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第1章 後悔と絶望と覚悟と
第9話「美しい花達」
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ラウ、クアン、ミリアの三人が今夜の夜会に着ていくドレスなどの準備の為、ラキやイリーナ、侍女長達に連れ去られ、着せ替え人形の様にされている頃。
ベルクリーノ侯爵家兼キミウの領主――――グラン・ベルクリーノは、煌びやかな装飾が飾り付けられ、香ばしい香りのする料理が壁際に所狭しと並んでいるホールで各地から今回の夜会に集まった各貴族達や自身の知人達と会話を楽しんでいた。
「此度は私達の娘、ラウ・ベルクリーノの誕生日を兼ねた夜会にご出席下さり、誠に有難うございます」
側面がガラス張りのホールでグランが会場に響く声を発した。
それに不満げな声を荒げたのは今夜の招待客である貴族達だ。
「固い! 固いぞ! こんなめでたい日なのだ、そんな固い挨拶を聞きにわざわざ来たわけではないわ!」
真っ先に声を上げたのは、灰色の髪に灰色の瞳が鋭く尖らせる男性。
その男性に続くようにして、他の貴族達も親し気に喋り始めた。
「言い方はあれですが、ベルグロート卿の言う通りですよ。いつもの様に喋ってくれませんか? でないと、我々もますます固くなって、身体まで固まってしまう」
「ははは、そうですな。今夜はめでたい日なのですからな」
「今日でラウ殿は十二歳でしたか。でしたら、もうすぐ学園に通う年齢ですか、早いものですね~。確か、アノミサ伯爵の娘さんも今年で十二歳では?」
「えぇ、そうです。私の娘ももうすぐラウさんと同じ年頃になりますし、同じ学園に入ったら同級生になるんですかね」
「そうですな~。でも、学園に通うまであと四年ありますからな。娘達がどう育つのか楽しみでもありますよ」
「儂の孫共も、ラウちゃんと同じ年齢だからな。馬鹿やらかさないように、今のうちに躾とかないとならん」
「おお、怖い怖い。しかし、ラウ殿はお淑やかで良いですな。ウチのリアンなんて女の子なのだからお淑やかにするよう言っているのですが、お転婆過ぎて困り果ててますよ」
リアンとはラウと同年代のサグミーノ子爵家のご令嬢だ。
噂では、最近、ダンジョンに潜りたがっているとのことだが、子供に冒険心は付き物だ。
それに、最近のラウの行動を見るにやはり血は争えないかと思いつつも、自分のようにはなって欲しくないと心底思う。
「そうか? サグミーノ子爵のリアンちゃんも私の頃に比べれば可愛いものだと思うが。でも、ラウも最近、武術等に興味を持ったみたいでな。何かと私やラキに扱い方を教えてくれと強請られるんで困り果ててな」
事実、前日には武闘大会を見に行くんだと張り切っていた。
親としては、血生臭い戦闘を見せたくはないのだが、愛おしい娘のお願いを一蹴出来る程、強くもないらしい。
今まで勝てないものは頂上の存在だけだと考えていたが、どうも最近、愛おしい娘と妻には何も出来ず惨敗する事が多いのだ。
「まぁ、娘に危険な事をして貰いたくないというのは分かるがな。しかし、それに比べ儂の孫共は、長男はまだ儂に一撃を食らわせる事も出来んし、次男は魔術にハマったようで部屋に篭っとるし、三男なんて世界を旅するんだとか言ってくる始末じゃ」
「まったく、家はこれで終わりか?」とふんと鼻を鳴らして不機嫌さをアピール。
しかし、それに戦々恐々するのは他の貴族達だ。
「いや、ベルグロート卿に一撃当てるのは無理なのでは?」
「ラウさんも将来グラン殿の様にベルグロート卿に師事を願うのだろうか……」
「だ、駄目だ! 師匠には絶対師事はさせん!」
「それにしても、十二歳で一撃当てられたら将来有望ですな、ははは」
「何を言うか! 儂もその年頃には親父に勝ってたわい! のう、グランよ」
そんな笑顔でこちらに振らないで欲しいと頬を若干引きつらせるグラン。
「師匠、私にそれを聞かれても困るのですが……。結局、師匠にはこの歳になっても勝ててませんし」
後半になれば成る程、声が小さくなるのはなんなのだろう?
