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6.どう見ても恋人同士
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「っ! ど、どちら様ですか?」
そうなるわよね。
「……通りすがりに水色の赤ちゃんドラゴンを保護した者です。図書館の近くで迷子になっていたので連れてきました。では、これで失礼します」
「グオォォォ――!」
「ちょちょっと、お待ちくださいっ!」
「わぁ、なんてうつく……」
「ガァァァ――ッ!」
カ、カオスだ……。
「おらっ、みんな静まれ」
低いバリトンボイスが響き渡ると、団員だけでなくドラゴンまで一瞬で静かになった。大声ではないのに腹の奥にズンと響くような不思議な声。
「アロルド団長!」
アロルド団長……ってことは、第一魔獣騎士団の団長さん?
そこに現れたのは赤みがかった茶髪に金瞳、無精ひげのイケおじ。魔獣騎士団の制服を着崩し、シャツの間からはマッチョな胸筋が……! はわわ。
そんな、どう見てもモテ男のアロルドがくしゃくしゃの髪をかき上げながら近づいてきた。
「アロルド・エードルンドだ。君があの子を連れてきてくれたんだって? 悪かったな」
男の色気ムンムンのアロルドは三十半ばを過ぎた頃だろうか。渋みがいい感じに出てますね。前世オジサマ好きだった花咲さくら的に、たまらないです。
「いえ、大丈夫です。それではこれで……」
「執務塔の方から来たんだろう? 歩くには距離もあるし、魔獣車で送らせるよ」
確かに。これ以上歩くと明日は筋肉痛で動けなくなりそう。それなら、ここは素直に甘えておこう。
「では、よろしくお願いします……」
赤ちゃんドラゴンにお別れをし、手配してくれるという魔獣車の元へ向かう。アロルド団長の後に続きながら、魔獣騎士団専用のグラウンド沿いを歩いている時だった。
土煙が舞う広大なグラウンドに、大きな塊がいくつか見えた。その姿形を認識し、心臓がぎゅうっと締め付けられる。遠い昔、夫の勇姿を見にパレードを見学しに行った以来だ。
「グリフォン……」
「ん? ああ。この時間帯、ここは第二魔獣騎士団が使用するんだ」
「あ……」
ルートヴィヒ様だ。黒髪をなびかせグリフォンから降りた彼。すりすりと相棒らしきグリフォンの首のあたりをなでている。
その隣には並走していたグリフォンから降りたソフィア王女。
二人は向き合って何か話しているようだけど、私は読唇術もできないし、ここからじゃとてもじゃないけどわからない。でも、なんだか仲が良さそうなのはわかる。
そのうち、背を向けて歩き出したルートヴィヒ様の背中にソフィア王女が飛びついた。
まるでおんぶをせがむような、恋人たちのイチャイチャタイムというような。
誰がどう見ても恋人同士というような。
「っ!」
思わず顔を背けてしまった。こういう想像はたくさんしてきたけど、実際に見るのは初めてだ。両手の拳で思いっきり胸を叩かれたように痛い。
ああ、王城になんて来るんじゃなかったという後悔と、実際に見たことで吹っ切れたでしょう?という諦念がせめぎ合う。
目を伏せると、アロルド団長がバリトンボイスで私の耳元にささやいた。
「グリフォンたちが君のことを気にしているね」
「……え?」
おそるおそるグランドに目を向けると、確かにグリフォンたちが一斉にこちらを見ている気がする。だけど、私じゃなくてアロルド団長を見ているのでは?
「いやいや、……ふ~ん、そうか……。まあ、いい。ああ、レディこちら側へ。私が視界を遮りましょう」
「っ! あ、ありがとうございます」
なんて気が利く方なのかしら……!
アロルド団長は私が名前を名乗らなかったことで何かを察したのか、最後まで尋ねることはなかった。
やっぱり、モテるイケおじはスマートだし、距離感が抜群にいいのよね。
――そんなこんなで帰宅した私だったのだけど。
珍しく夕食の席に現れたルートヴィヒ様はすこぶる不機嫌だった。
「……今日は王城へ何をしに?」
話しかけられるなんて、何か月ぶりだろう。
「調べ物があって図書館へ行きました」
「……むやみやたらに男と接するのは感心しないな」
「え……?」
まるで王城に行って男漁りをしていたような言われっぷりに目を瞬かせた。
そういうルートヴィヒ様こそ、ずいぶん王女様と距離が近かったようですが……?
ご存じないでしょうけど、あなたが王女といちゃいちゃしているところ、私この目で見ましたよ?
麗しい黒瞳がじっと私を見つめてくる。普段視界に入れようともしないくせに、こんな時だけはそんな風に私を見つめるのね。クラリスの恋心がちくっと痛んだ気がした。
……残念ながら男性とむやみやたらに接触はしていません。濡れ衣、反対。
だけど、反論する気力もない。だって、もう決めつけているんでしょう?
不毛な会話を続けてこれ以上嫌われるのもつらすぎる。
「……以後、気をつけます」
「……ああ」
ルートヴィヒ・レーンクヴィストの妻として、悪評を立てるなとでも釘を刺したかったのかしら。残念ながらルートヴィヒ様と王女様を邪魔する悪女としてすでに有名なんですが?
