎が震えびゅるっと白い液体が外に出された。
睦月の賢者タイムは短い。賢者タイムが終わったと思うと、手を動かした。先ほど出た睦月の液体で、滑りがよくなっている。
二回目の射精を終える頃には、私の右手が辛くなった。
「ご褒美はこれで終わりでいい?」
「……ぁ……」
そうに聞くと、また何かを言いよどむ。
でも今度はすぐに、
「きすして。おくのほうまで」
と言われたので、最初と同じように深いキスをした。舌を奥に入れるような少し苦しいキスが睦月は好きなようだ。
睦月は両手で私の背中に手を回し、抱きしめる。すがりつくような抱きしめ方だと思った。
睦月はキスが好きなのかと思ったけれど、多分「キスなら断られない」「キスなら大丈夫」と安心できるから私に言うのだろう。
睦月はけなげだが、こういうところは少し嫌だ。言われるまで、自分からは足を開かないことを決めた。挿入も睦月に言われたら受け入れよう。
キスの後は「今日は終りね」と告げる。睦月は何もいう事なく、私の言葉に従う。
今回はコンドームを付けずに射精したので、部屋に飛んでいる。電気を付けてティッシュで拭きとる。お腹は冷やさないようにタオルケットを二枚用意してある。
空調はしっかりきいてるので、ちょうどいい気温だし、空気清浄器もこの一カ月の間に買ったので安心だ。
睦月がもじもじしている。
「どうしたの?」
「……えっと、その、トイレに行って、いい?」
「トイレ?」
「おなか、ぐりぐりされたから、あの……」
「あ、あ~……行ってらっしゃい。出張明けで疲れてるから先に寝るね」
「うん」
お腹を弄られたので、大の方をしたくなったのだろう。
ちょっと申し訳ないことをしてしまった。
睦月が帰ってくるまで起きてようかと思ったのだが、電気を消して横になると、睡魔にまけてすぐに夢の中に入っていった。
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