「そんな十五も下の若造に負けるほど落ちぶれておらんわ!」
「ベルグロート卿に勝てる者なんて想像出来ないですよ————「あなた、お待たせ」」
「やっと終わったわ……」
グラン達が世間話に興じていると、ラウ達の支度が終わったのか、いち早くラキとイリーナがグランの元に戻って来た。
それに伴い、グラン達とは別に周囲で世間話等に興じていた周囲の貴族達やその子供達はその二人を見て俄かに騒ぎ出す。
入ってきた二人の内の一人であるラキは普段の活発なイメージを抑え、自身の眼の夜の海を思わせる様な青藍色のドレスを着用。右足から足先に掛けてスリットが入り、艶めかしい生足がチラチラと見え隠れしている。
それに対し、イリーナは自身の森のエルフだからなのか新緑の森をイメージさせる様な鮮やかな鮮緑色のドレスを着飾っていた。
冒険者ギルドとしての威厳もあるのか、背中をバッサリと出すドレスだが、それを流した金髪が遮り、動いた時にしか見えないという意地悪さを見せる。
元々、キミウの冒険者には一番愛され、恐れられる二人の姿に貴族達はどこか呆けた様に目に焼き付ける。
「おぉ、流石はラキ夫人とイリーナ嬢」
「お二人共、綺麗ですわ……」
「本当、綺麗……」
「あれが深青姫と金緑姫か」
「やはり、ラキ様とイリーナ嬢は美しいな」
「あぁ、全くだ。それに、今回は初めてグラン殿とラキ様の娘さんが表舞台に出るからな」
「ウチの息子には頑張ってもらわんとな」
「は……はい。父上」
「あれ? そういえばイグニ様はどうしたんだ?」
「あぁ、なんでも王都で起こってるアレで引っ張りだこだからな」
「『消霊』って言われてるやつか。そんなに厄介なのか?」
「なんでも、貴族、平民関係なく消えるって事件だろ。しかも、何が厄介ってその犠牲になった人物には全く共通点が無く、単独犯か複数犯かも不明。更に動機も分からんとなればお手上げ状態さ」
「消霊か……」
「それに、どうも帝国と聖国が裏で通じてるんじゃないかという噂もあるしな」
ホールで各々他の貴族や参加者達が色々な話を飛ばし合う。
賞賛の声や世間話など。貴族達の話題は尽きない。
「おう。ラキ、イリーナ、ラウ達はどうだった?」
「三人共、バッチリ可愛くして来たわ」
「ラキったら、ラウの事でも張り切ってたのに、あんな可愛い子が更に二人もいるなんて知ってから張り切っちゃってね。大変だったのよ……」
「ラウの友達は一人はミリアちゃんと聞いているが、もう一人は誰なんだ?」
「クアンちゃんって子よ。冒険者をやってるらしいんだけど、凄く礼儀正しい子でね。あの髪といい口調といい多分あの子は―――――「そんな事よりラキ、その三人の着付けも終わって、それに他の客も待ち侘びてる様だし、そろそろ本日の主役を出してもいいんじゃない?」―――――えぇ、まぁそれもそうね。じゃあ三人共、いらっしゃい」
そうラキが言った瞬間、ホールに入るための扉が侍女達の手によって重々しく開く。
シックな色の扉が開かれ、恐る恐る入り込む三人の姿。
その瞬間、誰もが思わず息を飲んでしまう程の美があった。
そこに居たのはラウ、ミリア、クアンの三人であったがその三人は十二歳という幼いながらもラキやイリーナに負けず劣らずの美貌。
そして各々に似合うようにと仕立てた三人共にそれぞれの特徴を最大限に活かしたドレスと薄く塗られた化粧と相まってとても十二歳が放つものとは思えない程に美しかった。