ああ、それとも、もし事実なら王女殿下と一緒になれるいい口実だと思ったのかな。
その後の食事は会話もなく、ひとりで食べるのと変わらない静かな夕食だった。
それにしても、王城へ行ったことを誰から聞いたんだろう。執事? 身分証を提示したから、衛兵の詰所経由で連絡がいったのかしら。
まあ……、どっちでもいっか。
「さあ。明日から忙しくなるわ。早く寝なくっちゃ」
そうなるわよね。
「……通りすがりに水色の赤ちゃんドラゴンを保護した者です。図書館の近くで迷子になっていたので連れてきました。では、これで失礼します」
「グオォォォ――!」
「ちょちょっと、お待ちくださいっ!」
「わぁ、なんてうつく……」
「ガァァァ――ッ!」
カ、カオスだ……。
「おらっ、みんな静まれ」
低いバリトンボイスが響き渡ると、団員だけでなくドラゴンまで一瞬で静かになった。大声ではないのに腹の奥にズンと響くような不思議な声。
「アロルド団長!」
アロルド団長……ってことは、第一魔獣騎士団の団長さん?
そこに現れたのは赤みがかった茶髪に金瞳、無精ひげのイケおじ。魔獣騎士団の制服を着崩し、シャツの間からはマッチョな胸筋が……! はわわ。
そんな、どう見てもモテ男のアロルドがくしゃくしゃの髪をかき上げながら近づいてきた。
「アロルド・エードルンドだ。君があの子を連れてきてくれたんだって? 悪かったな」
男の色気ムンムンのアロルドは三十半ばを過ぎた頃だろうか。渋みがいい感じに出てますね。前世オジサマ好きだった花咲さくら的に、たまらないです。
「いえ、大丈夫です。それではこれで……」
「執務塔の方から来たんだろう? 歩くには距離もあるし、魔獣車で送らせるよ」
確かに。これ以上歩くと明日は筋肉痛で動けなくなりそう。それなら、ここは素直に甘えておこう。
「では、よろしくお願いします……」
赤ちゃんドラゴンにお別れをし、手配してくれるという魔獣車の元へ向かう。アロルド団長の後に続きながら、魔獣騎士団専用のグラウンド沿いを歩いている時だった。
土煙が舞う広大なグラウンドに、大きな塊がいくつか見えた。その姿形を認識し、心臓がぎゅうっと締め付けられる。遠い昔、夫の勇姿を見にパレードを見学しに行った以来だ。
「グリフォン……」
「ん? ああ。この時間帯、ここは第二魔獣騎士団が使用するんだ」
「あ……」
ルートヴィヒ様だ。黒髪をなびかせグリフォンから降りた彼。すりすりと相棒らしきグリフォンの首のあたりをなでている。
その隣には並走していたグリフォンから降りたソフィア王女。
二人は向き合って何か話しているようだけど、私は読唇術もできないし、ここからじゃとてもじゃないけどわからない。でも、なんだか仲が良さそうなのはわかる。
そのうち、背を向けて歩き出したルートヴィヒ様の背中にソフィア王女が飛びついた。
まるでおんぶをせがむような、恋人たちのイチャイチャタイムというような。
誰がどう見ても恋人同士というような。
「っ!」
思わず顔を背けてしまった。こういう想像はたくさんしてきたけど、実際に見るのは初めてだ。両手の拳で思いっきり胸を叩かれたように痛い。
ああ、王城になんて来るんじゃなかったという後悔と、実際に見たことで吹っ切れたでしょう?という諦念がせめぎ合う。
目を伏せると、アロルド団長がバリトンボイスで私の耳元にささやいた。
「グリフォンたちが君のことを気にしているね」
「……え?」
おそるおそるグランドに目を向けると、確かにグリフォンたちが一斉にこちらを見ている気がする。だけど、私じゃなくてアロルド団長を見ているのでは?
「いやいや、……ふ~ん、そうか……。まあ、いい。ああ、レディこちら側へ。私が視界を遮りましょう」
「っ! あ、ありがとうございます」
なんて気が利く方なのかしら……!
アロルド団長は私が名前を名乗らなかったことで何かを察したのか、最後まで尋ねることはなかった。
やっぱり、モテるイケおじはスマートだし、距離感が抜群にいいのよね。
――そんなこんなで帰宅した私だったのだけど。
珍しく夕食の席に現れたルートヴィヒ様はすこぶる不機嫌だった。
「……今日は王城へ何をしに?」
話しかけられるなんて、何か月ぶりだろう。
「調べ物があって図書館へ行きました」
「……むやみやたらに男と接するのは感心しないな」
「え……?」
まるで王城に行って男漁りをしていたような言われっぷりに目を瞬かせた。
そういうルートヴィヒ様こそ、ずいぶん王女様と距離が近かったようですが……?
ご存じないでしょうけど、あなたが王女といちゃいちゃしているところ、私この目で見ましたよ?
麗しい黒瞳がじっと私を見つめてくる。普段視界に入れようともしないくせに、こんな時だけはそんな風に私を見つめるのね。クラリスの恋心がちくっと痛んだ気がした。
……残念ながら男性とむやみやたらに接触はしていません。濡れ衣、反対。
だけど、反論する気力もない。だって、もう決めつけているんでしょう?
不毛な会話を続けてこれ以上嫌われるのもつらすぎる。
「……以後、気をつけます」
「……ああ」
ルートヴィヒ・レーンクヴィストの妻として、悪評を立てるなとでも釘を刺したかったのかしら。残念ながらルートヴィヒ様と王女様を邪魔する悪女としてすでに有名なんですが?
ああ、それとも、もし事実なら王女殿下と一緒になれるいい口実だと思ったのかな。
その後の食事は会話もなく、ひとりで食べるのと変わらない静かな夕食だった。
それにしても、王城へ行ったことを誰から聞いたんだろう。執事? 身分証を提示したから、衛兵の詰所経由で連絡がいったのかしら。
まあ……、どっちでもいっか。
「さあ。明日から忙しくなるわ。早く寝なくっちゃ」
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