ベルクリーノ侯爵家兼キミウの領主――――グラン・ベルクリーノは、煌びやかな装飾が飾り付けられ、香ばしい香りのする料理が壁際に所狭しと並んでいるホールで各地から今回の夜会に集まった各貴族達や自身の知人達と会話を楽しんでいた。
「此度は私達の娘、ラウ・ベルクリーノの誕生日を兼ねた夜会にご出席下さり、誠に有難うございます」
側面がガラス張りのホールでグランが会場に響く声を発した。
それに不満げな声を荒げたのは今夜の招待客である貴族達だ。
「固い! 固いぞ! こんなめでたい日なのだ、そんな固い挨拶を聞きにわざわざ来たわけではないわ!」
真っ先に声を上げたのは、灰色の髪に灰色の瞳が鋭く尖らせる男性。
その男性に続くようにして、他の貴族達も親し気に喋り始めた。
「言い方はあれですが、ベルグロート卿の言う通りですよ。いつもの様に喋ってくれませんか? でないと、我々もますます固くなって、身体まで固まってしまう」
「ははは、そうですな。今夜はめでたい日なのですからな」
「今日でラウ殿は十二歳でしたか。でしたら、もうすぐ学園に通う年齢ですか、早いものですね~。確か、アノミサ伯爵の娘さんも今年で十二歳では?」
「えぇ、そうです。私の娘ももうすぐラウさんと同じ年頃になりますし、同じ学園に入ったら同級生になるんですかね」
「そうですな~。でも、学園に通うまであと四年ありますからな。娘達がどう育つのか楽しみでもありますよ」
「儂の孫共も、ラウちゃんと同じ年齢だからな。馬鹿やらかさないように、今のうちに躾とかないとならん」
「おお、怖い怖い。しかし、ラウ殿はお淑やかで良いですな。ウチのリアンなんて女の子なのだからお淑やかにするよう言っているのですが、お転婆過ぎて困り果ててますよ」
リアンとはラウと同年代のサグミーノ子爵家のご令嬢だ。
噂では、最近、ダンジョンに潜りたがっているとのことだが、子供に冒険心は付き物だ。
それに、最近のラウの行動を見るにやはり血は争えないかと思いつつも、自分のようにはなって欲しくないと心底思う。
「そうか? サグミーノ子爵のリアンちゃんも私の頃に比べれば可愛いものだと思うが。でも、ラウも最近、武術等に興味を持ったみたいでな。何かと私やラキに扱い方を教えてくれと強請られるんで困り果ててな」
事実、前日には武闘大会を見に行くんだと張り切っていた。
親としては、血生臭い戦闘を見せたくはないのだが、愛おしい娘のお願いを一蹴出来る程、強くもないらしい。
今まで勝てないものは頂上の存在だけだと考えていたが、どうも最近、愛おしい娘と妻には何も出来ず惨敗する事が多いのだ。
「まぁ、娘に危険な事をして貰いたくないというのは分かるがな。しかし、それに比べ儂の孫共は、長男はまだ儂に一撃を食らわせる事も出来んし、次男は魔術にハマったようで部屋に篭っとるし、三男なんて世界を旅するんだとか言ってくる始末じゃ」
「まったく、家はこれで終わりか?」とふんと鼻を鳴らして不機嫌さをアピール。
しかし、それに戦々恐々するのは他の貴族達だ。
「いや、ベルグロート卿に一撃当てるのは無理なのでは?」
「ラウさんも将来グラン殿の様にベルグロート卿に師事を願うのだろうか……」
「だ、駄目だ! 師匠には絶対師事はさせん!」
「それにしても、十二歳で一撃当てられたら将来有望ですな、ははは」
「何を言うか! 儂もその年頃には親父に勝ってたわい! のう、グランよ」
そんな笑顔でこちらに振らないで欲しいと頬を若干引きつらせるグラン。
「師匠、私にそれを聞かれても困るのですが……。結局、師匠にはこの歳になっても勝ててませんし」
後半になれば成る程、声が小さくなるのはなんなのだろう?
「そんな十五も下の若造に負けるほど落ちぶれておらんわ!」
「ベルグロート卿に勝てる者なんて想像出来ないですよ————「あなた、お待たせ」」
「やっと終わったわ……」
グラン達が世間話に興じていると、ラウ達の支度が終わったのか、いち早くラキとイリーナがグランの元に戻って来た。
それに伴い、グラン達とは別に周囲で世間話等に興じていた周囲の貴族達やその子供達はその二人を見て俄かに騒ぎ出す。
入ってきた二人の内の一人であるラキは普段の活発なイメージを抑え、自身の眼の夜の海を思わせる様な青藍色のドレスを着用。右足から足先に掛けてスリットが入り、艶めかしい生足がチラチラと見え隠れしている。
それに対し、イリーナは自身の森のエルフだからなのか新緑の森をイメージさせる様な鮮やかな鮮緑色のドレスを着飾っていた。
冒険者ギルドとしての威厳もあるのか、背中をバッサリと出すドレスだが、それを流した金髪が遮り、動いた時にしか見えないという意地悪さを見せる。
元々、キミウの冒険者には一番愛され、恐れられる二人の姿に貴族達はどこか呆けた様に目に焼き付ける。
「おぉ、流石はラキ夫人とイリーナ嬢」
「お二人共、綺麗ですわ……」
「本当、綺麗……」
「あれが深青姫と金緑姫か」
「やはり、ラキ様とイリーナ嬢は美しいな」
「あぁ、全くだ。それに、今回は初めてグラン殿とラキ様の娘さんが表舞台に出るからな」
「ウチの息子には頑張ってもらわんとな」
「は……はい。父上」
「あれ? そういえばイグニ様はどうしたんだ?」
「あぁ、なんでも王都で起こってるアレで引っ張りだこだからな」
「『消霊』って言われてるやつか。そんなに厄介なのか?」
「なんでも、貴族、平民関係なく消えるって事件だろ。しかも、何が厄介ってその犠牲になった人物には全く共通点が無く、単独犯か複数犯かも不明。更に動機も分からんとなればお手上げ状態さ」
「消霊か……」
「それに、どうも帝国と聖国が裏で通じてるんじゃないかという噂もあるしな」
ホールで各々他の貴族や参加者達が色々な話を飛ばし合う。
賞賛の声や世間話など。貴族達の話題は尽きない。
「おう。ラキ、イリーナ、ラウ達はどうだった?」
「三人共、バッチリ可愛くして来たわ」
「ラキったら、ラウの事でも張り切ってたのに、あんな可愛い子が更に二人もいるなんて知ってから張り切っちゃってね。大変だったのよ……」
「ラウの友達は一人はミリアちゃんと聞いているが、もう一人は誰なんだ?」
「クアンちゃんって子よ。冒険者をやってるらしいんだけど、凄く礼儀正しい子でね。あの髪といい口調といい多分あの子は―――――「そんな事よりラキ、その三人の着付けも終わって、それに他の客も待ち侘びてる様だし、そろそろ本日の主役を出してもいいんじゃない?」―――――えぇ、まぁそれもそうね。じゃあ三人共、いらっしゃい」
そうラキが言った瞬間、ホールに入るための扉が侍女達の手によって重々しく開く。
シックな色の扉が開かれ、恐る恐る入り込む三人の姿。
その瞬間、誰もが思わず息を飲んでしまう程の美があった。
そこに居たのはラウ、ミリア、クアンの三人であったがその三人は十二歳という幼いながらもラキやイリーナに負けず劣らずの美貌。
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